ビーダマン
ビーダマン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/27 15:10 UTC 版)
ビーダマンは、ビー玉を発射する二頭身の人形玩具。開発・発売はタカラ(現:タカラトミー)。運営はJBA(All-Japan B-daman Association)。
- 1 ビーダマンとは
- 2 ビーダマンの概要
ビーダマン(登場メカ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/07 06:17 UTC 版)
「Bビーダマン爆外伝」の記事における「ビーダマン(登場メカ)」の解説
ホワイトゲイル 連射能力に優れたしろボンの初代アーマーにして、グレイボン博士が開発した最初のビーダアーマー。3話から登場。主砲は「ビーダカノン」。初期の機体の中では唯一飛行能力を備え、フライトモードにも変形可能。 11話でドラーケンの鋼蒼竜が発射したメタルビーダマに撃ち負けて中破し、同時にしろボンは重傷を負った。 漫画版では元来戦闘用に作られたものではなかったが、しろボンのメイルスーツのパワーに反応してアーマーモードに変形可能となった。必殺技は鳥の形状をしたビーダマを発射する「爆烈(ボルケニック-)テンペスト」、相手のビーダマをかわしながらビーダマを発射する「クロスカウンターショット」。パイロット以外の人物も操縦可能で、あおボンがダークキザック一味に攫われたルイルイを追いかけたり、ドラーケンと戦うしろボンの下にホワイトゲイルを届けるために搭乗したことがある。漫画版でのしろボンの愛機はいずれも頭部ツインカメラに瞳が描写されており、しろボンの心情に合わせて変化する。 カラーリングおよびスタイルは『爆外伝II』の風の魔神にインスパイアされている。 ホワイトゲイルII(ツー) しろボンの2代目アーマー。12話から登場。ドラーケンの鋼蒼竜との戦いで中破したホワイトゲイルを修復・強化した機体。空中での戦闘能力と攻撃力が強化されている。主砲は、鋼蒼龍の解析によりメタルビーダマを連続で発射できるようになった「メタルビーダカノン」。その威力は鋼蒼竜の胸部を一撃で打ち抜き破壊するほどである。フライトモードへの変形機構もホワイトゲイルから引き継がれている。 出動回数は少なく、第12・17・20話の計3回。最期はあおボンたちと他の3機が閉じ込められたビーダエクスプレスを正面から飛行の推力で押し戻して止めようとしたが、力及ばずビーダエクスプレスと共に崖へ衝突し、大破。 漫画版ではビーダエネルギーを集中させた拳での強烈なパンチで相手を貫く裏技・「ビーダバクダンパンチ」、ライドモードで高速疾走する「ライドモードスーパーダッシュ」も使用可能。翼朱雀との戦いで勝利したものの大破し、その後ホワイトブロスへと修理・強化される。 テレビシリーズでは白と青を基調としたカラーリングだが、玩具では青い部分が水色になっている。また、玩具版は背面のウイングが連射モードで固定されている他、メタルビーダカノンの機構がテレビシリーズのそれとは若干異なる。 ホワイトブロス しろボンの3代目アーマーにして、グレイボン博士がプロフェッサーボン博士の設計図を元に開発したビーダアーマーの一体。「ヘビービーダアーマー」とも呼称される。別名通りの巨体が特徴。登場は21話から。ホワイトゲイルIIよりもマッシブな外観となり、ヘルメット等にドラゴンの意匠が取り入れられた。これまでのダークビーダとの戦闘データを集積し、ホワイトゲイルIIよりも運動能力や連射能力などの全体の性能がさらに上昇しており、シールドの強化によって翼朱雀のヘキサメタルショットの直撃にも耐え抜くほどの強度を得ている。主砲はビーダマルチプライヤーによりメタルビーダマを凌ぐ高密度ビーダマを発射できる「ブロスカノン」。第33話でダークジコロとダークバアヤがジュニボン(声 - 間宮くるみ)を唆してコントローラーを右足に取り付けられ、ダークバアヤの遠隔操作で意のままに操られた事があった。 玩具版では、ヘルメット部分のシールに「WHITE GALE 3」と書かれている。 ブルースナイパー あおボンの初代アーマーで、狙撃型ビーダアーマー。6話から登場したが、ティーゲル編では決着の回まで出動の機会が無かった。長距離精密攻撃に特化されており、照準をつけるスコープ・クロスゲージは標的の内部を透視するXレイセンサーとしても機能する。主砲は「ポインティングショット」。ブルースナイパーとイエローシューター、レッドバスターは本体ボディ部を共通化しつつもビーダカプセルおよび後頭部パーツ、ボディ部ホールドパーツ、カラーリングは異なる。元々は大金が隠されていると思われたグレイボンの家宝のダビデボン像を破壊する目的で作られた(実際に入っていたのは金の音がする鈴だけ)。 ダークグンシの策略により、ビーダエクスプレスの貨車から脱出できないように固定されてしまい、列車と道連れで崖へ衝突し大破。 漫画版ではレッドバスター・イエローシューター共々登場していない。 ブルーブレイバー あおボンの2代目アーマーにして、グレイボン博士がプロフェッサーボン博士の設計図を元に開発したビーダアーマーの一体。23話から登場。索敵・電子戦用。空陸両用。頭部に通信アンテナ、頭部前方にXレイセンサー・プログレススコープを装備し、長距離精密射撃の能力がさらに向上している。主砲は「ブレイブカノン」。イエロークラッシャーとは、頭部飾り・肩アーマーのパーツ・頭部前方のパーツを除いてフォルムが共通化されている。 レッドバスター あかボンの初代アーマーで、砲撃戦型ビーダアーマー。登場は11話からだが、以降は破壊されるまで出動の機会は無く、実質的な戦闘は11話のみ。主砲は2発のビーダマを同時発射する「ダブルビーダカノン」。 ブルースナイパー同様にビーダエクスプレスと道連れで破壊された。 フレアードラゴン あかボン2代目アーマーで、支援用ドラゴン型ビーダアーマー。45話から登場。あまり戦闘には向いていないが主に機体の輸送を目的としており、ライドモード時は背中に2台のアーマーを搭載できる。また、頭部竜顎から発射するビーダマカノンの他、設定上では胴体カーゴデッキに収納されているビーダマ臼砲により、ビーダマを投石器のように発射することも可能。両翼・「ドラゴンウイング」を持ち、機体左右のビーダフィールド発生器からは飛行揚力やバリアを発生させる。 あかボンいわく、「女の子向きじゃない可愛くない機体」ということらしい。 漫画版ではあかボンの癒しの力を背部から放出する「リバーススパーク」によってダークエネルギーの影響を受けた物を解放することが可能。 玩具版は『パロD英雄伝』の「神聖ドラゴン」の金型流用製品であった。 ゲーム版での名称は『フレアドラゴン』。 イエローシューター きいろボンの初代アーマーで、パワー型ビーダアーマー。12話から登場。レッドバスターと同時期に開発されていたが、チューニングに手間取り、レッドバスターよりも後に完成した(それまで存在を隠していた為、疎外感を抱いたきいろボンがダークビーダに付け込まれる原因になった)。主砲は特殊ホルダーにより高速ドライブを加えてビーダマを発射する「ドライブショット」。グレイボン博士によれば、その威力はホワイトゲイルのビーダカノンを上回るという。 ホワイトゲイルが破壊されてピンチに陥った状況の中、ドラーケンとの一戦で初陣を飾った機体。奮闘するも、頭部と左腕、右足を破壊されて戦闘不能にされた。その後は修復され、きいろボンがリッチボンの財産目当てでくろボンに変装してピンクボンを救出しようとした際には、黒を基調としたカラーリングに塗り替えられたことも(なお、ティーゲルは偽装の黒塗りが部分的に剥がれるまできいろボンの変装に気付かなかった)。 ブルースナイパー・レッドバスター同様にビーダエクスプレスと道連れで破壊された。 イエロークラッシャー きいろボンの2代目アーマーにして、グレイボン博士がプロフェッサーボン博士の設計図を元に開発したビーダアーマーの一体。空陸両用。22話から登場。前回の事件を踏まえ、あおボンのブルーブレイバーよりも先に製作された。頭部の前に「ショックウェーブシステム」と呼ばれるシャレダースピーカーが付いており、このスピーカー(コクピットのマイクと連動している)からダジャレを発することにより、ビーダマに衝撃波を纏わせて特殊な回転をかけることができる(ダジャレである必要は無いが、きいろボンの性格上ついダジャレを発してしまう)。主砲は「クラッシャーカノン」。設定画には「フォルムがタヌキのチ○チ○みたいやなぁ」と注釈されている。 スピーカーは単体でも十分効果があり、シュリンゲはこのスピーカーから出る小噺がトラウマになった。但し、シルドークには「面白いではないか」と返され、効果は無かった。 漫画版では衝撃波を纏ったビーダマは相手がかわしても衝撃で動きが鈍るほどの威力を持つ他、他の機体の発射するビーダマに衝撃波を纏わせて威力を二倍にすることが可能。 ブラックガトリンガー くろボンの初代アーマーにして、プロフェッサーボン博士が開発したビーダアーマーの一体。4話から登場。形状は左右非対称で、そのシルエットは前作のボンバーボンバーに近い。旧式ながら高い機動性を誇る。主砲はガトリング機構を使ったビーダマ連射「ガトリングショット」。ビーダアーマー開発以前の旧型アーマーのため、ビーダカプセルは搭載されていない。 ドラーケンの2度目の襲来の際、イエローシューターと共に善戦したが、鋼蒼龍の胸部ギミックでガトリング砲を破壊されてしまい、大破した。 漫画版ではくろボンと共に成長してきた超AIを搭載しており、そのAIはドラーケン戦でガトリンガーが破損後、ブラッククラスターに移植された。 玩具版は『爆外伝I』のガトリングアーマーの金型流用製品。 ブラッククラスター くろボンの2代目アーマーにして、プロフェッサーボン博士が開発したビーダアーマーの一体。足裏からのジェット噴射で飛行可能な空陸両用。19話で初登場し、中盤で活躍。ブラックガトリンガーを上回る機動性と高速連射「クラスターカノン(漫画版では「クラスターショット」)」が特徴の機体。また、くろボンのアーマーで初めてビーダカプセルが搭載された機体でもある。ビーダマによる攻撃以外にも素早い拳の連続殴打が可能。ダークプリンスの銀戎瑠に一撃で破壊され、大破。 漫画版ではガトリンガーに搭載されていた超AIが移植されている。鎧玄武に破壊されるが、応急修理の上ダークネスドラゴンの一撃を集中連射で弾き飛ばした後、帰還。その後、放棄された模様。 ブラックデバスター くろボンの3代目アーマーにして、プロフェッサーボン博士が開発したビーダアーマーの一体。ホワイトブロスと同様、「ヘビービーダアーマー」とも呼称され、他の機体より一回り大きいのが特徴。37話から登場。主砲「デバスターカノン」は胴体部の上下にビーダマ発射口があり、同時発射や上下の連続発射、二つの目標を同時に狙うこともできる。防御時は翼部分をシールドとして使うことも可能。巨体の割に相当なスピードも持ち、初登場時には銕白虎と翼朱雀を圧倒した。その後も銀戎瑠と互角のスピードながら、それを上回るパワーで優勢に戦ったが、ブリザードエビルの前には歯が立たなかった。 デバスターヒリュウと呼ばれる飛行形態へも変形可能で、ビーダアーマーの中で最も高い機動性を発揮するが、漫画版にてシルエットが登場したのみに留まっている。 漫画版では翼から嵐を発生させる「デバスターストーム」という技を持つ。 カラーリングおよびスタイルは『爆外伝II』の闇のアーマーにインスパイアされている。セイントブラスター ホワイトブロスが上半身、ブルーブレイバーとイエロークラッシャーがそれぞれ両足となり合体した機体。腹部 と両足から同時にビーダマを発射することが可能。技名は「ブラスターカノン」。銀戎瑠とクラヤミの合体アーマーであるブリザードエビルと互角のスピードとパワーを持つ。 合体命令のスイッチを3人全員が完全に同じタイミングで押さない限り合体は成功しない(漫画版ではパイロット全員の気持ちが一つになった時にコクピットのフロントパネルが発光し、初めて合体可能となる)というハードルの高い合体であり、グレイボン博士が行った練習では一度も成功せず、3人は本番で追い詰められた状況となるが、くろボンを誘き寄せる為に人質としてDr.シャドーに捕らわれたあかボンを助けようとした際に息が合うようになり、見事にクリアした。合体時の操縦系統については劇中では説明されていないが、第46話ではきいろボン(及びあおボン)が脚部の操縦を担当しているともとれる描写がある。合体が解除されるほどのダメージを受けた場合、個別の機体への復元が優先される模様。 スタイルは『爆外伝II』の炎の魔神にインスパイアされている。 セイントドラゴン ホワイトブロスが首から頭部、ブラックデバスターが胴体、ブルーブレイバーとイエロークラッシャーがそれぞれ両足となって合体した巨大なドラゴン型ビーダアーマー。最終回のみの登場で、本作品でのビーダアーマーの最終形態である。合体した後はプラネットエネルギーを必要とするため、プラネットエネルギーの制御装置が全員のアーマーに装備されていたが、それを惑星から取り出す装置が見当たらなかったため、当初は合体できなかった。搭乗員全員のコックピット部分が外から見えるというのが特徴。必殺技は全発射口からビーダマを一斉に発射する「セイントファイアーボレイ」。 漫画版では合体時に放つ光エネルギーによってブリザードドラゴンをダーク皇帝の支配から解放している。ダーク皇帝の猛攻に苦戦するも、しろボンたちを応援するあかボンたちを始めとするビーダシティ中の生命体から放たれた真のビーダエネルギーが変化した癒しの光を纏い、ブリザードドラゴン共々ダメージを回復。その光を放ってダーク城を消滅させた。 以下はテレビシリーズ未登場のメカである。いずれも『爆外伝I』のボンバーアーマーのリペイント商品。 ホワイトボンバーアーマー しろボン専用のボンバーアーマー。 ブルーボンバーアーマー あおボン専用ボンバーアーマー。
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