塩酸とは? わかりやすく解説

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えん‐さん【塩酸】

読み方:えんさん

塩化水素水溶液。強い刺激臭があり、純粋のものは無色。ふつう濃度35パーセント以上を濃塩酸といい、湿った空気中で発煙する。金・銀・白金以外の金属反応して水素発生する工業的にきわめて用途が広い。胃酸主成分化学式HCl


塩酸

分子式ClH
その他の名称塩化水素、Muriatic acidHydride chlorine、Chlorohydric acid、Hydrochloric acidHydrogen chloride、Hydridochlorine、Anhydrous hydrochloric acid無水塩酸、ムリアチン酸、Hydrochloride-
体系名:塩酸塩、塩酸、ヒドリド塩素塩酸塩-


塩酸

英訳・(英)同義/類義語:hydrochloric acid

HCl

塩酸

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/19 04:43 UTC 版)

塩酸(えんさん)とは塩化水素水溶液であり強酸の一種である。オランダ語Zoutzuur或いはドイツ語Salzsäureの直訳。本来は塩化水素と呼ぶべきものだが、歴史的な経緯から酸素を含む酸と同じように、塩酸と呼ばれている[7]。 無色の液体で独特な辛い匂いがする。人間を含むほとんどの動物の消化器系において塩酸は胃酸の成分となっている。塩酸は重要な実験用試薬および工業用化学物質とされている[8][9]




「塩酸」の続きの解説一覧

塩酸

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/12 01:21 UTC 版)

水素イオン指数」の記事における「塩酸」の解説

塩酸のpHが、2000年代複数研究グループにより測定されている。報告された 1 mol/L 塩酸のpHはいずれも −0.1程度であり、互いによく一致している。1 - 6 mol/L 塩酸のpH酸度関数 H0 とともに表に示す。 塩酸のpH酸度関数 H0 (25 )モル濃度水素電極ガラス電極モデル計算H01 mol/L −0.16 −0.10 −0.16 −0.21 2 mol/L −0.63 −0.53 −0.64 −0.67 3 mol/L −1.00 −0.93 −1.03 −1.05 4 mol/L −1.33 −1.22 −1.38 −1.41 5 mol/L −1.53 −1.44 −1.71 −1.76 6 mol/L −1.67 −1.60 −2.05 −2.12 表の2列目は水素電極用いた測定値、3列目はガラス電極用いた測定値、4列目は平均活量係数 γ± などの実測値用いたモデル計算による値で、最後の列が酸度関数 H0文献値である。酸のモル濃度が 1 mol/L超えると、pH急速に低下することが表から分かる。塩酸では、3 mol/LpHが −1に達する。

※この「塩酸」の解説は、「水素イオン指数」の解説の一部です。
「塩酸」を含む「水素イオン指数」の記事については、「水素イオン指数」の概要を参照ください。

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塩酸

出典:『Wiktionary』 (2021/08/24 14:16 UTC 版)

名詞

えんさん

  1. 塩化水素溶けた酸性水溶液胃液酸性タイプ洗剤含まれている。

関連語

翻訳


「塩酸」の例文・使い方・用例・文例

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