日々改訂

この世界から出ようという音無の考えに日向と直井は気付いてたようですね。
彼らもまた、音無と同じように「報われた」からでしょうか。

しかしそれはイコールこの世界から消えるということであり、この考えはSSSの方向性とはある意味真逆。
ゆりっぺにばれないよう動く３人ですが、そんな中、謎の影がSSSのメンバーを襲う事件が起きました。

そして高松がその犠牲になり、襲われた翌日、NPCと化した高松の姿が。

影に魂を食われて失うとNPCとして永遠にこの世界に捕らわれ居続けることになる事実を知り恐怖するSSSメンバー。

これには手塚治虫先生の『火の鳥』を思い出しましたね。

大人になり、しばらくすると赤ん坊まで若返り、そしてまた大人になり、また赤ん坊に戻る。
それを永遠に繰り返す。要するに死ねない。
そのあまりのつらさに、どうせ生き続けるならメタモルフォーゼで植物となって行き続ける道を選ぶ。

そういう話があったのですが、それに近いかもしれませんね、“この世界”に居続けるということは。


結局音無たちの目論見はゆりっぺにはバレていて、初めてその考え、思想をSSSのメンバーに伝えますが、メンバーは混乱。


この世界から出るのか、どうするのか。


その判断は各個人に任せ、ゆりっぺは影を操っている人間、NPCに介入し操っている人間がいるはずだと考え、犯人が潜んでいると思われる隠し階段を見つけますが、どうやら行き先はまさかのギルド。

ここで今回は終わりましたが、展開が早く、話を詰めすぎきらいのあるABとしては珍しく、じっくり話が進んだように思いました。

このテンポを最初から続けてくれていたらととても思いますｗ

クライマックスに向け面白くなってきましたね。

それにしても高松が・・・椅子で飛んだり脱いだり楽しそうだったのに・・・。