ひかり‐しょくばい【光触媒】
光触媒
【英】Photocatalyst
光触媒とは、光を吸収することによって他の物質に化学反応を引き起こすはたらきをする物質のことである。自分自身は変化せずに、他の物質を変化させるという特徴がある。
光触媒の機能としては、有害物質の除去や脱臭、殺菌、抗菌、防汚などを挙げることができる。例えば二酸化チタンに対して太陽光線や蛍光灯の紫外線が当たると、強い酸化力・還元力を持った正孔と電子が形成される。この正孔と電子が、大気中の水分を活性酸素化させ、結合力の高い有機物や無機物を簡単に分解させる。例えば排気ガス、ホルムアルデヒド(シックハウス症候群の原因となる)、アセトアルデヒド(タバコのにおいの成分である)、アンモニア臭など、身の周りの様々な空気の汚れを除去することができる。
光触媒
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/14 14:54 UTC 版)
「日本の発明・発見の一覧」の記事における「光触媒」の解説
藤嶋昭は酸化チタンの表面で光触媒が発生していることを1967年に発見した。
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