ワイドショーや過去の知事の出自を見ていくと知名度がとにかく大事と言われた東京都知事選。
滝川クリステルが出るとか出ないとか話題になっていたことからもよくわかる。
落胆したり、東京ダサいと言い放ったりするような人がいるようだが、
今までの傾向からすれば当然のことだと思う。
結局のところ、本気で都知事になるつもりならば下記のどちらかを行う必要があった。
1.マスメディアに主要候補と扱ってもらえるようなPR活動など
2.マスメディアに取り扱ってもらわなくても当選するような何か
正攻法でいくなら1については最低条件で、
振り返ってみればチャンスはあったように思う。
というのも、今回主要な立候補者が揃うのがとにかく遅かったので、
立候補者が揃う前までに体制を整えて政策を提示すればよかった。
一気に知名度を上げることが出来たはずだ。
にも関わらず、NHKの「ニッポンのジレンマ」に出たいとかいう
心底くだらない理由で、立候補が遅れに遅れ、細川さんや舛添さんよりも後に立候補。
この段階で彼が正攻法での選挙方法で勝つ道は絶たれたと言ってもよい。
そして、絶たれた道を更に断ったのはホリエモンの記者会見同席で、
本を出して、仮出所したら禊が終わったとばかりに、
相変わらず暴言を吐きまくって日々印象を悪くしているが、
そもそも一般の人はホリエモンの本を読まないし、
読んでいてもどんどん印象が悪くなるしと
一緒に出てくるメリットがほとんどない上に、デメリットは多い。
一方、マスメディアに取り上げられずに戦う方法は今のところ確立されていない。
ただ、こっちの方法を選んだときにやらなければならないことは明確で
マスメディアでは取れず、かつ自分に有利な層が積極的に投票したくなるための活動
ということになるだろう。
本人はツイキャスしてればいいんじゃんみたいなことを言っていたらしいが、
そんなしょぼい話ではなく、
立候補の時点で興味があろうとなかろうと、とにかく興味を持ってもらい、
その人たちがどんな予定が入っていようが投票にいかせる
という難易度の超高いことを行う必要があった。
にも関わらず、少なくとも私の耳には
家入一真が何か選挙活動をしているという情報がほとんど入ってこなかった。
私はtwitterもfacebookも使っていてそれなりにネットに親しんでいるつもりだが、
彼が立候補したことの是非を問う声はあっても、
彼が何かをアピールしているのをほとんど聞かなかった。
彼が真剣に(もしくは本当に)都知事になりたいと考えているとはとても思えなかったし、
そう思わせるだけの行動もなかったように思う。
当選すると思ってた人は何を根拠にそう言っているのか全くわからないし、
見る目がないと思うし、本当にアホなのではないかと思う。
祭ぽく、身内では盛り上がって楽しかったね。
とか言ってるぐらいがちょうどいい感じだったのではと思うのだけど。
http://anond.hatelabo.jp/20140212193657
そんな中、家入一真(家入かずま)が落選したことで、 落胆したり、東京ダサいと言い放ったりするような人がいるようだが、 予備校はみんなつぶれろの人ですか? http://news.infosee...