2015年10月05日
2015シーズンを振り返る
自然渓流も禁漁に入り、これで渓魚たちも釣り人に邪魔されること
なく、安心してイチャイチャすることができるでしょう。(笑)
さて釣り人の方は、今年も渓流シーズンを振り返る時期になりました。
このブログでは恒例になりましたが、まずはデータを見てみましょう。
(遠征などは含まず、近隣自然渓流のみの釣行データとなります。)
残念ながら、今年は8月終盤から9月に掛けて釣果が振るわず、
1釣行当たりの平均釣果数は昨年を若干下回ってしまいました。
反面、この辺では良型と呼べる20cm+の釣果数・率は、例年を上
回っています。私の釣りスタイルが、自然にチビより良型狙いに
変わってきているのかもしれません。(でも今年は、8寸以上は、
バラしたことはあっても、手にすることはできませんでした…汗)
※ 2013年から下降傾向にあるのがちょっと気になります…
さて、今年9月は3回の釣行で合計6尾しか釣れないという大貧果。
そして、データを眺めていたら、反対に4月は4回行って、ツ抜けが
3回、平均12尾!ひょっとして、これって、釣っている季節のせい?
…と、疑ってみたくなりますよね?(自分のせいにしたくないのが、
釣り〇鹿の性?)
そこで、実際に統計的にはどうだろうかと2009年からの7年間の
データを月別にぜ~んぶまとめて、月別の1釣行当たりの平均
尾数を調べてみました。(7年間で合計189回の釣行、1038尾の
釣果なら、十分なサンプル数と言えるでしょう…学術調査?笑)
※ 2008年は、まだ釣果が少なかったので含めていません。
確かに今年のグラフ(赤いバー)は変動が激しいですが、7年間の
グラフ(青いバー)を見ると、そんなに激しく変動していないのが、
見て取れます。7年間の全体の平均釣果は1釣行当たり5.5尾です
から、そこからどの月もせいぜい1~2尾多いか少ないかという
違いに過ぎません。この差が統計的優位性を示すものかはわかり
ませんが、青いバーをよく見ると、4月と6月は多め、9月は少な目と
なります。
まあ、結論としては、今年9月の貧果は若干の季節の影響はある
もののその他の要因によるものの方が大きいのではないでしょう
か?(川の状況、先行者、そして、何より釣り人の未熟さ?…汗)
そして、もうひとつ…
月別グラフを見ていて、もうひとつ気付いたのですが、シーズンの
流れとして、5月だけ、4月と6月の間でポコンと釣果が下がっている
ように見えません?5月のデータがもっと高ければ、綺麗に流れる
ようなグラフになりますよね?(春先の寒い時期から一気に釣れる
ようになり、夏の暑さに伴い徐々に釣果が下がる…みたいなストー
リーが成り立ちます。)
5月のこのドロップ… 何故でしょうね?私にとっては謎です…
この時期、この辺で雪代とかはないはず?… GWの影響?
さてさて、続いて恒例の「渓流アワード2015年版」にしましょう!
なく、安心してイチャイチャすることができるでしょう。(笑)
さて釣り人の方は、今年も渓流シーズンを振り返る時期になりました。
このブログでは恒例になりましたが、まずはデータを見てみましょう。
(遠征などは含まず、近隣自然渓流のみの釣行データとなります。)
残念ながら、今年は8月終盤から9月に掛けて釣果が振るわず、
1釣行当たりの平均釣果数は昨年を若干下回ってしまいました。
反面、この辺では良型と呼べる20cm+の釣果数・率は、例年を上
回っています。私の釣りスタイルが、自然にチビより良型狙いに
変わってきているのかもしれません。(でも今年は、8寸以上は、
バラしたことはあっても、手にすることはできませんでした…汗)
※ 2013年から下降傾向にあるのがちょっと気になります…
さて、今年9月は3回の釣行で合計6尾しか釣れないという大貧果。
そして、データを眺めていたら、反対に4月は4回行って、ツ抜けが
3回、平均12尾!ひょっとして、これって、釣っている季節のせい?
…と、疑ってみたくなりますよね?(自分のせいにしたくないのが、
釣り〇鹿の性?)
そこで、実際に統計的にはどうだろうかと2009年からの7年間の
データを月別にぜ~んぶまとめて、月別の1釣行当たりの平均
尾数を調べてみました。(7年間で合計189回の釣行、1038尾の
釣果なら、十分なサンプル数と言えるでしょう…学術調査?笑)
※ 2008年は、まだ釣果が少なかったので含めていません。
確かに今年のグラフ(赤いバー)は変動が激しいですが、7年間の
グラフ(青いバー)を見ると、そんなに激しく変動していないのが、
見て取れます。7年間の全体の平均釣果は1釣行当たり5.5尾です
から、そこからどの月もせいぜい1~2尾多いか少ないかという
違いに過ぎません。この差が統計的優位性を示すものかはわかり
ませんが、青いバーをよく見ると、4月と6月は多め、9月は少な目と
なります。
まあ、結論としては、今年9月の貧果は若干の季節の影響はある
もののその他の要因によるものの方が大きいのではないでしょう
か?(川の状況、先行者、そして、何より釣り人の未熟さ?…汗)
そして、もうひとつ…
月別グラフを見ていて、もうひとつ気付いたのですが、シーズンの
流れとして、5月だけ、4月と6月の間でポコンと釣果が下がっている
ように見えません?5月のデータがもっと高ければ、綺麗に流れる
ようなグラフになりますよね?(春先の寒い時期から一気に釣れる
ようになり、夏の暑さに伴い徐々に釣果が下がる…みたいなストー
リーが成り立ちます。)
5月のこのドロップ… 何故でしょうね?私にとっては謎です…
この時期、この辺で雪代とかはないはず?… GWの影響?
さてさて、続いて恒例の「渓流アワード2015年版」にしましょう!
☆ ベストプロポーション賞
ベストプロポーション賞には、この1尾を選びました。
・ 7月20日 ヤマメ23cm 記事: 『夏用ベストの新調&入魂』
堰堤一個下の枝が複雑に邪魔する流れ。
ドルフィンライズで出てくれた、グラマラス&ワイルドなヤマメです!
流れにフライを届けて、流して、掛けて、そして、取り込む…
すべてが上手く行って、こんな素敵なヤマメに出逢えました!
☆ ベストヒット賞
たまたまかも?という疑いはあるものの、私にしては 技術的に
「上手く」釣り上げることができた魚に与えられる賞です。
今年はこちら…
・ 4月25日 ヤマメ20.5cm 記事: 『フェルトソールの貼り替えとテスト釣行』
長~いゆったりした流れで、ライズを発見!
でも、こういうライズを取る釣りがめっぽう苦手な私…
しかもオフショルダーで結構な距離をキャスティングしなければ
なりません。
姿勢を低くしてズルズルと射程距離まで移動。
そして、フライを魚の上流1.5m位に何とか届けて、
仕留めることができました。
自分にとって進歩を感じた一尾にこの賞を贈りましょう!
☆ ラッキー賞
フライを流しさえしていれば釣れることだってある!ということで
創った賞ですが、今年は状況がラッキーだったという一尾です。
・ 5月10日 ヤマメ21cm 記事: 『デジカメポーチ・ライナー作成』
たまたま、フライを流したら、すぐそばで良い魚がボコッとライズ!
思わず合わせを入れたのですが、フライの位置と魚の位置は
明らかに違いました。
そこで、もう少しフライを大回りさせて流して、何とかライズ場所を
通過させると、こいつが釣れました!
この日は、それまで結構厳しかっただけに、こんな出遭いは
ラッキーと言えるのではないでしょうか?
☆ ベストイワナ賞
・ 6月13日 イワナ23cm 記事: 『ホーム・スイート・ホーム』
魚の出そうな気配がムンムンするポイントってありますよね?
ここもそのひとつ。
実際、4月に同じ流れで、大物が出るもすっぽ抜け…
その時はヤマメかと思っていましたが、多分こちらのイワナだっ
たのでしょう。
ちょっとひょろっとした、優しい色合いの「リベンジ」イワナ君に
今年のベストイワナ賞を贈りましょう!
☆ シーズンMVF (Most Valuable Fish)
今年は最後に逃した魚のことばかりが記憶に残り、MVFは
該当なしとしようかとも思いましたが、釣行記を振り返ると、
実はシーズン初頭に喜びに満ちた釣行がありました!
・ 4月5日 ヤマメ21cm 記事: 『情けは人の為ならず』
この21cmの錆の入ったヤマメは、シーズン開始後初めての
良型でした。この日を期に最高の4月が始まったわけですから
そのきっかけだったヤマメに今年のMVFを与えることにしました。
###
というわけで、振り返ってみれば、今年も綺麗な渓魚たちにたくさん
出逢うことができました。
また、近隣自然渓流だけでなく、遠征コラボ釣行や新規渓流開拓など、
他にも釣友や溪魚との思い出もいっぱいです!
美しい渓魚たち、今年もありがとう!来年もよろしく!
<遠征釣行で出逢ったヤマト(?)イワナ!>
ベストプロポーション賞には、この1尾を選びました。
・ 7月20日 ヤマメ23cm 記事: 『夏用ベストの新調&入魂』
堰堤一個下の枝が複雑に邪魔する流れ。
ドルフィンライズで出てくれた、グラマラス&ワイルドなヤマメです!
流れにフライを届けて、流して、掛けて、そして、取り込む…
すべてが上手く行って、こんな素敵なヤマメに出逢えました!
☆ ベストヒット賞
たまたまかも?という疑いはあるものの、私にしては 技術的に
「上手く」釣り上げることができた魚に与えられる賞です。
今年はこちら…
・ 4月25日 ヤマメ20.5cm 記事: 『フェルトソールの貼り替えとテスト釣行』
長~いゆったりした流れで、ライズを発見!
でも、こういうライズを取る釣りがめっぽう苦手な私…
しかもオフショルダーで結構な距離をキャスティングしなければ
なりません。
姿勢を低くしてズルズルと射程距離まで移動。
そして、フライを魚の上流1.5m位に何とか届けて、
仕留めることができました。
自分にとって進歩を感じた一尾にこの賞を贈りましょう!
☆ ラッキー賞
フライを流しさえしていれば釣れることだってある!ということで
創った賞ですが、今年は状況がラッキーだったという一尾です。
・ 5月10日 ヤマメ21cm 記事: 『デジカメポーチ・ライナー作成』
たまたま、フライを流したら、すぐそばで良い魚がボコッとライズ!
思わず合わせを入れたのですが、フライの位置と魚の位置は
明らかに違いました。
そこで、もう少しフライを大回りさせて流して、何とかライズ場所を
通過させると、こいつが釣れました!
この日は、それまで結構厳しかっただけに、こんな出遭いは
ラッキーと言えるのではないでしょうか?
☆ ベストイワナ賞
・ 6月13日 イワナ23cm 記事: 『ホーム・スイート・ホーム』
魚の出そうな気配がムンムンするポイントってありますよね?
ここもそのひとつ。
実際、4月に同じ流れで、大物が出るもすっぽ抜け…
その時はヤマメかと思っていましたが、多分こちらのイワナだっ
たのでしょう。
ちょっとひょろっとした、優しい色合いの「リベンジ」イワナ君に
今年のベストイワナ賞を贈りましょう!
☆ シーズンMVF (Most Valuable Fish)
今年は最後に逃した魚のことばかりが記憶に残り、MVFは
該当なしとしようかとも思いましたが、釣行記を振り返ると、
実はシーズン初頭に喜びに満ちた釣行がありました!
・ 4月5日 ヤマメ21cm 記事: 『情けは人の為ならず』
この21cmの錆の入ったヤマメは、シーズン開始後初めての
良型でした。この日を期に最高の4月が始まったわけですから
そのきっかけだったヤマメに今年のMVFを与えることにしました。
###
というわけで、振り返ってみれば、今年も綺麗な渓魚たちにたくさん
出逢うことができました。
また、近隣自然渓流だけでなく、遠征コラボ釣行や新規渓流開拓など、
他にも釣友や溪魚との思い出もいっぱいです!
美しい渓魚たち、今年もありがとう!来年もよろしく!
<遠征釣行で出逢ったヤマト(?)イワナ!>
Posted by jbopper at 23:23│Comments(6)
│2015シーズン
この記事へのコメント
緻密なデータの分析が、きっと来年へと繋がることだべ。
魚たちも、元気に来年も出てくれるといいですな。
魚たちも、元気に来年も出てくれるといいですな。
Posted by the-kingfisher at 2015年10月07日 12:45
> the-kingfisherさん
貯まったデータを分析するのは、ちょっと楽しかったりします。
でも、実はデータ分析より釣りの修業の方が必要かもしれません…(汗)
貯まったデータを分析するのは、ちょっと楽しかったりします。
でも、実はデータ分析より釣りの修業の方が必要かもしれません…(汗)
Posted by jbopper at 2015年10月07日 23:09
こんにちは。
今年もたっぷり釣りましたねー。
4月が一番いいというのはまさに同感です。
私はくもの巣が苦手で6月から8月始めまでくもの巣の少ないところにエスケープしてしまいますが、こうしてみるとけっこう釣れていて驚きです。さすがです!
今年もたっぷり釣りましたねー。
4月が一番いいというのはまさに同感です。
私はくもの巣が苦手で6月から8月始めまでくもの巣の少ないところにエスケープしてしまいますが、こうしてみるとけっこう釣れていて驚きです。さすがです!
Posted by wind knot at 2015年10月08日 11:39
> wind knotさん
4月の好釣、魚が動き始め、釣り人への警戒心も薄いのでしょうか?
蜘蛛の巣、私はあまり気にしません。
むしろ、先行者なしの証しとして Welcomeだったりして…(笑)
4月の好釣、魚が動き始め、釣り人への警戒心も薄いのでしょうか?
蜘蛛の巣、私はあまり気にしません。
むしろ、先行者なしの証しとして Welcomeだったりして…(笑)
Posted by jbopper at 2015年10月10日 23:31
jbopperさん、こんにちは!
データに基づく分析に敬服いたします。
5月に釣果が落ちるのが、興味深いですね。
GWに人出が多くなり、6月になるとみんな鮎に行ってしまう、というのはチョット短絡過ぎ?
データに基づく分析に敬服いたします。
5月に釣果が落ちるのが、興味深いですね。
GWに人出が多くなり、6月になるとみんな鮎に行ってしまう、というのはチョット短絡過ぎ?
Posted by papachan at 2015年10月11日 12:14
> papachanさん
確かにGW中、釣り人が多くて、魚たちも教育されるのかも
しれませんね。1か月かけて、徐々にそれが元に戻るとか?
そんなこんなを考えるのも、オフの楽しみでしょうか?(笑)
確かにGW中、釣り人が多くて、魚たちも教育されるのかも
しれませんね。1か月かけて、徐々にそれが元に戻るとか?
そんなこんなを考えるのも、オフの楽しみでしょうか?(笑)
Posted by jbopper at 2015年10月11日 16:53