2015-11-08

中高一貫進化している

兵庫県な某進学校を数十年前に卒業した中年だが。

あの学校、「地アタマがいい生徒が、多数在籍してた」というだけで、学校自体は、そんなにカリキュラムを工夫してなかったんだなあ、と最近思うようになった。

というのは、今子供中学受験を控えていて、首都圏のいろんな中高一貫校説明会を回ってるが、各校の取り組みが、数十年前の某校と、全然違うのよ。

ネイティブ英語教師の在籍なんて当たり前だし、「高校2年の時に、全員が2週間、アメリカホームステイして、アイビーリーグ研究室セッション」なんてのが、

当たり前のように行われていて腰抜かした。

キャリア教育」ということで、社会人OBを呼んできてセッションしたり、或いは医学部志望な生徒のために「医学部体験」ということで、手術室立ち入り体験したり。

中1の4月の時に、仲間意識を高めるために「オリエンテーション合宿」するのが、当たり前になってるのね。

在校中に「論文」を書いたり、ゼミ形式の討論授業なんてのも、当たり前にように行われている。

一方、数十年前の某校なんて、英語教師日本人だけだったし、授業は日本語だったし、修学旅行国内(自分達は九州、上の学年は東北)だったし。

中1の冬休みスキー合宿はあったケド、オリ合宿なんて、なかった。

授業は「一方通行」が当たり前で、ゼミ形式なんて存在してなかった。まあ教室の後ろで有志が放課後ゼミ的な議論やってたりしていたが。

それでも東大100人近く合格できてたから、特に問題なかったのか?

というわけで、この数十年で、すっかり中高一貫教育進化してるなあ、おみそれしました、というのが本音だが、今の母校は、教育どうなってるのかね?

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