[MD]群雄割拠フェス「KYOUTOU昆虫デッキ」の話

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今回のフェスは「獣戦士族」「獣族」「鳥獣族」「昆虫族」「爬虫類族」の5種族縛り。
パッと見で3種族のトライブリゲードを連想したけど、流石にリボルトなど一部は禁止されているみたいね。

自分はフェスではKozmoをよく使いますが、種族が「機械族」「サイキック族」なため今回はおやすみ。

という事でどんなデッキを組むか迷ったのですが、この5種族だと一番なじみがあるのは壊獣のガダーラや蟲惑魔が一部属する昆虫族。
ただ、せっかくなので馴染みはあるけど、普段は使わなさそうな要素を軸にしてみました。
それが壊獣テーマの壊獣カウンター。

デッキレシピの話:


モンスター(27枚):
URレベル2増殖するG3枚
Rレベル2寄生虫パラノイド2枚
Rレベル3ゴキポール1枚
Rレベル3騎甲虫スカウト・バギー3枚
Rレベル3騎甲虫スケイル・ボム2枚
Nレベル3ジャイアント・メサイア1枚
Nレベル4共振虫2枚
Rレベル4ランカの蟲惑魔3枚
Rレベル4キノの蟲惑魔1枚
SRレベル7粘糸壊獣クモグス2枚
URレベル7騎甲虫スティンギー・ランス3枚
Rレベル8怪粉壊獣ガダーラ2枚
SRレベル8重騎甲虫マイティ・ネプチューン1枚
URレベル9樹冠の甲帝ベアグラム1枚

魔法カード (9枚)
URおろかな埋葬1枚
UR封印の黄金櫃1枚
UR妨げられた壊獣の眠り1枚
SR騎甲虫降下作戦2枚
NKYOUTOUウォーターフロント2枚
UR墓穴の指名者2枚

罠カード (4枚):
UR無限泡影3枚
SR騎甲虫空殺舞隊1枚

EXデッキ (15枚):
URレベル9完全態・グレート・インセクト2枚
URランク3No.3 地獄蝉王ローカスト・キング1枚
URランク4鳥銃士カステル1枚
URランク4アロメルスの蟲惑魔1枚
SRリンク2甲虫装機ピコファレーナ2枚
Nリンク2虫忍ハガクレミノ1枚
SRリンク2騎甲虫アームド・ホーン2枚
SRリンク3セラフィム・パピヨン2枚
URリンク3スケアクロー・トライヒハート1枚
URリンク3アティプスの蟲惑魔1枚
URリンク4大騎甲虫インヴィシブル・アトラス1枚





主役カードの話:

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壊獣自体はよく見かけるテーマですが、基本はそのリリース能力を活かした汎用除去札としての活用。
ただ、壊獣自体はもう一つほとんど使われない主要ギミックとして壊獣カウンターというものがあるんですよね。

ということで壊獣用のフィールド魔法を主軸にしました。
フィールドのカードが墓地に行くたびにカウンターが乗り、3つ以上の場合は壊獣のサーチが可能。こちらの効果は何とカウンター等の消費はなし。
さらに破壊される時にカウンターを身代わりにできるため、場持ちが良いのも特徴ですね。



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そしてエースカードのクモグス。

壊獣はリリースによる除去後はバニラとして扱われますが、壊獣カウンターがあれば実はかなり強力な効果を持っています。
クモグスの効果はカウンター2つ消費で、相手の召喚・特殊召喚時にデビルズチェーン効果。効果無効により展開を妨害できるだけでなく、攻撃も封じるため戦闘破壊も妨害できます。

最大の強みはターン1がないため、カウンターさえあれば1Tで何度も妨害できること。ウォーターフロントは墓地に行くたびにカウンターが乗るため、魔法やEXデッキからの展開でも供給され3回4回と妨害できることも。


ウォーターフロントが引けないこともありますが、その場合は普通に除去札として使えるのも強みです。



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昆虫族は疑似手札誘発が多いのも特徴。
増殖するGは説明不要として、寄生虫パラノイドはクモグスを自分の場に出す援護をしてくれます。

効果は場のカードに装備カードとして張り付き、種族の昆虫族変化と昆虫族相手の効果と攻撃無効化。フリーチェーンのため相手の効果を弾くのに使えるほか、種族縛りが付いたEXデッキを昆虫族に変えて妨害するトリッキーな使い方も。

そして②の効果で装備カード扱いのこのカードが墓地へ行くと、レベル7以上の昆虫族を召喚条件を無視して特殊召喚可能。
この効果でクモグスを出せる他、レベル7が多数採用されているので無駄になりにくいです。



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もう一つの手札展開として採用しているのがジャイアント・メサイヤ。
相手の攻撃に反応して特殊召喚され、手札か墓地の昆虫族を装備カードとして装備可能。墓地のパラノイドや昆虫族の要「共振虫」を再利用することが可能に。

ほか、昆虫族が戦闘を行う際にお互いの場のカードを1枚破壊できるため、疑似的な手札妨害として活用できます。



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そしてこれらの装備モンスターを活用することで、グレート・インセクトを特殊召喚可能。
特にジャイアント・メサイヤは1枚で条件の守備力2000を満たせるのが強いですね。

特徴としてフィールド魔法がある場合、バトルフェイズに相手のモンスターの全破壊。
ここで場持ちが良いウォーターフロントが活きてきます。



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他の主力テーマとして、ビートルーパーを採用しています。
スカウト・バギーで展開して、アームド・ホーンで召喚という展開力が強力ですが、スティンギー・ランスが条件付きの墓地妨害の手札誘発として使えるのも強力です。

自分の墓地の昆虫族と、相手の墓地のモンスターをデッキに戻すため、蘇生を妨害したり自分の増殖するGを墓穴から守ったりと応用力はあります。
さらに場に出るとビートルーパー魔法・罠をサーチできるため、攻める時や魔法罠を割る時は「効果作戦」、守りを固める時は「空殺舞隊」を準備します。



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さらに昆虫族と言えば共振虫。
墓地に行くとレベル5以上の昆虫族をサーチできるため、壊獣2種の他にビートルーパ上級などを持ってこれます。
もう一つの除外された場合に墓地肥やしも、昆虫族は墓地の昆虫族を除外する効果持ちが多いため簡単に条件を満たせます。



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墓地に落とす最有力候補がゴキポール。
レベル4昆虫族を手札に加えられるため、おろかな埋葬や黄金櫃をサーチカードとして利用可能です。。



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ゴキポールから持ってくるのがランカの蟲惑魔。
召喚時に蟲惑魔をサーチできるため、ここからのキノの蟲惑魔を加え特殊召喚。レベル4の昆虫族が2枚並ぶためX召喚なりL召喚なりで展開を伸ばせます。



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もう一つの墓地送り候補がベアグラム。
「昆虫族」「植物族」を3枚手札・墓地から除外することで、手札墓地から特殊召喚可能。

3400打点も優秀ですが、昆虫族・植物族以外のフィールドのカードを全破壊可能。自分のデッキはほぼ昆虫族のため、実質的に相手のカードのみ破壊する事が可能です。

昆虫族の展開力で大量展開後に、墓地のカードを使ってワンキルを後押しできる切り札ポジションになります。



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他、昆虫族の基本的なリンクが入っていますが、中でもピコファレーナはこのデッキだと重要ですね。
デッキから昆虫族モンスターを装備カードとして張り付けるため、先ほどの装備カード付モンスターで特殊召喚できるグレートインセクトに利用かな。
また、パラノイドを付ける事で、クモグス&ガダーラの特殊召喚にも利用できます。

ピコファレーナ以外のモンスターが必要なため、最低でも3枚必要で初動では狙いにくいのが難点と言えば難点でしょうか。



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そんなこんなで最終的にはインヴィンシブル・アトラスに繋いでの全力攻撃が勝ちパターンになります。
また、スティンギー特殊召喚でカウンター罠を置いて妨害を構えられるのが強い。



デッキパワーの話:

多分、今回のフェスとしてはかなりパワー高めでしょうか。

増G・無限泡影の6枚の他、パラノイド、スティンギー、ジャイアント・メサイアが条件付きで手札からの妨害札にできるため、奇襲性がかなり高めになっています。

妨害に関しては魔法罠の妨害札はないものの、モンスター妨害に関しては「クモグス」「ローカスト・キング」「無限泡影」「騎甲虫空殺舞う隊」で大量の無効化が可能。
墓地展開も「スティンギー・ランス」「墓穴の指名者」があり、高耐性モンスターを出されても壊獣で対処できるため、対モンスターに関してはかなり圧強めです。
 

先行で妨害を構えるのも悪くないですが、後攻で手札誘発妨害しつつ、圧倒的展開力でワンキルを狙えるため、勝率は50%超えで中々のモノでした。
 
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