レガシー
レガシーとは、遺産や遺物、遺留品を意味する英語であり、情報技術(IT)の分野では、古い技術やシステムを指す言葉である。レガシーシステムは、新しい技術や基準に対応していないが、現在も稼働しているシステムを指す。これらのシステムは、過去に開発されたものであり、現在の状況や要件に完全には適合していないが、その機能や性能が依然として価値を持っているため、引き続き使用されている。
レガシーシステムは、企業や組織において重要な役割を果たしていることが多く、その運用や保守には多くのリソースが投入されている。しかし、新しい技術や基準との互換性がないため、システムの更新や改善が困難であることが問題となることがある。また、レガシーシステムは、古いプログラミング言語やハードウェアが使用されていることが多く、専門知識を持つ技術者が少なくなっているため、運用や保守が難しくなっている。
レガシーシステムの更新や移行は、コストやリスクが高いため、慎重に計画される必要がある。移行プロセスでは、現行システムの機能やデータを新しいシステムに移行するための方法や手順を検討し、実行する。この過程で、データの整合性やシステムの安定性を確保するためのテストや検証が行われる。また、移行後のシステムにおいても、運用や保守のためのリソースやスキルが確保されることが重要である。
レガシーという言葉は、IT分野以外でも使用されることがあり、古い方法や考え方、制度などを指す場合がある。これらは、現在の状況や要件に完全には適合していないが、何らかの理由で引き続き存在しているものである。
legacy
「legacy」とは、遺産・遺物・時代遅れのもののことを意味する英語表現である。
「legacy」とは・「legacy」の意味
「legacy」とは英語の名詞・形容詞である。名詞「legacy」として、「遺産」「遺物」「時代遅れのもの」「伝来のもの」といった意味を持つ。日本語で「レガシー」としても定着している。また法律用語として、人が死んだ後に発生する「相続遺産」の意味をも持つ。名詞「legacy」の複数形は、「legacies」と表記される。形容詞「legacy」は原則として名詞の前に使用され、「時代遅れの」「現在では使われていない」といった意味になる。「legacy」の発音・読み方
「legacy」の発音記号は、「légəsi」と表記される。「legacy」の読み方をカタカナで表記すると、「レガシー」となる。「レガシー」の「レ」にアクセントを付けて発音をする。「legacy」の語源・由来
「legacy」の語源は、「大使」「使節」といった意味の中世ラテン語の名詞「legatus」から来ている。「legatus」から「使節団」「代理人集団」といった意味の中世ラテン語の名詞「legatia」となり、さらに古フランス語の名詞「legacie」となった。14世紀の後半に後期中英語の「legacy」となり、現代英語の「legacy」へと至った。15世紀中頃のスコットランドにおいて、「遺物」「遺産」といった意味で「legacy」が使用され始めたとされている。「legacy」の覚え方
「legacy」の覚え方として、「これが(lega)、私が死(cy)んだらお前たちに相続させることになる遺産だよ」といった語呂合わせがある。「legacy」と「heritage」の違い
「heritage」は英語の名詞で、主に「遺産」「相続財産」「地位」「立場」といった意味である。「heritage」と「legacy」は同じ「遺産」という意味を持つ。しかしながら「World Heritage」が「世界遺産」と訳されているように、「heritage」の遺産は文化的・歴史的価値が高く、金銭で換算することの出来ない貴重なものというニュアンスを含んでいる。他方で「legacy」の「遺産」は金銭が絡むものを含む。また価値が無く、単に古いものや時代遅れなものも「遺産」としている。「legacy」の類語
「legacy」の類語として、「estate(財産)」「gift(贈り物)」「tradition(伝統)」「bequest(遺贈)」「endowment(寄付金)」「heirloom(家宝)」が挙げられる。「legacy」の対義語
「legacy」の対義語として、「disinherit(廃嫡)」「disable(無効)」が挙げられる。「legacy」を含む英熟語・英語表現
「leave legacy」とは
主に「leave a legacy to」という形で使用され、「(to以下に)遺産を残す」という意味である。
「legacy」を含む用語の解説
「Hogwarts Legacy」とは
2023年に「ワーナー・ブラザーズ・ゲーム」から発売された、アクションRGPゲームである。「J・K・ローリング」原作の「ハリー・ポッター」の「ホグワーツ魔法魔術学校」を舞台にしている。プレイヤーはキャラクタークリエイトでカスタマイズされた主人公を作成し、オープンワールドとなった「ハリー・ポッター」の世界を自由に体験できる。
「Legacy(自動車)」とは
「株式会社SUBARU」が生産・販売しているセダン・ステーションワゴンタイプの自動車である。日本語では「スバル・レガシィ」と表記される。レオーネの後継車として1989年にリリースされ、水平対向エンジンの搭載と4WD技術が話題となった。2023年までに7代目までが登場している。
「Olympic legacy」とは
オリンピック開催後の遺産を指す。日本語で「オリンピック・レガシー」と言う。「オリンピック・レガシー」は競技場やインフラ設備などの有形物から、システムや国民感情といった無形物まである。近年はオリンピック開催の招致に関して、「オリンピック・レガシー」をいかに残すかが重要視されている。他方でオリンピックを開催したことによる財政難や環境汚染など、負の「オリンピック・レガシー」があることも指摘されている。
「legacy」の使い方・例文
「legacy」の使い方は以下の例文の通りである。・My father died and left me a legacy.(私の父親が亡くなり、私に財産を残してくれました)
・As an Olympic legacy, there is still a fine stadium in the park.(オリンピック・レガシーとして、今でも立派なスタジアムが公園内にあります)
レガシー
「レガシー」とは、「遺産・伝統・先人が遺したもの・後世に受け継がれるもの・前時代の遺物(時代遅れのもの)」などの意味で用いられる英語由来の表現である。要するに「遺産」または「負の遺産」のことである。
英語のレガシー(legacy)は元々は「亡くなった人から受け継いだ資産・財産」という意味で「遺産」を意味する単語である。
日本語の中では「レガシー」は、「後世に残るもの」を指す意味合いで幅広く用いられている。「後世の人々に恩恵をもたらす有形・無形の成果物」のようなポジティブな意味合いで用いられることもあれば、「後世の人々を悩ませる過去の遺物」といったネガティブな意味合いで用いられることもある。「レガシーキャリア」のように特に肯定・否定どちらのニュアンスも含まない場合もある。
「レガシーキャリア」は航空業界の用語で、ローコストキャリア(いわゆる格安航空会社)が参入する以前に航空輸送サービスを提供してきた航空会社の総称である。
スバルが製造販売する乗用車「レガシー(Legacy )」の正確な表記は「レガシィ」である。水平対向エンジンを搭載した四輪駆動セダンとして1989年に登場し、スバルの代表的車種ブランドとして世代を重ねている。
「レガシー」を含む表現や言い回しの意味解説
「レガシー品」とは
「レガシー品」は、ある分野において新商品・新世代商品と対比して「従来品・旧世代商品」を指す意味で用いられる表現である。新商品が登場してもすぐさま世代交代が行われるわけではない種類の商品について用いられる表現である。たとえば、半導体の分野では、最先端の製造プロセスにより製造された製品を「先端品」といい、すでに普及している(前世代の)技術で製造された半導体を「レガシー品」あるいは「レガシー半導体」と呼ぶ。
レガシー半導体は、先端品と比べれば性能は劣るが、製造技術は確立されており安価に・安定的に製造できる、といったメリットもある場合が多い。要するに「枯れた技術」に近づいているわけである。この意味では「先端品」と「レガシー品」は一長一短である。
「レガシーシステム」とは
「レガシーシステム」とは、主にIT分野において、旧式の技術や規格を使用しているコンピューターシステム(とりわけ企業内の基幹システム)のことである。この文脈では「レガシー」は「新世代技術に移行できていない遺物」というネガティブな意味を込めて用いられる。コンピューターやネットワークの関連技術は不断に進化しているが、業務の根幹を担うシステムはおいそれと変更するわけにもいかない。システムを刷新すれば業務が円滑化するかもしれないが、移行作業にも多大なコストがかかる。現システムで業務が続けられているならと現状維持が選択されやすいのである。そうしてシステムの刷新を先延ばしにすると、どこかのタイミングでレガシーシステムでは対応できない課題に直面したりして、業務の継続自体が困難になったりしかねない。
21世紀に入っても行政機関などで使用されていることのあるフロッピーディスク(FDD)は、レガシーシステムの一種といえる。もっとも、FDDは記憶メディアとしては半ば廃絶しているため、情報窃盗(不正アクセス)のリスク低減に寄与している可能性もある。
「オリンピックレガシー」とは
オリンピック・パラリンピック競技大会に関する文脈で用いられる「レガシー」は、おおむね「大会の開催に伴い整備され、大会終了後も長期にわたって恩恵がもたらされる有形無形の遺産」といった意味のポジティブな表現である。典型的には会場として新設あるいは更新された建築物、大会を機に再整備された社会インフラ、あるいは大会を機に顕在化された「おもてなし」の精神、スポーツ事業を通じた国際交流、などのように、後世に経済的・文化的に寄与するもの全般が「レガシー」と総称されている。
「コロナレガシー」とは
日本では2020年初頭以降、新型コロナウイルスの流行によって様々な社会構造の変化がもたらされる事となる。Web会議システムなどのITツールを活用したリモートワークや、在宅と出社を使い分けるテレワークといった働き方が世間に広く認知されるきっかけとなった。非対面式・三密回避を原則としたワークスタイルやライフスタイルは従来の生活様式と異なる点も多く、不便さを感じる声も少なくない。しかしその一方で働き方改革や新しいサービスの展開に繋がった事例があるのも事実であり、これらを前向きな形で感染終息後に引継ごうというのが「コロナレガシー」だ。日本では新型コロナ終息後にもテレワークやリモートワークを継続するとしている企業がいくつか存在する。新型コロナの流行以降にIT環境を整備した企業は多大なコストを投資した。そのため、終息後に従来のワークスタイルに戻すと適切な費用対効果が得られないという背景もある。「負のレガシー」とは
「レガシー」は「負の遺産」というネガティブな意味合いで用いられる場合もままある。負のレガシーとは、一般的には、後に残された好ましくないモノやコトのことである。たとえば、オリンピック・パラリンピックの会場として整備された建造物は、その後もイベント等に活用されればよいが、あまり利用されずに維持費だけがかさむ無用の長物になったり、そのまま廃屋になってしまったりすることもある。これはオリンピックの負のレガシーといえる。
ユネスコの「世界遺産」の中には、人間の愚かな思考や行動を教訓として後世に伝えるために敢えて登録指定されたものがある。この手の世界遺産は「負の世界遺産」と呼ばれることがある。これ負のレガシーの一種であろう。
「ボーンレガシー」とは
「ボーン・レガシー(The Bourne Legacy)」とは、エリック・ラストベーダー(Eric Van Lustbader)のスパイ小説のタイトルである。「ボーン・レガシー」というタイトルは、主人公ジェイソン・ボーンの遺産、という意味合いである。本作はジェイソン・ボーンを主人公とした小説シリーズの4作目にあたる。同シリーズの創始者はラストベーダーではなくロバート・ラドラムであるが、ラドラムが没したためラストベーダーが引き継ぐ形で「ボーン・レガシー」を上梓した。
「レガシー91」とは
「レガシー91」とは、NIKE(ナイキ)が販売する帽子(キャップ)の商品名である。独自技術「Dri-FITテクノロジー」により、通気性・速乾性に優れ、汗をかいてもベタつきが少なく快適なかぶり心地を実現している。伸縮性にも富んでおり、性別や年齢を問わずフィットすると評判である。レガシー【legacy】
レガシィ
レガシィとは、英語で大いなる伝承物の意味。初代は1989年2月に発売した。ボディタイプは4ドア6ライトのセダンと、テールゲート付き2段ルーフのワゴンの2種。エンジンは新設計で1.8L自然吸気のSOHC・110ps、2Lは自然吸気のDOHC・150psとDOHCインタークーラーターボの220psで、いずれもガソリン仕様。もちろん、スバル伝統の水平対向エンジンである。駆動方式はセダンがFFと4WD、ワゴンはフルタイム4WDだけだった。4WDシステムは、5速MT車がビスカスLSD付きセンターデフ方式、AT車は電子制御アクティブ・トルクスプリット方式を採用。
89年10月、セダンとワゴンにGT追加。2L・DOHCターボを200psにデチューンして搭載した4WD車で、セダンはATだけ。11月、モータースポーツ向けのRSタイプRをベースとしたRSタイプRAを追加した。エンジンは220ps仕様だが、鍛造ピストンなどでハイレベルチューンを施し、足まわりも強化していた。
このあと数度のマイナーチェンジと車種追加があった。92年6月には2.2L自然吸気の135psエンジンをワゴン車に追加、ブライトン220の名で発売した。ツーリングワゴン初の2WDモデルも、ブライトンFFと名付けてリリースした。ブライトンとは、英国南部の保養地の名前からきており、落ち着いたリゾートの、しゃれたイメージのクルマという意味のネーミング。
93年10月、フルモデルチェンジ、2代目となった。開発の途中までは3ナンバー車として推進したが、結局、5ナンバー車として発売。ホイールベースは2630mmに延び、旧型より丸みがかった外形となった。ボディタイプは旧型と同様、4ドアのセダンとワゴン。旧型セダンのリヤクォーターウインドウにあった特徴的なキックアップは、新型では消え、スッキリした。エンジンは旧型にあった1.8Lがなくなり、2Lと2.2Lの2種、125ps、135ps、150ps、250psの4チューンをそろえた。高性能車は、リヤブレーキもベンチレーテッドディスクになった。4WD方式は複数あって、GTとRSのAT車はVTD-4WD(不等&可変トルク配分電子制御4WD)で、ほかにトルクスプリット方式、ビスカスLSD付きセンターデフ方式があった。FFタイプもあった。ワゴン・ブライトンの一部に電子制御エアサスペンションを採用した。
94年5月、最高出力115psの1.8Lエンジンが復活、セダンとワゴンに搭載した。10月には2.5Lエンジンが加わった。水平対向4気筒DOHC・2Lをベースにスケールアップしたエンジンで、自然吸気、160psを発生した。セダンとワゴンの4速AT・4WD車だけに搭載。内・外装にも独自パーツを採用し、250Tというモデル名を付けた。
95年8月、2.5Lエンジンでフルタイム4WD方式のグランドワゴンを追加した。多少のラフロードならば走れるよう、200mmの最低地上高があった。
96年6月、ワゴンをマイナーチェンジ。エンジン関係が主力で、新開発のSOHC・16バルブ・2Lのリーンバーン・125psを採用。TX-Sグレードの4WD+MT車に搭載した。新しいGT-B用DOHC・16バルブ・ツインターボは280psにアップした(AT用は260ps)。自然吸気ユニットでは、SOHC・16バルブの1.8Lが120ps、同2Lは135ps、DOHC・16バルブ・2Lが155ps、DOHC・16バルブ・2.5Lは175psとなった。静粛性も向上した。外観上の変化はフロントグリルとバンパーの開口部が大きくなったくらい。運転席SRSエアバッグが全車に標準装備となった。半月後、セダンも同様の改良を行ったが、リーンバーン・エンジンの採用はなかった。
97年8月、グランドワゴンのグリルやインテリアを改良したランカスターというモデルが誕生した。エンジンは2.5Lの自然吸気タイプ、ミッションはデュアルレンジ付き5速MT、駆動方式はフルタイム4WDという組み合わせだった。ちなみに、LANCASTERのLANは活動的な、CASTERは砦を表すケルト語。アクティブライフなスタイルに、最適なパートナーの意を込めてのネーミングだった。
98年6月、ワゴンをフルモデルチェンジした。3代目。設計段階からワゴン専用車としてスタートしたモデルだった。ホイールベースは延びたが、全長・全幅は従来型と変わらず5ナンバーに収まるサイズ。ランカスターはバンパーやサイドプロテクターの大型化で3ナンバーサイズボディに。シリーズのエンジンは5種類。2L・SOHC・16バルブ・リーンバーンの137ps、2L・DOHC・16バルブの155ps、2.5L・DOHC・16バルブの167ps。2L・D0HC・16バルブ+2ステージ・ツインターボが280ps(5速MT用)、同エンジンのAT用は260psで旧モデルと同じ。駆動方式は4WDだけで(リーンバーンも)、VTD-4WD(不等L可変トルク配分)、アクティブ・トルクスプリット、ビスカスLSD付きセンターデフ方式などをトランスミッションにより使い分けた。
98年12月、セダンをフルモデルチェンジし、B4のサブネームを付けた。B4とは、ボクサー(水平対向エンジン)・4WDを表現する。同時に優美さと快適さを兼ね備えた高性能車を意味するBerlinetta(イタリア語)および4DOORの意味も含む。駆動方式はフルタイム4WDだけ。
2000年5月、シリーズのマイナーチェンジを行い、同時にランカスターに水平対向6気筒・自然吸気の新エンジンを搭載した。EZ30と呼ぶ新ユニットのボア・ストロークは89.2mm×80.0mmとオーバースクエア・タイプだが、エンジンの全長は4気筒型に対して約20凹長いだけに抑えた。最高出力は162kW(220ps)/6000rpm、最大トルクは289Nm(29.5kg-m)/4400rpmで、ガソリンはプレミアム指定。スバル乗用車で6気筒エンジンは、アルシオーネ用3.3LのEG33を生産停止した1996年12月以来だった。
2001年5月、外観、性能、質感を進化させる改良を行った。外観では、ツーリングワゴン、B4、ランカスターそれぞれのキャラクターを表現した顔を付けて独自性を強めた。性能面では、ターボチャージャーや吸気システムなどの改良で、中低速トルクをアップした。全車にサイドパフォーマンスアーム、一部車種にクロスパフォーマンスロットを採用し、サスペンション取付け部分の剛性を高め、操安性向上策をはかった。そのほか、B4にRS25、ランカスターにADA装着車、ツーリングワゴンに250Sというモデルを追加。2002年1月にはさらに、B4・RS30、ワゴン・GT30というスポーツモデルを設定。2月にB4とワゴンのBLITZEN2002 modeを追加。5月にB4のSモデル発売とバリエーションの拡大が続<。ちなみに、BLITZENとはドイツ語で、稲妻が輝くの意味で、稲妻のように走りすぎる光景をイメージしたネーミング。
2002年12月、B4のRSKをベースにSTIが手を入れたBLITZEN2003 model発売。
2003年5月、4代目デビュー。ボディ幅が35mm拡大、3ナンバー専用車に生まれ変わった。セダンB4とワゴンに2L・3タイプのエンジンを積む。駆動方式はAWDのみ。ミッションは4/5速E-ATと5速MTを設定。9月には3L搭載車も発売した。
レガシー
レガシー(legacy)とは、前任者から受け継いだもの全般を指す。遺産とも和訳されるが、金銭的な価値に関係なく代々受け継がれる「ヘリテイジ」/「ヘリティッジ」[1]と全く同義ではない[2]。時代にそぐわないという意味で使われることもあるが、一般に伝統など良い物でも悪いものでも関係なく使われる[3]。
日本では、2020年東京オリンピック・パラリンピックの準備を進める2010年代半ば以降、使用頻度の上がった言葉である[4]。
- オリンピック・レガシー - オリンピックによるレガシー。大規模な競技大会後には開催地に長期的な影響がもたらされる。
- アメリカ合衆国のアイビー・リーグ(名門私立大学)で、卒業生の親族・子孫が優先的に入学できるシステム。
- スバル・レガシィ - SUBARUが生産・販売する乗用車。
- レガシー・オブ・サウンドはメイヤが在籍したことでも知られるバンド。
- エンブラエル・レガシー600 - 航空機の一種。
- レガシー・レコーディングス - ソニー・ミュージックエンタテインメント (米国)の子会社。レガシー・レコード。
- レガシー (プロレス) ‐ プロレス団体WWEに登場するプロレスラーのユニットの名称。
- レガシー (テスタメントのアルバム) - テスタメントのアルバム。原題はThe Legacy。
- レガシー (プレイング・マンティスのアルバム) - プレイング・マンティスのアルバム。
- レガシー (ポコのアルバム) - ポコのアルバム。
- レガシー (マッドボールのアルバム) - マッドボールのアルバム。
- レガシー〜先人たちの証〜 - シャドウ・ギャラリーのアルバム。原題はLegacy。
- アート・オブ・ノイズの楽曲の一つ。「レッグズ」という名前になってるときもある。
- レガシー (映画) - 1978年のホラー映画。
- 24:レガシー - 2017年に20世紀FOXで放送されたアメリカ合衆国のテレビドラマ。
- レガシー - 競走馬の冠名。レガシーロック、レガシーワールド、等。
- コンピュータ用語
しばしば、否定的な意味で使う。
- Fedora Legacy
- レガシーコスト
- レガシーインターフェース
- レガシーデバイス
- レガシーフリー
- レガシーマイグレーション
- レガシーシステム
- Unicodeに対し、Unicode以前の文字符号化方式。
脚注
- ^ “heritageとは 意味・読み方・使い方”. Weblio. 2024年4月14日閲覧。
- ^ “英語の「遺産・財産」はスケールによって呼び方が変わる”. Weblio英会話コラム. Weblio (2016年2月13日). 2024年4月14日閲覧。
- ^ goo辞書:レガシー【legacy】 の解説
- ^ “「レガシー」って一体なに? 東京五輪、みんな言うけど”. 朝日新聞. (2016年11月20日)
LEGACY(レガシー)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/30 06:56 UTC 版)
「スナックワールド」の記事における「LEGACY(レガシー)」の解説
Aランク。古代の技術の結晶だが、どこか未来的な雰囲気もあり、そのセンスは現代にも通じる。召喚時のメロディーは「アー LEGACY」。 グランシール ルナシールド バウンドアーチ
※この「LEGACY(レガシー)」の解説は、「スナックワールド」の解説の一部です。
「LEGACY(レガシー)」を含む「スナックワールド」の記事については、「スナックワールド」の概要を参照ください。
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