出世の道とは? わかりやすく解説

出世の道

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 14:40 UTC 版)

松平信綱」の記事における「出世の道」の解説

元和6年1620年1月20日500石を与えられた。このとき家紋三本扇とした。この年12月下旬養父の正綱に実子松平利綱(正次・左門)が生まれると、信綱は「正」の通字を継ぐのは実子であるとして自らは名を正永から信綱と改め元和9年1623年6月15日御小姓組番頭任命され新たに300石の加増受けた7月には家光将軍宣下の上洛に従い従五位下伊豆守叙位任官された。 寛永元年1624年5月16日には1,200石を加増された。寛永3年1626年7月には家光の上洛に再度従った寛永5年1628年1月5日には相模国高座郡愛甲郡で8,000石の所領与えられて、合計1万石の大名となった。このときに一橋門内において屋敷与えられた。寛永7年1630年5月17日には上野国白井郡・阿保郡などで5,000石を加増される。 寛永9年1632年1月大御所だった秀忠死去すると、信綱は養父と共に遺銀400賜った4月13日家光日光山参詣に従う。11月18日には老中小姓組番頭兼務した。 寛永10年1633年3月23日阿部忠秋堀田正盛三浦正次太田資宗阿部重次と共に六人衆任命された。5月5日阿部忠秋堀田正盛と共に家光より老中任じられ同時に1万5,000石を加増されて3万石武蔵忍に移封され、忍城付の与力20騎・同心50人を預けられた。この年5月から井上正重らと近江国大坂奈良などを巡検した。11月には徳川忠長配流の地を予定して上総国佐貫巡検している。 寛永11年1634年3月3日に「老中職務定則」と「若年寄職務定則」を制定6月には家光の上洛に嫡男・輝綱と共に従い6月27日家光より駿府城で刀と盃を賜った。閏7月29日従四位下に昇叙される。 寛永12年1635年10月29日それまで兼務していた小姓組番頭罷免された。11月には寺社奉行勘定頭留守居などの職制制定11月15日には月番制も定め将軍直轄体制固めて職務円滑に進めることができるように改革進めた寛永13年1636年4月家光日光参詣赴いた際、信綱は江戸に留まって江戸城普請監督務め12月朝鮮通信使日光参詣では惣奉行として随行した寛永14年1637年10月16日には家光自邸迎えて盛大に饗応した。

※この「出世の道」の解説は、「松平信綱」の解説の一部です。
「出世の道」を含む「松平信綱」の記事については、「松平信綱」の概要を参照ください。

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