ふうりょく‐タービン【風力タービン】
風力原動機
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風力原動機(ふうりょくげんどうき)あるいは風力タービン(ふうりょくタービン、英: wind turbine)とは、風の運動エネルギーを、他の形態の機械エネルギーへ変換する機械や装置(原動機、タービン)のことである。風の運動エネルギーを回転運動の機械エネルギーに変換するものが圧倒的に多いが、振動などを利用するものも研究されてはいる。
- ^ Next-Gen Wind Turbines Use MRI Tech To Generate More Energy
- ^ 佐藤 司「マグナス効果を利用した小型風力発電機の開発」『日本機械学会誌』第1076巻第111号、日本機械学会、2008年7月、609頁、doi:10.1299/jsmemag.111.1076_609、NAID 110006825751。
- 1 風力原動機とは
- 2 風力原動機の概要
- 3 関連項目
風力タービン
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「風力原動機」も参照 発電に使用される風車は風力タービン、風力発電機、風力発電装置などと呼ばれる。形式としては水平軸のプロペラ型が最も多く用いられている。(風車参照)その他、用途に応じて垂直軸のダリウス型、ジャイロミル型、サボニウス型またはその併用型を用いる場合もある。また直線翼垂直軸型、スクリューマグナス風車(マグヌス効果参照)もある。風車以外では、振動板に風を受け、圧電素子で電力を得る方法が研究されている(ブレードレス)。 一般的な水平軸プロペラ式では大きく3つの構成要素からなる。 ローター部ブレード(翼)、ローター軸、ハブなどで構成。風力タービンコストの約20%を占める。風の運動エネルギーを低速の回転エネルギーに変換する。 発電機部風力タービンコストの約34%を占める。発電機軸、発電機、制御機器、増速機(遊星歯車など)、などで構成され、ナセルと呼ばれる筐体に収納される。増速機は発電に適した回転速度に調節する役割がある。 支持・構造部風力タービンコストの約15%を占める。基礎、タワー、ヨー制御システムなどで構成される。
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