※Kindle 本 間々田 陽紀 小説(amazon)販売中! 1冊100円 ★11月30日(土)12月1日(日)、下記作品が無料購読できます❣小説短編集 【100】イエスタデイ・ワンス・モア(原稿用紙30枚) ※洋貴は長年勤めてきていたレコード会社を退職することに決めていた。60歳になっていた洋貴に、人事部は65歳まで継続雇用で会社に留まることを最後まで熱心に勧めてくれた。だが洋貴の考えが変わることはなかった。そもそも定年退職する10年以上も前から、洋貴は自分の望む仕事のラインから外されていた。 大学時代に友人と一緒にフォークグループを組んで活動していた洋貴は、大学在学中から多くのコンテストで入賞するほど演奏レベルが周囲から高く評価されていた。その結果洋貴と友人の2人は、大学時代からプロのミュージシャンとして活動を始めていた。 洋貴のフォークグループはシングル10枚、アルバム2枚のレコードを発売したが、いずれも大ヒットには至らなかった。その内ライブ演奏する機会も減って行き、最終的に活動期間5年でグループを解散することとなった。友人は実家のある宮崎に帰って行ったが、洋貴には帰るべき場所など何処にも無かった。 そんな洋貴に同じ大学を卒業した先輩でもあったレコーディングディレクターから、レコード会社の制作現場で働いてみないかと声を掛けられた。グループ解散後の予定など全く考えていなかった洋貴は、レコード会社で仕事をすることとなった。今から35年も以前のことだった。 この35年で洋貴が関わって来た音楽産業も様変わりしていた。洋貴がレコード会社でレコード制作に携わっていた時には、周囲にプロと呼ばれる作曲家や作詞家が大勢いた。そしてそんなプロの先生たちから提供された楽曲を、ミュージシャンに歌ってもらいレコードを制作して音楽ファンたちに提供していた。 しかしそんな風景はとっくに、洋貴の働く現場から消え去っていた。ハードとしてのレコードを制作しなくなり気が付いた時にはCDの制作も大幅に減少していた。今は音楽の提供は音楽ソフトにダウンロードするのが主流になっていた。正に実際に手を触れることのできない世界が拡がっていた・・・。 小説短編集 【101】眠れない夜と雨の日には(原稿用紙30枚) ※眠れない夜が続いていた泰星は、今日も昼過ぎに目を覚ました。ここ最近の泰星は、いつ眠りに就いたか全く思い出せないでいた。正確に言えば毎晩のように本人の意思で眠りに就くという事は皆無だった。ようするに知らぬ間に寝落ちしているという日々が続いていたのだ。 大学を休学してまで続けて来ていたバンド活動は、半年前から休止状態が続いていた。もっとも活動が休止していると考えているのは、バンドメンバーの中で泰星だけだったに違いなかった。何故なら泰星以外の他のメンバーたちは、とっくに新たな音楽活動の場を手に入れていたのだ。 ドラマーとしてスタジオミュージシャンの活動を始めていた智樹、編曲の仕事を始めていた達郎、ベーシストとして幾つかのバンドのサポートメンバーとして活躍し始めていた太一、泰星以外の3人のメンバーは、再び泰星と一緒にバンド活動を再開することなど全く考えていなかったのだ。 そんな仲間たちと違って泰星だけが、夢の欠片を手放すことが出来ないままでいた。結論から言えばバンドのメンバーたちは、とっくに解散と言う現実を受け入れていた。最終的な結論が出るであろう話し合いの場を泰星が避けていたに過ぎなかった。 泰星の中途半端な立ち位置は他にもあった。泰星はプロのミュージシャンとして活動し始める時に、取り敢えず帰る場所を確保しておこうと大学を休学する手続きをとっていた。泰星が20歳の時だった。早いもので今年は休学の最終年である4年目となっていた。 このまま復学の手続きを取らなければ、泰星は大学を自動的に退学することとなるのだった。実際大学などここ何年間も立ち寄ったこともなかったので、書類上退学になろうがなるまいが実態においては何ら変わることはなった・・・。
★ザ・ビートルズ、完全新作ドキュメンタリー『ビートルズ ’64』のサントラ配信 ・・・・・明日2024年11月29日よりザ・ビートルズの完全新作ドキュメンタリー『ビートルズ’64』がディズニープラスのスターで独占配信される。 それに先駆け、デジタル・サウンドトラックとして『ビートルズ’64(ミュージック・フロム・ディズニープラス・ドキュメンタリー)』が配信された。収録内容は全20曲で、ザ・ビートルズのオリジナル楽曲に加えて、彼らがカバーしたナンバーとそのオリジナルも収録されている。また、ドキュメンタリー『ビートルズ’64』の日本語版キービジュアルも公開中となっている。■リリース情報:アルバム『ビートルズ’64(ミュージック・フロム・ディズニープラス・ドキュメンタリー)』配信中 ■作品情報:『ビートルズ ‘64』 監督:デヴィッド・テデスキ 製作:マーティン・スコセッシ、マーガレット・ボッデ、ポール・マッカートニー、リンゴ・スター、オリヴィア・ハリスン、ショーン・オノ・レノン、 ジョナサン・クライド、ミカエラ・ビアズリー 製作総指揮:ジェフ・ジョーンズ、リック・ヨーン ~出典:Billboard JAPAN~※ビートルズ フォーエバー❣ VIDEO
★Prime Video で映画《みんな元気》を観たので、簡単なコメントを添えて紹介してみたいと思います。※ネタバレに注意! 【あらすじ】 毎年、感謝祭のシーズンになると実家に集まっていたグード家。だが父親のフランクは、今年は4人の子供たち全員が来られないことを知ってショックを受ける。妻を亡くして初めて子供たちと疎遠だったことに気づいた彼は、自分の方から会いに行こうと思い立つ。【コメント】 フランクが電線関係の仕事をしていたことから電線を通して登場人物たちの会話を描いたシーンは、工夫がありましたね。更に子供たちの現在年齢と過去の幼い頃の映像とを交互に映し出す工夫も面白かったです。 フランクが亡くなった妻の声を聴きたくなって、留守電に録音されていた妻の声を聞くシーンは切なかったです。映画のタイトルが「みんな元気」で何となく平凡でどうなんだろうと思っていましたが、結局この言葉を亡くなった妻へ送る大切なメッセージだったんですね。 ロバート・デ・ニーロって、やっぱりいいですね。シーンごとに見せてくれる微妙な表情が、台詞に込められている感情がしっかりと現れていましたね。 ~出典:Filmarks~VIDEO
★素敵なオールディーズ聴いてみましょう! ~流れ出てくるメロディに耳をそばだてていると懐かしい風景が、時にセピア色で時に色鮮やかで蘇ってきます。今日の1曲は、あなたをどんな風景に誘ってくれるのでしょう。■悲しき初恋 (パートリッジ・ファミリー) 「アイ・シンク・アイ・ラヴ・ユー」はトニー・ロメオの曲で、架空のミュージカル番組ファミリー「パートリッジ・ファミリー」のデビュー・シングルとして書かれ、1970年8月にリリースされ、主演のABCテレビのミュージカル・シットコム「パートリッジ・ファミリー」がデビューする1か月前にリリースされた。 『パートリッジ・ファミリー』(原題:The Partridge Family)はアメリカのTVドラマ。及び同ドラマに登場する音楽バンドの呼称。バンド及び家族自体はドラマ制作の為に編成された架空の存在だが、番組内で歌唱/演奏された楽曲は実際にヒットした。最初のシングルである「悲しき初恋 (I Think I Love You)」は1970年11月のビルボードでシングルチャート1位を獲得し、その後リリースされたシングルやアルバムもチャートを上昇した。 ~出典:Wikipedia~VIDEO
★観てみたいと思った映画は数多くあります。そんな作品の中で実際に観ることができた作品もあれば、観ることができなかった作品もあります。こんな作品もあったなと想いながら、自分の感性に触れた作品をご紹介したいと思います。という訳で今日の映画は【ジャージー・ボーイズ】です! 《解説等》 60年代に数々のヒットを生んだ4人組グループ、ザ・フォー・シーズンズの栄光と挫折を描きトニー賞に輝く大ヒットミュージカルを、クリント・イーストウッド監督が映画化した人間ドラマ。ニュージャージー州の貧しい地区で育った青年たちが体験する出来事の数々を、大ヒットナンバーに乗せて描き出す。《あらすじ等》 ニュージャージー州の貧しい地区に生まれたフランキー・ヴァリ(ジョン・ロイド・ヤング)、ボブ・ゴーディオ(エリック・バーゲン)、ニック・マッシ(マイケル・ロメンダ)、トミー・デヴィート(ビンセント・ピアッツァ)。希望のない町に生まれた4人は、自分たちの音楽だけで夢のような成功をつかみ取る。彼らはザ・フォー・シーズンズとして、『シェリー』、『恋はヤセがまん』、『恋のハリキリ・ボーイ』、『悲しき朝焼け』、『悲しきラグ・ドール』、『バイ・バイ・ベイビー』、『愛はまぼろし』、『君の瞳に恋してる』といった数々の名曲をヒットさせ、音楽界に不滅の伝説を打ち立てていくのだが・・・・・。 ~出典:Movie Walker~VIDEO
★大好きな映画音楽を聴いていると、その映画と出会った時の懐かしい風景が一瞬にして甦ってきます。という訳で今日の映画は【スイング・ホテル】です! 製作:1942年 アメリカ合衆国 主題歌:ホワイト・クリスマス(White Christmas) 音楽:アーヴィング・バーリン 出演:ビング・クロスビー、フレッド・アステア 監督:マーク・サンドリッチ 「スイング・ホテル」はビング・クロスビーとフレッド・アステアが主演する歌と踊りにつづられた音楽映画。 54年に製作されたミュージカル「ホワイト・クリスマス」のオリジナルで、ビング・クロスビーが歌う「ホワイト・クリスマス」は、クリスマス・ソングを代表する一大スタンダード・ナンバーとなった。 ~出典:WP Weaver~VIDEO
★歌詞の創り手として大好きな、荒井由実(松任谷由美)さん、松本隆さん、中島みゆきさん、小田和正さん、竹内まりやさん、財津和夫さん、来生えつこさん、桑田佳祐さん、井上陽水さん、吉田拓郎さん、10人の歌詞を紹介します。 そこで今日の【楽曲名:SWEET MEMORIES/ 作詞:松本隆】 のお気に入りのフレーズです! なつかしい 痛みだわ ずっと前に 忘れていた でもあなたを 見たとき 時間だけ 後戻りしたの 幸福?と 聞かないで 嘘つくのは 上手じゃない 友だちなら いるけど あんなには 燃えあがれなくて 失った 夢だけが 美しく見えるのは 何故かしら 過ぎ去った 優しさも今は 甘い記憶 SWEET MEMORIES ★松本 隆(まつもと たかし、1949年7月16日 - )は、兵庫県神戸市在住の日本の作詞家。ロックバンド「はっぴいえんど」の元ドラマー。1968年に細野晴臣が掛け持ちしていたバンド「バーンズ」のドラマーとして活動中に小坂忠、柳田博義、菊池英二らに細野とともに誘われエイプリル・フールを結成(当時は「松本零」名義)した。 この時期に常に本を持ち歩いていて文学青年に見えたことから、細野より「松本、詞を書け」といわれ作詞を担当するようになる。エイプリル・フールが短期間で解散した後、細野、大瀧詠一、鈴木茂と「バレンタイン・ブルー(後のはっぴいえんど)」を結成した。 松本が出演したラジオ番組によれば、作詞は細野から「こんな詩を書け」といわれて渡された輸入盤レコードの歌詞を大学の友人に訳してもらい、自分なりに似せて作ったところから始まったという。 ~出典:ウィキペディア~ VIDEO
★最近毎晩Amazon.co.jp: 映画: Prime Video(プライム会員になれば、会員特典対象の映画やドラマ、アニメ、Amazon Original 作品が見放題)で洋画を観始めました。そこで観た映画を簡単なコメントを添えてご紹介していきたい と思います。 【◎】 ※【マン・アップ! 60億分の1のサイテーな恋のはじまり】見終わっての一言・・・・・コメディのようで立派な恋愛映画としても成立している不思議な映画 でした。それといつも思うのですが洋画のバックに流れる音楽のセンスの良さには感心させられます ね。ジャックがナンシーにパズルの《君が青いピースだ》といった台詞は素敵でしたね。勿論その前の伏線があってのことですが、この演出にはやられました ね《解説等》 『マン・アップ! 60億分の1のサイテーな恋のはじまり』(Man Up)は、2015年にイギリスとフランスが共同製作したロマンティック・コメディ映画。監督をベン・パーマー(英語版)、脚本をテス・モリス(英語版)が務めた。主演はサイモン・ペッグとレイク・ベル。日本では2016年1月にWOWOWで『マン・アップ! 恋のロンドン狂騒曲』というタイトルで初放映された後、「カリテ・ファンタスティック!シネマ・コレクション2016」の中の一作として2016年7月16日から限定公開された。《あらすじ等》 34歳になっても結婚相手はおろか彼氏もいないナンシー。いつしか恋愛に対して臆病で不器用になってしまった彼女だったが、ある日些細な誤解から40歳のバツイチ男ジャックにブラインドデートの相手だと間違われる。相性が良さそうな彼との出会いをふいにしたくなかったナンシーは自身がデートの相手だと偽り、二人は楽しい時間を過ごすのだった。しかし、そんな嘘がバレないはずはなく、ナンシーはジャックに真実を打ち明けるのだった。 このナンシーの告白に困惑し怒りをあらわにするジャックだったが、成り行きから彼女に自身のデート相手のふりをしてほしいと願う。実はジャックは元妻に浮気をされた挙句に捨てられた過去があり、その元妻に新しいデート相手を見せつけてやろうと考えていたのだ。ジャックの惨めな姿に共感したナンシーは彼の元妻の前で熱愛中のカップルを演じるのだった。偽りのデートの時間は終わり、二人に別れの時が訪れる。ところが二人はいつしか互いに思いあっていた。ジャックはナンシーのもとへと走る。 ~出典:Wikipedia~VIDEO
★グラミー賞はナショナル・アカデミー・オブ・レコーディング・アーツ・アンド・サイエンス (NARAS) が主催する音楽賞で、今日世界で最も権威ある音楽賞のひとつとみなされています。その歴史ある過去の受賞作品を聴いて、それを楽しんだ懐かしい風景を思い浮かべてみませんか? ※毎年2月に授賞式が行われ、著名なアーティストによるパフォーマンスや代表的な賞の授賞の模様が全米をはじめ世界の多くの国で放映される。1959年5月4日、1958年の音楽業界での功績を称える第1回グラミー賞授賞式が行なわれた。 ※最優秀レコード賞は対象期間内に発表された最も優秀な1曲単位のレコーディングに贈られる。アーティストを始め、プロデューサー、レコーディング、ミキシングの各エンジニアなど、楽曲のレコーディングに携わった人が授賞の対象。 【最優秀レコード賞~第62回目:2020年】作品:Everything I Wanted、受賞者:ビリー・アイリッシュ ビリー・アイリッシュ・パイレート・ベアード・オコンネルは、アメリカ合衆国の女性シンガーソングライターである。2015年にSoundCloudに楽曲「Ocean Eyes(英語版)」をアップロードしたことがきっかけで注目を集める。同曲はレコード・レーベル、インタースコープ・レコードの子会社、Darkroomの目に留まり、同社からリリースされた。「Ocean Eyes」は、彼女の兄であるフィニアス・オコネルが作詞・プロデュースを担当。 ~出典:ウィキペディア~ VIDEO
★アカデミー作品賞はアカデミー賞の部門の一つで、映画作品自体へと賞が贈られるアカデミー賞の最重要部門です。その歴史ある過去の受賞作品を鑑賞して、それを生み出した時代背景なども思い浮かべてみませんか? ※その年のアメリカで上映された最も優れた映画5本を候補に選び、その中の1本にこの名誉が与えられる。アカデミー賞の候補投票は会員がそれぞれ属する分野のみの投票であるが、作品賞だけは全会員が5本候補を選んで投票する。ちなみに、授賞するのは、作品のプロデューサーである。 ※第1回のみ「作品賞」と「芸術作品賞」の2部門に分かれており、それぞれ3本ずつ候補作が選ばれていた。第2回で一本化されて候補を5本選ぶようになった。第5回は8本になり、第6回には候補作の数は10本となる。第17回からは従来の5本となり、この形態で続いていたが第82回では10本になった。第84回には会員の投票の5パーセント以上の得票率を得た作品の中から5本から10本の間で選ばれるようルールが変更された【受賞作品~第35回目:1962年】作品:アラビアのロレンス、監督:デヴィッド・リーン 【概要】実在のイギリス陸軍将校のトマス・エドワード・ロレンスが率いた、オスマン帝国からのアラブ独立闘争(アラブ反乱)を描いた歴史映画であり、戦争映画である。日本での公開は1963年12月。 上映時間は207分。主人公の交通事故死で幕が開く衝撃的な冒頭から、彼が失意の内にアラビアを離れる余りに悲痛な終局までを、雄大に描く。その中でも、ロレンスがマッチの火を吹き消した後に砂漠に大きな太陽が昇る場面や、地平線の彼方の蜃気楼が次第に黒い人影となるまでの3分間、敵の要塞を陥落したロレンスが、ラクダに乗って夕日が照らす海岸を悠々と歩く場面、そして延々と続く広大な白い砂漠と地平線を背景にロレンスが跨ったラクダが駆ける場面等が名シーンとされている。 ~出典:ウィキペディア~ VIDEO