僕は友達が少ない2 [★]
残念系美少女多数の日常系ラブコメ第2弾。
おもしろいっちゃおもしろいんだけど、1巻よりインパクトは薄め。あと今回はロリ分推し。
それにしてもこの汚い言葉の羅列もうちょっとくらい抑えてくれませんかね。うんことレイプ言いすぎやでほんま。
僕は友達が少ない 2 (MF文庫J)
隣人部――それは残念な連中が日夜友達作りのためにギャルゲーや演劇などどこか空回りな活動をしたり、ダベったりしている残念な部。残念系美少女の三日月夜空や柏崎星奈、美少女メイド(ただし男子)の楠幸村に加え、幼女シスターで顧問のマリア先生やいろんな意味で常識を超えた天才少女の志熊理科も加わり、ますます騒がしくて取り返しのつかない状況になってしまった隣人部。その中でただ一人の常識人(ただし友達は少ないというか、いない?)羽瀬川小鷹はいったいどうなる!? 大人気の残念系青春ラブコメ第二弾、友達を募集しつつスタート!
隣人部に残念な新入部員が続々入部――!?
それでもこのシリーズ、売り上げはかなり好調らしいですよ。もう重版以上はかかってるみたいですし。それから今年のこのラノでも23位にちゃっかりランクインしてたしな。
さて1巻では名前だけだった、天才マッドサイエンティスト志熊理科、そして年齢10歳の幼女シスター先生(隣人部顧問)が満を持して登場。どっちも個性的にぶっ飛んでいます。特に前者の規格外っぷりは異常。「ユニバアアアアアアアス!」は流石に声を上げて笑わざるを得なかった。なにこのエロエロな子。こんなエロエロな後輩に言い寄られるなんて羨ましい、ああ小鷹が羨ましい! 幼女シスター先生はただのバカガキですが、時折の無邪気さが微笑ましい。まあまだ幼いから汚い言動も躊躇ないんだろうね。あと小鳩と張り合うところがかわいい。
それにしても一番の常識人であるはずの小鷹が残念すぎてたまらない。
かなりの自信を持って披露した「おもしろい話」とか不憫すぎて肩をそっと叩いてあげたくなってしまったよ。
今回は新キャラに話を割いたおかげで、一番大好きな肉こと星奈の出番が少なくて残念。でも表紙だったから満足。しかしどうしても夜空には勝てないよなあ、不憫だ。
それからまさかのリレー小説復活。
このシリーズでもやるとは思いもしませんでしたが、やはりカオス風味ですね。というか夜空と星奈は紙面まで戦場にするなよw ラノベ部はこれよりもうちょっと協調性あったぞ。まあテーマ性もあったモンじゃなくて各々が好き勝手やっている小説ですからね……しかたなしか。そしてここでも理科さん大暴走。マジもうこのキャラ出てきただけで笑えるんだけどw
いやー、おもしろかった。勢いもあるし、MFの人気シリーズにもなりつつありますねえもう。
というかこのお話はキャラ勝ちだ。あとは巧みな会話劇。ラノベ部もやってたのに平坂先生もこんなによく思いつくなあ。
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