《遠い昔、深夜放送が好きだった人たちへ》間々田陽紀 小説の世界 2024年05月
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小説短編集 【74】マイ・ララバイ・ソング(原稿用紙30枚)


※純一はメモリースティックに自身が高校生の時に夢中になって聴いていた《夜明けの子守歌》を保存して、従弟の家に向かっていた。今大学4年生になっていた純一には、高校入学早々登校拒否になってしまった原体験があった。そんな純一は幼い頃から一緒に遊んできた今高校生の従弟が、学校へ行けなくなっているという話を耳にした。
 
 一人っ子だった純一にとって高校生の従弟は、まるで弟のように可愛い存在だった。その従弟が学校へ行けない状態にあると聞いてから、とにかく1日でも早く顔を見に行こうと純一は考えていた。取り敢えず話し相手になるだけでも考えていたが、ひょっとして従弟も高校生の時の純一と同じように眠れない夜を過ごしているのではと純一は考えた。
 
 純一は高校生の時の不登校時、毎晩眠れない時間を過ごしていた。そんな純一は偶然ラジオから流れ出て来た楽曲に、一瞬で心を奪われたという不思議な体験をしていた。AKEMIと言う名のシンガーソングライターの楽曲である《夜明けの子守歌》を、眠れない高校生の純一は毎晩のように聴き続けた。
 
 それこそ薬に頼ろうかとまで考えいた純一だったが、この楽曲をリピートさせながら聴き続けていたら知らぬ間に深い眠りに就けるようになっていたのだった。今から思えば、胸を打つような気の利いた歌詞など見当たらない楽曲だった。だがとにかく耳障りの良いメロディに合わせて眠りなさいと繰り返すだけの楽曲だった。
 
 高校へ入学してすぐに、純一は不登校状態となってしまった。その時の自身の不安な心情を思い浮かべると、すぐにでも従弟の所へ行ってあげたいと考えていたのだ。ひょっとして従弟も高校生の純一と同じような精神状態に陥っているのではと考えると、純一はじっとしていることが出来なかった。
 
 高校へ入学した純一は、例えばイジメとか周囲からの影響で不登校になった訳ではなった。色々な面で《こんなはずではない》という囁き声が、自身の内から高校生の純一の耳元に届いてきたのだった。今から思えば当時の純一は、中学時代までの義務教育期間からの解放と言うスチュエーションに拘り過ぎていたのかもしれなかった・・・。


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小説短編集 【75】オブラディ・オブラダ(原稿用紙30枚)

※沙希は、いまだに50代の若さで病死した父親の喪失感から抜け出ることが出来ないでいた。大学4年生になっていた沙希は、卒業後に洋画配給会社で働きたいという夢の実現についても母親より父親に頻繁に相談していた。ところが沙希の夢へアプローチしている姿を見ることもなく父親は旅立ってしまったのだ。
 
 沙希にとって近しい人の死は、それこそ父の死が初めてのことだった。お通夜から葬儀そして斎場までの粛々として時間が流れて行った中で、今でも沙希は自分は悪い夢をみているだけだと思うことが度々あった。しかしさすがに父親の死から半年も経っているので、今では父親のいない現実と何とか向き合おうと必死にもがいていたのだった。
  
 両親とも高校の先生の家で一人っ子として育てられた沙希は、家庭には常に両親がいて当たり前という中で育った。そんな沙希にとって居て当たり前の父親が家庭から姿を消した現実を、いまだに上手く受け入れることが出来ないでいた。とにかく大切な人が死んでし まうということが、今の沙希にとっては恐怖心に近い感覚として受け止められていた。
 
 そしてその恐怖心が上手にコントロール出来ない時間が続いていく中で、こんな悲しい結末が待っているのが分かっているのに、どうやって生きていいけばいいのだろうと考えている沙希がいたのだった。それこそ父親の次には、やがては大好きな母親もこの世からいなくなってしまう。
 
 はっきり言って母親が亡くなって、大切な父親と母親の2人に二度と会うことができない風景が必ずいつかは現実のものとなる。そんな悲しい現実が待っているのに、どうやって先へ進んでいくことが出来るというのだろう。沙希は出口のない迷路に入り込んでしまった・・・。


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★吉田拓郎のANNGが半年ぶり復活

★吉田拓郎のANNGが半年ぶり復活・・・・・ラジオ&深夜放送テーマのアルバム制作のため複数回の放送が決定。吉田拓郎がパーソナリティを務めるニッポン放送「吉田拓郎のオールナイトニッポンGOLD」が6月14日にオンエアされる。

吉田は2022年12月に音楽活動を引退。彼が月に1回レギュラーを担当していた「オールナイトニッポンGOLD」も本人の意向で最終回を迎えたが、昨年12月に特番がオンエアされて一夜限りの復活を果たした。

吉田はその特番内で「来年ニッポン放送が70周年ということで、僕も縁があるしラジオは自分の青春でもあったから、ラジオや深夜放送をテーマにしたアルバムを作ってみようかな。ラジオをテーマに詞を書いたり曲を作ったりするのは楽しそうな気がして」と、ラジオをテーマにした企画アルバムの構想について語っていた。

ニッポン放送は7月に開局70周年を迎えるにあたり、アルバムの企画を実現させるために吉田に番組出演をオファーした。「吉田拓郎のオールナイトニッポンGOLD」は複数回の放送が予定されており、6月14日放送回では吉田がこの半年間の生活や最近の音楽活動についてを語る。

また2009年から2013年に放送された「坂崎幸之助と吉田拓郎のオールナイトニッポンGOLD」の一夜限りの復活も予定されているのとのことなので、ファンは楽しみにしておこう。

■ ニッポン放送「吉田拓郎のオールナイトニッポンGOLD」
2024年6月14日(金)22:00~24:00


~出典:音楽ナタリー~


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★Netflixで観た素敵な映画がありました

★Netflixで観た素敵な映画がありましたので、簡単なコメントを添えて紹介してみたいと思います。※ネタバレに注意!

■コメント:最近観た中では、一番のお気に入りの作品かもしれません。ミアとカイルがお互いに抱えた問題が無理なく解き明かされながら物語が展開されていき、ありえない設定もなく見応えがありました。万が一の時には金星で待っているとか、素敵な台詞が次々に出て来て心地よかったですね。ミアの好きな曲をバックに海岸で2人で踊るシーンも良かった。そして何よりエンディングで出て来るお墓のシーンには、やられましたね。ハッピーエンドで良かった!

■金星で逢えたら

それぞれに苦しみを抱えたティーンエイジャーのミアとカイル。その痛みを癒やすべく、ミアの実母を捜そうとスペインへの旅に出かけたふたりは、やがて引かれ合ってゆく。

~出典:ネットフリックス~


★素敵なオールディーズを聴いてみましょう!

★素敵なオールディーズ聴いてみましょう!~流れ出てくるメロディに耳をそばだてていると懐かしい風景が、時にセピア色で時に色鮮やかで蘇ってきます。今日の1曲は、あなたをどんな風景に誘ってくれるのでしょう。

■ アンチェインド・メロディ(ライチャス・ブラザーズ)


「アンチェインド・メロディ」(英語:Unchained Melody)は、1955年の楽曲。作曲:アレックス・ノース、作詞:ハイ・ザレット。この曲は様々な言語で500種類を超えるバージョンで録音され、20世紀で最も録音された曲のうちの1曲となった。

ライチャス・ブラザーズ](The Righteous Brothers)は、アメリカ合衆国のデュオ。いわゆるブルー・アイド・ソウルの代表格で、1960年代に「ふられた気持」や「ひき潮」「アンチェインド・メロディ」などのヒット曲で有名。2003年に、ロックの殿堂入りを果たした。

~出典:Wikipedia~


★【レオン】楽しみな映画予告編をどうぞ!

★観てみたいと思った映画は数多くあります。そんな作品の中で実際に観ることができた作品もあれば、観ることができなかった作品もあります。こんな作品もあったなと想いながら、自分の感性に触れた作品をご紹介したいと思います。という訳で今日の映画は【レオン】です!

《解説等》凄腕の寡黙な殺し屋と12歳の少女の純粋な愛を、スタイリッシュなアクション・シーンを交えて描いた一編。初長編「最後の戦い」以来、「サブウェイ」「グラン・ブルー」「ニキータ」「アトランティス」と、1作ごとに注目を集める現代フランス映画界の寵児、リュック・ベッソンが初めてアメリカを舞台に選び、ワールド・ワイドな展開を試みた(台詞は英語)。脚本・監督はベッソン、エグゼクティヴ・プロデューサーは実父のクロード・ベッソン。

《あらすじ等》ニューヨーク。レオン(ジャン・レノ)は完璧に仕事を遂行する一流の殺し屋。一日2パックの牛乳と肉体のトレーニングを欠かさない彼の唯一の楽しみは、安アパートで自分と同じように根っこを持たない鉢植えの観葉植物に水を与えることだった。彼の隣の部屋に住む12歳のマチルダ(ナタリー・ポートマン)もまた、家族から疎ましがられる孤独な少女。ある日、不気味な男スタンフィールド(ゲイリー・オールドマン)と部下たちが彼女の父親を訪ねて、預けたヘロインをかすめ取った奴がいると言い、明日の正午までに盗んだ奴を捜せと告げて帰るのだったが・・・・・。

~出典:Movie Walker~


★【避暑地の出来事】素敵な映画音楽をどうぞ!

★大好きな映画音楽を聴いていると、その映画と出会った時の懐かしい風景が一瞬にして甦ってきます。という訳で今日の映画は【避暑地の出来事.】です!

製作:1959年 アメリカ合衆国
主題歌:夏の日の恋
音楽:マックス・スタイナー
出演:サンドラ・ディー、リチャード・イーガン、ドロシー・マクガイア、他
監督:デルマー・デイヴィス

「避暑地の出来事」は、当時のアメリカの新進作家スローン・ウィルソンによる同名小説を映画化した青春映画。

主題曲の「夏の日の恋」はマックス・スタイナー作曲の音楽をパーシー・フェイスがカバーし発売された。作詞はマック・ディスカントで、ユーゴー・ウインターが歌った。全米9週間連続1位という、映画音楽、およびインストゥルメンタル曲でも稀にみる大ヒットを記録した。

~出典:WP Weaver~


★【楽曲名:woh woh/ 作詞:小田和正】素敵な歌詞をどうぞ!

★歌詞の創り手として大好きな、荒井由実(松任谷由美)さん、松本隆さん、中島みゆきさん、小田和正さん、竹内まりやさん、財津和夫さん、来生えつこさん、桑田佳祐さん、井上陽水さん、吉田拓郎さん、10人の歌詞を紹介します。

そこで今日の【楽曲名:woh woh/ 作詞:小田和正】のお気に入りのフレーズです!

不思議だね 二人が

こうして 会えたこと

そのために 二人ここへ

生まれて 来たのかな

はじめて二人で 二人だけで歩いた

あの時多分 僕は君が

好きに なったんだ

息をとめて 君を見つめてる

woh woh woh woh  

君を抱きしめていたい


★小田 和正(おだ かずまさ、1947年9月20日 - )は、日本のニューミュージックシンガー、シンガーソングライター、音楽プロデューサー。元オフコースのリーダーでボーカル。

オフコース (OFF COURSE) は、1969年から1989年まで活動した日本の音楽グループ。「さよなら」や「Yes-No」などのヒットで知られ、1982年には、日本武道館に於いて連続10日間のコンサートを成功させた。楽曲は、リマスタリングされたりベストアルバムにまとめられるなど、2010年代に至るまで発売され続けている。

~出典:ウィキペディア~




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★【ギリーは幸せになる】Amazon.映画: Prime Video鑑賞メモ

★最近毎晩Amazon.co.jp: 映画: Prime Video(月額500円でプライム会員になれば、会員特典対象の映画やドラマ、アニメ、Amazon Original 作品が見放題)で洋画を観始めました。そこで観た映画を簡単なコメントを添えてご紹介していきたいと思います。

【◎】※【ギリーは幸せになる】見終わっての一言・・・・大変きめ細かな演出がなされた素敵な映画でした。このような映画に出会うと本当に良かったと思えますね。ガムで始まりガムで終わる洒落た演出も良かったです。恐らくテーマとしては地味な内容だっとと思われますが、身の丈だいの風景を淡々と描くことで物語のリアリティを描き出すことが出来ていました。文句なしの良質な映画でした。

《解説等》『ギリーは幸せになる』(ギリーはしあわせになる、The Great Gilly Hopkins)は2016年のアメリカ合衆国のドラマ映画。監督はスティーヴン・ヘレク、主演はソフィー・ネリッセが務めた。本作はキャサリン・パターソンが1978年に発表した小説『ガラスの家族』を原作としている。本作は日本国内で劇場公開されなかったが、2017年11月17日にDVDが発売された。 なお、本作がWOWOWで放送された際には、『ギリー・ホプキンズの不機嫌な日常』というタイトルが使用された。

《あらすじ等》ギリー・ホプキンズはその反抗的な態度故に里親を転々としていた。今度はメイム・トロッターの元に預けられることになった。メイムは今まで里親として十人以上の子供を育ててきたベテランだったが、ギリーはメイムにも心を開こうとしなかった。実は、ギリーは一度も会ったことのない実母(コートニー)と一緒に暮らすことを望んでいたのだが、実母に関する情報を思うように得られずにいたのである。しかし、メイムの優しさは徐々にギリーの頑なな心を溶かしていくのだった。

~出典:Wikipedia ~


★映画の中で出てきたワーズワースの博物館に行った時に求めた羽根ペンです。

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★【作品:輝く星座、受賞者:フィフス・ディメンション 】グラミー賞

★グラミー賞はナショナル・アカデミー・オブ・レコーディング・アーツ・アンド・サイエンス (NARAS) が主催する音楽賞で、今日世界で最も権威ある音楽賞のひとつとみなされています。その歴史ある過去の受賞作品を聴いて、それを楽しんだ懐かしい風景を思い浮かべてみませんか?

※毎年2月に授賞式が行われ、著名なアーティストによるパフォーマンスや代表的な賞の授賞の模様が全米をはじめ世界の多くの国で放映される。1959年5月4日、1958年の音楽業界での功績を称える第1回グラミー賞授賞式が行なわれた。

※最優秀レコード賞は対象期間内に発表された最も優秀な1曲単位のレコーディングに贈られる。アーティストを始め、プロデューサー、レコーディング、ミキシングの各エンジニアなど、楽曲のレコーディングに携わった人が授賞の対象。

【最優秀レコード賞~第12回目:1970年】作品:Aquarius/Let the Sunshine In 輝く星座/レット・ザ・サンシャイン・イン、受賞者:フィフス・ディメンション


「輝く星座/レット・ザ・サンシャイン・イン」(Aquarius/Let the Sunshine In)は、フィフス・ディメンションが1969年3月に発表したシングル。1967年10月初演のロック・ミュージカル『ヘアー』の最初と最後の曲のメドレー。同年4月から6週連続全米1位を獲得し、翌年グラミー賞最優秀レコード賞・最優秀ポップ・パフォーマンス賞を受賞した。

★【作品:フレンチ・コネクション】アカデミー賞

★アカデミー作品賞はアカデミー賞の部門の一つで、映画作品自体へと賞が贈られるアカデミー賞の最重要部門です。その歴史ある過去の受賞作品を鑑賞して、それを生み出した時代背景なども思い浮かべてみませんか?

※その年のアメリカで上映された最も優れた映画5本を候補に選び、その中の1本にこの名誉が与えられる。アカデミー賞の候補投票は会員がそれぞれ属する分野のみの投票であるが、作品賞だけは全会員が5本候補を選んで投票する。ちなみに、授賞するのは、作品のプロデューサーである。

※第1回のみ「作品賞」と「芸術作品賞」の2部門に分かれており、それぞれ3本ずつ候補作が選ばれていた。第2回で一本化されて候補を5本選ぶようになった。第5回は8本になり、第6回には候補作の数は10本となる。第17回からは従来の5本となり、この形態で続いていたが第82回では10本になった。第84回には会員の投票の5パーセント以上の得票率を得た作品の中から5本から10本の間で選ばれるようルールが変更された

【受賞作品~第44回目:1971年】作品:フレンチ・コネクション、監督:ウィリアム・フリードキン

【概要】1961年に発生した、ニューヨーク市警察本部薬物対策課のエドワード・イーガンとサルヴァトーレ・グロッソがフランスから密輸された麻薬約40kgを押収した実在の事件がモデルとなっている。タイトルの「フレンチコネクション」とはトルコからフランスを経由して米国に輸出されていたヘロインの密売ルートおよびその組織のこと。イーガンとグロッソはアドバイザーとして制作に協力しており[2]、両者とも本編にカメオ出演を果たしている。1975年には、ジョン・フランケンハイマー監督によって続編の『フレンチ・コネクション2』が制作された。

~出典:ウィキペディア~


プロフィール

間々田 陽紀

Author:間々田 陽紀
■好きな音楽、好きな映画、好きなサッカー、好きなモータースポーツなどをちりばめながら、気ままに小説(268作品)・作詞(506作品)を創作し順次公開しています。ブログも創作も《Evergreen》な風景を描ければと思っています。


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■《遠い昔、深夜放送が好きだった人たちへ》間々田陽紀 小説の世界
 
(中編)第1巻~第149巻・・・原稿用紙90枚~100枚 ※1作250円
 
(長編)第1巻~第9巻・・・原稿用紙300枚~450枚 ※1作500円
 
(短編)第1巻~第110巻・・・原稿用紙~50枚 ※1作100円

■《遠い昔、深夜放送が好きだった人たちへ》間々田陽紀 詩の世界

 第1巻~第10巻・・・1巻50作品 ※1作250円

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