構造・機構
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/31 01:50 UTC 版)
「トヨタ・センチュリーロイヤル」の記事における「構造・機構」の解説
全長6,155 mm、幅2,050 mm、高さ1,780 mm、車両重量2,920 kg(標準車)、8人乗りのリムジンである。その他の変更点は、 3列8人乗りとし、車体をストレッチリムジン化(ベース車のセンチュリーは5人乗り) 側扉は天皇・皇后・上皇・上皇后・皇族の乗降や案内に資する観音開きを採用し、式典時における沿道からの注目に、後席の天皇・皇后・上皇・上皇后・皇族の姿がより明瞭に見えるよう、後扉窓・扉後方窓の窓を一体的に拡大している。また窓ガラスは強化防弾ガラスが採用されている。 内装には、天井に和紙、後部座席に毛織物、乗降ステップに御影石などが使われている。 後部座席からの乗降のしやすさを考慮し、室内の床面を可能な限り下げる設計がされている(宮内庁からの設計要求事項の1つ)。 前席は革張り・後部座席は布とされているが、これは最高クラスのリムジンとしての伝統的様式に則った艤装であり、先代の御料車である日産・プリンスロイヤルや、イギリス王室が利用するベントレー・ステートリムジンも同様である。なお一般型のセンチュリーは前後のシートを別素材にすることは出来ない(全て革かウールのどちらか)。 後席には伊勢神宮に天皇参拝時に剣璽動座を行う際に皇居から持ち出される、三種の神器の「八尺瓊勾玉」「草那藝之大刀」を安置するための台座が設置できるようになっている。『今上天皇即位後、天皇・皇后は、上皇・上皇后が高輪皇族邸へ移転するまでの当面の間は、赤坂御所にて生活するため、皇居内での儀式に剣璽が必要になる場合はその都度、赤坂御所から持ち出されることになる』などとされているが、詳細な仕様・諸元は公開されておらず、駆動系の変更点は全く不明である。なお初代のセンチュリーにはリムジン仕様が存在した。 ベース車両に関してはセンチュリーを参照。 皇1 - 標準仕様。天皇・皇后・上皇・上皇后が乗車。 皇2 - 寝台車仕様。2008年(平成20年)に製造され、センチュリーロイヤルとしては最後に製作された車両である。2012年(平成24年)6月に行われた寬仁親王の斂葬の儀にて初使用。リムジンのDピラー部をそのままバックドアまで展張した、6ライトのオーソドックスなデザイン。尾灯のレンズが、リムジンは赤一色であるのに対し、寝台車はクリア(内部で着色LEDが点灯)となっている。 皇3・皇5 - 国賓接遇用の特装車。防弾・装甲性能等を強化。アメリカ合衆国大統領とロシア連邦大統領以外の国賓および信任状奉呈式に向かう新任の各国駐日全権大使が主に乗車(信任状奉呈式は馬車と当車両が選べるため、大半の大使は馬車を希望することが多い)。また地方行幸啓時や伊勢神宮の式年遷宮に伴う親拝時は天皇乗車の御料車には剣璽が同乗するため、皇后は別の御料車に乗る必要があり2台必要となること、(新幹線や飛行機などを使用し、複数の視察先があるなどの場合は車両回送が間に合わないため)及び万が一の故障時に予備車両として使用されることもある。車両総重量が2017年3月12日以降の普通自動車の限度である3,500kgを超える。
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構造・機構
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/08 09:18 UTC 版)
通常、実空車表示機(スーパーサイン)と連動しており、空車の状態でメーターの賃走スイッチを入れると、然るべく表示が自動で切り替わる。また、地域差があるが、タクシー待ちの客が外から容易に判別できるよう、社名表示灯(行灯)も自動的に消灯する (賃走時消灯 : 一部を除く首都圏など)。 社名表示灯や日本のタクシーも参照されたい。 メーターにあらかじめタイヤ1回転あたりの走行距離が入力されており、タイヤの回転数を検出することで距離計算を行う。日本のタクシーメーターはほとんどの地域で時間距離併用式となっているため、たとえ渋滞で車がまったく進まない場合でも、タイマーによって一定の時間毎に料金が上がる。また、ハイヤーにもメーターは付いている。
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