電源
電源(でんげん、英: power sourceやpower supply)は、電力の供給源。
さまざまな水準での「源」が電源と呼ばれ、たとえば電気機器を動かす電力を取り入れる所(コンセントなど)も電源と呼ばれる[1]。
概説
個々人から見て、各電気製品への電力供給の源も電源と呼ばれている。たとえばあるパーソナルコンピュータ(PC、パソコン)のユーザにとって、そのパソコンの「電源」は、パソコンの電源ケーブルのプラグが差し込まれているコンセントのことである。 さらに、ひとつのパソコン内部の機能を細分化し、マザーボードに焦点を当てた場合、その基板に電力を供給しているパソコン内のユニットや外部のACアダプターが「電源」と位置づけられる。
電源の一種、アルカリマンガン乾電池(やマンガン電池)。懐中電灯、携帯型ラジオ、電子辞書など携帯機器の電源として使われる。
電源の一種、リチウムイオン二次電池。近年ではスマートフォンや携帯音楽プレーヤーなどの内部に組み込まれ(蓋が開かず、見えなくなっていることが多いが)多用されている電源。
電源の一種、原子力発電所。
種類
- 交流電源と直流電源
- ポータブル電源
- 持ち運びのできる電源。
- 電力を供給することでビジネス(商売)を行っている業者から得る電源。電力がつくられ供給されている仕組みに着目すると、結局、発電機の設置された発電所で電力がつくられ、送電網を経て、各企業や各家庭などへ届けられている。
- 家庭で使う100~200ボルト程度の交流電力(日本では通常100ボルト)を、家庭用の機器への電源としてとらえ「家庭用電源」と分類することもある。近年では各家でソーラーパネルのシステム(ソーラーパネル + バッテリー + インバータ + コントローラ)を設置し、インバータでその100V交流を得て家庭用電源としている家庭も増えてきている。(プラグイン方式などの)ハイブリッドカーを家庭のソーラーシステムと接続し、(プラグイン)ハイブリッド車の充電用電源として使ったり(それにより燃費を0円にしたり)、状況に応じて逆にハイブリッド車の大容量のバッテリーを電源として使えるなど、スマートなシステムも徐々に広まってきている。
電池
主に携帯する機器や小型機器に用いられる。携帯型ラジオ、懐中電灯、電気式時計や電気式腕時計、電気シェーバー、電気式体重計、電気式自動血圧計、ラジオカセットレコーダー、携帯音楽プレーヤー、ラジコン、ワイヤレスマイク、携帯型トランシーバー、携帯電話、PHSなどである。この中にはACアダプタや電灯線からも電源を取れる機器もある。
電源回路
ごく単純な機器を除けば、電気製品はソケットから供給される電力をそのままは使わず、電源回路で機器に適した形態の電力に変換する。
電源回路には、機器内に組み込まれているもの、ACアダプタとして分離されているもの、単一の機器となっており電源のない機器に接続するものなどがある。PC/AT互換機の電源は交換可能な電源ユニットとして規格化されており、現在主流の規格はATX電源である。
電源スイッチ
電源スイッチは、電力路を機器の最上流でON/OFFする。電源スイッチをONにすることを電源を入れる、点ける、OFFにすることを電源を切る、落とすなどと言う。
電源スイッチは、実際に電源回路の上流で電灯線からの電力供給をON/OFFしていることもあるが、電源回路に指示を送っているにすぎないこともある。その場合、そのための回路(パソコンなどの場合マザーボード上にある)には電源OFFでも電力が供給されている。これが待機電力である。
電源ボタンに描かれている|と◯を使ったマークは通電のオン(1)とオフ(0)を組み合わせて図式化したと言われている[2]。
脚注
交流電源
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/30 06:33 UTC 版)
コイルに流す電流を発生させるもの。高圧で、かつ最高で数MHzの周波数を発生させるため、相応の性能のものが必要となる。高周波電流発生方式としては、電動発電機式、電子管式、サイリスタインバータ式、トランジスタインバータ式がある。
※この「交流電源」の解説は、「高周波焼入れ」の解説の一部です。
「交流電源」を含む「高周波焼入れ」の記事については、「高周波焼入れ」の概要を参照ください。
「交流 電源」の例文・使い方・用例・文例
- 文化交流
- 交流
- この交流の目的は何よりもまず第一に相互の親睦です
- 英語を国際交流の道具だとみなす
- 彼が積極的に人事交流を行う
- 当院は、妊婦相互の交流を図ります
- われわれは、彼らに対話・交流の場を提供します
- どんどん交流の輪が広がる
- 彼らが終始和やかな雰囲気で相互の交流を深めた
- 当社は初級・中級・上級の技術者ごとに交流の場を設けています
- 私たちは積極的に陶芸愛好家との交流の機会を設けました
- それが更に世界に交流の輪を広げます
- 本学は平成17年4月に山田大学と学術交流の協定を締結しました
- 彼が積極的に交流を促進した
- パーティーで交流する
- 私たちは交流発電機を用いて実験を行った。
- 言語は人が交流するための手段です。
- 年齢を問わない広い交流
- 世界の人々と交流するのは楽しいです。
- 今後も学生間の交流の促進に期待します。
- 交流電源のページへのリンク