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ご真影

本日2015年12月23日は、畏れ多くも今上陛下の御年82歳のご誕生日であります!

 皇室を尊崇する一国民としてこの日をお慶び申し上げると共に、天皇皇后両陛下のご長寿とご多幸、さらにはご皇室の益々のご繁栄を祈念いたします。

 陛下におかれては、この1年も連日のご公務や宮中祭祀、さらには敗戦70年の節目の年ということもあって嘗ての日本の委任統治領であったパラオ共和国へご訪問になって、西太平洋の各地で無念にも戦病死した多くの旧日本軍将兵、さらには徴用された挙げ句、巻き添えにあって死んだ多くの民間船員などを慰霊されました!
 そして、敗戦後の引き揚げ者が開拓した各地の入植地をご訪問されるなどご多忙の日々をお過ごされておられますが、地方へのご行幸、各地の災害被災者を見舞われるなど、常に国民と共にあり、一般国民の生活をご心配下さる深き大御心に、一国民として感謝申し上げます。

(以下、お誕生日に際しての記者会見)



◎宮内記者会代表質問
問 今年は自然災害などいたましい出来事があった一方,日本人2人がノーベル賞を受賞するなど,明るい話題もありました。天皇陛下は戦後70年の節目に当たり,新年のご感想で「満州事変に始まる戦争の歴史を学び,今後の日本のあり方を考えることが極めて大切」と述べられ,パラオをはじめ,国内外で慰霊の旅を重ねられました。また,全国戦没者追悼式では「さきの大戦に対する深い反省」という表現を新たに用いてお言葉を述べられたほか,玉音盤の原盤や,御文庫附属庫の公開もありました。年明けには,フィリピンへの公式訪問が予定されています。
戦争や平和への思いに触れながら,この1年を振り返るとともに,来年へのお考えをお聞かせください。 

◎天皇陛下
 今年の自然災害としては,まず5月に鹿児島県の口永良部島の新岳が噴火して,海岸まで達する火砕流が発生し,全島民が島から避難したことが挙げられます。火砕流は雲仙岳の噴火災害のお見舞いに行った時に見ましたが,海岸まで達する火砕流は本当に恐ろしい光景だったと思います。島民は幸い皆無事でしたが,まだ避難生活が続いていることに心を痛めています。

 9月には豪雨により鬼怒川などが氾濫し,8人が亡くなる大きな災害となりました。氾濫により多くの人々が家々に閉じ込められ,どんなにか不安な時を過ごしたことかと思います。自衛隊を始めとするヘリコプター等の救助活動により,人々が無事に救出されたことは本当に幸いなことでした。危険を伴う救出活動に携わった人々に深く感謝しています。水につかった家屋や田畑の復旧作業には多くの労力を必要とするもので,多数のボランティアが協力してくれていることをうれしく思っています。困難に遭遇している人々を助けようという気持ちが日本人の中に豊かに育っていることを非常に心強く思います。後日,常総市の被災地をお見舞いしましたが,泥水につかった田畑が広がり,苦労して作物を育ててきた人々の気持ちはいかばかりかと察せられました。

 今年の喜ばしい出来事としては,まず二人の日本人がノーベル賞を受賞されたことが挙げられます。大村博士の生理学・医学賞は,アフリカや南米で,人に感染すると盲目になる危険をもたらすオンコセルカ症を治す薬を地中の菌から作り出されたことなどの業績によるものです。私は以前,オンコセルカ症を患って盲目になった人々が連なって歩いている痛ましい映像を見ていましたので,この病気を治す薬が出来たということを本当にうれしく思いました。一方,梶田博士の物理学賞は,神岡鉱山の地下にあるスーパーカミオカンデにおけるニュートリノの研究で,ニュートリノに質量があることを見出されたことに対する授賞でした。11年前,スーパーカミオカンデを訪問したことが思い起こされました。お二人の長年にわたる地道な研究を誠に尊いものと思います。

 また,日本製のジェット旅客機が完成し,試験飛行が行われたこともうれしいことでした。かつて日本で戦後初めてつくられたプロペラの旅客機YS11の試験飛行を,羽田の空港で関係者と共に見守ったことが懐かしく思い起こされました。それから50年以上がたったわけです。

 今年は先の大戦が終結して70年という節目の年に当たります。この戦争においては,軍人以外の人々も含め,誠に多くの人命が失われました。平和であったならば,社会の様々な分野で有意義な人生を送ったであろう人々が命を失ったわけであり,このことを考えると,非常に心が痛みます。

 軍人以外に戦争によって生命にかかわる大きな犠牲を払った人々として,民間の船の船員があります。将来は外国航路の船員になることも夢見た人々が,民間の船を徴用して軍人や軍用物資などをのせる輸送船の船員として働き,敵の攻撃によって命を失いました。日本は海に囲まれ,海運国として発展していました。私も小さい時,船の絵葉書を見て楽しんだことがありますが,それらの船は,病院船として残った氷川丸以外は,ほとんど海に沈んだということを後に知りました。制空権がなく,輸送船を守るべき軍艦などもない状況下でも,輸送業務に携わらなければならなかった船員の気持ちを本当に痛ましく思います。今年の6月には第45回戦没・殉職船員追悼式が神奈川県の戦没船員の碑の前で行われ,亡くなった船員のことを思い,供花しました。

 この節目の年に当たり,かつて日本の委任統治領であったパラオ共和国を皇后と共に訪問し,ペリリュー島にある日本政府の建立した西太平洋戦没者の碑と米国陸軍第81歩兵師団慰霊碑に供花しました。パラオ共和国大統領御夫妻,マーシャル諸島共和国大統領御夫妻,ミクロネシア連邦大統領御夫妻もこの訪問に同行してくださったことを深く感謝しています。この戦没者の碑の先にはアンガウル島があり,そこでも激戦により多くの人々が亡くなりました。アンガウル島は,今,激しい戦闘が行われた所とは思えないような木々の茂る緑の島となっています。空から見たパラオ共和国は珊瑚礁に囲まれた美しい島々からなっています。しかし,この海には無数の不発弾が沈んでおり,今日,技術を持った元海上自衛隊員がその処理に従事しています。危険を伴う作業であり,この海が安全になるまでにはまだ大変な時間のかかることと知りました。先の戦争が,島々に住む人々に大きな負担をかけるようになってしまったことを忘れてはならないと思います。

 パラオ訪問の後,夏には宮城県の北原尾,栃木県の千振,長野県の大日向と戦後の引揚者が入植した開拓の地を訪ねました。外地での開拓で多大な努力を払った人々が,引き揚げの困難を経,不毛に近い土地を必死に耕し,家畜を飼い,生活を立てた苦労がしのばれました。北原尾は,北のパラオという意味で,パラオから引き揚げてきた人々が入植したところです。

 この1年を振り返ると,様々な面で先の戦争のことを考えて過ごした1年だったように思います。年々,戦争を知らない世代が増加していきますが,先の戦争のことを十分に知り,考えを深めていくことが日本の将来にとって極めて大切なことと思います。

 私はこの誕生日で82になります。年齢というものを感じることも多くなり,行事の時に間違えることもありました。したがって,一つ一つの行事に注意深く臨むことによって,少しでもそのようなことのないようにしていくつもりです。

 今年もあとわずかになりました。来る年が人々にとって少しでも良い年となるよう願っています。

(以上、宮内庁HPより)--------------------------------

 今回のご会見でも陛下が述べられたように、戦争は軍人のみならず、民間人や戦場になった国の人々を苦しめ痛めつけるのだ!だからこそ、敗戦後の日本は「平和国家」として「武力を放棄」して「非軍事」に徹した外交努力や対外支援などを行ってきたはずである!
 その背景にあるのが、言うまでもなく平和主義を定めた「日本国憲法」である。そして陛下におかれても即位の大礼の際、「日本国憲法を遵守し、日本国及び日本国民統合の象徴としてのつとめを果たすことを誓う」と明言されておられ、1946年11月3日の日本国憲法発布の勅語において「朕は、国民と共に、全力をあげ、相携へて、この憲法を正しく運用し、節度と責任を重んじ、自由と平和とを愛する文化国家を建設するやうに努めたいと思ふ。」と述べられた先帝陛下の想いをしっかと引き継いでおられる!

即位の大礼

 しかるに、「特定秘密保護法」に続いて完全に憲法違反である「戦争法」を問答無用で成立させたファシスト安倍は、次なる目標として憲法に「非常事態条項」を追加しようとしている!
アベノ目論見
 奴らが目論む「非常事態条項」の本質は、憲法で保障されている「基本的人権」すら制限し、独裁体制を敷けるものであり、その意味においてナチスドイツがワイマール憲法を形骸化した「全権委任法」と何ら変わりは無い!
非常事態条項
 これは、事あるごとに「憲法遵守」を明言されておられる陛下の大御心を完全に無視をしたものであり、断じて許せん!

 もはや、立憲主義と民主主義を愚弄し、国民から「自由と権利、平和」を奪い取ろうとする凶人安倍一味は立場の差を超えた日本国民の敵なのだ!
 そんな下衆野郎どもに、陛下のお誕生日を寿ぐ資格は断じてない! 












 
2015.12.23 Wed l 皇室関連 l コメント (0) トラックバック (0) l top
ご真影

本日13年12月23日は、畏れ多くも今上陛下の御年80歳のご誕生日であります!

 皇室を尊崇する一国民としてこの日をお慶び申し上げると共に、天皇皇后両陛下のご長寿とご多幸、さらにはご皇室の益々のご繁栄を祈念いたします。

 陛下におかれては、この1年も連日のご公務や宮中祭祀、さらにはインド公式ご訪問などご多忙の日々をお過ごされておられますが、地方へのご行幸、殊に東日本大震災の被災者を幾度となく見舞われるなど、常に国民と共にあり、一般国民の生活をご心配下さる深き大御心に、一国民として感謝申し上げます。

 さて陛下におかれては、即位の大礼の際、「日本国憲法を遵守し、日本国及び日本国民統合の象徴としてのつとめを果たすことを誓う」と明言されておられ、1946年11月3日の日本国憲法発布の勅語において「朕は、国民と共に、全力をあげ、相携へて、この憲法を正しく運用し、節度と責任を重んじ、自由と平和とを愛する文化国家を建設するやうに努めたいと思ふ。」と述べられた先帝陛下の想いをしっかと引き継いでおられます。

 しかるに、「特定秘密保護法」をはじめとする軍国主義回帰政策を推し進めるファシスト安倍は、言うに事欠いて憲法改正について「私のライフワークだ。何のために政治家になったのか。何としてもやり遂げたい」などとほざいて憲法遵守という陛下の大御心を完全に無視をしている!かかる暴言、妄言は断固許せん!

 もはや、民主主義を愚弄し憲法を蔑ろにするファシスト安倍一味を打倒することは、立場の違いを超えて日本国民全体の共通課題と言えよう!そしてそれこそが1年前の衆院選そして今夏の参院選で売国ジミンを圧勝させてしまった日本国民が取らねばならない責任である!

 少なくともこれだけは言えよう。陛下の大御心と民意を完全シカトする奸賊ファシスト安倍一味と惨稽、ゴミ賣、犬HKなどの御用マスゴミなどに陛下のお誕生日を寿ぐ資格は断じてない! 
2013.12.23 Mon l 皇室関連 l コメント (0) トラックバック (0) l top
日章旗


 今年より4月29日は「昭和の日」であります!

在りし日の昭和天皇・香淳皇后


 先帝陛下がお隠れになられた1989年より4月29日は「みどりの日」という由来もよく判らない名称の休日となっていましたが、2年前の祝日法改正により「昭和の日」となりました。

 先の大戦とその後の目覚ましい復興など64年に渡る激動の時代を国民とともに歩まれた先帝陛下を偲び、先人が歩いた「昭和」という時代に思いをいたすのに大変相応しいと思います。

 
2007.04.29 Sun l 皇室関連 l コメント (10) トラックバック (0) l top
皇后陛下ご近影


宮内庁の発表によると、皇后陛下に於かれては腸壁からの出血などの症状等により今月下旬から計10日間ご静養を取られるとのことであります・゚・⌒Y⌒Y⌒心(つ∧`)ノ配⌒Y⌒Y⌒・゚・

皇后さま、腸壁からの出血などで静養へ…心労が原因か

 宮内庁は6日、皇后さま(72)に腸壁からの出血などの症状があり、今月下旬から計10日間の静養期間を設けると発表した。

 「精神的な疲れ」が原因とみられ、同庁は、腸壁の粘膜を保護する投薬治療を行いながら、心を休め、体の抵抗力を高めてもらうとしている。

 同庁によると、皇后さまは、先月19日夜に風邪で38度台の熱が出たため公務を2日間休み、その後、公務を再開されていた。

 しかし、最近になって口内炎や鼻出血があり、さらに腸壁からの出血が数回あった。専門医が診断したところ、腸壁の表面に、潰瘍(かいよう)のような進んだものではないものの、出血の痕跡が認められたという。

 皇后さまは、ここ2年の定期検診で胃炎が認められており、最近の出血などの症状はこの延長線上にあって、精神的な疲れが原因で進行したものとみられるという。

 金沢一郎・皇室医務主管は記者会見で「少しでもお心を休め、お体の抵抗力を高めていただくために静養期間を設ける」「今後はスケジュールを厳選し、普段と違う症状があればドクターストップをかける」などと述べた。

 宮内庁関係者は、皇后さまの「精神的な疲れ」の原因について、「多忙な公務に加え、最近の皇室をめぐる週刊誌の見出しにかなり心を痛められていたようだ」と話した。

 皇后さまは今月21日から5日間にわたってお住まいの御所で静養26日からは国賓として来日するスウェーデン国王夫妻の歓迎行事出席などの公務をこなし、29日から来月2日まで栃木県の御料牧場で天皇陛下と静養される。

 宮内庁は、治療を急ぐ性質の病気ではないことと、既に予定されている公務はこなしたいという皇后さまの気持ちを尊重して、静養の日程を組んだとしている。

 皇后さまは1993年10月、相次ぐ雑誌の批判記事を受けて心労で倒れ、一時的に声を失われたことがある。



--------------------以上引用-------------------

 ご年齢の事も考え合わせると、治療を急ぐ性質の病気では無いにしても非常に心配である。是非お体を労っていただきたいものである。

 それにしても御歳72歳の皇后陛下がご病気になられても公務に励まれておられるのに長期間「適応障害」を理由に「公務」を欠席しかつ「祭祀」を蔑ろにする一方で、個人の「私事」はしっかり行っている皇太子妃殿下や最近週刊誌上を賑やかせている高円宮妃殿下及び承子女王には皇族としての自覚とこうなった事に対する猛省を促したいものである。

 なにはともあれ今は皇后陛下の一刻も早いご平癒を一国民として心より願うばかりである。
2007.03.06 Tue l 皇室関連 l コメント (4) トラックバック (1) l top
 本日は皇太子殿下のお誕生日であります!

□ 皇太子殿下のお誕生日に際しての記者会見の内容
1 会見年月日: 平成19年2月21日
2 会見場所 : 東宮御所
皇太子殿下近影


問1  この1年は皇太子様にとってどのような1年でしたでしょうか。皇室では昨年,秋篠宮家に悠仁様誕生という大きな慶事がありました。ご一家で悠仁様誕生をどのように喜ばれたのか,天皇皇后両陛下や秋篠宮ご夫妻とどのようなやりとりがあったか,率直なお気持ちをお聞かせください。41年ぶりという皇位継承資格を持つ親王の誕生を受けて将来の皇位継承についてどのようにお考えか,また,愛子様のごきょうだいについてのお考えも併せてお尋ねします。

皇太子殿下  この1年を振り返ってみますと,国の内外で様々な出来事がありました。昨年は豪雪その他の自然災害や事故により多くの被害が出ました。今年は雪が少なく暖冬ですけれども,地球温暖化の影響が懸念されます。最近聞いて驚いたことなのですけれども,2040年までには,北極の氷がほぼ溶けてしまうという説も出ているようです。地球規模で起こりつつある温暖化にどう対処していくかが大きな問題だと思います。
 この1年は,特に子どもたちをめぐるいじめや自殺,虐待などの悲しい事件が多く,子どもたちがこのような事件に巻き込まれてしまうことに心が痛みます。子どもたちが安全で健やかに成長できる社会を作ることは大人の責務であると思います。

  国際社会ではイラク情勢や中東和平の問題,北朝鮮をめぐる問題など多くの問題が山積していると思います。いずれの問題も解決に向けて進展が図られることを願っております。

 明るい話題としてはトリノ・オリンピックでの荒川選手の活躍や,WBCでの日本チームの優勝などが挙げられます。

 昨年9月の悠仁親王の誕生を心から喜ばしく思います。御所で,また,秋篠宮邸で,そしてまた,この赤坂御用地を弟夫妻が散歩で連れている折などに会うことがありますけれども,健やかに成長しているようで嬉(うれ)しく思っております。

 愛子の幼稚園の入園は私たちにとって大きな事でした。お陰様で元気に通園しており,幼稚園生活を楽しんでいる様子です。幼稚園の先生方,そしてお友達の皆さんやご家族の皆さんにもとてもよくしていただいており,有り難いことと思います。愛子には今後ともお友達との様々な交流を通して多くのことを学んでいってほしいと思います。昨年11月には「着袴(ちゃっこ)の儀」を無事に終えることができ,ほっとしております。

 雅子にはオランダでの静養などもあり,徐々にではありますけれども,1年前に比べますと,より快方に向かっていると思います。

 私自身としては,皇太子として行うべき活動に積極的に取り組んでまいりました。その中で,この1年を振り返って特に印象に残っているものを一つ挙げるとしますと,メキシコで行われた第4回世界水フォーラムへの出席です。地球温暖化を含めて地球規模での環境問題は,世界的な関心事となっており,その中で水の問題は重要です。これについては,国連では「生命のための水10年」決議や,「水と衛生に関する諮問委員会」の設立などの世界的な組織に加えて,アフリカではアフリカ水閣僚会議が活動を強め,またアジア太平洋地域では,アジア・太平洋水フォーラムが発足するなど,世界の各地で熱心な活動が展開されています。アジア地域は特に水問題の深刻な地域であり,本年12月には,大分県で第1回アジア・太平洋水サミットが開催されます。私もご招待を頂いており,このサミットに出席して,少しでも会議の成功に貢献できればと思っています。

 皇位継承の問題については,私の立場上コメントは差し控えたいと思います。また,愛子のきょうだいについても発言は控えさせていただきます。


問2  雅子さまが療養生活に入られて3年が経ち,去年の秋には,宿泊を伴う地方での公務に出掛けられました。雅子さま自身も「少しずつ快方に向かって過ごしてくることができました」と述べられていますが,現在の雅子さまのご様子や回復ぶり,公務復帰のめどについてお聞かせください。

皇太子殿下  雅子については,天皇皇后両陛下よりご理解とお励ましを頂き,また,多くの国民の皆さんからも温かいお気持ちやお力添えを頂いていることに心から感謝を申し上げます。
 雅子も体調を見ながらできるだけの努力をしており,それに伴い,少しずつ活動の幅が広がり,徐々に快方に向かっておりますが,お医者様が,個々の活動の後に疲れが残ることがあると指摘されているように,活動をどのくらいまとめて行うことができるかその時々で判断せざるをえない状況です。今後大切なことはお医者様のご指導の下,公務であるかどうかを問わずに更に活動の幅を広げていき,そして,個々の活動に自信を深めていくことであると考えます。活動に自信が持てるようになれば,公的な性格のある活動を行う幅もおのずと広がっていくものと思います。

 国民の皆さんにも状況をご理解いただき,長い目で見守っていただきたくお願いいたします。


問3  愛子さまは去年,着袴(ちゃっこ)の儀を迎え,来年は小学校に入学されます。最近の成長ぶりや健康管理,内親王としての今後の教育方針についてお聞かせください。去年の天皇陛下の誕生日会見では,陛下が愛子さまについて「いずれは会う機会も増えて,うち解けて話ができれば」との意向を示されました。両陛下とご一家との,今後の交流の在り方についても,お考えをお聞かせください。


皇太子殿下  愛子はお陰様で幼稚園の生活をとても楽しんでいるようです。また,幼稚園に入り,大きく成長したように見受けられます。園児一人一人を同じように扱うという幼稚園の方針の下で集団生活に溶け込んでいます。この4月から年長組になることを今から楽しみにしています。私たちの教育方針は一昨年のこの会見でも詳しくお話しましたので繰り返しませんが,これが幼稚園の教育方針と合わさって,愛子が名前のとおり,人から愛され人を愛すような人間に育っていってほしいと願っております。
 愛子の健康管理には常に気を配っております。風邪を引くこともありますけれども,これは私自身の幼稚園時代を振り返ってみましてもよく風邪を引いては幼稚園を休んでおりましたので,このようなことを通して,体も丈夫になっていくのだと思います。幸いに大きな病気や怪我(けが)をすることもなく健やかに育っていることを嬉(うれ)しく思っております。

 天皇陛下の愛子に対するお気持ちを大切に受け止めて,これからも両陛下とお会いする機会を作っていきたいと思います。愛子は両陛下のいらっしゃる御所に上がらせていただく前には,畑で作った野菜をとったり,花を摘んで花かごを作ったり,カルタや双六(すごろく),折り紙などご一緒に遊んでいただけるものを用意し,両陛下にお会いすることをいつも大変楽しみにしております。


問4  ご一家は去年の夏,雅子様の静養を兼ねてオランダを訪問されました。皇太子様の私的な外国訪問は異例ですが,オランダ行きを決断された経緯やお気持ちについて詳しくお聞かせください。雅子さまの回復には,なお時間がかかるとの見方もありますが今後もこうした形での外国訪問をお考えになられますか,併せてお聞かせください。

皇太子殿下  外国訪問については,昨年は,3月のメキシコでの世界水フォーラムへの出席や8月のオランダでの静養,そして,9月のトンガ国王陛下のご葬儀への出席などがありました。外国訪問は,日本と諸外国との友好親善の増進や国際会議への出席など重要な活動であると認識しており,今後とも重視していきたいと思います。オランダ訪問については,かねてよりオランダのベアトリックス女王陛下からの有り難いご招待を頂いていたことや,幼稚園の夏休みの期間がオランダ側にとっても都合が良かったこと,両陛下より,温かいご理解を頂いていたこと,さらには,オランダに行くことが雅子の治療上も意味あることというお医者様の意見があったことなどが重なって実現に至りました。オランダ行きは,私たちにとって,オランダ王室の方々と交流でき,また,有意義な体験でした。また,雅子の治療にとっても有益であったと思いますし,愛子にとっても様々な新しい経験をすることができ,良かったと思っています。なお,このような形での外国訪問の計画は,今のところ考えておりません。


問5  羽毛田長官は去年暮れの記者会見で,雅子さまの長期静養を踏まえ,ご夫妻での分担など公務の見直しの必要性について言及し,皇太子様とお話ししたいと述べました。秋篠宮様は去年の記者会見で,天皇陛下の公務の大変さに言及されています。羽毛田長官と公務の見直しについてどのような話をされたのか,皇太子さまが公務についてどのようなお考えをお持ちか,ご自身のライフワークなどへのお気持ちも含めてお聞かせください。

皇太子殿下  すべての公務には,「天皇陛下をお助けしつつ,国民の幸せを願い,国民と苦楽を共にしていく」という皇室のあるべき姿が基礎にあります。その上で,これをどのようにやっていくかについては,今までの公務を大切にしながら,今後,我が国内外の変化によって重要性を増す分野の事柄について,新たな要請がある場合には積極的に考えていきたいと以前にお話をしました。そして,私が当面重視している具体的な分野としては,以下の4つの分野を指摘しました。それらは,環境問題,子どもと高齢者に関する事柄,国際的な文化面での交流と諸外国との友好親善の増進,我が国における産業・技術面での様々な新しい動きについてです。
 我が国内外の変化によって重要性を増す分野の事柄について,あえて一例を申し上げれば,冒頭にも述べました水の問題へのかかわりが挙げられます。私自身の研究分野である水運の問題も水問題の一翼を担うものであり,世界水フォーラムの場において,日本の水運についてのお話ができたことをとても嬉(うれ)しく思っております。水に関して言えば,水運の研究は私の個人的な研究テーマでもありますので,研究を更に今後深めていき,それが公務を果たす上で幾らかでも役立てることができればと思っております。

 ライフワークのご質問がありましたけれども,今も触れましたように,水上交通の歴史の研究は今後とも続けていきたいと思っております。日本のみならず外国にも視野を広げて,人や物の動きを歴史的に研究することによって,現代における新しい動きや交通を媒介とした人と人とのコミュニケーションなどについても理解を深められたらと考えております。

 雅子との公務の分担については,そもそも公務と言いましても個々の活動内容が異なり,公的な性格にも濃淡がありますので,ケース・バイ・ケースで検討して,その検討過程で二人で行うか,私単独か,あるいは雅子単独での活動となるかという答えが自然と出てくると思います。ただ,公務には,ご招待いただく側からの要請があるわけですので,今まで,そのほとんどが私たち二人へのものであることをよく考えて,結論を出していくことが大切だと思います。いずれにしましても,まだ雅子は病気療養中ですので,公務の分担の話は,雅子が回復してからの話だと思います。

 私としては,一日一日を大切にしながら,皇太子として,今行うべき仕事に邁進(まいしん)していく所存です。


<関連質問>

問1  今,殿下が最後におっしゃった,皇太子としての一日一日を邁進(まいしん)していきたいとおっしゃったお言葉がありまして,その前に皇室のあるべき姿として,天皇陛下をお助けしつつ国民と苦楽をともにするというお話しがありまして,殿下ご自身が皇太子という立場の重み,あるいは誇りというものを,これまで昭和陛下,あるいは今上陛下からそういうお話を,皇太子としてのお立場の重みや誇りについてお話をされたことがあるのか,あるいは,ご自身,その重みというのは一番どういうときに感じられるのかということを何か具体的なエピソードを交えてお話しいただければと思いまして,質問させていただきます。

皇太子殿下  私は,幼少のころから昭和天皇のところに今の両陛下とご一緒に上がる機会がいろいろ多くありましたけれども,そのような折に,今の陛下が皇太子としていろいろなことをやっておられる,そういうことを強く感じましたし,それから幸い日常の生活においても,公務によっては成年に達していないと出られないような公務もあるわけですけれども,外国のお客様ですとか,いろいろな方が来られた時に私もご一緒させていただく機会がありまして,そのような折に,今の陛下から皇太子としての在り方というものはこういうものなんだということを,いろいろと小さいころからご一緒することによって学ばせていただいたという感じを強く持っています。
 具体的なエピソードというと,それは難しいですけれども,その折々に今の陛下のなさりようを拝見しながら皇太子というのはやはり天皇陛下をお助けして,そして,いろいろな公務に取り組んでいく,そういったことを今の陛下からお側(そば)にいながら学んできたように思います。


問2  オーストラリアで出版されました「プリンセス・マサコ」という本について,宮内庁と外務省で皇室の方々のご活動やお姿について,明らかに事実と違う部分があり,また妃殿下のご病気についても非礼な記述などがあるとしまして,著者と出版社に対し抗議をされたことをご存知かと思います。両殿下でこの本をお読みになられたことはありますでしょうか。また,この件について思っていらっしゃること,お考えなどがありましたらお話しください。

皇太子殿下  この本については,私は読んでおりませんけれども,内容については,東宮大夫の方からも話を聞いておりますので,大体内容については,把握しているつもりです。ただ,このことについては政府が対応しておりますので,私からそれ以上のことを申し上げることはありません。


問3  3問目の質問の中で愛子様のご様子について,幼稚園に入られてから大きく成長されたと殿下がおっしゃっていたのですが,具体的なエピソードというか,幼稚園に入られてからどういう面でより顕著なご成長が感じられるのか,お聞かせいただきたいのですが。

皇太子殿下  やはり,今までの生活と比べて幼稚園という大きな集団に入って,そこで友達もできて,友達とのお付き合いの中からいろんなことを学んでいるように私には思われます。その中で,特に友達への思いやりみたいなものですね,誰かが休んでいたりするととても心配をしたりとか,誰々がちょっと怪我(けが)をしちゃったけれども大丈夫だっただろうかとか,そういうふうな人に対する思いやり,人のことに対する心配というか,そういうことを折々に私も愛子から聞きまして,成長しているんだなというふうに親としても嬉(うれ)しく思うわけです。


--------------------以上引用-------------------

 ホントはお慶び申し上げるべきところであるが、悲しいことだが素直にそうは言えない。その理由は言わずと知れた皇太子妃殿下の問題である。
 1月31日のエントリでも取り上げたが、皇太子妃殿下におかれては、年が改まっても相変わらずご皇室にとって一番重要な責務である宮中祭祀をサボりまくっておられる。ご病気故に公務を欠席されるのはやむを得まい。かと言って産後間もない秋篠宮妃殿下もご参加されている宮中祭祀、特に歴代諸帝の祭祀を蔑ろににされるとはいかなる了見か!

 宮中祭祀なぞ理解もしようとしないマスゴミ共は、ご皇室も欧州並みに「開かれた王室」にすべきとほざく。しかしその「開かれた王室」として紹介される欧州の王室は実は他国から迎えられたというのが珍しくない。その代表たる英王室にしても、現王朝は元を正せば1714年にステュアート朝断絶により現ドイツのハノーファー選帝侯ゲオルクが国王として迎えられたのを起源としている。
 つまり外国人が王様ということであり、絶対王政の時代ならいざ知らず王朝の存続を図るため、国民と融和するためにも「開かれた王室」を目指さざるを得なかった訳である。
 そのあげくがダイアナ元王太子妃の死亡や王室メンバーの度重なるスキャンダル報道に至ったわけである。
 それでも英王室王位継承権第三位のヘンリー・チャールズ・アルバート・デイヴィッド・マウントバッテン=ウィンザーは、サンドハースト王立陸軍士官学校を卒業し、一近衛騎兵連隊士官としてテロが絶えないイラクに派兵されるから立派なものである。

 無論、陛下が軍の大元帥であられ、皇族男子が陸海軍の軍人となった
明治憲法下と異なり憲法改正の手続き法制定すら覚束ない現在の我が國において、皇族男子が率先して自衛隊に入るという事は考えにくい。 

 であればこそ我が國及び国民の平和と安寧を願う皇室祭祀は極めて重要である。その重要な皇室祭祀をサボり続ける皇太子妃殿下のありようは決して許せるものではない!

 皇太子殿下は今回のご会見において「皇太子というのはやはり天皇陛下をお助けして,そして,いろいろな公務に取り組んでいく」とご発言されておられる。当然と言えば当然である。ならば尚のこと、それを更にお助けするべき皇太子妃殿下の事はどう考えておられるのか。
 いくらご病気といえど、孝明・大正・昭和の歴代諸帝の祭祀にすらまともに出ない人を次期皇后として冊立して良いのか!

 本来なら言祝ぐべき皇太子殿下のご誕生日であるが、ご皇室並びに我が國の将来を考えた時、現皇太子妃殿下がその地位に相応しい人物か今一度問い直すべきである!
2007.02.23 Fri l 皇室関連 l コメント (22) トラックバック (0) l top
 先日の1月26日、両陛下が映画「あなたを忘れない」をご公務で観賞された。この件に関し所謂保守系ブロガーを中心に怒りが渦巻いた。

 この映画は6年前にJR山手線新大久保駅で、ホームから転落した男性を助けようとして電車にはねられて死亡した南鮮からの留学生、李秀賢さんの半生を描いたものとされている。
 σ(^^)自身この映画そのものを観ていないため細かい論評は避けるが、この事件発生時に李さんと同様転落した男性を助けようとした日本人カメラマン関根史郎さんも巻き込まれお亡くなりになっているのに、映画の中でその存在は徹底的に無視されているとか、意図的に日本人を悪し様に見せようとしている等である。
 そしてそれらの日本人に対する侮蔑的な表現が数多ある(とされる)ような映画の試写会をよりにもよってご公務として両陛下が天覧されたことに多くの批判を受けたものである。

 しかもこのご臨席は害務省からの要請であり、映画制作にも文化庁から3,000万円にも及ぶ日本国民の血税が投入されていると聞けば、憂国の士が怒り狂うのは当然である。


 さて、それら「憂国の士」達の多くが触れる事を避けるか、或いは反発する大きな問題をご皇室は抱えている。それは皇太子妃殿下の有り様である。

 昨年9月27日のエントリにおいて皇太子妃殿下が皇室行事などの「公」を疎かにし一方で「私」事はしっかり行っている事を取り上げた。それから約4ヶ月余り少しは改善したのであろうか?全くと言って良いほど改善は為されていないのである!
 あらゆるご皇室の活動の中で最優先でなされるものが宮中祭祀である。現憲法下においては「私的な活動」と位置づけられたものであるが、「宮中祭祀」は国家と国民の安寧と繁栄を祈ることを目的になされている重要な活動である。

 そこで宮内庁が公表した皇族方のご日程によると、この年末年始に宮中賢所に於いて行われた

   12月25日 「大正天皇例祭の儀」
    1月 3日「元始祭の儀」
    1月 7日「昭和天皇祭皇霊殿の儀」
    1月 9日「武烈天皇千五百年式年祭の儀」

等の宮中祭祀にご出産間もない秋篠宮文仁親王妃殿下は、ご臨席されておられる。然るに皇太子妃殿下はそれらいずれも欠席なのである。

 「武烈天皇千五百年式年祭の儀」はともかくとして、戦中戦後の苦難な時期を我々国民と共に歩まれた先帝陛下のご命日の儀式すら欠席するとは一体どういう事か!ことここに至ると皇太子妃殿下にはご皇族たる資質を有しておられるか大きな疑念を持たざるを得ない!

 公務はおろかご皇族にとっての最重要事項である宮中祭祀にすら欠席を続ける皇太子妃殿下次期皇后として仰ぐことがホントに我が國とって最善なのかそろそろ判断すべき時が迫っているのではないか!

 また、本当に我が國とご皇室の将来を憂いるなら、この「皇太子妃殿下」の資質の問題を避けてはいけないと愚考する次第である!
2007.01.31 Wed l 皇室関連 l コメント (11) トラックバック (2) l top
 さて、今上陛下のご誕生日という慶ばしい日であるが、極めて不快なものに触れなければならない。

 先日紹介し、多くの国民の怒りをかった、反日雑誌「週刊金曜日」主催の「緊急市民集会」とか称した不敬極まる集会に関して、「週刊金曜日」のHPに同誌の公式見解が掲載されていたので以下に転載する。


『週刊金曜日』発 読者のみなさまへ 
 本誌主催の緊急市民集会(11月19日)での皇室パフォーマンスの一部を批判した『週刊新潮』(12月7日号、11月30日発売)の記事を発端とした一連の経過と対応、見解文書をまとめるに至った経緯については、本誌12月22日号で紹介しました。
 以下は、その誌面に掲載した本社の見解表明文書です。

「11・19」緊急市民集会について

 このたび弊社主催の「教育基本法改悪、共謀罪、改憲」をテーマとした「ちょっと待った!」緊急市民集会(11月19日開催)に関し、さまざまなご意見・ご批判を受けましたことについて、下記のとおり見解を表明いたします。

       記

 集会は、教育基本法の改悪や共謀罪の新設、改憲といった潮流に対して反対する立場から、10人の出演者がそれぞれの思いを語ることをメインに開催したものです。その内容については12月1日号の本誌で紹介したとおりです。しかしながら、集会の中で演じられた皇室をめぐるパフォーマンスの一部に「人権上問題あり」と指摘・批判される表現・言動がありました。

 本誌はこれまで、皇室あるいは天皇制の問題について一切タブー視することなく正面から取り上げ、さまざまな意見・論評を載せることで、社会的な議論を深めるべく努力をして参りました。その一方で、人権侵害や差別につながる表現については、これを行なわない方針を貫いてきました。

 しかし、上記のパフォーマンスは、人権およびプライバシー上、一部の表現に行き過ぎや不適切な言動があったことで、誤解や不快の念を生じさせてしまいました。集会主催者として配慮を欠いたことを率直に反省しおわびするとともに、今後開催する集会等の運営には十分に留意をして参ります。

 言論・表現の自由は、民主主義社会の存立・発展のために、他の諸権利に優位するものとされています。弊社は今後も、タブーなき言論・表現活動が民主主義の成熟につながることを確信し、その実現のために努力していく所存です。
 2006年12月13日
                『週刊金曜日』発行人・佐高 信
       編集長・北村 肇

--------------------以上引用-------------------

 「パフォーマンスの『一部』に問題」、「『一部』の表現に行き過ぎや不適切な言動」だと!『一部』だけじゃねぇだろうが!(#゜Д゜)ゴルア

 こんなものが謝罪と言えるのか!この文書の相手が何で「読者の皆様」宛なのか!ご皇室並びに全国民に対する謝罪であるべきであろうが!

 また「タブーなき言論・表現活動が民主主義の成熟につながることを確信」などと書いているが、最低限守られるべき礼儀すら無視しておいて何を抜かすか!民主主義社会のおける「自由」とは「何をやっても構わない」のではない!「自由」にはそれに伴う「責任」がある!

 その意味に於いてもこんなもの、只の狂信的反日サヨク集団による「見解文」の常套句にすぎん!

 あれだけ両陛下やご皇室を愚弄し、我が國並びに国民を馬鹿にしたのだからその罪は万死に値する!
 最低でも責任者の処分を行うと共に、「週刊金曜日」として全国の新聞各紙に謝罪文を掲載しTVを用いて謝罪CMを流すなどして、ご皇室並びに全国民に対し深く謝罪をするべきであろう!
 「
2006.12.23 Sat l 皇室関連 l コメント (2) トラックバック (0) l top
ご真影


 本日は畏れ多くも今上陛下の73歳のご誕生日であります!\(^-^)/バンザーイ、/( )\モヒトツ\(^o^)/バンザーイ

一国民としてお慶び申し上げると共に、陛下のご長寿とご皇室の益々のご繁栄を祈念いたします。

 以下に、お誕生日に際しての記者会見を転載します。

天皇陛下のお誕生日に際しての記者会見の内容とこの1年のご動静

     1 会見年月日: 平成18年12月20日
     2 会見場所 : 宮殿 石橋の間

問1  秋篠宮ご夫妻に,皇室にとって41年ぶりの親王となる悠仁様が誕生されました。紀子様のご懐妊を聞かれたときの陛下のお気持ちは,どのようなものだったでしょうか。また出産までの10か月間,紀子様をどのような思いで見守られたでしょうか。悠仁様と初めて対面されましたときのお気持ちや参内された際のご様子,男のお孫様としての教育のあり方についても,あわせてお聞かせください。

【天皇陛下】  十分にお答えができないといけないと思いますので,書いてきたものを読みながらお答えしたいと思います。
 懐妊の兆候があることは聞いていましたが,安心な状況というばかりの話ではなかったので,検査の結果順調に懐妊しているということを宮殿で侍従長から聞いた時には本当にうれしく感じました。その後,秋篠宮妃には,つわりや大出血の可能性のある前置胎盤の症状が生じましたが,それを乗り越え,無事悠仁を出産することができました。秋篠宮妃には喜びと共に心配や苦労の多い日々であったと思います。予定日より早い帝王切開での出産でしたが,初めて会った時には立派な新生児だと感じました。出産に携わった関係者の尽力に深く感謝しています。また,大勢の人々が悠仁の誕生を祝ってくれたことも心に残ることでした。悠仁の生まれたとき滞在していた北海道を始め,その後訪れた各地の道々で,多くの人々が笑顔でお祝いの言葉を述べてくれました。

 最近の悠仁の様子として目に浮かぶのは,私の近くでじっとこちらを見つめているときの顔です。

 教育の在り方についての質問ですが,今は秋篠宮,同妃,眞子,佳子の2人の姉に愛情深く育てられていくことが大切だと思います。15歳になった眞子は,今年1年非常に頼もしく成長したように感じています。きっと眞子,佳子が悠仁の良き姉として,両親を助けていくことと思います。


問2  二つ目の質問をさせていただきます。皇太子ご一家はこの夏,雅子様のご療養を兼ねてオランダを訪問されました。陛下は海外でのご静養についてどのようにお考えでしょうか。また,その後の雅子様のご回復の様子や,幼稚園生活を始められた愛子様のご成長など,皇太子ご一家へ寄せられる思いも,あわせてお聞かせください。

【天皇陛下】  この度のオランダでの静養については,医師団がそれを評価しており,皇太子夫妻も喜んでいたので,良かったと思っています。皇太子一家を丁重におもてなしいただいたベアトリックス女王陛下並びにウィレム・アレクサンダー皇太子,同妃両殿下に対し,深く感謝しています。
 最近の愛子の様子については,皇太子妃の誕生日の夕食後,愛子が皇后と秋篠宮妃と相撲の双六(すごろく)で遊びましたが,とても楽しそうで生き生きとしていたことが印象に残っています。ただ残念なことは,愛子は幼稚園生活を始めたばかりで,風邪を引くことも多く,私どもと会う機会が少ないことです。いずれは会う機会も増えて,うち解けて話をするようになることを楽しみにしています。

 皇太子妃の健康の速やかな回復を念じていますが,身近に接している皇太子の話から良い方向に向かっていると聞き,喜んでいます。健康を第一に考えて生活していくことを願っています。


問3  今年は,いじめや自殺,虐待など,子供たちをとりまく環境の厳しさがクローズアップされ,夏には故富田朝彦・元宮内庁長官が残した昭和天皇の発言に関するメモが明らかになり,靖国神社をめぐって様々な議論が起きた年でした。子供たちを取り巻く環境についてと,戦没者追悼について,どのようにお考えかお聞かせください。

【天皇陛下】  今年は子供のいじめや自殺,虐待など悲しい事件に多く接した年でした。子供を失った親の気持ち,いじめにあった子供の気持ちを察すると誠に心が痛みます。
 このようなことをできうる限り防ぐために,親,子,先生が互いに信頼し合う関係を築いていくことが大切であり,子供たちが自分の立場と共に他人の立場にも立って,物事を考える習慣を身につけて育つように,親や先生が助けていくことが重要と思います。近年,生徒が高齢者や障害者との交流やボランティア活動に取り組み,様々な立場の人々に対する理解を深める機会を作っている学校が多くなっていることは心強いことです。私はこういう面に今日の教育の明るい兆しを感じています。

 戦没者の追悼は極めて大切なことと考えています。先の大戦では310万人の日本人が亡くなりましたが,毎年8月15日にはこれらの戦陣に散り,戦禍に倒れた人々のことに思いを致し,全国戦没者追悼式に臨んでいます。戦闘に携わった人々も,戦闘に携わらなかった人々も,国や国民のことを思い,力を尽くして戦い,あるいは働き,亡くなった人々であり,今日の日本がその人々の犠牲の上に築かれていることを決して忘れてはならないと思います。

 私どもは今までに,軍人と民間人合わせて18万6千人以上の人々が亡くなった沖縄県や,2万2千人近くの軍人が亡くなった硫黄島,そして昨年の戦後60年に当たっては,軍人と民間人合わせて約5万5千人の人々が亡くなったサイパン島を追悼の気持ちを込めて訪れました。救援の手が及ばない孤立した状態で,食糧や水も欠乏し,死者や負傷者の続出する中で,特に硫黄島では地熱に悩まされつつ,敵の攻撃に耐えて戦ってきた人々の気持ちはいかばかりであったか,言葉に言い表せないものを感じています。また原子爆弾を受けた広島市と長崎市は,熱風と放射能により,広島市ではその年のうちに約14万人,長崎市では約7万人が亡くなりました。生き残った人々も後遺症に悩み,また受けた放射能により,いつ病に襲われるか分からない不安を抱いて過ごさねばなりませんでした。

 戦後に生まれた人々が年々多くなってくる今日,戦没者を追悼することは自分たちの生まれる前の世代の人々がいかなる世界,社会に生きてきたかを理解することになり,世界や日本の過去の歴史を顧みる一つの機会となることと思います。過去のような戦争の惨禍が二度と起こらないよう,戦争や戦没者のことが,戦争を直接知らない世代の人々に正しく伝えられていくことを心から願っています。


関連質問  3問目の戦没者追悼についてのお話しに関連しまして,追悼の気持ちあるいは追悼の形について昭和天皇とお話し合いになったことで何か印象に残っていること,あるいは昭和天皇から伝えられたことといいますか,そのようなご記憶にありましたらお聞かせいただければ幸いです。

【天皇陛下】  追悼のことについては伺ったことはありません。

--------------------以上引用-------------------

 このご会見をみても、陛下は我ら国民の事を思われておられる事がよく判る。更に先の大戦で散っていった英霊やアメリカの重大な戦争犯罪である原爆投下で亡くなられた一般市民やその他戦禍に巻き込まれてしまった多くの人たちのことについても深く思われておられる。 これだけを見ても陛下が如何に我ら日本国民の尊敬を集め、統合の象徴であるに相応しい存在であるか良く判るというものである!
 我ら日本国民はこの方を天皇陛下として戴く事を喜びとし誇りとするべきであろう!


2006.12.23 Sat l 皇室関連 l コメント (1) トラックバック (1) l top
 まず最初に言っておきますが、マジに腑が煮えくりかえっています!



・11月19日。日比谷公会堂で開かれた『週刊金曜日』主催
「ちょっと待った!教育基本法改悪 共謀罪 憲法改悪 緊急市民集会」。2000人近い観客の前で、悠仁親王は「猿のぬいぐるみ」にされ、天皇陛下のご病気もギャグにされる芝居が演じられた…。

 本田勝一編集委員の挨拶から始まった集会。司会は、同誌発行人でもある佐高信氏だ。
 「今日はとても高貴な方の奥さんに来ていただきました」 佐高氏がそう言うと、しずしずと美智子皇后を真似たコメディアンが出てきた。顔面だけおしろいを塗って女装した男である。会場は拍手喝采だ。
 「多くの国民が集まっている中、なんの集会だかわかりませんが」と切り出すと、大きな笑いが起こった。
 「先日、主人と一緒に王監督にお会いしたんです。王さんは“日の丸のおかげで優勝できました”と、仰っていましたが、この人が日の丸のおかげなんて言うのは、おかしいんじゃありませんか?
 そう言って、笑いをとった。園遊会で、王監督が天皇陛下に話した内容を皮肉ったのだ。

 続けて、「去年は皇室典範を変えるとか変えないとかでずいぶん騒がしかった。でも、次男のとこに男の子が生まれたら、ピタッとおさまっちゃいましたね」と悠仁親王のことを話題に。
 そして、「今日はその子を連れてきてるの。ちょっと連れてきて」と言うと、スタッフがケープに包まれた赤ちゃんの人形のようなものを“皇后”に手渡した。猿のぬいぐるみである “皇后”は「ヒサヒト!ヒサヒト!」と声をかけながら、その猿の顔を客席に向けたり腕を動かしたりする。
 場内は大爆笑。やがて「ヒサヒト!本家に男の子が生まれたら、お前なんか、イーラナイ!」と叫んで、ポーンと放り投げた。だが、場内は静まり返った。若者の中には笑いを漏らす者もいたものの、さすがに
 ここまで来ると観客の大半が凍りついてしまったのである。

 ここで登場したのがジャーナリストの矢崎泰久氏と、作家であり、タレントでもある中山千夏さんだ。
 「これはこれは、さる高貴なお方の奥さんではないですか」と矢崎氏。「天皇なんてもう要らないんじゃないですか。天皇なんてのは民間の邪魔になるだけでしょ?」と聞く二人に“皇后”は、「あら、アタシは民間から上がったのよ」と、応える。

 中山女史が「天皇になれるのが直系男子だけという方がおかしいでしょ?男でも女でも長子がなれるようにすべき。それでハタチになったら、天皇になりたければなり、なりたくなければ一般人になって終わり。そうしていけば、天皇家というウチはなくなります」と持論を展開

 すると、矢崎氏が「ご主人が来てませんね?」と“皇后”に尋ねる。「どこか悪いの?」と矢崎氏。
 「ハイ。マエタテセン?じゃなかった、そうそう、前立腺を悪くしまして。あまり芳しくないのですよ」
 そんなやりとりが続いた後、突然、矢崎氏が「それであっちの方は立つんですか?」と聞く。
 “皇后”は「出会いのテニスコートの時は元気でございました」と、応える。
 場内はシーンと静まりかえった。さすがに観客がシラけてしまった。

 「何て下劣な、と思わず拳を握りしめてしまいました」と、参加した観客の一人がいう。
 「憲法や教基法の集会だと思ってたのに、結局この人たちがやりたかったのは、安倍晋三のこきおろしと、皇室を中傷することだけだったんですね」

 今度は、タレントの永六輔氏が舞台に登場。永氏は「ここ(日比谷公会堂)は、社会党の浅沼稲次郎
 さんが刺殺されたところなんです」「君が代は、実は歌いにくい曲なんですよ」などと語り、アメリカの「星条旗よ永遠なれ」のメロディーで『君が代』を歌うというパフォーマンスを見せるのである。

 ─それは、この緊急市民集会とやらの“正体”がよくわかるものだった。

 今回“皇后”を演じたのは、劇団に所属する石倉直樹氏(49)である。永六輔氏に可愛がってもらって各地のイベントで活躍している芸人だ。
 「僕たち(注=メンバーは3人)は、テレビではできないタブーに切り込む笑いをやってるんです。
 持ちネタは色々。杉村太蔵や橋本龍太郎、創価学会だってやってます」と石倉氏。
 「お笑い芸人として活動を始めた頃、昭和天皇がご病気になって、歌舞音曲慎め、と仕事が次々キャンセルされたことがありましてね。16年経った今も、お世継ぎがどうこうとやってる。何とも言えない怖さを感じます。美智子様のことは好きなんで、キレイに演じたいんですけど」

 悠仁親王を猿のぬいぐるみにしたことには、「普段は、名前を言わないんですが、あの集会ではついフルネームで言ってしまいました。(ご病気については)矢崎さんと中山さんに下ネタをふられ、乗せられてしまいました。京都では、僕が皇后で永さんが侍従の役で、色々やりましたよ。
 これを(市民)運動としてやってるつもりはないし、面白いと思うことをやっているつもりです」
 お笑い芸人としてタブーに挑戦する─石倉氏は腹を据えて演じているらしい。

 一方、佐高の反応は全く違う。「あくまで“さる高貴なお方の奥様”としか言ってないんですから。皇室の中傷などではありません。それは受け取る側の見方ですから。そんなこと言うなら核議論と同じで、こっちも封殺するな、と言いたいですね」

 永六輔氏は「僕はあの日、車が渋滞して遅れ到着したんです。だから、そのコント自体、見てもいないし、全然わからないですよ。『週刊金曜日』に聞いてくださいな」と、知らぬ存ぜぬだ。
 矢崎氏と中山女史に至っては、取材申し込みに対して梨の礫だ。
 氏は、かつて、童謡『七つの子』など野口雨情の名作を根拠なく「強制連行された朝鮮人の歌」と言ってのけ、関係者を激怒させた“前科”がある。
 その関係者の一人、作曲家のすぎやまこういち氏は、今回のことをこう語る。
 「まだ(永氏らは)そんなことをやっているのですか。呆れますね。下品です。自分に置き換えて考えてみればいい。孫が猿のぬいぐるみにされて放り投げられたり、病気のことを揶揄されたり。人権意識も何もない。彼らは、いつもは人権、人権というくせに、実はそれが彼らの正体なんですよ

 『週刊金曜日』北村編集長は、編集後記で集会の模様をこう記している。
 <不思議なほどに穏やかな空気が会場には流れ途切れなかった。永田町の住人に対する、
 満々たる怒りを深く共有しながら、しかし、そこに絶望はなかった>
 ※ソース:週刊新潮、12月7日号P.30-32(エマニエル坊や記者がテキスト化したものを一部略)

以上2chより(リンク切れに注意)

 サヨクの「ヒト擬き」風情がこのような皇室に対し奉り、穢れた舌で愚弄した挙げ句、「皇室の中傷などではありません」などとよくもヌケヌケと言えた物だ!(,,#゚Д゚):∴;'・,;`:ゴルァ!!

 我が國は、どこかの共産シナなどと違い、思想信条の自由は保障されている。そのこと自体は誇るべき物である。
 ただ物事には何事も程度と言う物が存在する。日本で生活する以上守るべき最低限の礼儀という物は存在するはずである。

 ところが今回紹介した事件は「程度を弁えない」「礼儀を知らない」等といった生易しい言葉では片付けられない重大事項である。

 皇室をパロディにする事すら許し難いのに両陛下や悠仁親王殿下の尊厳を冒涜するこの不敬!決して許せる物ではない!

 また、王監督が台湾籍であることは貴様等には関係ないだろ!監督だけでなく日本代表として闘ってきた選手スタッフ、さらに彼等を応援した国民全てを此奴等は汚らしい舌で侮辱したのだ!

・本田勝一
・佐高誠
・矢崎泰久
・中山千夏
・永六輔
・石倉直樹
・そして此奴等の背後にいる筑紫哲也


 これら品性下劣な國賊サヨクを決して許してはならない!
2006.12.02 Sat l 皇室関連 l コメント (8) トラックバック (12) l top
 女系天皇を容認した皇室典範有識者会議の報告から1年近く経つ。この間に秋篠宮家に悠仁親王殿下がお生まれになり、また皇室典範改悪を画策してきたコイズミ政権が交代したこともあって確実に皇室を取り巻く潮目は変わっている。
 そして国会にも新たなる男系(皇統)維持派の議員連盟が誕生したようである。

男系維持派の議員連盟発足 皇室典範改正案策定へ

 男系による伝統的かつ安定的な皇位継承を目指す超党派の議員連盟「皇室の伝統を守る国会議員の会」が17日、発足した。会長には自民党の島村宜伸元農水相が就任。旧皇族の皇籍復帰などを念頭に皇室典範改正案の策定などを目指す方針

 議連の呼びかけ人は、無所属の平沼赳夫元経済産業相、民主党の渡部恒三前国対委員長、国民新党の綿貫民輔代表ら34人、メンバーには青木幹雄参院議員会長ら201人が名を連ねた。

 国会内で開かれた設立総会には約60人が出席。皇室への敬愛をはぐくむ学校教育の充実や、不備の多い皇室経済法の改正を求める運動方針を採択した。

 島村氏は「万世一系の天皇がどういう形で守られるか英知を結集し、天皇制の維持、将来の展望を開くことがわれわれの責務」と述べた。

 皇室典範改正をめぐっては、安倍晋三首相が9月の就任会見で「国民に納得されるものでなくてはならない。慎重に議論を重ねる必要がある」と述べ、女系天皇を容認した皇室典範有識者会議の報告書にとらわれない考えを示している。

--------------------以上引用-------------------

 かねてよりσ(^^)が主張してきた旧皇族の皇籍復帰などを念頭にしており、重畳極まりない。
 この際現在の皇室制度の不備を改善し皇統の永続を担保することに意を尽くすべきであろう。
2006.10.17 Tue l 皇室関連 l コメント (0) トラックバック (1) l top
 お隣の馬韓国のお笑いネタを連投したので、ちょっちマジメな話を一つ。

 皇太子妃が「精神的なストレス」が原因で長期療養に入られてもう3年近くになる。この間、多くの公式行事を皇太子殿下お一人でこなされてきた。一方、「療養」の名目でご一家揃って両親(小和田恆国際司法裁判所判事)が住んでいるオランダまで2週間にわたりご旅行されている。当然その費用は国民の血税から出ているわけである。

 そんな状況下で皇太子妃殿下の祖父に当たる江頭豊氏がこの24日に亡くなられたのだが・・・

皇太子ご夫妻:江頭豊さんの葬儀に参列

 皇太子ご夫妻は27日午前、東京都新宿区の千日谷会堂で行われた雅子さまの母方の祖父江頭豊さんの葬儀に参列した。江頭さんはチッソの元社長で、24日に98歳で死去。ご夫妻は25日にも長女愛子さまを連れ、東京都目黒区の江頭さん宅を弔問に訪れていた。

--------------------以上引用-------------------

 まぁ実家の祖父が亡くなったわけだから葬儀に列席するのは当然と言えば当然である。しかしその一方、皇太子妃殿下はその「お勤め」を果たされておられるのか?

 宮内庁HPを見てみると、皇太子妃殿下は
 ・6月16日の「香淳皇后(先帝の皇后陛下)例祭」は欠席されながらその翌日にNHKホールで行われた「メトロポリタン・オペラ日本公演」の鑑賞には行かれている
 ・7月30日の「明治天皇例祭」にも欠席し、9月1日のオランダからの「帰国につき賢所皇霊殿神殿に謁するの儀」にも欠席されている

 つまり下世話な言い方だが、「嫁ぎ先の法事は出ないが実家の方へは家族揃って出席している」という事になる。これって一体どういうことよ!

 σ(^^)自身は皇室に対する尊崇の念は同世代の人間の平均よりは上だと自負している。ただ次代の皇室を担うべき皇太子妃がいくらご病気と言って皇室行事などの「公」を疎かにし一方で「私」事はしっかり行い、皇太子殿下もそれを容認されていては皇室そのものの存立する基盤が危うくなるのではないか?

 先の大戦後、一部連合国から先帝陛下を戦犯として裁くべきとの意見があった。それを押しとどめたのはマッカーサーなどGHQ指導部の政治的判断もあったが、国民一般からの皇室や陛下に対する支持があったからに他ならない。
 そして先帝陛下は昭和二十一から二十九年の九年間に渡り日本全国への巡幸を行われ、戦災からの復興を目指していた国民を御自ら励まし、国民はそれに応え今の繁栄を築いてきた。

 また今上陛下におかれても、大災害があると皇后陛下とともに被災地に行幸され被災民を励ましておられる。さらに皇室祭祀にも先帝陛下以上に熱心に取り組まれておられる。国民はそのような陛下の「無私」なお姿を拝見することにより皇室に対する尊崇の念をより深くするのではないのか!

 然るに近年の東宮家の有りよう、特に皇太子妃を見るにつけ「無私」どころか「私」優先としか思えない節が見受けられる。

 いくらご病気であるといっても、お世継ぎを儲けることも出来ない。宮中行事は欠席し続ける。一方で多額の税金を使ってまで外国に私的旅行をするでは、そのうち多くの国民が皇太子妃さらには将来皇室を見限るのでないか。そんな危惧を抱かざるをえない。

 東宮家においてはその有り様を今一度見直して頂くことを切に希望するものである。

2006.09.27 Wed l 皇室関連 l コメント (71) トラックバック (3) l top
 所謂「お七夜」にあたる今日、秋篠宮家にお生まれになった若宮殿下の御が決まりました。

お名前「悠仁」 親王さま命名の儀

 6日に誕生した秋篠宮家の男子のお名前が「悠仁(ひさひと)」に決まり、12日午後、紀子さまが入院されている東京都港区の愛育病院で「命名の儀」が行われた。身の回りの品に付ける「お印」は、日本固有の常緑高木の「高野槇(こうやまき)」に決定した。命名の儀は、一般のお七夜に当たる皇室の伝統儀式。
 宮内庁によると、「悠」の字には、ゆったりとした気持ちで、長く久しく人生を歩んでほしい、との願いが込められている。お印の「高野槇」は「まっすぐに育ってほしい」とのご夫妻の思いから、日本固有の直立の木にした。
 お名前とお印はご夫妻で話し合い、お名前については天皇、皇后両陛下にも相談し、先週末から11日までの間に、最終的に秋篠宮さまが決められた。
 宮内庁では7月から男女それぞれのお名前を検討、過去の天皇や皇族と重ならないようにした。男子誕生後は、国文学者や漢文学者の意見も交えて、3つの名前を候補に挙げたという。
 命名の儀は午後3時半から行われた。秋篠宮さまが毛筆でお名前の「悠仁」、お印の「高野槇」とそれぞれしたためた和紙を、ご夫妻が順に確認された後、宮務官が白木のきり箱におさめて、悠仁さまの枕元に置いた。和紙はいずれも皇室の重要行事に使われる「大高檀紙(おおたかだんし)」と呼ばれる厚手の紙。
 お名前は官報で告示された後、天皇、皇族の戸籍に当たる皇統譜に登録される。宮内庁長官らが署名する。
 名前に「仁」を付けるのは、平安時代以来の慣習。高野槇は「高野の六木」などとして有名で、皇居の宮殿近くや秋篠宮邸がある赤坂御用地内にもある。

--------------------以上引用-------------------

 「悠仁」良いお名前だと思う。特に「ゆったりとした気持ちで、長く久しく人生を歩んでほしい」という意味が込められているのが良いですね。この気持ちを我々一般国民も持つべきだと思いますね。

 まず何はともあれ、悠仁親王殿下並びに日本国、日本国民に幸多かれ!
2006.09.12 Tue l 皇室関連 l コメント (0) トラックバック (1) l top
 昨日、秋篠宮家若宮殿下ご誕生のニュースについては、某弱小左翼政党やらT○S等の筑○などといった反日を生業とするマスゴミ人を除き、国民各層から歓迎されている。皇室にとってもさらに多くの国民にしても待望久しい親王殿下のご誕生はこの國の将来にとっても光明となるに違いない。

 ところで、この若宮殿下のご誕生は、世界各国のマスコミでも大いに報道されているようであるが、例によってお隣の馬韓国は、斜め上っぷりを発揮しているようである。

天皇制に逆戻り? 41年ぶりの皇位継承者誕生に沸く日本

 天皇制時代に逆戻りしたようなムードだった。6日午前8時27分、東京の愛育病院で明仁天皇の次男の嫁に当たる秋篠宮紀子妃(39)が3人目の子供を出産した。病院近くを歩いていた人々に声をかけた。
 記者「出産したそうです」。通行人「男の子ですか? 女の子ですか?」。記者「男の子です」。通行人「(ニッコリ笑って)本当に良かったですね。おめでたいことです」
 日本の新聞各社は同日午前、一斉に「男子誕生」を大見出しに掲げた号外を出した。保守的な色合いの濃い産経新聞の号外の見出しは「男子ご出産」。東京・目白の学習院大学商店街に「祝・親王誕生」という張り紙も張られた。店の人々は客に酒を振る舞う。夜までお祭り騒ぎが続いた。学習院大学は紀子妃と夫の秋篠宮文仁親王(40)の母校。紀子妃の父親も同大の教授だ。政治家や芸能人のお祝いメッセージも1日中、テレビに映し出された。東京証券取引所は電光掲示板の株価情報を中断して「親王殿下のご誕生をお祝い申し上げます」という字幕を流した。

 日本の宿願だった男子が誕生した。日本の皇室は美智子皇后が清子内親王を出産した1969年から雅子皇太子妃が愛子内親王を出産した2001年まで、女子だけ9人の出産が続いた。天皇の弟に当たる常陸宮正仁親王には子どもがいない。女子の出産が続くことは天皇家最大の謎と言われている。偏った見方をする人々は「のろい」だと言う。しかし明仁天皇は2男1女、先代の昭和天皇は2男5女、大正天皇は4男をもうけた。もともと子孫に恵まれないとか、男子が少ないということではない。
皇室の男子誕生は、1965年に秋篠宮文仁親王が生まれて以来40年9カ月ぶりのことだ。現行の「皇室典範」では男子だけが皇位を継承できることになっている。昨日の男子誕生までは天皇の孫世代はすべて女子だったため、皇統は絶える寸前だった。

 こうした現実を反映し、小泉首相は女子の皇位継承を認める「皇室典範改正」を進めようとした。しかし保守勢力が一斉に立ち上がった。今年3月には1万人が集まり「皇室典範改正反対」決起大会を開いた。国論が真っ二つに分かれた。男子出産によって、こうした論議自体をはばからせるようなムードになった。「女子継承」に反対し続けてきた高崎経済大学の八木秀次教授はテレビ出演中に男子出産のニュースを聞き「感激です」と言い、涙を流した。

 41年ぶりの男子の皇位継承順位は徳仁皇太子、秋篠宮文仁親王に続く第3位。男子出産で法改正案が破棄されれば、女性天皇になることを期待された愛子内親王は結婚とともに皇室を離れる。今回誕生した男子の将来の妻も、必ず男子を出産しなければならないという宿命を背負わされることになる。

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  (゚Д゚ )ハァ? 「天皇制時代に逆戻り」って、逆戻りとは何だ逆戻りとは!
 我が國は開闢以来ずっと「天皇」を中心にまとまって来た國であり、現在でも「国民統合の象徴」で在らせられる。また俗に言う「天皇制」なる言葉は、共産党が使用した造語に過ぎず本来であれば「皇室制度」と呼ぶのが妥当である。
 それに皇室典範改悪の策動については法案にすらなっていない。

 さらにこの朝鮮日報なる下衆共はこのような記事すら配信している。

女性天皇容認見送り…日本政治の保守化に弾み
 「よかったね」
 生まれたのが男子だと聞かされた小泉首相は、記者らにこう短く答えた。日本の皇室に41年ぶりの男子が誕生したことで、小泉首相が進めてきた「皇室典範」の改正が事実上白紙化された瞬間だった。このため、皇室典範の改正案は小泉政権が5年間の間に唯一果たせなかった改革法案となりそうだ。
 秋篠宮紀子妃の出産は次女を産んでから12年ぶりという高齢出産だった。今回の出産は胎盤の一部が子宮口をふさぐ「部分前置胎盤」と診断され、皇室で最初の帝王切開による出産となった。出産日も予定日より半月程早まった。体重は標準体重(通常3.2キロ)より少ない2.558キロ。今回の出産により、少子化に歯止めがかかることを期待する声もある。
 しかし、今回の出産の最も大きな意味は、日本政治の保守化の流れを加速化させる触媒剤としての意味だ。日本のメディアは「(女性天皇の)必要性がなくなった」という安倍官房長官の側近の談話を報道した。また中曽根康弘元首相も「皇室典範改正問題(皇位継承者不在)が解消された」と話した。
 小泉の改正案は「男女平等」という理念に立った非常に革新的な内容だった。男性継承者が存在しない場合にだけ女性天皇を認めるという形ではなく、男女の区別なく先に生まれた子が皇位を継承するという「長子優先」を原則に掲げた。この案によると、例えば長子が女性でそれ以外の子がすべて男性でも、長女が継承することになる。
 立憲君主制のスウェーデンやノルウェー、オランダと同じ方式の、完全な男女平等主義にのっとったものだった。ちなみに英国とスペインでは「男子優先」となっている。
 昨年末から皇室典範の改正問題は靖国神社参拝問題とともに日本の保革論争の争点となってきた。保守派らは産経新聞や「サピオ」「正論」などの保守系メディアを通じて、猛反撃に出た。保守派の主張の目玉は、1947年に皇族から離脱した11の宮家の男性を皇室に復帰させ、皇位の存続を図ろうというものだった。
 皇位を継承できるのは皇室典範が規定する皇族の構成員だけだ。現在は昭和天皇とその弟の三笠宮崇仁親王(やはり孫がすべて女性)の直系親族だけが皇族とされている。これは、戦後日本を占領したGHQ(連合国軍総司令部、実質は米軍)が皇室の力を弱めるために11の宮家を皇族から離脱させたためだ。  従って保守派の主張は、いわゆる「戦後の清算」と関係している。皇室典範改正に反対する勢力は、そのほとんどが、安倍官房長官が「戦後の清算」という観点で推進している憲法や教育基本法の改正を積極的に支持している。この日テレビで「感泣」した八木秀次は「新しい歴史教科書をつくる会」の元会長で、歴史教科書騒動を引き起こした張本人だ。
 こうした点から、紀子妃の男子出産は「女性・女系天皇は必要ない」という保守派らの主張に軍配を上げた形となった。
 しかし、皇室典範改正案が国会で議論される直前の今年2月に懐妊の事実が発表されたことから、「計画妊娠」(改正案通過を防ぐための皇室保守派の努力)である可能性を提起する声もある。

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 そもそも、我が國の皇室とその他の王室とはその成り立ちが大きく異なる。他の國は下克上で王座を奪い取ったり、婚姻の結果玉座が転がり込んだりしてその王統はコロコロ変わっている。ちなみに今の英王室にしても元を正せば、ドイツのハノーファー選帝侯出身である。
 それに対して我が國の皇室は神武天皇以来「万世一系」とされ、只一人の例外もなく「全て男系」で継承されてきた。また日本人の精神の根幹には「森羅万象に神が宿る」という「神道的な」考えが根強くあり、その頂点には「皇室祭祀」がある。つまり日本人と「皇室」とは深く結びついており、それは他の國の何人たりとも推し量ることは出来ない!

 それを何だ!言うに事欠いて「計画妊娠」等と書き連ねるとは!この下衆共め!
2006.09.07 Thu l 皇室関連 l コメント (1) トラックバック (0) l top
 秋篠宮妃紀子殿下におかれては、本日午前8時27分、皇位継承権第3位に当たられる若宮殿下をご出産されました。\(^-^)/バンザーイ、/( )\モヒトツ、\(^o^)/バンザーイ

 ろくでもないニュースばかりの世の中。そんな中で今回の若宮殿下ご誕生は慶賀の至り。また妃殿下におかれても無事のご出産、国民の一人としてお祝い申し上げます。

 これによりコイズミを筆頭とした皇統を絶やそうと画策してきた輩の妄動は当面押さえることが出来るはずである。これに対しては左右両派から早くもいろんな意見が出ている。

【識者コメント】愛子さまを皇位継承者に/有識者会議で議論を

 秋篠宮妃の男子ご出産について、女系容認に反対してきた「皇室典範問題研究会」メンバーの八木秀次高崎経済大教授をはじめ、識者がコメントを寄せた。


 ■八木秀次高崎経済大教授の話 
 「皇位継承の危機の中、めでたく男子皇族が誕生されたことに目に見えない歴史的意思すら感じる。新宮様は当然、現皇室典範に従って皇位継承順3位になっていただくべきだ。さらに皇統を安定させるためには、神武以来の男系の血筋を受け継ぐ『もう1つの皇統』である旧宮家の男子に皇族にお戻りいただくしかない。安倍政権で新たな有識者会議を設けて、その結論を出すべきだ」


 ■女系賛成を主張してきた高橋紘静岡福祉大教授の話 
 「男の子がお生まれになったが、皇位継承が安定的でない実態は変わらない。有識者会議があれだけエネルギーをかけて結論を出した以上、皇室典範を改正して、皇位継承は男女を問わず第1子優先とし、女系も皇統と認めるべきだ。つまり愛子さまを皇位継承者にすべきだ。そうでないと、将来、今回のお子さまのお妃も雅子さまのように『男の子を産まなければいけない』というプレッシャーに悩まされることになる」


 ■女性天皇は皇統断絶につながると論じた著書3冊を相次いで出版した中川八洋筑波大教授の話 
 「愛子さまを優先せよとのキャンペーンが展開されるだろうが、“女性天皇は懐妊しない”という伝統にのっとれば、お婿さまがいる皇族が天皇に即位されることはない。そうなれば女性天皇を見ることなく皇室は自然消滅する。即位しても、そのお子さまは初の女系天皇となることを辞退されるのではないか。男系男子主義を堅持した上で男子の旧皇族15人程度の皇籍復帰が急がれる

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 次に新聞各紙の論調である。まずは産経新聞から

どうなる皇室典範改正論議 女系論議は沈静化か

 秋篠宮妃紀子さまが6日、皇位継承資格を持つ男子を出産されたことで、当面は女性・女系天皇を認める皇室典範改正論は沈静化しそうだ。ただ、現在の皇室典範のままでは、皇族は減り続けることが明らかで、将来にわたる安定的な皇位継承のため、旧皇族の皇籍復帰や女系天皇容認など何らかの措置をとる必要がある。
 小泉純一郎首相の私的諮問機関「皇室典範に関する有識者会議」は昨年11月、女系天皇を認め、皇位継承順位は長子(第1子)からとする報告書をまとめた。
 しかし、皇位は神話の時代を含め、現天皇陛下に至るまで一度の例外もなく父方に天皇を持つ男系が受け継いできた。女系天皇容認は、この皇室伝統の大転換になるため、皇室研究者をはじめ自民党、閣内にも反対論が根強かった、
 小泉首相はこうした反対論・慎重論を押し切り、今年の通常国会に皇室典範改正案を提出する考えだったが、紀子さまのご懐妊をきっかけに、改正案提出を断念した経緯がある。
 次期首相と目される安倍晋三官房長官も女系天皇容認には慎重な上、今回、秋篠宮家に男子が誕生したことで、政府・与党内の「伝統尊重派」は勢いを増すとみられる。
 男系による皇位継承を維持しつつ、皇族の数を増やして安定的な皇位継承を図るための方策としては、連合国軍総司令部(GHQ)の意向で昭和22年に皇籍離脱した旧11宮家を再び皇族に戻すという案がある 近く、旧皇族の皇籍復帰のための特別措置法を立案し、環境整備をするための超党派の議員連盟も立ち上がる予定で、国民的議論が待たれる。

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 一方、アカピーと並ぶ左派系新聞の毎日はどうしても皇統断絶に繋がる「女系天皇」論を保ちたいようである。

紀子さまご出産:皇室典範問題の行方は 切迫感薄れる政界

6日誕生した秋篠宮妃紀子さまのお子さまは、現行の皇室典範では、皇太子さま、秋篠宮さまに次ぐ皇位継承者で、皇室にとって41年ぶりの待望の男の子だ。しかし、皇室の将来を考えると皇位継承資格者が少ない状況に変わりはない。紀子さまの懐妊で凍結された典範改正問題は今後どうなるのか。そして、ポスト小泉政権は、この問題にどう取り組むのか。男子誕生でも課題は多い。
 小泉政権で棚上げされた皇室典範改正への政界の動きはどうなるのか。「男系維持派も早急な議論の必要性は認識している」(女系天皇容認の自民党議員)との見方はあるが、国民の賛否が割れる中での改正には政治的リスクが伴う。当面は政治日程には上らないとの観測が支配的だ。

 典範改正をめぐり、自民党内では「積極的な女系支持派は少数」(同党幹部)と言われる。小泉政権が女性・女系容認の立場から典範改正作業に着手できたのは、小泉純一郎首相の積極姿勢とそれを裏打ちする強い権力基盤があったからだ。
 さらに男児誕生で、政府が改正案提出に動けば男系維持派の猛反発は必至。自民党総裁選での優位が動かない安倍晋三官房長官も「皇室の存在意義は伝統の継承にあり、それは男系維持と考えている」(安倍氏周辺)とされ、小泉首相とは明らかに立場が異なる。
 安倍氏は、有識者会議の報告書について「法的な拘束力はなく、新首相が別途検討を始めることができないわけではない。政治の判断だ」との認識を示し、6日の記者会見でも「考えに変わりない」と語った。これらを総合すると、次期政権が女性・女系容認の改正案を提出する可能性は少ないとみられる。
 現在、典範改正に向けた事務方の作業は「完全にストップ」(内閣官房幹部)し、今夏の省庁人事で政府の皇室典範改正準備室も縮小された。皇室に男児が誕生したことで切迫感が薄れ、「これで皇室典範問題は解消した」(中曽根康弘元首相)との声も出ている。

 ◇50年後を懸念

 「皇位の安定的継承を図るため、いずれ典範の改正が必要との考えで準備してきた」。宮内庁幹部は、男児誕生を喜びながらも、男女どちらでも基本的な立場は変わらないとの立場で、冷静に受け止めた。
 紀子さまの懐妊が明らかになったのは今年2月。皇室典範改正案を3月に国会に提出するため準備を進めてきた政府は、動きを凍結。その後、内閣と宮内庁の担当者が、今後の方針をひそかに協議、男女それぞれの誕生による違いもシミュレーションした。
 女児誕生では、現行典範が規定する男系男子による継承者が天皇陛下の孫の世代にはいないため、女性・女系天皇容認の見方が強まると分析。男児では、女性・女系天皇を容認する論調は弱まるとした。ただ、男児誕生でも将来継承者がいなくなる不安は消えないことや、結婚で皇族を離れる女性皇族が結婚適齢期を迎えつつあることから、いずれ典範改正が迫られると結論付けた。
 昨年11月に女性・女系天皇容認の報告書をまとめた小泉純一郎首相の私的諮問機関「皇室典範に関する有識者会議」のメンバーの1人は「誕生した男児が即位するのは50年後。現行典範のままなら、女性皇族はすべて皇室を離れており、皇室に天皇ご一家しか残っていない状況も考えられる」と典範改正の必要性を強調する。

◆4ケース想定 有識者会議が論じたケースで、男児の継承順位の違いを比較してみる。同会議の最終報告は、直系優先で女性皇族や女系皇族にも皇位継承資格を拡大、現行制度との連続性などを考慮したうえで、(1)長子優先(2)兄弟姉妹間で男子優先(3)男子優先(4)男系男子優先--を想定した。
 代替わりなどによる継承順位の変動がなく、天皇としての養育方針も早期に決まることなどから「最も適当」とした(1)では、皇太子さまに次いで、愛子さま、秋篠宮さま、眞子さま、佳子さまと続き、男児は6番目だ。
 (2)では4番目、(3)や(4)では3番目。つまり、愛子さまより順位が上になるのは、(3)と(4)のケースだ。懐妊を受けて改正への動きを凍結した経緯から、「生まれた男児を天皇に」との声が高まることも考えられ、(3)や(4)が浮上してくる。ただ、このケースでは有識者会議が指摘したように、代替わりで継承順位が変動するなどの欠点がある。
 一方、男系男子維持を主張する人たちは、旧宮家やその男系男子子孫を皇族に復帰させたり、彼らが女性皇族と結婚した場合に皇族にする--などの方法を提案する。ただ、復帰論には「皇室を離れて60年以上がたっており、皇族としての国民の理解や支持が得にくい」と反対する声が根強くある。また、結婚論にも「結婚の強制につながる」と憲法違反を指摘する意見が出てくるだろう。
 こうした状況から、ある政府関係者は「男児の順位を愛子さまより優先させるような、改正は、制度として無理のあるものになる」と話す。別の政府関係者は「議論はすべて有識者会議で出尽くしている。改めて組織を作り再諮問する必要はない。今後は、どのようにして問題を国民的関心事に高めていくかが課題だ」と語っている。

--------------------以上引用-------------------

 なぜ、「男児の順位を愛子さまより優先させるような改正は、制度として無理」などと書くのか?そもそも現制度においては、本日ご誕生された若宮殿下には皇位継承権はあるが、敬宮内親王には皇位継承権はない!それを殊更このように書くのは、どうしても「女系」にして皇統を絶やさんとしようとしているとしか思えない。

 さらに旧宮家出身の方々は、紛れもなく男系の皇統をお持ちであり、まずはその方々の中で希望される方の皇室復帰こそ図るべきではないのか?皇室を離れて60年過ぎているというが、皇統2600年の歴史から考えると、「たかが60年」である。

 だが、少なくとも今日は若宮殿下の健やかなる御成長を心より祈念するのみである。
2006.09.06 Wed l 皇室関連 l コメント (2) トラックバック (5) l top
 自民党はコイズミ後の次期総裁選の事前運動真っ最中である。しかし既に安部官房長官の勝ちは見えたということで、多くの国会議員がその勝ち馬の乗らんとして日頃の政治信条もかなぐり捨て、我も我もと躙り寄っていく様は浅ましい限りである。
 そんな中、負け勝負と判っていても立ち向かっている「ドンキホーテ」の一人である谷垣財務大臣が昨日政権構想を発表したのだが・・・

谷垣氏 政権構想の全体像発表

谷垣財務大臣は、先月27日、総裁選挙への立候補を表明するとともに、消費税率を少なくとも10%に引き上げるほか、アジア外交の立て直しを目指すことを政権構想の柱に据える考えを示し、構想全体のとりまとめを進めてきました。
 谷垣氏は、30日記者会見して政権構想の全体像を発表し、新たに、▽公立学校の教育を充実させることや、▽女性が仕事を続けながら、出産や育児がしやすい環境を整備すること、▽さらに働く意欲と能力がある高齢者が、生涯現役で働ける社会づくりを目指すことなどを盛り込みました。
 また、政府が、憲法解釈上認められないとしている、集団的自衛権の行使については、「便宜的な憲法解釈の変更で対応すべきでなく、憲法改正によって対応すべきだ」として、解釈の変更によって認めるべきではないという考えを示しています。
 記者会見で谷垣氏は、皇室典範の改正について、「男系だけで、天皇制を保てるのか、よく考える必要がある」と述べ、女性や、その子どもの女系にも皇位の継承を認める方向で、前向きに検討すべきだという考えを示しました。

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 U゚Д゚U ハァ? 「女系にも皇位の継承を認める方向で、前向きに検討すべき」だと!お前もやはり皇統の断絶を目論む國賊の一味か!

 秋篠宮妃殿下のご出産を間近に控えたこの時期において、又その内容においてもこの発言は相応しくない!やはり時勢が見えないというのも師匠(=加トー紘一)譲り、弟子も所詮は不熟者という訳か!
2006.08.31 Thu l 皇室関連 l コメント (0) トラックバック (0) l top
 最近、ホリエモンらの4点セットに加え東横イン問題や格差拡大問題なども吹き出し、世の中良いことがないと思っていたが・・・

秋篠宮妃紀子さま:第3子懐妊 今年秋ごろに出産の見込み

宮内庁は7日、秋篠宮妃紀子さま(39)に懐妊の兆候があると発表した。順調に出産すれば、秋篠宮家にとって長女眞子(まこ)さま(14)、二女佳子(かこ)さま(11)に次ぐ第3子となる。男子が生まれれば、皇室にとって秋篠宮さま以来41年ぶりで、現行の皇室典範の皇位継承順位は皇太子さま、秋篠宮さまに次いで3番目になる。政府は今国会に女性・女系天皇を容認する皇室典範改正案を提出する予定だが、今後の改正論議に影響を与える可能性が出てきた。
 宮内庁の羽毛田信吾長官は7日午後9時から庁舎内で記者会見し、「本日、拝診(検診)の結果、秋篠宮妃紀子さまに、ご懐妊の兆候があることが分かりました」と発表した。また、秋篠宮さまが同日、直接天皇、皇后両陛下と皇太子ご夫妻に懐妊を電話で報告したことも明らかにした。
 関係者によると、紀子さまは妊娠6週目程度で経過は順調。今年秋ごろに出産の見込みという。誕生すれば、天皇、皇后両陛下にとって4人目の孫となる。宮内庁は懐妊により、紀子さまの今後の公務を見直すなどの作業を始めた。
 秋篠宮さまは、両陛下の二男。紀子さまは学習院大教授・川嶋辰彦氏と和代さんの長女で、学習院大で同じサークル活動に参加し、90年6月29日に結婚した。秋篠宮さまは02年12月の会見で、第3子について「子どもたちが妹なり弟なりがいて、世話をしてあげたいという気持ちがあるような印象があります。今後のことはまた、相談をしながらということでしょうか」と語っていた。また、03年12月には湯浅利夫宮内庁長官(当時)が定例会見で「(秋篠宮ご夫妻に)3人目のご出産を強く希望したい」と発言したこともあった。
 皇位継承問題をめぐっては、小泉純一郎首相の私的諮問機関「皇室典範に関する有識者会議」が昨年1月から議論を始め、同11月に女性・女系天皇を容認する報告をまとめ提出した。典範が報告通り改正されれば、皇位継承順位は皇太子ご夫妻の長女敬宮(としのみや)愛子さまが皇太子さまに次いで第2位。秋篠宮家の第3子は男子、女子にかかわらず継承順位は6番目となる。
 政府は3月上旬に改正案を提出する予定で準備を進めているが、寛仁(ともひと)親王殿下が女性・女系天皇に異論を唱えたり、与党内にも「(皇室の伝統である)男系男子で継承すべきだ」「議論が拙速だ」などの意見が相次いでいる。このため、紀子さまの出産まで改正案の提出を待つべきだとの議論が出てくる可能性がある。

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\(^-^)/バンザーイ、/( )\モヒトツ\(^o^)/バンザーイ
 この上ない慶事である。国民の一人として心よりお慶び申し上げるとともに無事なご出産をお祈り申し上げます。m(__)m
 しかしもし皇子をお生まれになったら東宮殿下、秋篠宮親王殿下に次ぐ皇位継承権者第3位と成られる。そのため、現在コイズミとその一党が画策する皇室典範改悪は和子のご誕生まで待つべきである。それなのにコイズミときたら・・・

皇室典範:小泉首相、改めて今国会への改正案提出を強調

 小泉純一郎首相は7日夕、秋篠宮妃紀子さまの懐妊が皇室典範改正論議に与える影響について「正式な報告がないのに言える立場でない」としながらも、「(有識者会議の)報告書に沿って今国会に法案を提出する準備をしているわけですから」とも述べ、改めて典範改正案を今国会に提出する考えを示した。
 一方、安倍晋三官房長官は同日午後の記者会見で「正式な報告を待って検討したい。いずれにしろ慎重に判断すべき問題だ」と語った。
 これに先立ち、首相は衆院予算委員会で「今国会でじっくり審議して成立させることは決して早すぎることはない」と表明。「法案を出して慎重に審議していただければ、今国会で十分、大方の賛同を得られる状況になっていくと思っている」と強調した。
 今国会で改正を目指す理由は「愛子さまはもうじき学校に入られるお年ごろだ。ご自分がいずれ天皇陛下にならなければならないというご自覚のもとで教育を受け努力されることは大きな問題だ」と説明した。
 また、有識者会議の報告書が皇位継承順位を「長子優先」としたことについては「長子が女子で何年後かに男子が生まれるのを待つと、それまでの間、長子の女性はどのように過ごしたらいいのか。養育の面も含めて重要だ」と指摘した。

-----------------------以上引用-----------------------

 この慶事に際しこんな事を発言するとは・・・。しかしこれでコイズミの狙いが明確に見えたと思う。現段階において皇室典範を改悪し「長子優先」「女系容認」にすることは、今後東宮家や秋篠宮家に皇子がお生まれになっても、皇統を敬宮内親王の配偶者(例えばコイズミの息子)に移し、神武以来の皇統を廃絶せしめる意図があるとしか思えない。
 一刻も早くコイズミとその一党の暴走を止めて皇室の安寧=日本の安寧を図らなければならない!
2006.02.07 Tue l 皇室関連 l コメント (0) トラックバック (5) l top
 朝日の社説に対し産経が昨日の社説で皇室典範改悪と寛仁親王殿下への言論封殺問題を取り上げていたが、今度は朝日の方が反論しているようである。

皇室典範 ここは冷静な議論を

 皇室典範の改正問題で、政界が騒がしくなってきた。
 女系天皇の容認に反対する与野党の国会議員が多数の署名を集め、集会を開いた。閣僚からも慎重論や、男系を維持すべきだという反対論が相次いでいる。
 皇太子の次の世代に男子がいないなかで、皇位の継承をどうするかは天皇制の根幹にかかわる問題である。きちんと論議しなくてはならない。
 小泉首相から諮問をうけた有識者会議は「女性・女系天皇を認める」「男女を問わず天皇の直系の第1子を優先する」という報告をまとめた。
 男系・男子にこだわれば、継承者がいなくなる可能性が高い。旧皇族の男子を迎えて男系維持をはかるべきだという意見もある。だが、60年以上も一般国民として過ごしてきた人びとである。皇族となることに多くの国民が納得するとは思えない。そんな判断によるものだった。
 この報告について、私たちは「妥当な結論だ」と支持した。ただ、皇位継承順を第1子優先とするかどうかには議論の余地があると考えている。
 政府は報告書に沿って皇室典範の改正案をつくり、今国会で成立させる方針だ。議論を尽くし、国民の納得がいく合意を目指してもらいたい。
 気がかりなのは、こうした議論のなかで皇族の発言が注目されていることだ。自民党内の改正先送り論の高まりについて、同党の細田博之国対委員長は「宮さまが否定的な見解を公表されたことも大きく影響している」と語っている。
 宮さまとは三笠宮家の長男、寛仁(ともひと)さまのことだ。昨年来、月刊誌などで女系天皇に異を唱える発言を繰り返してきた。
 私たちは、一般論としては皇族であっても自由に発言するのが望ましいと思う。だが、戦後の憲法で国民統合の象徴とされた天皇には、政治的行為や発言に大きな制約がある。皇族もこれに準じると解釈すべきだろう。
 天皇制は政治を超えた歴史と伝統の問題だという意見もある。だが、いまの天皇制は戦前と違い、国民の強い支持がなければ成り立たない。茶道や華道などの家元制度とは異なり、政治の土台にかかわる問題なのだ。
 天皇陛下や皇太子さまはこの間、皇位継承の問題について静かに見守り、いっさい発言を控えている。おふたりとも憲法上の立場を考えてのことに違いない。
 私たちが2日の社説で寛仁さまに「もう発言を控えては」と求めたのは、皇族としての制約を超えると考えたからだ。皇室の総意であるかのような誤解も与えかねない。細田氏の言うように、政治に具体的な影響を及ぼしているとしたら、なおさら見過ごすわけにいかない。
 この社説に対して「言論機関が皇族の言論を封じるのか」という反論も寄せられた。しかし、皇族だからこその言論のルールがある。それを指摘するのはむしろ言論機関の責務ではないか。
 ここはぜひ冷静な議論を望みたい。

-----------------------以上引用-----------------------

 確かに冷静な議論は必要であろう。ただしそれは議論の元になるのがまともでなければいけないのではないか?今回の場合、日本の歴史や文化・伝統を無視し破壊するが如き「有識者会議」なる輩が30時間程度でまとめた結論を、コイズミやその取り巻き、さらには本質的に反皇室の立場である左翼系紙や”進歩派文化人”などが結託して推し進めようとしているところに問題の本質があるのではないのか。
 朝日新聞や有識者会議は「旧皇族の男子を迎えて男系維持をはかるべきだという意見もある。だが、60年以上も一般国民として過ごしてきた人びとである。皇族となることに多くの国民が納得するとは思えない」とか言っているが、旧皇族(これもイヤな言い方だが)の方のご意見は聞いたのか?皇族方のご意見は聞いたのか?聞きもしないで「黙れ」とは何事か!そのような拙速な事をするからこんな事態になるのではないのか!
 冷静に言うのならこの問題は「一からやり直す」べきである。

2006.02.04 Sat l 皇室関連 l コメント (1) トラックバック (9) l top
 昨日のブログで皇室典範改悪問題での左派系代表紙である朝日新聞の社説を紹介したが、本日は右派系代表紙の産経新聞が早速反応してきたようである。

【主張】朝日社説 「言論封じ」こそ控えては

 寛仁さまが月刊誌などで皇位継承について発言されていることに対し、朝日新聞は二日付で「発言はもう控えては」という社説を掲載した。同じ言論機関として、違和感を覚える社説だ。
 寛仁さまは、皇位が男系で維持されてきたことを強調し、政府の「皇室典範に関する有識者会議」が一年足らずの議論で女系容認の結論を出したことを「拙速」と批判されている。また、男系維持のため、元皇族の皇籍復帰や養子制度導入などを提案された。
 朝日は「一連の寛仁さまの発言は、皇族として守るべき一線を超えているように思う」とした上で、「天皇は日本国民統合の象徴だ。国民の意見が分かれている問題では、一方にくみする発言は控えた方がいい。これは皇族も同じである」「そろそろ発言を控えてはいかがだろうか」と書いている。
 寛仁さまの発言を批判することは言論の自由の範囲内であるが、その発言を封じようとする社説は、言論・報道機関として、守るべき一線を越えているように思われる。
 皇位継承問題に限らず、靖国、歴史認識問題など多くのテーマで、産経と朝日は対立しているが、もし、朝日の言論が封殺されるような事態が起きれば、言論の自由を守る立場から、産経は朝日を徹底して擁護するだろう。現に過去に起きた朝日へのテロ行為に対しても、この立場を貫いてきた。
 朝日は、寛仁さまの発言の趣旨について「戦後に皇籍を離れた元皇族を復帰させるなどして男系維持を図るべきだ」などとしている。
 しかし、寛仁さまが言わんとしていることは、安易に女系を認める前に、いろいろな選択肢があり、あらゆる手を尽くすべきだという趣旨だ。それでも男系維持が難しければ「女帝・女系の議論に入っていけばいい」「最終的には皆さんのご判断を待つ」(雑誌『正論』三月号)とも言っている。
 「国民的な議論が不十分だ」という寛仁さまの発言全体の趣旨を正しくとらえてほしかった。
 今国会での皇室典範の拙速な改正に反対する国会議員の署名は、百七十三人に達した。皇位継承問題は、寛仁さまが指摘するように、政治を超えた日本の歴史と伝統文化の問題である。結論を急ぐべきではない。

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 う~ん、正直σ(^^)はフジサンケイグループは好みではないのだが、この件に関しては産経の方がマトモだと思う。言論の自由を侵すようなことを言論機関がやること自体がおかしな話であり、朝日新聞には前非を悔い改めて欲しいものである。(多分ムリか・・・)
2006.02.03 Fri l 皇室関連 l コメント (0) トラックバック (1) l top
 最近、朝日新聞が「ジャーナリスト宣言」とかいうキャッチコピーでCMなどを流していて、結構「うざっ!」と思っていたら今朝の社説でとんでも無いことを書いていた・・・・

寛仁さま 発言はもう控えては

 皇位継承のあり方をめぐり、天皇陛下のいとこにあたる寛仁(ともひと)さまの発言が相次いでいる。
 昨年、会長を務める福祉団体の機関誌に随筆を寄稿したのに続き、月刊誌「文芸春秋」などでインタビューに応じた。さらに産経新聞と、同社が発行する雑誌「正論」にインタビューが載った。
 初代の神武天皇から連綿と男系が続いているからこそ皇統は貴重なのだ。戦後に皇籍を離れた元皇族を復帰させるなどして男系維持を図るべきだ。いずれもそうした趣旨の発言である。
 小泉首相から皇位継承のあり方を諮問された有識者会議は、女性天皇やその子の女系天皇を認める報告書をまとめた。政府はこの報告書に沿って皇室典範の改正案を準備中だ。
 寛仁さまの発言は、この報告書や首相の方針に異を唱えるものである。
 だれを天皇とすべきか。皇位継承は天皇制の根幹にかかわる問題だ。国民の間で大いに論議しなければならない。
 皇族にも様々な思いはあるだろう。自らにかかわることだけに当然だ。だが、それを外に向かって発言するとなると、どうか。改めて考える必要がある。
 当事者である天皇や皇族がどう考えているのかを知りたいと思う人もいるだろう。自由に話をさせてあげたらいい、という人もいるにちがいない。
 皇太子妃の雅子さまが体調を崩したときに、私たちは社説で、心のうちを率直に語ったらどうかと主張した。
 しかし、今回の一連の寛仁さまの発言は、皇族として守るべき一線を超えているように思う。
 寛仁さまはインタビューで「皇族は政治にタッチしないという大原則があります」と述べている。その大原則に反するのではないかと考えるからだ。
 憲法上、天皇は国政にかかわれない。皇位継承資格を持つ皇族も同じだ。
 寛仁さまは皇位継承については「政治を超えた問題だ」と述べている。歴史や伝統の問題ということだろう。
 しかし、天皇制をどのようなかたちで続けるかは国の基本にかかわることで、政治とは切り離せない。まして、いまは政府が皇室典範の改正案を出そうとしている時期である。
 たとえ寛仁さまにその意図がなくても発言が政治的に利用される恐れがある。それだけ皇族の影響力は大きいのだ。
 天皇は日本国民統合の象徴だ。国民の意見が分かれている問題では、一方にくみする発言は控えた方がいい。これは皇族も同じである。
 天皇陛下は記者会見でたびたび女性天皇や皇位継承について質問されたが、回答を控えてきた。皇太子さまも会見で質問されたが、やはり答えなかった。
 おふたりとも、憲法上の立場を考えてのことにちがいない。
 寛仁さまひとりが発言を続ければ、それが皇室の総意と誤解されかねない。そろそろ発言を控えてはいかがだろうか。

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 なんたる傲慢さ、一方で「ジャーナリスト宣言」とかやっておいて、その一方で言論を封殺しようとするとは!しかも社説でこのような事を堂々と書くとは・・・
 拝察するに、本来皇族方の意を汲むべき宮内庁は長官以下コイズミの手先に堕し、皇族の中では秩父宮,高松宮は既に断絶しており、三笠宮崇仁親王殿下はご高齢であられる。また秋篠宮家や常陸宮家は今上陛下により近い。したがって寛仁親王殿下が声を出さざるを得ないものと考える。しかるにその苦境を理解せずに「黙れ」とは何事か!
 つまり朝日新聞は社として皇室典範改悪に賛成であるからコイズミに従え!ということだな。さすがは朝日(ちょうにち=朝鮮の朝)新聞。


 その一方、現職当時「鮫の脳」と称された馬鹿者がまたこんな事をほざいているようである・・・

皇室典範改正:「党や政府の立場をわきまえて」森前首相

 森喜朗前首相は2日の自民党森派の総会で、女系・女性天皇を容認する皇室典範改正問題について「小泉内閣の下で審議し、仲間(森派メンバー)の細田博之国対委員長が官房長官当時にまとめたものだ」と強調。超党派の「日本会議国会議員懇談会」が開いた反対集会に同派議員も出席したことを踏まえ、「党や政府の立場をわきまえて出席することが大事だ」とクギを刺した。
 一方、2日の各派の総会では「大改革をするなら、国民的大議論が必要で、まだ議論が熟したと考えていない」(高村正彦元外相)など、慎重論が相次いだ。

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 立場をわきまえないといけないのは、てめぇの方だろ!この国賊め!ブクブクと太りやがって!ちっとは無い脳味噌使って考えろ!
2006.02.02 Thu l 皇室関連 l コメント (0) トラックバック (2) l top
 26日のブログでも書いたとおり自民党内部で今国会での皇室典範改悪法案提出について慎重論が広がりを見せているようであるが、やはりというか案の定というかコイズミは相変わらずの馬耳東風ぶりを全開にしているようで・・・。

皇室典範改正案、首相が党内調整を指示

 小泉首相は27日、首相官邸で自民党の武部幹事長と会い、女性・女系天皇を容認する皇室典範改正案の今国会提出に向け、党内調整を進めるよう指示した。
 首相はこの後、記者団に、「『(今国会に)提出してよく議論していけば、党も協力してくれるだろう』という話をした」と述べた。
 党内に女系天皇への慎重論があることについては、「仮に愛子さまが天皇になられた時に、そのお子さんが男でも(天皇への即位を)認めないということだ。それを分かって反対しているのか」と批判した。
 これに先立ち、武部氏は国会内で青木参院議員会長、片山参院幹事長らと皇室典範改正案の扱いを協議した。
 片山氏は「国民は女系天皇と女性天皇の区別を理解していないのではないか。国民が納得することが大事だ」と述べ、今国会提出にこだわるべきではないとの考えを示した。青木氏や久間総務会長、細田博之国会対策委員長も同調した。
 武部氏は「首相が『今国会に提出し、成立を期す』と言っている」と理解を求めた。

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 (゚Д゚)ハァ?ホントにコイズミは物事を理解して話しているのか?そもそも、現行の皇室典範においては内親王に皇位継承権はなく成婚された場合は臣籍に下りその御子にも当然皇位継承権はあり得ない。だから「仮に愛子さまが天皇になられた」というのは、コイズミお得意の議論のすり替えではないのか!
 かと言ってこの40年間皇室に皇子が生まれていないのも事実であるため、戦後に強制的に臣籍に下った旧皇族男子の方を宮家として復活して(改めて述べる必要もないことだが、男系皇族である)いただければ良いではないか!
 その中で今の宮家などの内親王殿下や女王殿下と結婚していただいてその皇子を第127代目の天皇陛下として即位していただけば一番ベストである。

 σ(^^) が思うに日本と日本人にとって「天皇」とは理屈ではない。この国にとって根本であり精神的な支えであり信仰の対象ではないのか?それを歴史や伝統を解することが出来ないコイズミ如きの個人的な「直感」で崩されてたまるか!

 
2006.01.28 Sat l 皇室関連 l コメント (0) トラックバック (5) l top
 先の三笠宮寛仁親王殿下の女系天皇に関するご発言に対し、旧厚生省出身で小泉の走狗である羽毛田宮内庁長官(そう言えばコイズミは厚生相を2回やっているんだっけ)が「憂慮する」とかほざいているが・・・

皇室典範改正案 首相「党議拘束望む」 久間氏は国会提出に慎重

 小泉純一郎首相は十三日夕、皇室典範改正案について、二十日召集の通常国会への提出に「変わりありません」と改めて言明するとともに、党議拘束をかけるのが望ましいとの考えを示した。ただ、自民党内には女系天皇を容認する内容に異論も強く、久間章生総務会長は同日、改正案の通常国会提出に慎重な見方を明らかにした。
 首相は、安倍晋三官房長官が十日の記者会見で「内閣提出法案は今まですべて党議拘束がかかっている」と述べ、基本的には党議拘束が望ましいとの見解を示したことについて、「そりゃそうだ」と応じた。首相官邸で記者団の質問にこたえた。
 一方、久間氏は党本部で記者団に対し、「国のあり方に関する議論なので党議拘束に従うのは当然」としながらも、「今度の国会でやらなければならない緊急性はない」と述べた。
 首相の私的諮問機関「皇室典範に関する有識者会議」は女性天皇、女系天皇をともに容認する答申を出しているが、久間氏は「国民も政府・与党も(両者の違いを)認識した上で議論していない気がする。これから(認識を)深めていく必要がある」と指摘。「(通常国会では)教育基本法改正や国民投票法、防衛省設置法などの法案が先に来る」と述べた。

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 現在、我が国は盛り沢山の課題を抱えている。人口の減少、国民の中で広がり続ける格差、迫る庶民大増税、終わりが見えない石油高騰、凶悪犯罪の増加と警察の怠慢、日々強まるシナ政府の軍事的脅威等「安心安全な生活」を実現させるためにやることは山ほどあるのに何故喫緊の課題でもない皇室典範早期改正に拘り次期通常国会に改正案を出ししかもどうしても成立させようとするのか?全く理解できない。その点において久間の言うことは理にかなっていると思う。
 
 いずれ皇室典範を改正するにしても、いますぐ結論を急ぐのではなく、もっと国民や当事者たる皇族の方の意見を採り入れて議論を尽くすべきであろう!


2006.01.14 Sat l 皇室関連 l コメント (0) トラックバック (4) l top
 先の大戦において日本が敗北しGHQによる占領統治を受けるまで、「世襲親王家」というのがあったのを知っている人がどれだけいるだろうか?
 「世襲親王家」とは「伏見宮家」「有栖川宮家」「桂宮家」「閑院宮家」の4家があり、時の帝の血縁の濃さに関係なく親王宣下を受けてきた宮家であり、血縁が断絶しそうになったときに防ぐ役割を担う役割があり、現に102代後花園帝、119代光格帝が世襲親王家の出身である。
 現在でも「伏見宮家」系列の旧宮家が存在しているわけだが、小泉の一私的諮問機関に過ぎない「有識者会議」なるものがこの歴史を無視し易姓革命を起こそうと策謀を画策しているのは既に何回も述べたとおりである。
 その策謀に対し、再び三笠宮寛仁親王殿下が毎日新聞のインタビューに対しお答えされている。

寛仁親王:「一度切れた歴史はつなげない」女性天皇に異議

 昭和天皇が自らの神格性を否定し、後に人間宣言と呼ばれた「新日本建設に関する詔書」が発表されたのは、終戦翌年の1946年1月1日だった。4日後に生まれた昭和天皇のおい、寛仁親王殿下が毎日新聞の単独インタビューに応じ、皇室の歩みや将来像などについて語られた。殿下は「(詔書について)昭和天皇ご自身は『自分は戦前から何も変わっていない』とおっしゃっていた」と明かすとともに、皇室の役割を「光の当たっていないところに光をあてるもの」との考えを示された。
 皇室典範改正問題についての質問にも応じ、「政治を超えた歴史の問題」との認識のうえで、男系による皇位継承の伝統を踏まえ、「一度切れた歴史はつなげない。腰を据えて議論すべきだ」とした。「皇室典範に関する有識者会議」が出した「女性・女系天皇の容認」の結論に異を唱えた形だ。
 殿下は既に福祉団体の会報のエッセーで、元皇族の皇籍復帰や女性皇族に養子を取ることを認めることなどによる男系男子継承方法を示しているが、「過去にはこうした方法で、皇位継承の危機をたびたび回避してきた」「先人が築き上げた貴重な財産(方法)にならって、できるだけの手を尽くしていくべきだ」とした。
 「人間宣言」については、「戦前・戦中と戦後を区別し、新しい日本に向かうという意味があった」と位置づけた。また、皇室のあり方について「日本民族の知恵が権力を持たせないようにしてきた。国を守っていくために必要な存在」とした。

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 まさに殿下のお考えどおりだと思う。そもそも何故小泉はそんなに性急に事を運ぼうとするのか?相変わらず何の具体的な説明もなく「改革だぁ!」とでも言うつもりなのか?今月開会する通常国会で納得いく説明はされるのか?


 
2006.01.03 Tue l 皇室関連 l コメント (0) トラックバック (0) l top
 さて、今年もあと僅か。来年は戌年であるが・・・・

女系天皇:自民新人男性議員「伝統が大事」と反対続出

 小泉純一郎首相が来年通常国会で成立を目指す女性・女系天皇容認のための皇室典範改正で、思わぬ「抵抗勢力」が現れた。自民党新人議員でつくる「83会」の自主研修会で議論したところ、「世論より伝統が大事だ」として「男系継承維持」などの主張が相次いだからだ。「場合によっては離党せざるを得ない」という強硬論も飛び出し、首相が教え子たちの反乱に手を焼く事態も起きかねない雲行きだ。
 約30人が出席した研修会は14日、党本部で開かれ、これが第1回。皇室典範改正の賛成・反対両方の学者を招いて議論した。
 10人近い女性議員らは、稲田朋美議員を除いて「時代が変わったので男系にこだわる必要はない」などと女帝歓迎論が多かったが、20人近い男性議員は、発言した全員が「男系を変えたら天皇制が壊れる」「国民的な議論が不十分。なぜ急ぐのか」などと反対論者。
 「郵政とは比べものにならない国の根幹にかかわる問題だ」「皇室の問題は世論に従うべきではない」などと、郵政ブームで当選した議員らしからぬ意見も。稲田議員は、男系維持のために旧宮家を復帰させる私案を披露し、男系維持派の講師、八木秀次高崎経済大助教授は「83人は大きい力になり、国の行く末を左右する。過去の新人とは違う」と激励した。

-----------------------以上引用-----------------------

 ほぉ~、「83会」と言えば小泉マンセーの連中ばかりかと思っていたら真っ当なヤツもいるもんだ。これを小泉や取り巻き連中が聞いたらさぞ苦虫を噛み潰したような面をするだろうて。これこそ「飼い犬に手を噛まれる」の歩く見本だろう。
 さてさて小泉はこの「抵抗勢力」にどんな手を打ってくるか?またこの新人議員達も前言を翻し尻尾を振るようなことはしてほしくないものだ。
2005.12.15 Thu l 皇室関連 l コメント (0) トラックバック (1) l top
 自民党の武部幹事長と言えば小泉への忠勤を励む事だけで自民党幹事長に昇る一方でBSE発生時の失言等で口がヘリウム並に軽い事で有名であるが・・・

武部幹事長:「日本は天皇中心の国」パーティーで発言

 自民党の武部勤幹事長は5日、水戸市内で開かれた山口武平・同党茨城県議(党県連会長)のパーティーであいさつし「日本は天皇中心の国。中心がしっかりし、同時にみんなで支える国柄だ」と述べた。その上で山口氏を茨城県政での天皇に例え、「茨城県政が隆々と発展しているのは、中心にある山口氏がすばらしく、皆でもり立てている姿がそれ以上に素晴らしい(ためだ)」と持ち上げた。
 自民党では00年5月に森喜朗首相(当時)が「日本は天皇を中心にした神の国」などと発言、「憲法がうたう主権在民に反する」として批判を受けたことがある。
 山口氏は85年以来、県連会長を続ける茨城県政の重鎮で、先月の結党50年記念党大会では功績の大きい党員を代表し、小泉純一郎首相から賞状を手渡された。武部氏は山口氏を称賛するあまり、「天皇発言」につながったようだ。

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 多分、左巻きの連中が騒ぐと思われるがちょっちσ(^^)の見解は異なる。コイツは本当に皇室を尊崇しているのか?もし本当に尊崇しているのなら軽々しく「天皇」をパーティの場などで使うのか?
 どだい小泉一派は皇室典範を改悪し神武以来の皇統の断絶を図ろうとしている輩である。そいつらが「日本は天皇中心の国」などと言うのは噴飯ものであろう。

2005.12.05 Mon l 皇室関連 l コメント (0) トラックバック (2) l top
 先月「有識者」という名の謀反人どもの集まりがまとめた報告書を基に・・・

皇室典範改正へ準備室発足、3月にも報告書…政府

 政府は1日、内閣官房に「皇室典範改正準備室」を設置し、女性・女系天皇を認めるための皇室典範改正案の策定作業に着手した。
 「皇室典範に関する有識者会議」(座長=吉川弘之・元東大学長)が11月末にまとめた報告書を踏襲する形で作業を進め、来年3月にも国会に提出する。
 報告書は、<1>女性・女系天皇の容認<2>皇位継承順位は第1子優先<3>結婚した女性皇族の宮家創設の容認――などを明記し、皇室典範見直しを求めている。政府は「多くの国民の支持は得られる」と判断しており、そのまま改正案に盛り込む考えだ。
 ただ、女性天皇や内親王ら女性皇族と結婚した男性配偶者をどう呼ぶかなどの処遇については、報告書でも検討課題とされたままで、新たな制度整備が必要となっている。準備室は学者や有識者から意見を聞いた上で、新制度を決め、条文に盛り込むことにしている。
 準備室は柴田雅人内閣総務官をトップに、15人で構成されている。

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 まぁ例によって例のごとく、小泉政権は一度思いこんだ事は突っ走るようである。そもそもが「女系天皇」という結論ありきなんだろう。
 そもそも何の根拠があって「国民の支持は得られる」と思っているのか?池○大作の指示もとい支持の間違いじゃないのか?

 ホント日本史上まれに見る悪人だな小泉は。これに匹敵するのは弓削道鏡と源(足利)義満、後は蘇我入鹿ぐらいか。何と言ってもあの信長ですらやろうとしなかった皇統の断絶を図ろうとしているのだから。
 神社本庁が懸念をしめすのも当然だろうな。


2005.12.02 Fri l 皇室関連 l コメント (0) トラックバック (2) l top