ホログラム【hologram】
ホログラム
光の干渉、回折という現象を利用して、物体のもつ情報を干渉縞というかたちで写真フィルムに記録したものをホログラムといい、その情報を再び取り出す技術がホログラフィーである。ホログラムの作成にはおもに干渉性の大きいレーザー光が用いられている。干渉計測はホログラフィーの応用のなかでも古くから実用化された分野で、測定できる物理量は物体の微小変位、振動モードなどがあり、自動車のボディの振動状況の把握、タイヤ内部の欠陥の非接触検出に既に実用化されている。情報を外界の景色に重ね合わせて表示する装置をHUD(ヘッドアップディスプレイ)装置というが、ホログラムを使ったこの装置が自動車にも搭載されている。現在表示されるのはスピードと警告マークだけであるが、方向指示や地図など、より多くの情報をフロントガラス全面に表示することも将来可能だろう。
ホログラム
ホログラム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/24 13:44 UTC 版)
5, 10, 20ユーロ紙幣には表面右側にホログラムの入った帯状の金属箔が貼り付けられている。この金属箔には紙幣の額面が浮かび上がるようになっている。 他方で50ユーロ以上の額面の紙幣には帯状のものではなく、四角形のようなシールが貼り付けられている。
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