さんぷ‐ず【散布図】
読み方:さんぷず
⇒相関図
散布図
【英】scatter plot
散布図とは、2種類の項目を縦軸と横軸にとり、プロット(打点)により作成される図のことである。品質管理における「QC7つ道具」の1つとして数えられている。
散布図を作成することで、2種類の項目の間に相関関係があるかどうかを調べることが可能である。また、散布図に回帰直線を描くことで、予測値を求めることも可能である。
散布図において、プロットが右上がりであれば「正の相関」、右下がりであれば「負の相関」と呼ぶ。また、どちらでもない場合は「無相関」と呼ぶ。正の相関の例としては、人間の身長と体重を挙げることができる。また、負の相関の例としては、マンションの賃貸価格と首都圏からの距離を挙げることができる。
なお、散布図は、Microsoft OfficeのExcelやStarSuiteのCalcなどで作成することができる。
参照リンク
散布図と折れ線グラフを作成する - Excel - Microsoft Office Online - (Microsoft)
散布図 scatter diagram
散布図
散布図
散布図
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/27 03:44 UTC 版)
散布図(さんぷず、英: scatter plot)は、縦軸、横軸に2項目の量や大きさ等を対応させ、データを点でプロットしたものである[1]。分布図ともいう。
表現
各データは2項目の量や大きさ等を持ったものである。日本工業規格では、「二つの特性を横軸と縦軸とし,観測値を打点して作るグラフ表示」と定義している[2]。
なお、点を円の大きさに変換して量的なデータも表現したものをバブルチャートという[3]。
特長
散布図には、2項目の分布、相関関係を把握できる特長がある。データ群が右上がりに分布する傾向であれば正の相関があり、右下がりに分布する傾向であれば負の相関がある。なお、散布図で分かることは、相関関係であり因果関係ではない[4]。
脚注
- ^ 西岡, p. 20, 2.1 相関.
- ^ JIS Z 8101-1 : 1999, 2.9 散布図.
- ^ “バブルチャート : 総務省統計局” 2021年8月17日閲覧。
- ^ “散布図 : 総務省統計局” 2021年8月17日閲覧。
参考文献
- 西岡康夫『数学チュートリアル やさしく語る 確率統計』オーム社、2013年。ISBN 9784274214073。
- 日本数学会『数学辞典』岩波書店、2007年。ISBN 9784000803090。
- JIS Z 8101-1:1999 統計 − 用語と記号 − 第1部:確率及び一般統計用語, 日本規格協会, (1999)
関連項目
散布図
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/03 19:03 UTC 版)
2つの対となるデータを横軸(原因系)と縦軸(結果系)としてプロットした図。散布図は2つの変量の相互関係を可視化するのに有効な手法。
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「散布図」の例文・使い方・用例・文例
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