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黒川検事長の今後

 政府がコロナ禍への対応に追われる中、突如として持ち上がった検察庁法改正案への反対運動。いつもより多少の勢いがあったため、政府は改正案の採決を見送りましたが、これを森友・加計問題のように育てようとしていた立憲など野党、朝日をはじめとしたマスコミは、東京高検の黒川検事長をロックオン。

 さあ、これから血祭にあげてやろうと準備していたところ、黒川氏に賭けマージャン疑惑が飛び出し、緊急事態宣言下で皆が3密を避ける努力をしている最中、しかも朝日新聞、産経新聞の記者が相手とあって問題は数瞬の内に爆発し、数時間の内に黒川氏から辞意が伝わってきました。

 法の番人である検察官が、違法行為である賭け事を共にするほど、ある意味ものすごく親密であったマスコミ記者たちがいた。。昨日まで検察と政府の近さが問題だと批判していたことをどう思っているのか、この問いに答えられないマスコミは、看板を下ろしてしまえと個人的には思いますが、天に唾して降ってきても全く平気な人達ですから、自発的に下ろしてくれることはないでしょう。

 それはさておき、私には巻き込まれて生贄にされてしまったようにしか見えない黒川氏ですが、氏の今後について懸念があるので、少しお話を。ここ数年、国会を空転させてきた森友・加計などでは、かつて黒川氏のように生贄となった人達がゾンビとなって復活し、政権攻撃に回ることになりました。

 森友学園の籠池氏、そして元文科省事務次官の前川氏のことです。今、黒川氏の懲戒免職を求める声があちら側から出ておりますが、人生設計に重大な影響が出るところまで追い込んだのは自分達なのに、本当に悪いのは政府だよ、自分達は味方だよと近寄って利用したのは記憶に新しいところです。

 ほぼ間違いなく同じようなメンツが接近し同じように利用しようとするので、黒川氏には十分に警戒してほしいと衷心より申し上げますが、事後のびのびやっている元々あちら側との親和性高い前川氏はともかく、籠池氏は悲惨の一言。どうやら最近、彼らに捨てられたようで、内幕を暴露しはじめています(籠池氏Twitter)。

 散々ぱら利用するだけしておいて、ぶち込まれても頑張ってきたのに檻の中から出てきたら誰もいない・・籠池氏のやったことには、何の擁護をする余地もないと思いますが、これはあまりにも酷いのではないかと。少なくとも血の通った人間のやることではない。彼らの所業には悪魔も真っ青になることでしょう。


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