★Prime Video で映画《ノッティングヒルの洋菓子店》を観たので、簡単なコメントを添えて紹介してみたいと思います。※ネタバレに注意! 【あらすじ】 ロンドン、ノッティングヒル。名店で修行を積んだパティシエのサラと親友のイザベラの2人は、長年の夢だった自分たちの店をオープンすることに。ところが事故でサラが急死。夢を諦めきれないイザベラとサラの娘クラリッサは、絶縁していたサラの母ミミを巻き込んで、パティシエ不在のまま開店に向けて走り出す。そんな3人の前に現れたのは、ミシュラン二つ星のレストランで活躍するスターシェフのマシュー。20年前、ガールフレンドだったサラから逃げた過去を持つ彼は、あることを償うためにパティシエに応募してきたのだ。それぞれの想いを抱えた4人は、果たしてサラの夢を叶えることができるのか――。【コメント】 登場人物たちが背負っている背景がストーリーの展開に合わせて次第に明らかになっていくテンポがよかったですね。特にお店の向かいに住む老人の描き方が良かったです。 冒頭でのサラの事故死のルアルな描き方でなく、観る側の想像力に委ねた演出も気に入りました。 出来ればエンディングで登場人物たちのその後についての風景が、もう少し描けていたら良かったと思われましたね。 ~出典:Filmarks~VIDEO
★素敵なオールディーズ聴いてみましょう! ~流れ出てくるメロディに耳をそばだてていると懐かしい風景が、時にセピア色で時に色鮮やかで蘇ってきます。今日の1曲は、あなたをどんな風景に誘ってくれるのでしょう。■小さい悪魔 (ニール・セダカ) ニール・セダカ(英: Neil Sedaka、1939年3月13日 - )は、アメリカ合衆国の歌手、作曲家、シンガーソングライター。ニューヨーク州ブルックリン出身[1]。娘は歌手のデラ・セダカ。1960年代前半に歌手兼作曲家として、1970年代にシンガーソングライターとしてそれぞれ黄金期を迎えた。日本やイギリスでも独自のヒット作を生むほどの人気を得た。 「小さい悪魔」 - "Little Devil" (1961年) ※全米チャート第11位、 キャンディーズの「やさしい悪魔」はこの曲のパロディ ~出典:Wikipedia~VIDEO
★観てみたいと思った映画は数多くあります。そんな作品の中で実際に観ることができた作品もあれば、観ることができなかった作品もあります。こんな作品もあったなと想いながら、自分の感性に触れた作品をご紹介したいと思います。という訳で今日の映画は【ライアーライアー】です! 《解説等》 突然ウソがつけなくなってしまった、やり手の弁護士の悪戦苦闘ぶりを描いたコメディ。「ケーブルガイ」のコメディアン、ジム・キャリーが出世作「エース・ベンチュラ」のトム・シャドヤック監督と3年ぶりに組み、得意の顔面演技や形態模写、オーバーアクトを披露して笑いを誘う。脚本は『リトル・ラスカルズ』(V)のポール・ガイとスティーヴン・マザールのコンビ。《あらすじ等》 フレッチャー(ジム・キャリー)は、口八丁手八丁の嘘で次々に勝訴するやり手弁護士。美人上司ミランダ(アマンダ・ドノホー)は、ほかの弁護士がモラル的に断った依頼人の裁判に勝ったら昇進させるという餌を、彼にちらつかせる。その依頼人サマンサ(ジェニファー・ティリー)は浮気が原因で夫から離婚訴訟を起こされているうえ、浮気をしたら離婚後は一切財産を受け取る資格はない、という結婚前の契約にサインしており、どう見ても勝ち目はないのだが・・・・・。 ~出典:Movie Walker~VIDEO
★大好きな映画音楽を聴いていると、その映画と出会った時の懐かしい風景が一瞬にして甦ってきます。という訳で今日の映画は【007 ロシアより愛をこめて】です! 製作:1963年 イギリス・アメリカ合衆国の合作 主題曲:ロシアより愛をこめて 音楽:ジョン・バリー 出演:ショーン・コネリー 監督:テレンス・ヤング 「007シリーズ」は、イギリス秘密情報部の工作官である007ことジェームズ・ボンドが主役のスパイアクション映画。1962年に第一作が公開されてから2015年の最新作まで24作にわたって世界中のファンから愛されている。 シリーズ第2作となった「007 ロシアより愛をこめて」は1964年の日本初公開時の日本語タイトルは「007 危機一発」。1972年に邦題タイトルを変え「007 ロシアより愛をこめて」としてリバイバル公開された。 主題曲「ロシアより愛をこめて」はライオネル・バート作曲。ジョン・バリーによる編曲。バラード・シンガーのマット・モンローが歌い大ヒットした。 ~出典:WP Weaver~VIDEO
★歌詞の創り手として大好きな、荒井由実(松任谷由美)さん、松本隆さん、中島みゆきさん、小田和正さん、竹内まりやさん、財津和夫さん、来生えつこさん、桑田佳祐さん、井上陽水さん、吉田拓郎さん、10人の歌詞を紹介します。 そこで今日の【楽曲名:秋の気配/ 作詞:小田和正】 のお気に入りのフレーズです! あれがあなたの 好きな場所 港が見下ろせる こだかい公園 あなたの声が 小さくなる ぼくは黙って 外を見てる 眼を閉じて 息を止めて さかのぼる ほんのひととき こんなことは 今までなかった ぼくが あなたから離れてゆく 黄昏は 風を止めて ちぎれた雲は また一つになる ★小田 和正(おだ かずまさ、1947年9月20日 - )は、日本のニューミュージックシンガー、シンガーソングライター、音楽プロデューサー。元オフコースのリーダーでボーカル。 オフコース (OFF COURSE) は、1969年から1989年まで活動した日本の音楽グループ。「さよなら」や「Yes-No」などのヒットで知られ、1982年には、日本武道館に於いて連続10日間のコンサートを成功させた。楽曲は、リマスタリングされたりベストアルバムにまとめられるなど、2010年代に至るまで発売され続けている。 ~出典:ウィキペディア~ VIDEO
★最近毎晩Amazon.co.jp: 映画: Prime Video(プライム会員になれば、会員特典対象の映画やドラマ、アニメ、Amazon Original 作品が見放題)で洋画を観始めました。そこで観た映画を簡単なコメントを添えてご紹介していきたい と思います。 【◎】 ※【ダブルブッキング 奇跡の出会い】見終わっての一言・・・・・物語としてはありふれた風景が描かれているように思われましたが、結構伏線のあるシーンを随所に入れている演出が気に入りました。例えば、ミサの合唱団の中にいた男の子と娘の出会い、馬で馬車を引かせるプレゼント、他人のための雪かきなど前振りのシーンを見逃さないと面白いですよ。たった一つ、クリスマスツリーに飾った願い事を書いたメモを入れたガラス玉については、エンディングで見るなど期待していたのですがスルーされたところが残念でした。《解説等》 監督 ジェニファー・ギブソン、出演 エリカ・デュランス, ロビン・ダン, デモン・ルニャン《あらすじ等》 締め切りを抱えてクリスマスの喧騒を避けたい人気作家と、娘とのクリスマスの思い出を大切にしたいシングルマザー。互いが過ごすはずの別荘がダブルブッキングだったことから思いがけず運命の恋が始まる!温かな幸せが灯るクリスマスタウンで芽生えた大人同士の恋を描く心温まる珠玉作! ~出典:プライムビデオ~VIDEO
★グラミー賞はナショナル・アカデミー・オブ・レコーディング・アーツ・アンド・サイエンス (NARAS) が主催する音楽賞で、今日世界で最も権威ある音楽賞のひとつとみなされています。その歴史ある過去の受賞作品を聴いて、それを楽しんだ懐かしい風景を思い浮かべてみませんか? ※毎年2月に授賞式が行われ、著名なアーティストによるパフォーマンスや代表的な賞の授賞の模様が全米をはじめ世界の多くの国で放映される。1959年5月4日、1958年の音楽業界での功績を称える第1回グラミー賞授賞式が行なわれた。 ※最優秀レコード賞は対象期間内に発表された最も優秀な1曲単位のレコーディングに贈られる。アーティストを始め、プロデューサー、レコーディング、ミキシングの各エンジニアなど、楽曲のレコーディングに携わった人が授賞の対象。 【最優秀レコード賞~第35回目:1993年】作品:Tears In Heaven ティアーズ・イン・ヘヴン、受賞者:エリック・クラプトン この曲は、息子の死を悼んで作られた歌である。1986年8月、クラプトンはイタリア人女優ロリ・デル・サント(Lori Del Santo)との間に息子コナー(Conor)を授かる。彼は自分によく似た息子を大変可愛がり、父親としての時間を大切にしたいと述べていた。しかし1991年3月20日午前11時、当時4歳半だったコナーが母親の自宅の階段を駆け上がっていたところ、たまたま開いていた踊り場の窓から転落して死亡した。自宅は、アパートの53階だった。 あまりにも悲劇的な事態に大変ショックを受け、クラプトンは自宅に引き篭もってしまった。彼が再びドラッグと酒の世界に舞い戻ってしまうのでのはないかと多くのファンが懸念したが、コナーに捧げる曲を作ることでその悲しみを乗り越えることに成功した。そして同年、親友ジョージ・ハリスンを十数年ぶりにツアー活動に復帰させ、クラプトンは自分のバンドと共にハリスンのバックを務めることで、音楽シーンに本格的に復帰した。 ~出典:ウィキペディア~ VIDEO
★アカデミー作品賞はアカデミー賞の部門の一つで、映画作品自体へと賞が贈られるアカデミー賞の最重要部門です。その歴史ある過去の受賞作品を鑑賞して、それを生み出した時代背景なども思い浮かべてみませんか? ※その年のアメリカで上映された最も優れた映画5本を候補に選び、その中の1本にこの名誉が与えられる。アカデミー賞の候補投票は会員がそれぞれ属する分野のみの投票であるが、作品賞だけは全会員が5本候補を選んで投票する。ちなみに、授賞するのは、作品のプロデューサーである。 ※第1回のみ「作品賞」と「芸術作品賞」の2部門に分かれており、それぞれ3本ずつ候補作が選ばれていた。第2回で一本化されて候補を5本選ぶようになった。第5回は8本になり、第6回には候補作の数は10本となる。第17回からは従来の5本となり、この形態で続いていたが第82回では10本になった。第84回には会員の投票の5パーセント以上の得票率を得た作品の中から5本から10本の間で選ばれるようルールが変更された【受賞作品~第73回目:2000年】作品:グラディエーター、監督:リドリー・スコット 【概要】 帝政ローマ時代中期を舞台とし、ラッセル・クロウ扮するローマ軍将軍マキシマス・デシマス・メレディウスは皇帝アウレリウスと皇太子コモドゥスの確執に巻き込まれて家族を失い、自らも奴隷に身分を落とす。マキシマスはコモドゥスへの復讐を誓い、ローマ文化の象徴の一つである剣闘士(グラディエーター)として名を上げていく。 制作会社はドリームワークスで、監督は『エイリアン』、『ブレードランナー』などを製作したリドリー・スコット。主要キャストはラッセル・クロウ、ホアキン・フェニックス、コニー・ニールセン、オリヴァー・リード(これが遺作となった)、ジャイモン・フンスー、デレク・ジャコビ、リチャード・ハリス。 ~出典:ウィキペディア~ VIDEO
★昨夜は2018年10月5日(金)東京国際フォーラム・ホールAでの《TULIP~ CONCERT TOUR 2018 is There》以来およそ4年ぶりののチューリップのコンサート「TULIP 50周年記念ツアー 〜the TULIP〜」に行ってきました。 ※相変わらず素敵なハーモニーが聴けて大満足のコンサート でしたね。それと嬉しいのがコンサートの最後に財津さんが来年2023年の7月1日と2日に東京国際フォーラム・ホールAでのコンサートが決まったと教えてくれました。ひょっとすると今回で最後かな?と思っていたので嬉しい限り ですね。 ※失礼な言い方になるかもしれませんが姫野さんのミュージシャンとしての成長ぶり、例えば生歌コーナーでのアコギでの演奏やエレキでのリードのプレイなどデビュー当時エレキにカポを付けて演奏していたのが信じられません ね。歌も力強さも加わって、財津さんとのハーモーニーが一段とレベルアップ しているように思えました。 ※後半サポートメンバーのドラムも加わり、ツインドラムとなっていたのでビートの激しい楽曲の時は身体全体に刻まれるビートが響いて来て心地よかった です。 ※今回は50周年という区切りの演出と言うことで、特に前半はメンバー全員の存在感(亡くなった安部さんへの演出も含めて)が強く影響された演出なっていたようでした。個人的にはセットリストの選曲に影響が出ていたように思えて少しだけ物足りなさを感じてしまいました 。 ※コロナ下のコンサートとしては《『松任谷由実 コンサートツアー 深海の街』》2021年10月6日(水)森のホール21に次いで2回目なのですが、今回の方がエンディング近くは総立ちで、中には激しく踊りながら反応している観客もいたりして以前の姿に戻りつつある と思いましたね。さすがに一緒に歌う演出は観られませんでしたね。 ※コンサート会場入り口にお祝いの花輪が幾つか届いていましたが、その中に財津宛に林外務大臣からの花輪がありました。ビートルズの第ファンなので、財津さんが好きなのでしょう。同感 です! ●TULIPのデビュー50周年を記念したツアー「TULIP 50周年記念ツアー 〜the TULIP〜」の開催が決定した。ツアーの開催決定にあたり、財津は「1997年の25周年から5年ごとの区切りでツアーをやってきましたが、いよいよ50周年になりました。美術や絵画って歳を重ねるごとに見方や感覚が変わりますが、音楽ってあの頃の自分に戻れる感じがします。自分の青春に触れられるようで良いですよね。2022年は50周年ツアーのことしか考えられません。ただただ集中して全国を回ります」と意気込みを表明。 25周年の1997年から再結成メンバーでのツアーを繰り返し行い、そのたびにファンに“あの頃”の自分、“あの頃”の気持ちを思い起こさせてくれた。デビュー50周年、そして再結成25周年というメモリアルなタイミングが重なった今回、「the TULIP」というシンプルかつストレートなサブタイトルが付けられているように、集大成的なツアーになることが予想される。前半の日程が発表されたが、後半もまだまだ続く。ぜひ集大成的メモリアルなツアーを目撃してもらいたい。 ~出典:プレスリリース~《セットリスト》 === 第1部 === 1.悲しみに挨拶を 2.置いてきた日々 3.ハーモニー 4.風のメロディ 5.博多っ子純情 6.ここはどこ 7.思えば遠くへ来たものだ 8.エジプトの風 9.走れ!ムーン号 10.仔牛のローカウジー 11.ある昼下がり 12.箱入り娘 === 第2部 === 13.We Can Fly 14.ブルー・スカイ 15.虹とスニーカーの頃 16.TAKE OFF 17.明日の風 18.夏色のおもいで 19.悲しきレイン・トレイン 20.ぼくがつくった愛のうた~いとしのEmily~ 21.青春の影 22.Shooting Star (アンコール・1) 23.2222年ピクニック 24.銀の指環 25.私のアイドル (アンコール・2) 26.心の旅 27.魔法の黄色い靴※2023年鑑賞コンサート ■《STING MY SONGS JAPAN TOUR 2023》2023年3月11日(土)有明アリーナ ■《50th Anniversary 松任谷由実コンサートツアー The Journey》2023年9月29日(木)日本武道館※2022年鑑賞コンサート ■《TULIP 50周年記念ツアー 〜the TULIP〜》2022年6月5日(土)東京国際フォーラム・ホールA ■《SKY TOUR 2022》2022年7月5日(月)Bunkamuraオーチャードホール※2021年鑑賞コンサート ■《『松任谷由実 コンサートツアー 深海の街』》2021年10月6日(水)森のホール21※2019年鑑賞コンサート ■《松任谷由実~Ghana presents TIME MACHINE TOUR Traveling through 45years》2019年3月6日(水)日本武道館 ■《Eric Clapton~LIVE at BUDOKAN 2019~》2019年4月15日(月)日本武道館 ■《井上陽水~ 50周年記念ライブツアー「光陰矢の如し」~》2019年4月17日(水)東京都 NHKホール ■《Hot Stuff Promotion 40th Anniversary Music Supreme~Char×松任谷由実》2019年6月23日(日)片柳アリーナ ■《山下達郎 PERFORMANCE 2019》2019年7月18日(木)東京都 NHKホール※2018年鑑賞コンサート ■《松任谷由実~SONGS&FRIENDS》2018年3月17日(土)武蔵野の森総合スポーツプラザメインアリーナ ■《井上陽水~ROCK PICNIC》2,018年5月17日(木)かつしかシンフォニーヒルズモーツァルトホール ■《小田和正~KAZUMASA ODA TOUR2018》2018年8月28日(火)日本武道館 ■《TULIP~ CONCERT TOUR 2018 is There》2018年10月5日(金)東京国際フォーラム・ホールA ■《ポール・マッカートニー~フレッシュン・アップ ジャパン・ツアー》2018年10月31日(水)東京ドーム※2017年鑑賞コンサート ■《JET STREAM 50th Anniversary Special Concert “Flight in Concert”》2017年11月5日(日)東京国際フォーラム・ホール ■《ART GARFUNKEL~JAPAN TOUR》2017年11月16日(月)Bunkamuraオーチャードホール ■《松任谷由実~朝陽の中で微笑んで》2017年11月27日(月)帝国劇場
★芸術表現としての映画は映像美がありセリフもあり音楽もあるという総合芸術だと思っていて、目で観て耳で聴いて感性を強く刺激してくれる素敵な表現ツールだと言えると思います。そこで自分が観た映画作品を順番に紹介していきたいと思います。 ★公開を楽しみにしていた映画【リコリス・ピザ】を観てきました。いつもならあまり事前に映画のに関する情報を入れないで観に行くのですが今回は少しだけ情報が入っていた分だけ期待感が高まっていたせいか、正直観終わった時には、何となく物足りなさを感じてしまいましたね。でも最終的にはオールディーズの風景が大好きな自分にとっては、とっても魅力的な映画であったことは間違いない です。■映画『リコリス・ピザ』お気にりのシーン ※事前に映画アメリカン・グラフィティと共通性があるとの事前情報があったせいか、例えば夜のシーンの暗さの演出(ジョージルーカスが意図的に演出した)や夜の街にオープンカーで繰り出すシーン、ウルマンジャックが出演していたようにDJが登場するシーン、ハリソン・フォードが出演していたカーレースに似せたオートバイで疾走するシーン、メルズ・ドライブインと似たリコリス・ピザが登場するシーンなど、数多くアメリカン・グラフィティを意識させられるシーンで溢れていました ね。 ※この映画は最後の方でアラナとゲーリーの2人が走るシーン(若い2人が色々あっても新しい世界に向かって飛び込んで行くというシーンで若さの強靭さを描き出している)が全てのように思えてなりません。このシーンを撮るための映画と言ってもいいくらいだと思います 。 ※同じく最後のシーンでアラナとゲーリーの2人が互いの姿を求めて、街中を走り回るシーンは素敵でいたね。このシーンは忘れられないシーンになりました ね。 ※正直登場人物を少し整理した方が、もっと素敵な映画に仕上がっていたように思えてなりません。観る側の登場人物への感情移入が脆弱になってしまった ように思えてなりません。 ※映画前半のテンポの良さを後半の無駄に?長い展開が台無しにしていたようにも思えます。134分でなく90分くらいで仕上げていたらもっとインパクトのある映画になっていたように思えてなりません。 ※若者たちを誘うのに《ペプシの飲み放題》というのが、時代を反映していいて興味深かったです。映画の中で出て来るダイヤル式の電話、ラジカセ、クラシックカーなど、オールディーズの世界観を満喫 しましたね。 ※2か所くらい日本人役の俳優さんが出てくるのですが、日本人が聞いても違和感のない日本語となっていましたね。時折かなり無理のある映画もみられますよね。映画の中で結構日本語(バンザイなど)が出て来るもの面白かった です。 ※ゲーリーがアラナの電話番号を訊き出すシーンで、渋るアラナに単なる7つの数字だよとゲーリーが声を掛けたシーンが個人的にはお気に入り です。 ※最後にエンディングロールが使われていなくて、細切れに情報が切り変えられていく展開も予想外でしたね。何か意図的な演出でもあったのかな? 【解説等】『ブギーナイツ』、『ファントム・スレッド』などでポール・トーマス・アンダーソン監督が1970年代のアメリカ、サンフェルナンドを舞台に男女の恋模様を描いた青春映画。主演には、三人姉妹バンド「HAIM」のメンバー、アラナ・ハイムと、フィリップ・シーモア・ホフマンの息子、クーパー・ホフマン。第94回アカデミー賞では作品賞、監督賞、脚本賞の3部門にノミネートされた。 【あらすじ】1970年代、ハリウッド近郊、サンフェルナンド・バレー。高校生のゲイリー・ヴァレンタイン(クーパー・ホフマン)は子役として活躍していた。アラナ・ケイン(アラナ・ハイム)は将来が見えぬまま、カメラマンアシスタントをしていた。ゲイリーは、高校の写真撮影のためにカメラマンアシスタントとしてやってきたアラナに一目惚れする。 ~出典:Movie Walker ~VIDEO 《2024年度:鑑賞済作品リスト》 ■『僕らの世界が交わるまで』2024年1月31日 ■『カラーパープル』2024年2月22日 ■『アーガイル』2024年3月28日 ■『ゴーストバスターズ/フローズン・サマー』2024年4月26日 ■『猿の惑星/キングダム』2024年5月24日 ■『ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ』2024年6月21日 ■『フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン』2024年7月26日 ■『フォールガイ』2024年8月23日 ■『憐れみの3章』2024年9月27日 ■『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』2024年10月25日 ■『レッド・ワン』2024年11月22日 ■『ホワイトバード はじまりのワンダー』2024年12月20日《2023年度:鑑賞済作品リスト》 ■『エンパイア・オブ・ライト』2023年3月2日 ■『フェイブルマンズ』2023年3月30日 ■『生きる LIVING』2023年4月20日 ■『アルマゲドン・タイム ある日々の肖像』2023年5月18日 ■『aftersun/アフターサン』2023年6月15日 ■『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』2023年7月28日 ■『コンサート・フォー・ジョージ』2023年8月18日 ■『ロスト・キング 500年越しの運命』2023年9月22日 ■『キリエのうた』2023年10月19日 ■『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』2023年11月16日 ■『ティル』2023年12月21日《2022年度:鑑賞済作品リスト》 ■『コーダ あいのうた』2022年3月29日 ■『マイ・ニューヨーク・ダイアリー』2022年5月12日 ■『リコリス・ピザ』2022年7月5日 ■『エルヴィス』2022年7月15日 ■『ブライアン・ウィルソン/約束の旅路』2022年8月16日 ■『ビリー・ジョエル:ライヴ・アット・ヤンキー・スタジアム』2022年10月6日 ■『恋人はアンバー』2022年11月10日《2021年度:鑑賞済作品リスト》 ■『スターダスト』2021年10月21日 ■『リスペクト』2021年11月5日 ■『tick, tick...BOOM! チック、チック…ブーン!』2021年11月19日 ■『ディア・エヴァン・ハンセン』2021年12月2日 ■『ラストナイト・イン・ソーホー』2021年12月16日《2020年:鑑賞済作品リスト》 ■『フィッシャーマンズ・ソング コーンウォールから愛をこめて』2020年1月17日 ■『ジョジョ・ラビット』2020年1月22日《2019年:鑑賞済作品リスト》 ■『ボヘミアン・ラプソディ』2019年1月9日 ■『ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー』2019年1月24日 ■『天才作家の妻 40年目の真実』2019年2月7日 ■『ノーザン・ソウル』2019年2月22日 ■『グリーンブック』2019年3月6日 ■『メリー・ポピンズ リターンズ』2019年3月19日 ■『運び屋』2019年4月4日 ■『ビューティフル・ボーイ』2019年4月17日 ■『ドント・ウォーリー』2019年5月9日 ■『山下達郎 シアター・ライヴ PERFORMANCE 1984-2012』2019年5月23日 ■『ベン・イズ・バック』2019年6月7日 ■『ハーツ・ビート・ラウド たびだちのうた』2019年6月20日 ■『アマンダと僕』2019年7月5日 ■『さらば愛しきアウトロー』2019年7月18日 ■『HOT SUMMER NIGHTS/ホット・サマー・ナイツ』2019年8月22日 ■『ロケットマン』2019年8月29日 ■『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』2019年9月12日 ■『アルツハイマーと僕 グレン・キャンベル 音楽の奇跡』2019年9月27日 ■『イエスタデイ』2019年10月17日 ■『マイ・ビューティフル・デイズ』2019年11月7日 ■『ラスト・クリスマス』2019年12月12日《2018年:鑑賞済作品リスト》 ■『はじまりのボーイミーツガール』2018年1月11日 ■『ベロニカとの記憶』2018年1月25日 ■『ロング,ロングバケーション』2018年2月14日 ■『パーティで女の子に話しかけるには』2018年2月22日 ■『ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ』2018年3月8日 ■『フェリーニに恋して』2018年3月29日 ■『ワンダーストラック』2018年4月9日 ■『さよなら、僕のマンハッタン』2018年4月23日 ■『パティ・ケイク$』2018年5月10日 ■『ミッドナイト・サン タイヨウのうた』2018年5月24日 ■『男と女、モントーク岬で』2018年6月7日 ■『レディ・バード』2018年6月28日 ■『女と男の観覧車』2018年7月12日 ■『悲しみに、こんにちは』2018年7月26日 ■『タリーと私の秘密の時間』2018年8月23日 ■『輝ける人生』2018年9月6日 ■『500ページの夢の束』2018年9月21日 ■『マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー』2018年10月4日 ■『エンジェル、見えない恋人』2018年10月18日 ■『マイ・プレシャス・リスト』2018年11月2日 ■『モダンライフ・イズ・ラビッシュ ロンドンの泣き虫ギタリスト』2018年11月15日 ■『souvenir the movie~MARIYA TAKEUCHI Theater Live~』2018年11月30日 ■『おとなの恋は、まわり道』2018年12月14日 ■『アリー/ スター誕生』2018年12月27日《2017年:鑑賞済作品リスト》 ■『ミス・シェパードをお手本に』2017年1月12日 ■『天使にショパンの歌声を』2017年1月26日 ■『たかが世界の終わり』2017年2月16日 ■『素晴らしきかな、人生 』2017年3月2日 ■『わたしは、ダニエル・ブレイク』2017年3月23日 ■『未来よ、こんにちは』2017年3月30日 ■『はじまりへの旅』2017年4月13日 ■『僕とカミンスキーの旅』2017年5月1日 ■『マンチェスター・バイ・ザ・シー』2017年5月15日 ■『カフェ・ソサエティ』2017年5月29日 ■『20センチュリー・ウーマン』2017年6月12日 ■『ラ・ラ・ランド』2017年6月26日 ■『歓びのトスカーナ』2017年7月31日 ■『エブリシング』2017年8月18日 ■『ボブという名の猫 幸せのハイタッチ』2017年8月28日 ■『あしたは最高のはじまり』2017年9月11日 ■『プラネタリウム』2017年9月25日 ■『ブルーム・オブ・イエスタディ』2017年10月11日 ■『愛を綴る女』2017年10月23日 ■『gifted/ギフテッド』2017年12月11日 ■『彼女が目覚めるその日まで』2017年12月25日《2016年:鑑賞済作品リスト》 ■『きみといた2日間』2016年1月25日 ■『ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります』2016年2月8日 ■『マリーゴールド・ホテル 幸せへの第二章』2016年3月10日 ■『幸せをつかむ歌』2016年3月29日 ■『マンチェスター・バイ・ザ・シー』2016年5月15日 ■『グランドフィナーレ』2016年4月18日 ■『最高の花婿』2016年5月2日 ■『すれ違いのダイアリーズ』2016年5月16日 ■『君がくれたグッドライフ』2016年5月30日 ■『教授のおかしな妄想殺人』2016年6月17日 ■『ブルックリン』2016年7月1日 ■『シング・ストリート 未来へのうた』2016年7月15日 ■『ヤング・アダルト・ニューヨーク』2016年7月28日 ■『きみがくれた物語』2016年8月19日 ■『ハートビート』2016年9月2日 ■『アスファルト』2016年9月16日 ■『ある天文学者の恋文』2016年9月30日 ■『世界一キライなあなたに』2016年10月13日 ■『アイ・ソー・ザ・ライト』2016年1027月日 ■『ベストセラー 編集者パーキンズに捧ぐ』2016年11月10日 ■『誰のせいでもない』2016年11月25日 ■『幸せなひとりぼっち』2016年12月26日《2015年:鑑賞済作品リスト》 ■『ラブ&マーシー 終わらないメロディー 』2015年8月11日 ■『ミッション インポッシブル』2015年8月21日 ■『ヴィンセントが教えてくれたこと』2015年9月4日 ■『Dearダニー 君へのうた』2015年9月18日 ■『わたしに会うまでの1600キロ』2015年10月2日 ■『パパが遺した物語』2015年10月16日 ■『アクトレス~女たちの舞台~』2015年10月29日 ■『サヨナラの代わりに』2015年11月13日 ■『Re:LIFE~リライフ~』2015年12月3日 ■『ディーン、君がいた瞬間(とき)』2015年12月28日