圧縮空気
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/24 01:36 UTC 版)
圧縮空気(あっしゅくくうき、英: compressed air)とは加圧することにより体積を縮小させた空気である。圧搾空気(あっさくくうき)ともいう。圧縮された空気の圧力と大気圧の差により発生する力を利用して鉄道車両のドアなどの自動開閉装置や空気ブレーキ、原動機、エアブラシなどに利用されている。これらの圧縮空気を原動力とした機械を空圧機械と呼ぶ。また液体や粉末の散布、ばら積み貨物の荷役などに広く利用されている。
- ^ 圧搾空気送り込む 脱出した機関長『朝日新聞』1968年(昭和43年)3月2日朝刊 12版 15面
- ^ https://kikakurui.com/b8/B8392-1-2012-01.html
圧縮空気
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 08:07 UTC 版)
草創期に成功を収めた推進方式のひとつに圧縮空気を用いたものが挙げられる。圧縮空気は2.55Mpaに保持され、その空気をピストンエンジンに送って1機のスクリューを毎分100回転させた。約180mを平均速度6.5ノット(時速12km)で推進するものであった。1906年に Whitehead が製作した魚雷は1000mを推進し、平均速度は35ノット(時速64km)に達する。高圧の空気が膨張すると周りの熱を奪い機関が凍結する問題が生じたが、海水を使って暖めることで解決し、性能向上につながった。
※この「圧縮空気」の解説は、「魚雷」の解説の一部です。
「圧縮空気」を含む「魚雷」の記事については、「魚雷」の概要を参照ください。
「圧縮空気」の例文・使い方・用例・文例
- この機械は圧縮空気で運転する.
- 圧縮空気によって作動する乗物のブレーキ
- 圧縮空気によってペンキを噴射する噴霧器
- 圧縮空気で動かすハンマ
- 酸素あるいは圧縮空気用の筒状容器
- 自動車のタイヤは普通ゴムでできていて圧縮空気が入っている
- 圧縮空気
- 圧縮空気を入れた容器室
- 動力や制御などに用いる,圧縮空気
- 圧縮空気のエネルギーを動力に利用した工具
- 圧縮空気の力で車輪を制動する装置
- 圧縮空気を駆動力とするドリル
- 圧縮空気の力を利用した機械ハンマー
- ジュールトムソン効果という,圧縮空気による温度降下現象
- 圧縮空気の力で導管を通して書類や伝票などを送る装置
- 砂や鋼粉を圧縮空気とともに吹きつける機械
- 圧縮空気という空気
- 圧縮空気の噴出力を利用したポンプ
圧縮空気と同じ種類の言葉
- 圧縮空気のページへのリンク