[Steam]錬金術で遺跡攻略を目指す、サイゲ製のローグライトアクション「リトル ノア 楽園の後継者」のプレイ感想

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グラブルとかウマ娘でお馴染み、サイゲ製のローグライトアクションゲーム。

Steamの紹介文でもお手軽とありましたが、丁寧な説明や簡単に遊べるシステム、そして程よい長さの内容がローグライト初心者にもおすすめなゲームに思えました。
もちろんやりこみ要素もあるので、ある程度ガッツリやりたい人にも安心かな?
 



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リトルノアはオリジナルゲーム・・・・ではなく、実は2015年頃から4年ほど続いていたソシャゲでした。

生産施設や壁などを自由に配置し、外敵を自動攻撃する施設で敵を迎撃する箱庭タワーディフェンス。
及びユニットを編成して限られた数で、敵の資源を奪ったり箱庭を攻め落とすタワーオフェンス。
二つの要素をもった対人型の箱庭ストラテジーゲームという感じです。


ちなみに私もプレイヤーだったので、発表を聞いたときは嬉しかったです。
登場するユニットとかアイコンとか施設とか、当時のIPが活用されていてホント懐かしいですわ。



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物語はノアさんの乗る方舟 (空飛ぶ小さな島型の飛行艇)が墜落したところからスタート。

方舟を修理するために近くの遺跡を探索することになり、不思議な出会いや謎を巡ってなんやかんや冒険になるという感じですね。
時々挟まるイラストややり取りがホント癒されますわ。



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ゲームはチュートリアル付きでスタート。説明などはかなり丁寧に作られているので分かりやすいです。

そしてこのゲームの最大の特徴が、攻撃は主人公のノアさんではなく、アストラルと呼ばれるユニットが行うこと。
ソシャゲ時代もこのアストラルを大量召喚して敵陣に流し込み、施設を破壊するというシステムでした。それが召喚という形でうまくアクションでも再現されていて良いです。



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アストラルごとに異なる攻撃方法を持っており、ボタン連打のコンボで先頭から順に召喚されていくというシステムです。

近くを斬るベーシックな攻撃から、ノアと一緒に飛んだり突撃したりするもの、さらには画像のような飛び道具主体のアストラルも存在します。
これらをうまく組み合わせてオリジナルコンボを編み出すのが一つの醍醐味ですね。


ちなみに通常攻撃枠のほか、スキル枠(Y/B)という2系統に分かれています。
スキル枠は攻撃が変化し強力になりますが、5s~15s程度のCTが存在し、連発はできないという仕組みです。一方で通常攻撃は1s程度なので、実質連打可能という感じですね。



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ローグライトということで基本的には短いマップをクリアし、道中でアストラルやアクセサリといった強化アイテムを拾いつつ、次々とマップを走破していくスタイルとなっています。


1エリアは5MAPに分かれており、3と5MAPがボス戦という形になってます。各MAPはそこまで広くないので、割と気軽に遊べるボリュームに感じました。
実際にゲーム自体は1周長くても1時間もあれば、ラストまで全て走破できるぐらいの長さです。



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そしてゲームオーバー(もしくはラスボス撃破)で1ゲーム終了。

その時に手に入れたアイテムは全てロストとなりますが、マナに変換されて永続強化要素に使用できるようになります。
この辺はローグライトではお馴染みのシステムですね。



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スタート地点となる拠点の方舟。
ここに見える範囲が全部ノアさんの所有する舟ってことで、ファンタジー系ソシャゲの主人公の中でもとんでもない移動手段・・・というか拠点をお持ちな気がする。


錬金術、火・水・風の属性チェンジができる、空飛ぶ舟で旅する、etc。
属性モリモリなので同じサイゲ同士、グラブルとコラボしないかなぁ・・・・・。

※過去に一方通行コラボしていて、ビィ君が出張しています。



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手に入れたマナは方舟の修復に使用可能で、直した施設によって永続する恩恵を受けるようになります。
これによって最初は中々進めない遺跡も楽になっていきます。

攻撃やHPなんかは最大改造で2倍近く差が付きますし、ある程度の改造段階は早めに進めたいですね。あとは遺跡内で回復できるポーション周りは早めに進めておきたいかな。



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遺跡内では様々な地形がお出迎え。綺麗な地形が多いのでこれだけでも結構楽しめます。

そして入手できるアストラルによって攻撃やコンボが大きく変わるため、毎回違った進め方ができて中々面白いです。
最初はかなりしょぼい攻撃なんだけど、道中アイテムの集まり次第でのインフレ率は高いため、うまく編成組めると終盤は序盤では考えられないような火力がでて楽しいですわ。



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あと攻撃枠に組み込んだアストラルは画像みたいにノアさんの後ろをついてきてくれます。
これがまた可愛らしくて、リトルノアの魅力の一つじゃないかなと思います。

ソシャゲ時代はこのアストラルたちが自分たちでとことこ歩いて、一生懸命施設を攻撃したりしてくれたんですよね・・・・。ユニットも可愛らしいのが多いですし、あの魅力が当ゲームでもうまく再現されているのが良いですわ。



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ちなみにローグライトで終了時に持ち物はロストするため、アストラルも遺跡に入る度に初期の3匹は固定です。
そのため道中でどれだけ集められるかは一つのカギとなりますね。

また、アストラルは同じものを集めるとLvUPで強化され、3キャラ集めるとアビリティも解放されます。お金でアストラル等を買えるショップや、3つの選択肢から1つ選べる施設なども遺跡にはあるので、うまく活用して揃えていきたいところ。



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あとこのゲーム一つ特筆すべきことがあって・・・・。
遺跡内を探索中に自由にマップを見れるのですが、なんと制圧した部屋は自由にワープできます!


ローグライトゲームはマップランダムで探索というのは共通なんですが、システム上全ての部屋を探索したくなるんですよね。そうなると面倒なのが、ゴールと真逆の部屋を最後に開いたとき、ゴールまでひたすら走り抜ける必要があること。

ワープゲートが設置されていて短縮できるゲームはあるのですが、このゲームは探索終わったらゴールの部屋へワープ。部屋が一個埋まってなかったから、前の部屋までワープ。


さらに回復アイテムや宝箱取り忘れていると、部屋にアイコン表示が出るのも最高です。
これ他のローグライトゲームやったことある人だと、どれだけありがたいか分かってくれるはず。



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攻撃のアストラルやステータス強化のアクセサリはレアリティは3段階。最高ランクの星3も割と序盤から見かけるので、その辺は割とゆるーい感じがしました。


ちなみに画像は星3のヒルデさんがなぜか4人揃ったの図。この回はよくわからない運で最終的に6人揃いました。

ただ、こうなったら無敵かと言えばそうではないのが面白いところ。広範囲を切りつけくれて確かに強いけど、ノアさんの硬直が若干長いため、全部出し切るまでに数秒間棒立ちになるんですよね。

アーマー系の敵相手だと、総合火力を活かしきれずといった感じでした。




という感じで、元ストラテジーゲームがうまい具合にアクションゲームに変貌を遂げていてビックリでした。

ゲームの中身もそこは流石のサイゲというべきか、色々なローグライトが研究されているようで、システムとしてもかなり面白く仕上がっています。

ボリューム自体は少なめで、EDへ行くまで自分だと5時間かからないぐらいでした。ただ施設の全開放や称号等のやりこみ要素の他に、HELLモードと呼ばれる地獄のモードも用意されており、やりこみプレイヤー向けの要素もしっかり用意されています。

また、今後のアプデでボスラッシュなども計画されているようです。





お値段は1,500円で当然日本語には完全対応。
またDLCでプリコネやウマ娘の衣装コラボ含む、アストラルの追加等の拡張パックもでています。DLC2まで合わせて+500円。

ローグライト好きならハマる事間違いないし、丁寧なつくりになっているのでローグライトを触ったことが無い人にもおすすめです。
 
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