香港への「国家安全法」導入に反対します
- 2020/05/25
- 11:32
昨日、香港で行われた大規模なデモ。180人もの逮捕者を出すことになったこのデモは、先日中国の全人代で法案の審議が始まったとされる「国家安全法」の香港への導入を巡って起きたものです。一国二制度を揺るがす、いや破壊するものだとして抗議行動は過熱。今後さらに激しいものになっていくと予想されます。
この国家安全法というのは、香港が返還されてから何度も持ち上がってきては激しい反対によって見送り、という流れを繰り返してきた経緯がありますが、逃亡犯条例への反対から始まり現在もデモを続ける香港人に対して、「中国政府に対する「反逆、分離、扇動、転覆」を禁止する(AFP)」などという法を押し付けようとしています。
こんなものが導入されたらどうなるんだろう。現状でさえ中国政府の意を受けた香港行政は「かなり」踏み込んだ対応を香港人に対し取っており、後は冗談ではなく戦車で踏みつぶす、機銃掃射で香港人を薙ぎ倒すといった究極的な方法しか残っていないわけで、このタイミングでの導入の画策は、まさか本当にそれをするつもりなのかと思われても仕方ない。
今回のコロナ禍への初期対応を巡って、中国は世界中から批判を受けていますが、少しは大人しくなるかと思いきやさにあらず、我が国の尖閣諸島周辺での動きはキナ臭く、南沙諸島周辺でも不穏な動きを続けています。こんな時にやることなのかと思わずには居られませんが、やはり中国は最新の近代国家ではなく、80年前の帝国主義国家なのだと再認識させられました。
香港はすでに中国に返還されており、水や電気に始まり何もかも自前では賄えず、中国に屈服するほかないのだと言う人がいます。その通りなんでしょう。その通りなんだけれども、自由を求めて、香港の安寧を願って声を上げている大勢の人達を見たとき、私は応援せずには居られない。共にあり続けます香港の人々に笑顔が戻るその日まで。香港に自由を!
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この国家安全法というのは、香港が返還されてから何度も持ち上がってきては激しい反対によって見送り、という流れを繰り返してきた経緯がありますが、逃亡犯条例への反対から始まり現在もデモを続ける香港人に対して、「中国政府に対する「反逆、分離、扇動、転覆」を禁止する(AFP)」などという法を押し付けようとしています。
こんなものが導入されたらどうなるんだろう。現状でさえ中国政府の意を受けた香港行政は「かなり」踏み込んだ対応を香港人に対し取っており、後は冗談ではなく戦車で踏みつぶす、機銃掃射で香港人を薙ぎ倒すといった究極的な方法しか残っていないわけで、このタイミングでの導入の画策は、まさか本当にそれをするつもりなのかと思われても仕方ない。
今回のコロナ禍への初期対応を巡って、中国は世界中から批判を受けていますが、少しは大人しくなるかと思いきやさにあらず、我が国の尖閣諸島周辺での動きはキナ臭く、南沙諸島周辺でも不穏な動きを続けています。こんな時にやることなのかと思わずには居られませんが、やはり中国は最新の近代国家ではなく、80年前の帝国主義国家なのだと再認識させられました。
香港はすでに中国に返還されており、水や電気に始まり何もかも自前では賄えず、中国に屈服するほかないのだと言う人がいます。その通りなんでしょう。その通りなんだけれども、自由を求めて、香港の安寧を願って声を上げている大勢の人達を見たとき、私は応援せずには居られない。共にあり続けます香港の人々に笑顔が戻るその日まで。香港に自由を!
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