ミクロン
【英】micron, micrometer
ミクロンとは、1メートルの100万分の1(10のマイナス6乗)を表す長さの単位である。
ミクロンと、同じく長さの単位である「マイクロメートル」は、同義語である。ただ、マイクロメートルは国際単位系(SI)に含まれているが、ミクロンの方は国際単位系に含まれていない。
ミクロン単位の物体の例としては、直径が数ミクロンの赤血球や白血球などを挙げることができる。
ミクロンの英語の発音は「ミクロン」よりもむしろ「マイクロン」に近い。ただし日本語の中で長さの単位を「マイクロン」と表記することは稀といえる。ITの分野でマイクロンといえば米国の半導体メーカー(マイクロンテクノロジー)を指すことが多い。
マイクロメートル
(ミクロン から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/10 12:52 UTC 版)
マイクロメートル(micrometre, 記号 μm (立体))は、国際単位系 (SI) の長さのSI単位である。
- ^ 計量法附則第3条第2項、附則別表第2
- ^ 計量法附則第三条の計量単位等を定める政令 第2号、別表第2 項番1
- ^ 計量法附則第三条の計量単位の記号等を定める規則 別表(長さの欄 ミクロン、ミリミクロン)
- ^ 単位の「ミクロン」について Q 放送で「ミクロン」という単位を使ってもいいですか。 A 現在は、単位の「ミクロン」は使いません。「マイクロメートル」を使います。、NHK放送文化研究所、執筆者:メディア研究部・放送用語 滝島雅子、2016-11-01
- ^ ㎛ Square Mu M {utf8}icons
- 1 マイクロメートルとは
- 2 マイクロメートルの概要
- 3 関連項目
マイクロン
(ミクロン から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/25 05:24 UTC 版)
英語表記における"micron"は、日本語読みで「マイクロン」とも「ミクロン」とも言われるため、本項においてはこれら両方を取り扱う。
- 1 マイクロンとは
- 2 マイクロンの概要
ミクロン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/21 05:19 UTC 版)
以前は同じ長さのミクロン(micron, 記号:μ)という単位が使われていた(これには測定器具のマイクロメータ(micrometer)との混同を避けるためでもあった)。これは1879年の国際度量衡総会(CGPM)で承認されたものであったが、1967年の国際度量衡総会で廃止された。ミクロンはSI併用単位にも含まれておらず、10−6 mを表すにはマイクロメートルを使うのが望ましい。この理由はSI接頭語と紛らわしいからである。 日本の計量法では、その附則第3条第2項及び附則別表第2により暫定的に使用することができたが、1997年10月1日からは使用が禁じられている。NHK放送でもこの日から、ミクロンに代えてマイクロメートルを使用している。 現在ではマイクロメートルの使用がほぼ定着してきたといえるが、公共放送の番組や独立行政法人の刊行物等でもまれにミクロンの表現・表記がなされていることがあるほか、当然のことながら古い文献では頻出する。さらにミクロンの千分の1の意味でミリミクロン(記号:mμ)という単位が使われ(つまり1mμ = 1 nm)、しかも前後が倒置して(誤植で)μmとなっている(μの千分の1をμmと表記してしまっている。)例があるなど注意が必要である。
※この「ミクロン」の解説は、「マイクロメートル」の解説の一部です。
「ミクロン」を含む「マイクロメートル」の記事については、「マイクロメートル」の概要を参照ください。
「ミクロン」の例文・使い方・用例・文例
- オミクロンはギリシャ語アルファベットの第15字である。
- オミクロンはギリシャ語のアルファベットの15番目の文字である。
- 異常に小さな赤血球(直径が5ミクロン未満)
- メートル法の長さで、1メートルの100億分の1(または0.0001ミクロン)と等しい
- 電子工学において,シリコン棒を数百ミクロンの厚さに裁断したもの
- 粒径が10ミクロン以下の大気中に浮遊する粒子状物質
- ミクロンという長さを表す単位
- その高分子フィルムは厚さ数ミクロンで,アゾベンゼンを含んでいる。
- 直径2.5ミクロン以下の微小粒子状物質,PM2.5の値が通常そこではとても高い。
ミクロンと同じ種類の言葉
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