hip
「hip」とは、「人の臀部や腰」や「建築における寄せ棟などの屋根同士が接合する隅の部分」「スラングで流行に敏感で進んでいること」を意味する英語表現である。
「hip」とは・「hip」の意味
「hip」とは、人や四肢動物の「臀部、腰、腰のくびれから大腿部にかけて横に突き出した部分」や、建築分野での「寄せ棟など屋根同士が接合する隅の部分」、スラングでは「流行に敏感・進んでいる」「格好いい・いかしている」「物知りな・利口な」などを意味する英語表現である。アメリカでよく使用される「i'm hip」という表現は、スラングの「hip」の「流行に敏感・最先端の情報に通じている」という意味から派生した言葉で、「私は~をよく知っている・通じている・気付いている」という意味である。また「Hip hip」は、会衆の注意を惹くための語としての「Hip」を繰り返して用いる、イギリスでの乾杯の発声を意味する。「Hip hip」から派生した「Hip Hip Hooray(ヒップ・ヒップ・フーレイ)」は、イギリスを中心とした英語圏で用いられる、日本の万歳三唱と同様の掛け声である。誰かや何かを応援・称賛するとき、喝采を送るときに使用する。
「hip(アイドルグループ)」とは
「hip(アイドルグループ)」とは、日本の芸能事務所『ホリプロ』が1998年に設立し、2003年夏に解散したアイドルユニットのことである。正式名称では、「Horipro idol Paradise」を略した形の「HiP」と表記する。所属メンバーは、ホリプロ主催のオーディション『ホリプロタレントスカウトキャラバン』出身のアイドルを中心とした女性若手タレントである。結成時のメンバーは、新山千春・深田恭子・優香・酒井彩名・大森玲子の5名で、追加メンバーとして平山綾や綾瀬はるかも所属していた時期がある。
「hip(処理方法)」とは
「hip(処理方法)」とは、英語で「Hot Isostatic Pressing(熱間等方圧加圧法)」という、材料の加工方法のひとつである。被処理体に、数100~2000℃に達する高温と、数10~200MPaに及ぶ等方的な圧力を同時に加えて処理する。
「hip(ブルーノ・マーズ)」とは
「hip(ブルーノ・マーズ)」とは、1985年生まれのアメリカのシンガーソングライターであるブルーノ・マーズ(Bruno Mars)の、日本国内でのコンサート活動などを企画・制作・運営するプロモーター『H.I.P』(HAYASHI INTERNATIONAL PROMOTIONS)のことである。
「hip(セキュリティ)」とは
「hip(セキュリティ)」とは、「Host Identity Protocol」の頭文字を取って「HIP」と表記する、インターネットのネットワークセキュリティプロトコルのことである。2015年にインターネットの主導的な標準化機関「Internet Engineering Task Force」で承認された。IPsecプロトコルに代わる鍵交換機能を提供し、IPアドレスの役割をホスト識別機能とインターネット上のトポロジー的なロケーションに分けるというコンセプトで、強力に暗号化した識別子を使ってホストを識別するため、高度なセキュリティ能力を持つ。IPv4・IPv6アプリケーションとの互換性がある。
「hip(コンサート・プロモーター)」とは
「hip(コンサート・プロモーター)」とは、 国内外のアーティストのコンサートや音楽フェスを企画・制作・運営するプロモーター『H.I.P.』(HAYASHI INTERNATIONAL PROMOTIONS)のことである。「H.I.P.」にはモバイル会員という制度があり、会員になるとアーティストの公演情報や先行予約情報が記載されたメールマガジンの受信、チケットの予約・購入の先行、ライブモニター招待などの特典を得ることができる。
「hip」の語源
「hip」の語源は、人体や四肢動物の「腰」や、建築における「寄せ棟」などの意味では、明確にわかっていない。スラングとしての「hip」は、「目を開いた人」を意味する西アフリカのウォロフ語「hepicat」に由来する「hep」が、変化して「hip」になったという説が一般的である。スラングとしての「hip」は、1920年代後半に黒人英語として使用され始め、広く知られるようになった。「hip」の発音・読み方
「hip」は、発音記号では「híp」と表記し、日本語のカタカナでの読み方は「ヒプ」または「ヒップ」である。「hip」の使い方・例文
「hip」の使い方・例文には、以下のものが挙げられる。人の体における腰部・臀部を意味する「hip」の使い方では、股関節炎を意味する「hip arthritis」や、股関節形成術という意味の「hip arthroplasty」、座浴という腰までの高さのお湯につかる入浴方法を表す「hip bath」がある。スラングとしての「hip」の使い方には、格好いいアクション冒険ものを意味する「hip action adventure」や、流行の最先端を行くものという意味がある「hip and happening」、いかした格好いい物を意味する「hip and cool stuff」などが挙げられる。
例文)
・I hurt my hip.(私は、腰を痛めた)
・He injured his hip.(彼は股関節を痛めた)
・she ran into a fence and dislocated her hip.(彼女はフェンスにぶつかり、股関節を脱臼した)
エッチ【H/h】
読み方:えっち
《「エイチ」とも》
1 英語のアルファベットの第8字。
3 〈H〉《hard》鉛筆の芯(しん)の硬度を表す記号の一。1Hから9Hまであり、数が大きいほど硬い。→B →F
5 〈h〉《henry》インダクタンスの単位、ヘンリーの記号。
9 〈H〉《heliport》ヘリポートの場所を表す記号。→R13
11 〈H〉《「平成」のローマ字書きheiseiの頭文字から》元号の平成を表す記号。
12 ⇒エッチ
ヒップ【hip】
ヒップ【hip】
HIP
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/10 07:39 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動HIP
一覧
- HIP - ヒッパルコス星表の略称。
- H.I.P. - 渋谷区に本社を置く興行業者・ハヤシインターナショナルプロモーションズ。
- H・I・P - テレビ朝日で1990年代深夜に放送されていた情報番組。
- HiP - ホリプロ・アイドル・パラダイス。
- Host Identity Protocol - 通信プロトコル。
- Hot isostatic pressing - 工業生産における工程。
- Rose hip - ローズヒップ
関連項目
- ヒップ(曖昧さ回避ページ)
- HIPS(曖昧さ回避ページ)
- 「HIP」で始まるページの一覧
- タイトルに「HIP」を含むページの一覧
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HiP
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/21 15:44 UTC 版)
HiP(ホリプロ・アイドル・パラダイス、Horipro idol Paradise)は、日本の芸能事務所であるホリプロが、自社主催のオーディション『ホリプロタレントスカウトキャラバン』(以下:TSC)出身アイドルを中心に、女性若手タレントの成長を応援していこうという趣旨のもとに設立したアイドルユニットである。
- 1 HiPとは
- 2 HiPの概要
H・I・P
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/09 09:21 UTC 版)
『H・I・P』(ヒップ)は、1993年(平成5年)10月5日から1995年(平成7年)9月29日までテレビ朝日で放送された情報番組。三菱電機の一社提供。
- ^ 大相撲場所期間中(奇数月)に『大相撲ダイジェスト』が編成されるときは3分早く0:57 - 1:07の放送であった。
- ^ 2人は姉妹である。
- ^ 参照:1995年9月11日(月) - プレイバック!TVガイド ~あのころのテレビはこうだった!~ - テレコ!。夜の番組表を参照 [出典無効]
- ^ 参照:1995年8月30日(水) - プレイバック!TVガイド ~あのころのテレビはこうだった!~ - テレコ!。夜の番組表を参照 [出典無効]
- 1 H・I・Pとは
- 2 H・I・Pの概要
- 3 関連項目
ガクエン情報部H.I.P.
『ガクエン情報部H.I.P.』(ガクエンじょうほうぶヒップ)は富沢順の漫画作品。連載は週刊少年ジャンプ1984年44号から1985年22号。
内容
学園内のトラブルを解決する活動をしている便利屋グループ「High school Intelligence of Party」略して「H.I.P.」。グループのトレードマークはハートを逆さまにした形から転じた「桃」。メンバーは連続落第生の早乙女十三をリーダーに、可愛らしい元スケバン総長の一之瀬遊子、柔道部員の山下大器の3人で全員非常識。そこへ九州から転校してきたばかりの泊桃太がメンバーに加えられてしまった。
富沢が得意とする時事ネタを、学園内で起こったトラブルとしてアレンジ。そのトラブルを解決する様を描いたコメディ漫画。
登場人物
- 泊 桃太(とまり ももた)
- 九州から転校してきた高校一年生。憧れの東京での生活に夢を膨らませていたが、転入早々トラブルに巻き込まれた挙句、「H.I.P」のメンバーにされてしまう。九州でのびのびと健康的に育ち、容姿も学力も取り立てて目立つわけでもない平凡な少年。正義感は強いが、ちょっと頼りない感じのするお人好し。いつもメンバーに振り回されて、世話を焼く損な役回りになっているが悪い気はしていない。遊子に淡い好意を持ち始めている。
- 早乙女 十三(さおとめ じゅうぞう)
- 「H.I.P」のリーダー。二十歳をゆうに越えている連続落第生[1]。桃太と同じクラス。学ラン姿にオールバックの髪型で葉巻をふかしバンカラを気取っているが、性格は一言で言えば非常識の集大成。世話好きを通り越して、度の過ぎたお節介。「青春の真実」を座右の銘としている。
- 最初の高校一年生のときに同級生の少女に片思いの恋をした。その少女は早乙女ではない少年に恋をしており、身に着けてもらえるようマフラーを編んだ。ハートの模様を編み込んだつもりだったが、首にかけた時に模様が逆さまになって桃のような、尻のような態になってしまい「格好悪い」と返されてしまう。傷心にくれる少女からそのマフラーを早乙女が貰い受け、以後、その逆さのハートマークを自分のトレードマークとしている。困っている人、傷ついている人に手を差し伸べる「H.I.P」のマークの原点である。将来の夢を叶えるために留学を決めた少女(後にその少女は英語教師として赴任してくる)の帰りを待つために、早乙女は敢えて落第をし続けているというが、実際は勉強が不得手のために進級できない模様。しかし、5年間におよぶ「H.I.P」活動で200万円という資金を貯めるなど無能という訳ではない。
- 一之瀬 遊子(いちのせ ゆうこ)
- 高校一年生。キュートな顔立ちに小柄ながら均整の取れたスタイルで人目を引く美少女。いつもロリポップを舐めている。明るく染めた髪をワンサイドアップにして、制服を着崩し、チープでカラフルなアクセサリーを身につけている。ローラースケートを履いていることもある。変装の名人であり、一人称が「オレ」という男勝りな性格でもある。
- 以前は愛用のシャープペンシルを武器に喧嘩に明け暮れ、「シャーペンの遊子」と恐れられていた元スケバンの総長。ある時、早乙女と対峙したが、あまりの強い個性に毒気を抜かれてしまった。必死に不良を気取るのが愚かしくなり、肩肘張らずに自然体のままで良いという早乙女の誘いに乗って「H.I.P」に加入した。しかし、過去の噂は学園中に知れ渡っており、遊子と親しくする者はメンバー以外、ほとんどいない。
- 実家は屋敷と言っても過言ではない大きな洋館。何不自由なく生活出来る環境であるが、遊子は家を出て「H.I.P」の面々と共同生活を送っている。
- 父・一之瀬 岩石(いちのせ がんせき)は「全日本良い子を育てる会」の会長を務める人物であるが[2]、やり方は体面重視で権威主義。遊子はそれを嫌って反抗しスケバンになった経緯がある。
- 山下 大器(やました たいき)
- 柔道の選手としてかなりの成績を収めていたが、やはり早乙女に感化され「H.I.P」のメンバー参加。現在は柔道部と掛け持ちしている。口数は少ない。大きな体、やや垢抜けない顔立ちをしている。活躍する場面は少ない。
テレビドラマ
原作の連載終了から2年後の1987年に『月曜ドラマランド』(フジテレビ系列)枠でテレビドラマ化された。主演は森高千里、中村繁之。
基本設定は原作と変わりないが、部屋が秘密基地めいた雰囲気になっていることや移動手段にバイクを使用するなどのアレンジが加えられている。
なお放送されたのは1987年9月21日だが、次回の10月5日[3]放送『意地悪ばあさんスペシャル』を以て『月曜ドラマランド』のドラマ枠としては最後[4]となるため、本作が新作ドラマとしては事実上最後となった。
キャスト
- 泊桃太 - 中村繁之
- 一之瀬遊子 - 森高千里
- 早乙女十三 - 高田純次
- 山下大器 - 上野隆彦
- 大塚真美
- 水島裕子
- 森田恵子
- 玉木弓子
- 米沢弘恵
- 家富洋二
- しのざき美知
- 中川広江
- 豊田記代
- 天田麗文
- 大久保了
- 立花大介
- 斉藤和美
- 坂本博道
スタッフ
- 原作:富沢順
- 脚本:高屋敷英夫
- オープニングテーマ:スウィンギング・ブルー・ジーンズ「ヒッピー・ヒッピー・シェイク」
- 企画:岡正、宅間秋史
- プロデューサー:三宅川敬輔
- 演出:高野正雄
- 制作協力:東通
- 制作:KANOX、フジテレビ
フジテレビ系列 月曜ドラマランド | ||
---|---|---|
前番組 | 番組名 | 次番組 |
原宿初恋探偵社 (1987.9.7) | ガクエン情報部H.I.P. (1987.9.21) | 意地悪ばあさんスペシャル (1987.10.5) |
脚注
ヒップ
HIP! (#10)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 16:50 UTC 版)
「三宅裕司のいかすバンド天国に出場したバンド」の記事における「HIP! (#10)」の解説
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「hip」の例文・使い方・用例・文例
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