南極海とは? わかりやすく解説

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なんきょく‐かい【南極海】

読み方:なんきょくかい

南極大陸を囲む、南緯55付近までの海域太平洋大西洋インド洋南端にあたる。南大洋南氷洋南極洋


南大洋(なんたいよう)Southern Ocean

南極環海なんきょくかんかいAntarctic Circumpolar Waters
南氷洋なんぴょうようAntarctic Ocean
南極海(なんきょくかいAntarctic Ocean

南極大陸環状取り巻く海、南極大陸から南緯40ないしは亜熱帯前線までを言う。南極環海あるいは南極海・南氷洋とも呼ばれる。南大洋は南極前線によって、それより南極大陸よりの南極圏と、北側亜南極圏に分けられる南氷洋・南極海という呼び名は、南極圏部分を指すことが多い。南大洋はその中で東西地球巡り得る唯一の大洋であり、太平洋大西洋インド洋結び付けている海であることから、また冬季における高密度の深層水生成域として海洋学上重要である。

南極海

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/11 06:34 UTC 版)

南極海(なんきょくかい、英語: Southern Ocean)は、南極大陸のまわりを囲む、南緯60度以南の海域である[1]南大洋(なんたいよう)や南氷洋(なんぴょうよう)、南極洋(なんきょくよう)とも呼ばれる。世界で最も南にある海である。五大洋のうちでは、太平洋大西洋インド洋に次ぐ第4位の大きさであり、北極海よりも広い[2]




「南極海」の続きの解説一覧

南極海

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/03/20 17:06 UTC 版)

ベンジャミン・モレル」の記事における「南極海」の解説

モレル日誌では、ワスプ11月20日サウスジョージア到着し続いて東に孤立したブーベ島向かった。そこは南アフリカ南極大陸のほぼ中間にあり、世界で最も離れた島だと知られている。1739年フランス航海者ジャン=バティスト・シャルル・ブーヴェ・ド・ロジエによって発見されたが、その位置に関する情報不正確だった。1772年ジェームズ・クック船長はその島を見つけられず、それが存在しないもの判断した次にブーベ島視認されたのは1808年のことであり、イギリスアザラシ漁船の船長ジェイムズ・リンゼイとトマス・ホッパーが島に達して正確な位置記録したが、上陸はできなかった。モレルは、自身証言拠れば造作もなく島を見つけており、歴史家のウィリアム・ミルズの言葉では「ありそうにない容易さで」ということになるが、その後上陸してそこでアザラシ狩ったモレルは、その後長々しい叙述中でも、島の最もはっきりした特徴であるはずの万年氷覆われていることに全く触れていない。このことで、評論家中に実際にモレルが島を訪れたのかを疑う者が現れた。 ワスプブーベ島出た後に東に向かい続け12月31日ケルゲレン諸島到着して11日滞在したその後航海は南と東に向かい1823年2月1日位置南緯6552分、東経11827分と記録した。ここでモレル11ノット (20 km/h) の風を受けたことを生かし、船を転じて西に向かったと言っている。モレル日誌では、日付の無い日にその位置南緯6911分、東経4815分記録したことを除き2月23日までは記述が無い。この日にグリニッジ子午線通過した記録していた。歴史家達は、東経118度から0度まで約3,500海里 (6,500 km) という長い距離を、氷の多い海で偏西風逆らってそれほど速く行けるものか疑ってきた。元イギリス海軍ナビゲーターであるルパート・グールドなど著作家中にはモレル主張する速度と距離がもっともらしいと論じている者がいるが、モレル日付なしに言う中間の経度は、後に南極大陸エンダービーランド内陸に当たることが示された。グールド南極大陸のこの部分大陸境界分かって来る前の1928年に、エンダービーランドにはその南に海峡がある島であるという前提で、モレル主張支持する記していた。グールドは、「未来のある時点エンダービーランド南極大陸一部であると分かる日が来ればモレルの最も常習的な支持者必然的にスポンジ投げなければならなくなる」と記している。 モレル拠ればワスプ2月28日サウスサンドウィッチ諸島到着したモレルその日そこに居たことは、テューレ島の港に関する記述裏付けられており、20世紀初期遠征確認された。モレル航海次の段階で、ワスプを南に向け、そのときは海にはほとんど氷が無く南緯7014分まで達した後に、船のストーブのための燃料足りなくなっていたので、3月14日に北に転じた記録している。この航海は、モレル証言真実ならば、南極圏内側入った最初アメリカ人船長ということになる。この燃料欠乏無ければ「ほとんど疑い無く南極点あるいは南緯85度まで真っ直ぐ進むという栄光成し得た」はずだと考えたと言っている。モレルそれほど南に進んだ主張することについて、1か月前にジェイムズ・ウェッデル同様なルート航海していたことで、ある程度信用ができる。ウェッデルモレル同様に、海にはほとんど氷が無く南緯7415分達した後に退却した報告したウェッデル南極点開けた海にあるという考え表明した言葉モレル繰り返しており、モレルのは証言はこの時点から9年後に書かれていた。地理学者のポール・シンプソン=ハウスリーは、ウェッデル証言1827年出版されていたので、モレルウェッデル経験盗用したかもしれないと、示唆していた。

※この「南極海」の解説は、「ベンジャミン・モレル」の解説の一部です。
「南極海」を含む「ベンジャミン・モレル」の記事については、「ベンジャミン・モレル」の概要を参照ください。

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南極海

出典:『Wiktionary』 (2021/08/22 11:48 UTC 版)

固有名詞

南極 なんきょくかい

  1. 南極大陸のまわりを囲む、南緯60度以南海域

「南極海」の例文・使い方・用例・文例

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