直流とは? わかりやすく解説

ちょく‐りゅう〔‐リウ〕【直流】

読み方:ちょくりゅう

[名](スル)

まっすぐに流れること。また、その流れ。「—して本流に注ぐ川」

直流電流」の略。⇔交流

ある系統直接に受けついでいること。また、その流派・人。


ちょくりゅう 直流(DC) direct current DC


直流

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/28 02:00 UTC 版)

直流、脈流、交流の関係。Y軸は電流および電圧。赤色の線が直流。青色の線は脈流。

直流(ちょくりゅう、: direct current[1]、略記:DC)は、時間とともに流れる方向が変化はしない電流である[1]。「直流電流」とも。

対比されている概念は、交流つまり周期的に方向が変化する電流である。

概要

直流は、狭義には方向だけでなく大きさも変化しない電流のことを指し、流れる方向が一定で、電流の大きさが変化するものは(厳密には)脈流(pulsating current)という。 (広義には、脈流も含めて、方向が変わらなければざっくりと「直流」と呼ぶ。)

なお電流と電圧には深い関係があり、直流電流を引き起こすような時間によって方向が変化しない電圧は、直流電圧という。脈流だと、電圧も脈を打つ。

直流の性質

電池静電気により発生する電気は直流である。直流電流は金属線のような導体を流れるが、半導体絶縁体をも一定程度流れる。また、大気中や真空中であっても陰極線として流れる。

直流回路において、電圧V(V)、電流I(A)のとき、電力P(単位・W)につき次式が成り立つ。

Category:電気 Category:電力

直流

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/18 17:43 UTC 版)

変電所」の記事における「直流」の解説

世界で最初商用電力事業は、アメリカ合衆国のニューヨーク・マンハッタンで、トーマス・エジソン設立したエジソン電灯会社 (EELC: Edison Electric Light Company) によって1882年9月4日始められた。しかしこの時は直流115 - 120ボルト発電所から需要家までを直接結んで配電しており、電圧変換する機構入っておらず、したがって変電所もまだ存在しなかった。低圧送配電することに伴う大きな損失改善するために、様々な工夫試みられた。その中には高電圧の直流で送電して電動発電機低圧直流に変換するものや、高圧直流で直列接続されている蓄電池充電し並列につなぎ変えて低圧放電させる仕組みなどがあった。 直流での大規模な送電は、1954年スウェーデンゴットランド島への2万kW 100 kV送電実用化された。水銀整流器用いたもので、その後1961年には英仏連系にも導入された。 日本では北海道・本州間連系設備上北変換所 - 函館変換所)や紀伊水道直流連系設備紀北変換所 - 阿南変換所)で直流送電が行われている。

※この「直流」の解説は、「変電所」の解説の一部です。
「直流」を含む「変電所」の記事については、「変電所」の概要を参照ください。

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