かぐや魔王式! 第6式 [★]
かぐや魔王式! 第6式 (MF文庫J) 水沢深森 メディアファクトリー 2010-02-23 売り上げランキング : 32039 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
平和(!?)な日常が過ぎる秋。腹黒優等生・錦織が万全を期して挑む「生徒会選挙」が刻々と迫っていた。現生徒会長の美紀の信頼も得て、全ては順調のように見えた……輝夜真央の暴走さえ食い止められれば!「私も選挙に出馬する」とか言い出した輝夜をなんとかなだめすかしたものの、錦織の前に現れた最強のライバルは美少女転校生、弓削満月だった!!!! 明るくて可愛い満月はすぐに人気者になり、生徒会に入ると宣言する。ところが、満月は――「キャラ作ってるでしょ。わかるもん。あたしも人気者じゃないとイヤな子だから!」腹黒vs腹黒! まさかの対決が始まる第6式登場☆
一応念のため言っておくと、先月の新刊じゃなくていっこ前の巻。
久々に読んだけどこのシリーズは安定して読めるなあ。キャラかわいいし。
満を持して貴の幼馴染みが登場。トップアイドルを目指すこの子は、昔の思い出から貴が猫を被っているのをひと目で見抜き(同類だからってのもあるけど)、生徒会選挙にまで乗り込んできてさあ大変。この作品らしいドタバタな一冊ですね。
というかこの二人が比肩にも値しないほどあいふぉんが一番黒いんだけど。実は根に持ってたの!? ってネタが結構あった。容赦ねえ。あと六道はあたりまえとして、なにげに閣下までも裏で操るようになってないか。閣下も閣下であいふぉんの意見には素直に耳を傾けるし。
閣下もウソの告白は表面では余裕そうだったけど、やっぱり乙女な部分が秘められてますな。
ちなみに六道はいつもどおりの扱いでした。月見先生も水沢先生も六道好きならもう一回だけでもいいから是非六道を表紙に! 不遇っ子バンザイ!
そしてあのオチはさすがに唐突すぎて言葉を失った。そんなことほのめかしてたかこいつ?
いやまあ、これはこれで私はおいしいんでいいんですけど。本当に男の娘って流行ってるんだなあ……。
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