抗菌
殺菌
(抗菌 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/21 08:28 UTC 版)
殺菌(さっきん)とは、病原性や有害性を有する糸状菌、細菌などの微生物を殺し減少させる操作のことである。滅菌と異なるのは具体的な程度は定義されておらず、滅菌のような完全な効果は保証されていない。電磁波、温度、圧力、薬理作用などを用いて細菌などの組織を破壊するか、生存が不可能な環境を生成することで行われる。すべての種類の菌を殺さなくても、生物に悪影響を及ぼす細菌などの微生物が減少すれば殺菌とみなされる。主に病原体の除去(感染症の予防)、食品の鮮度保持などが目的で実行される。対象とする細菌などによっては効果が期待できない方法もある。人体や有益な生物への障害、高熱や腐食による装置の破損、食品の風味の変質などを引き起こすことがあるため、対象の細菌などの微生物に合わせて適切な方法を選択することが重要である。低温殺菌法のパスチャライゼーション(英語名: pasteurization)はルイ・パスツールからきている。
- 1 殺菌とは
- 2 殺菌の概要
抗菌
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/30 16:26 UTC 版)
緑茶に多く含まれるカテキンは抗菌、抗ウイルス作用があるため石鹸、シャンプーなど洗剤類やタオル、寝具などに使用される。
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「抗菌」の例文・使い方・用例・文例
- 抗菌の緑のコートを着た医師
- 身体の様々な部分中の細菌感染症を扱うと処方される、系統だった抗菌性薬(商標名ジスロマック)
- ハンセン病と数種類の皮膚病の治療に用いられる抗菌剤
- いくつかの細菌性の、またリケッチア性や他の感染症の治療に有効なテトラサイクリン抗菌剤(商標名デクロマイシン)
- ペニシリンに抵抗力のあるブドウ球菌感染を治療するのに使用された抗菌剤(商標名ダイナペン)
- 殺菌石鹸と歯磨き粉に使用される水溶性の粉である抗菌物質
- 結核の治療に使用する抗菌薬(商標名イソニアジド)
- 菌性の爪疾患のときのためにのまれる口径の抗菌薬(商標名スポラノックス)
- 泌尿器疾患の治療に使う多くの製品に含まれる抗菌剤(商標名マンデラミン、ウレックス)
- 特に泌尿生殖器感染症を治療するのに用いられる抗菌剤
- いくつかの抗菌剤を含む局所薬品のための商号
- グラム陽性でグラム陰性バクテリアの広範囲に対して有効な抗菌性医療として使用されるニトロフランの派生物(商標名Macrodantin)
- 抗菌作用においてペニシリンGと同様ですが、異なって入手されるペニシリン
- 結核を治療するのに使用される抗菌剤(商標名リファディン、リマクタネ)
- PABAを必要とするバクテリアの成長を妨げることができる数種の合成有機化合物のいずれかからなる抗菌剤
- 抗菌性のスルフォンアミドのための商標
- ある抗菌剤に対して抵抗性が生じた細菌により起こる病気
- 抗菌作用が及ぶ病原菌の種類が中程度である抗生物質
- 抗性物質が細菌の発育をおさえる抗菌性という性質
- 光合成細菌は悪臭を取り除き,キトサンは抗菌作用がある。
抗菌と同じ種類の言葉
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