南緯60度線とは? わかりやすく解説

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南緯60度線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/18 10:04 UTC 版)

60°
南緯60度線
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南緯60度線(なんい60どせん)は、 地球赤道面より地理緯度にして60角度を成す緯線である。

この緯線は陸上を通過せず、全て海上を通過する。最も近い陸地はサウス・オークニー諸島コロネーション島の北にある岩(Melson RocksまたはGovernor Islands)で、この緯線の54km南にある。次に近いのはサウスサンドウィッチ諸島クック島で、この緯線の57km北にある。

南緯60度線は南極海の北の境界になっている。南極条約では南緯60度線以南を「南極地域」とし、軍事的利用の禁止や領有権の主張の凍結などを定めている。また、南太平洋非核地帯条約ラテンアメリカ及びカリブ核兵器禁止条約は南緯60度線以北を対象としている。

この緯度の下では、夏至点時の可照時間は18時間53分、冬至点時は5時間52分である。[1]

通過する地域一覧

地理座標 国土・領土・領海 備考
南緯60度0分 東経0度0分 / 南緯60.000度 東経0.000度 / -60.000; 0.000 (本初子午線) 大西洋南極海の境界
南緯60度0分 東経20度0分 / 南緯60.000度 東経20.000度 / -60.000; 20.000 (大西洋とインド洋の境界) インド洋南極海の境界
南緯60度0分 東経147度0分 / 南緯60.000度 東経147.000度 / -60.000; 147.000 (インド洋と太平洋の境界) 太平洋南極海の境界
南緯60度0分 西経67度16分 / 南緯60.000度 西経67.267度 / -60.000; -67.267 (太平洋と大西洋の境界) 大西洋南極海の境界 南アメリカ大陸南極大陸の間のドレーク海峡を通過する。
スコシア海の南端の近くを通る。

脚注

関連項目





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