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韓国 これぞ全体主義国家

 今月18日、韓国で『親日反民族行為者財産調査委員会』というやたら長い名前の委員会が発足しました。この委員会は日韓併合に至る過程、日本統治時代に『日本に協力した』人達、あるいはその子孫の財産を調査し、没収するかどうか決める委員会だそうです。

 この委員会発足によって、いよいよ韓国で本格化する親日派弾圧。事後法だ遡及立法禁止の原則違反だという指摘も何のその、今度はこんなんなってます。こちらをご覧下さい。(Yahoo ニュースから以下引用※韓国語)

■ヨルリン・ウリ党:「ハンナラ党9人、親日派財産還収法に反対した」

ヨルリン・ウリ党の盧雄来(ノ・ウンネ)公報副代表が、親日反民族行為者財産還収法の賛否投票時に反対票を投じたハンナラ党議員らの実名を公開して、猛攻を浴びせた。盧議員の公開した名簿は、孔星鎮(コン・ソンジン)、金ヨンドク、金忠環(キム・チュンファン)、徐秉洙(ソ・ビョンス)、劉スンミン、李方鎬(イ・バンホ)、李仁基(イ・インギ)、李在雄(イ・ジェウン)、朱豪英(チュ・ホヨン)議員の9人だ。

盧雄来公報副代表は29日の国会本会議の終了後に国会記者室を訪れて、「驚愕すべき、衝撃的なことだが、親日反民族行為者が不当に取得した財産を還収するという法案に、反対する人がいた。同僚議員として、他の議員の名前を公表することは望ましくはないが、私自身が悪口を言われてでも、我が国の子供たちに悪い教訓を与えないため名前を公表する」として、名簿を公開した。

この日の本会議での投票は記名投票で行なわれたことから、反対票を投じたハンナラ党議員らは、概ね所信による投票と見られる。

名前が挙げられたハンナラ党の孔星鎮議員は、30日の本紙の電話取材に対して、「法案の趣旨には原則的に同意する」としながらも、「しかし曖昧な基準で、既に半世紀が過ぎたことをそんなふうに扱うというのは原則に反することだ」と反対理由を明らかにした。

孔星鎮議員は、盧雄来公報副代表が実名を公開したことについて「感情的な仕打ち」だとしたうえで、「記名投票だから、盧公報副代表がそんなふうに発表しなくてもいずれ分かることだったが、そんな調子で発表したというのは、一方的偏見によって政治争点化しようとするものだ」と批判した。孔議員はまた、「ヨルリン・ウリ党が過去史問題で敵味方に分けようとするものであり、意図が純粋ではないということを示すものだ」と付け加えた。

(訳文は2chから頂きました。)


 うわー・・ここまでやるか。相変わらず韓国は『凄い』なあ。さて、まず驚いたのは、この法案に反対したのがたったの9名であること。過去に遡って『親日』であったという理由で私有財産を没収するというトンデモない法案に対して、反対がわずか9名・・これは明白な憲法違反であるという指摘が韓国内でもあったはずですがスルー。親日=反民族というレッテルは、これほど強力なんですね。

 で、続いての驚きは『既に半世紀が過ぎたことをそんなふうに扱うというのは原則に反する』と正論を述べた人も『趣旨には同意する』と、親日派を弾圧すること自体には反対していない様子。さらに驚いたのは、たった9名の反対者も許せない!と名簿を公開して糾弾する議員がいる・・ああ恐ろしい。


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関連エントリー1:韓国 『見よ!この国民性の違い』
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関連エントリー3:韓国 日帝憎けりゃ松まで憎い

コメント

古い!

これに似た法案って戦前の日本にもありましたよね。
治安維持法。
姦国の歴史って日本の歴史よりも数十年送れてる。やっぱり民主主義後進国。

しばらくして政権が変わったら“親北朝鮮派財産還収法”とかもカネ欲しさにつくったりなんかもやらかしそうで異次元の人々の潜在能力には今後注目したいですね。毎度おなじみのワーワーキャーキャーっぷりがなんかオモシロそうだし。

しょうがないやね

>「法案の趣旨には原則的に同意する」
そうでも言っておかないと政治生命の終焉を迎えるから出た言葉ではないかと。
そのうちこの9名はハンナラ党から追放されるんではないか、等と思ってしまいますね。郵政民営化反対を思い出しました。

他人のことを嗤えん

遡及法だろうと事後法だろうと、所詮かの国のことと気楽にアザ嗤っておりましたが・・・・

法律ではなかったと思いますが、政令だか通達だかで日本も似たような遡及令がありましたネ。戦後に出さた公職追放令というやつが。

まあ、あまり他人のことを嗤えんなァ~

「親日反民族行為者財産還収法」

>ふよふよ さん
「治安維持法」を韓国の今次の悪法・愚法と一緒にされるのはどうかと。
http://ja.wikipedia.org/wiki/治安維持法
反ソ・反共産主義という国是と普選法を踏まえた法律で、遡及立法じゃないと思いますが。

>光源氏 さん
「公職追放令」は米軍・GHQ占領下の出来事です。歴史的には吉田茂とマッカーサーとの裏取引とかいろいろ言われていますが、占領下であったことを考えていただきたい。主権は日本になかったのです。

韓国の法意識は、日本との関連ではなく李氏朝鮮との連続性を感じます。いわゆる党争と連座制ですね。
日本統治時代に朝鮮総督府が制定した諸法律・法制には遡及法制はなかったと推測します。もちろん連座制も。

今回のことは、来年の大統領選挙の前哨戦が始まったということなんでしょう。ウリ党の標的は朴槿惠氏です。
日本の自民党総裁選挙がいかに真っ当かと思います。

やじざむらいさま、こんばんわ。

韓国は本当に一体どこへ行くのですかね?
「親日派の弁明」という書籍は発禁扱いだというし、異見を述べる自由も雰囲気も韓国政治とマスコミにはありません。いったい自分たちが世界(民主主義社会)からどう見られているか分かっているのでしょうか。
ところで、朝日の例の右翼による加藤氏宅への放火事件の記事。なんか変にはしゃぎすぎですよね。そういったところを記事にしてみましたので、話題が異なって恐縮ですが、TBさせてくださいね。

北方領土海上でおきた、日本漁民射殺の事件を受け
>どんな事情があろうと、「正義」の仮面を被った感情に流されず、まず法律を尊重する精神というのは、簡単なようでいてなかなか実践できない民主主義の核心です。
と、いう記事を書いているブログがあります。
特定アジアはもとより、欧米でも遵法精神という面においては、日本より劣っているのかもしれない。

↑  東海散士さま
>占領下であったことを考えていただきたい。主権は日本になかったのです。

難しい問題ですね。GHQ施政権のもとで、日本人が選んだ日本人の議員によって明治憲法から新憲法へと日本の国会で承認され、様々な法が施行された時代でした。
何れにしろ、日本人が選んだ日本人の議員によって、一種の遡及法である公職追放令はジャスティファイされたのは確かではないでしょうか。

なかなか凄いですが、いっそのこと「親日討伐委員会」くらいやってくれないと日本にはメリットがありません。
日本企業との取引き禁止、日本への渡航禁止なんて大歓迎。
「日本に行った奴を見かけたら刑務所へ叩き込もう!」という雰囲気が広がると、日本の治安が良くなるんですけどね。(笑)

こうした暴挙を見て、口を出すのは内政干渉だからと平然としている日本の政治家やマスコミの気持ちが分からない。理屈も何もなく、日本への嫌がらせでやる施策に、ただ手を拱いている人権派の方々よ。平和主義者よ。こんな事が21世紀の世界で、それも平和国家日本のすぐ隣で、これ見よがしに行われる事がいかに異常なことか理解できないのだろうか。決然としてその非を訴えてしかるべきである。
直接苦情を言うことが憚られるのなら、せめて日本の世論に訴えて欲しい。日本の各地から澎湃として非を唱える声が上がるなら、日本もまだ見捨てたものではない。しかし、この問題に見てみぬ振りをする政治勢力があるのなら、末代までその非情さを咎められるだろう。
大統領が代わる日まで待つというのか。その間に、日本人の拉致問題と同じように、取り返すことの出来ない月日が過ぎ去るのだ。いま声を上げずしていつ上げるのか。対抗すべき手立ては無数にあるはずだ。・・・ということを主張するのは無理なのでしょうか。

退化民国!

 日本の影響を排除しつつ、「心の自主近代化の萌芽」を探り続けたが、そんなものある訳はなく、反日憎悪・嫉妬の気分のままに流されて、日本統治時代の近代主義を捨て去り、挙げ句は法治主義の根幹を無視する「遡及法」まで作ってしまった。
 病的自己愛で水ぶくれになった韓国は、自らの手で先進国と呼ばれる機会を殺してしまったのだなぁ。

「公職追放」について

>光源氏 さん
http://ja.wikipedia.org/wiki/公職追放令
おっしゃるとおりですね。
私自身きちんと事実をおさえていないので、ご教授くださればと思います。

「就職禁止、退官、退職等ニ関スル件」(公職追放令、昭和21年勅令第109号)
勅令ですから、国会議員が賛成したんでしょうね。しかし、鳩山一郎(これは吉田「謀略」?)や徳富蘇峰、正力松太郎はともかく、松下幸之助、石橋湛山、円谷英二、渋沢敬三の追放とは何なんでしょうか。とくに石橋湛山、渋沢敬三両氏の追放には深い憤りを感じます。
そう考えれば、遡及立法による不法・不正義な裁判・処罰の筆頭には「極東国際軍事裁判」(いわゆる東京裁判)や多くのBC級裁判があがるのではないでしょうか。
いずれにしても、公職追放は不当・不法です。私たちが決して忘れてはいけないことです。

いまの北朝鮮や文革時代の中国をみて戦前の日本と同じと表現する人がいます。これは基本的に間違いだと思っています。確かに全体主義でしたが それは戦時体制化の数年のこと、それを選んだのは日本国民でした。だから私たちはA級戦犯のみに責任を押し付けられないのです。いやそもそも日本だけの責任だったのかという疑問があるのです。またそんな中でも遡及法などという近代的法治主義に反することにまでは決してありませんでした。戦中も戦前も法治と法理論に忠実でありたいと努力していたのが近代日本なのです。

韓国ってまともなの?

親日派弾圧は、韓国だからいいとしても、
過去の代の事まで及ぶ法案とは。
現在、反日でも、過去に親日であれば、適用されるわけですね。恨みは親の代までもということわざがありますが、そういったところ。韓国、中国という国は、恨みは、墓まで壊すからというから。ひょっとしたら、韓国全員適用されるのでは?

↑ 東海散士さま
>勅令ですから、国会議員が賛成したんでしょうね・・・・・

公職追放令の頃はまだ旧憲法下にあり、勅令に議員の賛否は不要。ただし、内閣の輔弼(事実上の承認)のうえでの渙発とされる。
で既に戦後ですから、一般投票により選ばれた議員(大政翼賛会は既に解散、共産党議員もいた)の内閣が公職追放令という勅令を輔弼した、というのが歴史的経緯のようです。

緊急!!再び動き出した人権擁護法案

日本を守る同志のみなさん、

日本国民の言論弾圧法案が再び動き始めているようです。

気をつけましょう。これが通れば完全に日本はなくなります。

http://myuuta.blog32.fc2.com/#entry362

色々な同士へ知らせてください。

 この法律を成立させるということがこの国の知的限界を如実に示していますね。いかに韓国といえども法律学者ぐらいいそうなものですが。法の不遡及という普遍的原理を無視するとは。国際社会の笑いものになるということは考えないのか。野郎自大ここに極まれり。

>光源氏 さん
貴重なご教授ありがとうございます。

コメントありがとうございます

皆様おはようございます。

>ふよふよさん

うーん、治安維持法とはちょっと違うとは思いますが、この時代にこんなことやるとは・・って感じですね。

>日本大好きさん

しばらくして政権が変わったら“親北朝鮮派財産還収法”とかもカネ欲しさにつくったりなんかもやらかしそう-

親北に関しては、国家保安法でやれるんじゃないかと(笑)。まあ、粛清合戦になりそうな気はしますね・・

>fenさん

そうでも言っておかないと政治生命の終焉を迎えるから出た言葉ではないかと。-

ははは・・間違っても親日派への処罰自体に異を唱えるわけにはいかないもんなあ・・ってこれが異常なんですが・・

>光源氏さん

まあ、あまり他人のことを嗤えんなァ~-

これからの韓国のことを考えると、なんだか暗い気持ちになっちゃいます。

>東海散士さん

今回のことは、来年の大統領選挙の前哨戦が始まったということなんでしょう-

それで済めば良いんですけどね・・

>ホームズさん

ところで、朝日の例の右翼による加藤氏宅への放火事件の記事。なんか変にはしゃぎすぎですよね-

何だかこれも例の富田メモの時と同じで、最大限に利用してやろうという気みたいですね。

>とんさん

どんな事情があろうと、「正義」の仮面を被った感情に流されず、まず法律を尊重する精神というのは、簡単なようでいてなかなか実践できない民主主義の核心です。-

うーん、ハッとさせられますね。これを肝に銘じねば。

>嫌韓人さん

なかなか凄いですが、いっそのこと「親日討伐委員会」くらいやってくれないと日本にはメリットがありません。-

わはは・・日本との関わりを一切やめてみれば、いかに自分達が愚かであるかわかるはず・・でもないか(笑)。

>田舎のダンディーさん

大統領が代わる日まで待つというのか。-

大統領が変わっても、保守派への政権交代が行われても、おそらくこの問題は走り続けると思います。

>槿花一朝之夢さん

自らの手で先進国と呼ばれる機会を殺してしまったのだなぁ。-

せっかく中進国まで来たのに・・何考えてんだか。

>chonchonさん

戦中も戦前も法治と法理論に忠実でありたいと努力していたのが近代日本なのです-

そうですね。その姿勢は貫いていたと思います。まあ、仰るように、おかしくなった時期はあったとは思いますが。

>ホルホルさん

ひょっとしたら、韓国全員適用されるのでは?-

ヘタをすれば、そうなる可能性があるんですよね・・

>bulldogさん

法の不遡及という普遍的原理を無視するとは-

韓国の憲法でも禁じられてるんですけどね・・反日は全てに超越するってことなんでしょう。

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2020年4月記


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