この方法だと
・時間がかかる。
・結局全部を読み切れなくてストレスの嵐になる。
という経験を経て、最近は非常に淡白な読み方に転換しています。
◇まず、土曜日のみ紙の新聞を買う、というのは相変わらず。
◇買う新聞はThe Times と Financial Timesの二紙、というのも変わらず。
◆変わったのは、一週間かけて全部読むぞ、という意気込みをスッパリ捨てた、ということです。
必須記事を以下の三つに絞りました!たった三つだけ。
1.Financial Times土曜版別紙の「Life and Arts」の表四(最後のページ)連載中の「The Fast Lane」。
(例)
著者はタイラー・ブリュレっていうんですが、日本でも有名ですか?日本にも拠点を持っているらしくて、そして日本のことが大抵はべた褒めで書いてあって気分が良いので、「さ、今週も気分良くなろ。」と思って読みます。
2.Financial Timesのやっぱり土曜版別紙である「House and Garden」の表四「Gardens」の記事。
(例)
ガーデニング周りの「へぇ~。」的記事が面白いんです。
*但し、余りにテクニカルな内容になると読み飛ばしますので、「あそこで触れていた例の件だけどね、」みたいに迫ってこられると困ることを予めお断りします・・・。
時々ここでガーデニング関係の本が紹介されますが、何れも秀逸。先日買って大喜びだった本(これ)もここで見つけたし、つい最近買った何と1p(1ペニー。1円みたいなもの・・・)の本。中古ですが、絶版らしくて中古しかありません。↓
も、ここで紹介されていました。
*ここで紹介された途端に100倍以上(と言っても、元が元なので・・)に値上がりしたそうです!
*日本ではまさか売ってないだろう、と思ったけれど、試しに日本のアマゾンに行ってみたら、このamateur gardening pocket guide、「イギリスからの発送」とのことで、売ってました!ちょっと吃驚。700円台。これ、値千金だから700円台なら超お得ですよ。。
3.そして、Finantial Times土曜版付録Magazineの「First Person」
(例)
これがこれが、まあ、どこからどうやって集めてくるんだろう、といつも感心してしまう、またとない人々の生き様を書いてあるんです。
例えば
・上の写真の人は、タリバンのコマンダーに命を救われた人。
・魚の剥製作成専門家。
・ニューハーフ専門のマナー学校(フィニッシング・スクール)経営者(本人もニューハーフ)
・1982年から99年の就業中に62人の処刑をした処刑者。
・自分の家の庭に飛行機が墜落した人。
・・・・まあまあ、またと無い人ばかりが紹介されていて、一体どうやって探し出してくるんだろう、といつも不思議で仕方ありません。
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あれ??じゃあThe Timesは?
・・・土曜日中に上の三つを読み切ってしまって「宿題完了」みたいな軽い気持ちになっておいて、それからはThe Times本紙、別紙、マガジン等も含めて、読みたいと思った所だけをピックアップして読むことにしました。
これだと、気分的に楽チンです。
その日その日のニュースはテレビとかインターネットでチェックできるので、「今時の面白いトピック」みたいなのが満載の土曜版が気に入っています。
*日曜版も同様に色んな付録付きなんですが、土曜版はアップトゥデイトでピン!とした記事が多いのに対して、日曜版って、「あなたこれ、いつ書いたの?」って言いたくなるようなボヤけた記事が多いような気がして、土曜版を何かの都合で買い損ねた時に仕方なく買う以外は買いません。で、買ってみても読む気がしなくて、結局殆ど読まなかったりするんです。偏見???