2025-04-21

替え歌にしやすい曲が売れる説

最近ふと思ったんだけどさ、ヒット曲法則って色々言われるじゃん? コード進行がどうとか、BPMがどうとか。でも、もっと単純な法則がある気がするんだよね。

それは、「替え歌にしやすい曲は売れる」ってこと。

考えてみてほしいんだけど、学校休み時間とか、部活応援とか、会社忘年会とかでさ、なんかみんなで歌う時って、元々あるヒット曲歌詞を変えて歌うこと多くない?

子供の頃なんか、童謡とかアニメソングとか、CMソングとか、意味不明歌詞に変えてゲラゲラ笑いながら歌ってた記憶、誰にでもあると思うんだ。

あれって、なんでかって言うと、元のメロディーシンプルで覚えやすいからなんだよな。リズムがはっきりしてて、口ずさみやすい。特にサビがキャッチーで、短いフレーズを繰り返すような曲。こういう曲は、元の歌詞を知らなくてもメロディーだけで何となく乗れるし、だからこそ、そこに新しい言葉を当てはめやすい。

で、ここから重要なんだけど、そうやって替え歌として消費されることで、元の曲の認知度がめちゃくちゃ上がると思うんだ。

面白い替え歌流行ると、「これ元ネタなんだっけ?」って原曲を聴きに行く人が出てくる。SNS動画サイト替え歌がバズれば、それに比例して原曲への注目も集まる。結果的に、原曲のヒットにつながったり、ロングヒットになったりするんじゃないかと。

最近ヒット曲を見てても、TikTokとかで一部分だけ切り取られて、全然違う文脈で使われたり、面白い振り付けと一緒に替え歌っぽく使われたりしてる曲って多い気がする。それも広い意味での「替え歌のしやすさ」が関係してるんじゃないかな。

みんなが参加しやすく、いじりやすい「余白」がある曲。そういう曲が結局、多くの人に広まって、結果的に「売れる」につながるんじゃないか

もちろん、音楽的に凝った曲とか、歌詞がすごく深い曲がヒットすることもあるし、替え歌にしやすいからって全部が売れるわけじゃないけどさ。

でも、「覚えやすくて」「口ずさみやすくて」「いじりやすい(替え歌やすい)」っていうのは、ヒットの一つの大きな要因になってる気がするんだよな。

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