奈良とは? わかりやすく解説

なら【奈良】

読み方:なら

[一]近畿地方中部の県。もとの大和(やまと)にあたる。人口140.02010)。

[二]奈良県北部の市。県庁所在地和銅3年710平城京建設され、約75年古代日本首都として栄えた。のち、京都北都というのに対して南都よばれるまた、東大寺春日大社興福寺門前町として発達古社寺文化財伝統行事が多い。奈良漬・墨・一刀彫などを特産古くは「那羅」「平城」「寧楽」などとも書いた人口36.72010)。

[補説] 平成5年1993)に「法隆寺地域の仏教建造物」として法隆寺法起寺が、平成10年1998)に「古都奈良の文化財」の名で東大寺興福寺春日大社春日山原始林元興寺薬師寺唐招提寺平城宮跡世界遺産文化遺産)に登録された。


なら【奈良】

読み方:なら

姓氏の一。

[補説] 「奈良」姓の人物
奈良利寿(ならとしなが)


奈良

読み方:ナラnara

所在 千葉県市原市


奈良


奈良


奈良

読み方:ナラnara

所在 福岡県田川市

地名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。

奈良

読み方:ナラnara

所在 奈良県(JR関西本線)

駅名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。

〒290-0164  千葉県市原市奈良
〒227-0038  神奈川県横浜市青葉区奈良

奈良

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/28 18:27 UTC 版)

奈良(なら)は、異表記として那羅平城寧楽などがある(読みは全て「なら」)。平安京京都)に都が遷った後は南都(なんと)とも呼ばれた。古くは大倭と呼ばれ、また平城京にも相当した。


注釈

  1. ^ 枕詞として、「青丹よし(あお(を)によし)」と修辞する場合もある。
  2. ^ 「下つ毛野 みかもの山の こ楢のす まぐはし子ろは 誰が笥か持たむ」(巻14-3424)
  3. ^ 単独では nara と発音されるが、後ろに母音の助詞がくると narahi のように /h/ が発音された。近代に入りこの /h/ は消失した。
  4. ^ 古代日本語では、大地が揺れる(すなわち地震)ことを「なゐ震(ふ)る」「なゐ揺(よ)る」といったが、これは「な(地)+ゐ(居)」が語源とされる[11]
  5. ^ 元明天皇は奈良を都に選択された理由を「平城(なら)の地は(青竜朱雀白虎玄武の)河図(かと)に相応し、三つの山が鎮めをなしているため」とされている[14]

出典

  1. ^ 柳田 (1936, pp. 217–219)
  2. ^ 日本歴史地名大系 30 奈良県の地名』, 平凡社, 1981年. 490頁
  3. ^ a b 角川日本地名大辞典 29 奈良県』, 角川書店, 1990年, 814頁.
  4. ^ a b c 楠原ほか (1981, p. 232)
  5. ^ 斎藤 (1997, p. 27)
  6. ^ 吉田 (1907, pp. 190f)
  7. ^ 金沢 (1910, pp. 103–106)
  8. ^ Naver 国語辞書
  9. ^ 劉 (1964)
  10. ^ Beckwith (2007, p. 176)
  11. ^ 宮腰, 石井 & 小田 (2011)
  12. ^ Beckwith (2007)
  13. ^ 奈良市 (1937)
  14. ^ 直木ほか (1986, p. 100)
  15. ^ 直木ほか (1986, p. 107)
  16. ^ 森川 (1922, p. 27)
  17. ^ なら燈花会


「奈良」の続きの解説一覧

奈良(なら)

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