機巧少女は傷つかない３ Facing"Elf Speeder" ［★］
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機巧魔術――それは魔術回路を内蔵する自動人形と、人形使いにより用いられる魔術。そのトップを決める戦い〈夜会〉で負傷中の雷真は、屋上から少女が飛び降りようとしている現場に偶然出くわす。なんとか彼女を助けた雷真だが、〈暴竜〉シャルにどこか雰囲気の似たその少女は、この一週間で７回も自殺未遂を繰り返しているらしい。「私を殺してください！ それがダメなら、いっそめちゃくちゃにしてください！」「しねーよ！」一方、学院のシンボルである時計塔が何者かに破壊されるという事件が起きる。その犯人は――シャル!? シンフォニック学園バトルアクション第３弾！
夜会のこともたまには思い出してあげてください。
物語として全然進行してない。というのは主人公・雷真の正義感の強さとお節介が災いしているんですね。それが雷真の主人公としての魅力なのかもしれませんけど、自分の目的も忘れないようにしましょう。と、わざわざ硝子さんからも言われてるじゃないですか。
というわけで満を持して＜暴竜＞ことシャルのお話です。空気ヒロイン化はまぬがれた。
学園内で自殺を計ったシャルの妹・アンリを偶然助けた雷真。その後時計塔が崩れ、それが学園長暗殺を目論んだシャルの仕業だと知る。シャルは人を殺めるようなやつではない、となにか裏があると睨んだ雷真は探りを入れることに、みたいな展開です。
なんか３巻にして大分キャラが多くなってきた中で、それでもロキとフレイのコンビはちゃんと出番があったのは嬉しかった。特にロキは結構好きなキャラで、雷真と罵声を浴びせあう掛け合いやシスコンぶりが顕著になってきたりと色々おいしいキャラだったりします。なにかと理由をつけて介入してくるあたり、こいつ実は雷真のこと好きすぎるだろ。
そしてなんといっても、ロキのこともそうですが、粉骨砕身になりながらもピンチのヒロインを助けるという構図は熱いです。雷真は熱い男なのです。この作品の男キャラはみんなかっこいいなー。
ちなみに言えば夜々もいつもどおりでした。べつに無理にヤンデレ路線にしなくてもいいと思うんだけど。
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ＭＦ文庫Ｊのラノベ、『機巧少女（マシンドール）は傷つかない』（海冬レイジ先生原作、るろお先生イラスト）の３巻が発売中です。
表紙は〈暴竜〉の二つ名を持つヒロインのシャルロット。
破れたタイツで太ももが浮き上がってくる様子がテラエロス！
(//▽//)
コレで上?...
2010-08-05 11:00 :
gurimoeの内輪ネタ日記（準備中）
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