第3次小泉改造内閣発足 注目の人事は?
- 2005/10/31
- 18:36
先程、内閣改造人事が発表されました。小泉改革の総仕上げを担う今回の人事は『実務型』を強調された形になったようです。それでは、いくつかの気になる重要ポストに就任された方を見て行きましょう。 まず、総理の女房役である官房長官は・・安部晋三氏!来ました。元々このポストが有力視されていましたが、安部氏官房長官就任の報を聞いた時は思わず『おお!』と、声を上げてしまいました。次の総理候補の筆頭に躍り出たか。...
自民党新憲法草案発表 国民的議論の興起を
- 2005/10/31
- 11:52
28日、自民党憲法調査会が新憲法草案を取りまとめ、発表しました。結党50年の節目の年を迎え、悲願であった憲法改正への動きが本格的にスタートしました。今回のエントリーでは、注目の的になっている第2章9条の扱いについて、現行憲法との対比をしながら紹介して参ります。こちらをご覧下さい。(自民党HPから以下引用※注意:PDFファイルです)(現行憲法) 第9条 【戦争放棄、軍備及び交戦権の否認】第1項 日...
朝日新聞の勧誘 『朝日は一番中立です!』
- 2005/10/30
- 18:53
本日2本目のエントリーとなります。先程、朝日新聞の勧誘の方が来ました。うちでは新聞を取っていませんので、頻繁に各新聞社の勧誘が来るのですが、殆どの方は『こんにちはー○○新聞ですー。3ヶ月でいいから取ってくれません?』という軽い感じで勧誘してくるので、『あ、うち新聞取らないんです』と断ると、無言で立ち去るか、『あ、そう』とか、『チッ』と言って去っていきますが、今日来られた方は明らかに今までの勧誘員と...
民主党の行方 16 『妖怪大戦争』
- 2005/10/30
- 13:09
前原代表が民主党の代表に就任して6週間が経過しました。トップダウンによる政策決定でスピードアップを図り、対案路線を推進してきた前原代表率いる新執行部。この間、色んな事がありましたが、先日の党首討論で、専門分野である安全保障政策で前原氏はガス田問題に関して、中国に対抗して『試掘』をすべきであると政府に要求を突きつけ、『いいぞ!』と中国の横暴に怒る日本国民を喜ばせたすぐ後で『ちゃりーんはないでしょう...
韓国外相帰国 『お土産は無しよ』
- 2005/10/29
- 11:05
27日から訪日している韓国外相の潘基文氏。初日に町村外相との会談後、新たな追悼施設の建設を要求するも言質は取れず、翌日小泉総理との会談でも同様に参拝批判、追悼施設建設の要求を突きつけ、盧武鉉大統領の訪日をカードにして日本側に譲歩を求めますが、小泉総理は従来の立場から一歩も出ませんでした。まあ、知れきった結果というか、政府側要人との会談で特別注目する動きはなかったですね。小泉総理との会談の内容はこ...
シーレーン防衛 膨張する中国に対抗せよ 3
- 2005/10/28
- 08:05
先日のエントリーで、これからの日本に必要な事として生命線といえるシーレーンを防衛する事が中国の膨張主義を食い止める道であると書きました。最も重要な位置づけとして『台湾』の存在に焦点を当てて紹介しましたが、今回は台湾から南に位置するフィリピン、ベトナム、マレーシア、シンガポール、インドネシアの重要性を考えると共に、各国との連携への道を探って行きたいと思います。 まず、シンガポール、インドネシア以外...
靖国に代わる追悼施設建設 『無用な混乱招くだけ』
- 2005/10/27
- 18:00
本日2本目のエントリーとなります。以前から構想があった靖国神社に代わる戦没者追悼施設の建設に向けて、調査費用の来年度予算計上を目指した超党派の議員連盟が発足したそうです。まず、このニュースをご覧下さい。(NIKKEI NET から以下引用)戦没者追悼施設、自公民が実現めざし議連 自民党の山崎拓氏、公明党の冬柴鉄三、民主党の鳩山由紀夫両幹事長が25日、国会内で会談し、靖国神社とは別の新たな戦没者追悼施設の実現...
自民 :外国人参政権付与法案に反対 『国益を損ねる』
- 2005/10/27
- 09:42
先日、公明党が外国人参政権付与法案を国会に提出しましたが、自民党の調査会が法案について回答を出したようです。こちらのニュースをご覧下さい(Yomiuri Onlineから以下引用)自民調査会、外国人参政権付与法案に反対を確認 自民党選挙制度調査会(鳩山邦夫会長)は26日午前、公明党が今国会に提出した永住外国人地方選挙権付与法案について協議した。 出席者から「憲法違反の疑いがある」などと批判が相次ぎ、法案に反対...
民主党の行方 15 『いいぞ!野田国対委員長』
- 2005/10/26
- 19:08
最近なにかと話題になる総理靖国参拝について、民主党の前原代表や鳩山幹事長が批判を行い失望させられましたが、野田佳彦国対委員長が所謂A級戦犯と呼ばれる人々について政府の見解を問うべく質問主意書を提出したようです。まずこのニュースをご覧下さい。(sankei web から以下引用)靖国問題で政府答弁書決定 「戦犯」は存在せず 公式参拝であっても合憲 政府は二十五日の閣議で、さきの大戦後、連合国によって「戦犯」と...
菅直人民主党前代表 『団塊党結成する』
- 2005/10/26
- 09:13
前回の民主党代表選で前原氏に僅かな差で敗れた菅直人氏。名前が聞こえてこないと思っていたら、こんなことを考えていたようです。まず、このニュースをご覧下さい(yahoo news から以下引用)「団塊党」結成へ=草の根ネットで若手に対抗?-民主・菅氏 民主党の菅直人元代表が、1947~49年に生まれ、今後数年で大量退職する団塊の世代に社会活動の場を提供する「団塊党」の結成に乗り出した。菅氏は「人と人をつなぎ、自発...
韓国外相訪日中止撤回 『これが東アジア外交だ』
- 2005/10/25
- 10:27
先日の小泉総理靖国参拝を受けて、予定されていた訪日を取りやめた韓国外相の潘基文氏。訪日中止の他、あらゆる首脳レベルでの外交活動の凍結を仄めかしていましたが、日本側が思ったより冷たい反応だったため、急遽当初の予定通り日本に来る事に決めたようです。まずこのニュースをご覧下さい。 (読売新聞から以下引用)韓国外相の訪日発表、「靖国」で立場直接表明へ 【ソウル=福島恭二】韓国政府は24日、潘基文(パン・...
盧武鉉韓国大統領 『宗主国は中国』
- 2005/10/24
- 11:28
先日から韓国の安全保障を担保する米韓同盟が崩壊の危機にあるという事を紹介してきました。盧武鉉大統領の方針である『自主防衛』の一環として、現在駐留中の米軍が持つ『戦時作戦統制権』を韓国に取り戻す協議が始まり、米国のラムズフェルド国防長官の訪韓で一定の合意があったようです。まずこのニュースをご覧下さい。(東亜日報から以下引用)戦時作戦権返還協議、韓米「適切に加速化」で一致OCTOBER 22, 2005 10:30 韓国...
小泉総理靖国参拝その後 『反日デモはまだ?』
- 2005/10/23
- 11:13
17日の秋季例大祭にあわせて靖国神社に参拝した小泉総理。当初、中国、韓国から外交日程などの延期、中止という手段の抗議を受けたわけですが、懸念されていた反日デモは行われるのでしょうか。先ずこのニュースをご覧下さい(NIKKEI NETから以下引用)中国、反日デモの動きなし・首相靖国参拝後初の週末 【北京=桃井裕理】小泉純一郎首相の靖国神社参拝後、初めての土曜日を迎えた中国では22日午前10時(日本時間午前11時)...
李登輝氏訪米 『国名を台湾共和国に』
- 2005/10/22
- 10:11
先日から台湾の前総統である李登輝氏が訪米し、米国各地で講演などを行っています。李氏の訪米には中国からの強硬な抗議がありましたが、今回が総統就任以来初めての訪米。首都ワシントンDCにも訪問するなど、活発な動きを見せています。 今回の訪問の目的は台湾の現状を米国に広く知ってもらうために行われたと見られ、李登輝氏の発言に注目が集まりました。先ず、このニュースをご覧下さい。(読売新聞から以下引用)李登輝...
シーレーン防衛 膨張する中国に対抗せよ 2
- 2005/10/21
- 08:08
先日のエントリーにて、中国が東シナ海周辺で日本との衝突覚悟のガス田開発を展開する理由として、自前のエネルギー資源の確保はもちろんの事、現在米国が持つ太平洋地域、その周辺海域への覇権を狙う戦略で中国は動いている事を紹介しました。今回のエントリーでは、東シナ海ガス田問題の先にある、これからの日本の生きる道を模索したいと思います。 現在、日本が必要とする原油の80%以上を中東からの輸入に頼っています。...
民主党の行方 14 『原因は想像力の欠如』
- 2005/10/20
- 11:31
昨日、国会において小泉総理と民主党の前原代表による党首討論が行われました。討論の模様、概要は昨夕から今朝にかけて、テレビでのニュース、新聞記事、論説記事などで大きく扱われています。内容に関しては、前原氏の専門分野である外交、安全保障。どんな内容だったのか、簡単にご紹介します。ご覧下さい(中国新聞から以下引用) 【日米関係】 前原誠司民主党代表 冷戦後の日米同盟関係の意義は何か。 小泉純一郎首相 ...
民主党の行方 13 『民主党は変わりません』
- 2005/10/19
- 10:06
前原新体制が誕生してから一ヶ月が経過しました。新しい民主党を形作るべく、独自路線を打ち出して来た前原氏に、党内から異論が噴出し始めています。トップダウン形式の政策決定を目指す前原氏でしたが、党内の調整役に配置したはずの鳩山幹事長が『出たがり』根性丸出しで先日の小泉総理靖国参拝を先頭に立って批判を展開。噴出する党内の異論を取りまとめる事もすっかり忘れ、醜い足の引っ張り合いが本格的にスタートしたよう...
総理靖国参拝 『言葉の批判以外 実害なし』
- 2005/10/18
- 11:44
昨日の総理靖国参拝により、一通り国内、海外の批判は出揃いました。国内では自民党と国民新党以外の政党は殆どが反対の意見を表明。マスコミも一部を除いて中韓の批判を招く懸念を表明したり、否定的な発言を中心に取り上げました。海外からは相変わらず中国と韓国が反発し、中国は外相会談の中止を通告、韓国はおなじみの『アレ』な人々が日本の国旗を食いちぎったり、総理の写真を焼いたりと目新しい反応はありませんでした。...
小泉総理靖国参拝 成果は『爆釣』
- 2005/10/17
- 19:12
今朝のエントリーで総理の靖国参拝について書きました。予想通りかなりの大騒ぎでしたね。午前中に参拝の模様をみましたが、マスコミの動きにはかなり驚かせられました。靖国神社での取材はもちろん、政治家への取材、さらに中国と韓国の国民への街頭インタビューが昼のニュースに出揃うなど、優秀(笑)なところをみせてくれました。 各党の幹部は参拝を受けて発言を求められていましたが、なかでも気になる人をピックアップして...
民主党の行方 ⑫ 『寝たふりをしていただけ』
- 2005/10/17
- 10:59
本日、前原誠司氏が民主党新代表に選出されてから1ヵ月が経過しました。従来のボトムアップ方式による政策決定のプロセスを転換させ、トップダウン方式の対案路線によって政策決定のスピードアップを図り、与党提出の郵政民営化法案の対案を提出するところまでは上手く行っているかに見えましたが、やっぱり『寝たふり』していた議員が動き出したようです。このニュースをご覧下さい(NIKKEI NET から以下引用)民主・小沢氏、...
小泉総理靖国神社参拝へ 便乗批判する国会議員を監視する
- 2005/10/17
- 08:38
本日、小泉総理大臣が靖国神社へ参拝の意向を発表した模様です。靖国神社では、今日から秋季例大祭が始まり、以前からのマスコミその他の観測どおり例大祭初日の参拝となりました。早速、朝のテレビニュースで速報を流していましたが、こんな情報も。(asahi.com から以下引用)外務次官は待ちぼうけ 日中総合政策対話2005年10月16日23時21分 日中両政府の外務次官による第3回総合政策対話は2日目の16日、谷内正太郎外務次...
東シナ海ガス田問題 膨張する中国に対抗せよ
- 2005/10/16
- 11:59
昨日から北京の釣魚台にて日中外務次官級協議が始まりました。先月の終りに開かれた会合では、東シナ海で一方的にガス田開発を始めた中国側に対して日本側が抗議すると共に、共同開発の道を探る交渉が持たれましたが、中国側は一切の日本側提案を拒否。武力衝突の可能性に言及するなど、譲歩する気配を見せなかった中国に日本はどのように対峙するのか。今月の23日に町村外務大臣が訪中する予定になっており、よりハイレベルな協...
朝鮮総連の闇 日本人拉致事件の拠点を捜査
- 2005/10/15
- 11:29
昨日、在日本朝鮮人で構成される団体『朝鮮総連』(以下総連)傘下の組織に警視庁公安部の捜査のメスが入りました。この組織は『ガン・エイズが治る』という薬を販売し、薬事法違反で2人の逮捕者が出ました。公安事件ですので、他に狙いがあることは明らかですが、北朝鮮系の病院である『西新井病院』の関連会社への捜査という事もあって拉致事件に進展があるのでは?という観測が広がっているようです。 このニュースをご覧下さ...
米韓同盟の危機 『朝鮮戦争の原因は米国にあり』
- 2005/10/14
- 15:07
盧武鉉政権が掲げる『自主防衛』という名の下に推進されている、米軍が持つ『戦時作戦統制権』を韓国側に取り戻す方針に動きがあったようなので、紹介します。(東亜日報から以下一部引用)戦時作戦権の返還 韓国、米に協議本格化を提起OCTOBER 13, 2005 07:06 韓半島有事の際の戦時作戦統制権を韓国が米国から返還する問題が、両国間で本格的に論議されるものとみられる。金晩洙(キム・マンス)大統領府報道官は12日、「政...
人権救済条例 マスコミ各社の反応を記録する
- 2005/10/14
- 08:33
先日、鳥取県議会において、人権擁護法案の『亜流』とも言うべき『人権救済条例』が賛成多数で可決されました。人権擁護法案の危険性についてはネット上で予てから指摘されており、性格の良く似たこの条例の運用に今後注目が集まると見られております。 人権擁護法案がほとんどマスコミに取り上げられなかった中、『人権救済条例』については、マスコミ、法曹界などから激しい批判が噴出しています。理由については後述したいと...
韓国大統領 『北と軍事交流する』 はあ??
- 2005/10/13
- 14:56
先ほど、韓国の盧武鉉大統領による仰天発言を発見しましたので、ご紹介します。(朝鮮日報から以下引用) 注:リンク先韓国語盧武鉉大統領、「北朝鮮との軍事分野交流を積極的に推進する」 盧武鉉大統領は施政演説の中で、「朝鮮半島の平和体制と北東アジアの安保協力体制の定着は、我が国の生存・繁栄戦略であると同時に、必ずや実現しなければならない課題でもある」と強調して、「今後、北朝鮮との経済分野交流を持続的に...
民主党の行方 ⑪ 党内左派との激突
- 2005/10/13
- 10:18
前原民主党の対案路線の柱である『公務員改革』について、前原代表から法案提出の指示が出たようです。まず、このニュースをご覧下さい。(NIKKEI NETから以下引用)民主代表、公務員給与法案で対案提出を指示 民主党の前原誠司代表は12日の「次の内閣」閣議で、人事院勧告を完全実施するため政府が提出した国家公務員の給与法改正案の対案を今国会に提出するよう指示した。ただ対案づくりには官公労の支援を受ける議員が反発し...
だから『違憲判決』じゃない! 読売!おまえもか
- 2005/10/12
- 10:10
本日2本目のエントリーとなります。先日、総理の靖国参拝によって『傷つけられた』と主張するアレな人々が『損害賠償』を求める訴訟を起こしました。以前のエントリーで、この裁判は『損害賠償』に対するものであって、『憲法違反であるかどうか』に対して判決を下したものではないと書きました。 この訴訟を起こした原告側に動きがあったようです。まずはお決まり朝日新聞の報道をご覧下さい(asahi.com から以下引用)小泉...
朝鮮半島赤化統一へのカウントダウン 歴史は繰り返すのか 5
- 2005/10/12
- 08:32
今回が第5弾となります『朝鮮半島赤化統一』特集。前回のエントリーでは、盧武鉉大統領誕生から大統領弾劾という前代未聞の事態の出現、不正暴露合戦の末に辛くも勝利した大統領が迷走する中で韓国社会が激変している現状について書きました。 本日は、赤化統一への最終段階に突入する大きな原動力となるであろう『親日反民族行為者・財産還収特別法案』という法律が招く事態を通して、これからの韓国が向かう道を予想してみたい...
野中チルドレン野田聖子 『私を許して!』
- 2005/10/11
- 09:54
先の国会で郵政民営化法案に自らの信念に基づいて反対票を投じ、衆議院解散による選挙を無所属(実際は自称自民党岐阜県連公認)で戦った岐阜一区選出の野田聖子氏。選挙中は郵政民営化法案反対をアピールし、自民党執行部の選挙手法を批判して同情票を集め当選。当選直後のインタビューで『選挙前の世論調査では反対の方が多かったが、選挙後は賛成が上回るといった環境の変化があり、現実的な対応が求められる。関係者と議論、...