2016-02-23(Tue)
今話題の「保育園落ちた日本死ね」について
たぶん、今一番アクセスの多いブログになった 「保育園落ちた日本死ね!!」について、ひねくれ者の私はちょっと別の視点から見ている。
本文は、リンクで本物を見ていただきたい。
ぶち切れ言葉ではあるが、なかなかうまい政権批判にもなっている。
私が気になっているのは、そうした内容や言葉遣いではなく、妙に好意的なマスメディアの報道だ。
政権批判した上に「日本死ね」とくるのだから、これまでのマスメディアであれば、批判的な論調が主になるはずだ。
そもそも、これほど取り上げること自体が異例である。
ネット上でも、それこそネトウヨがよだれを垂らして総攻撃しそうなものだが、元ブログのコメント欄を見ても、訳の分からないコメントは多いけれども、いわゆるネトウヨ総攻撃の様相ではない。
これまた不思議な現象である。
かといって、このブログ主がやらせで書いているとも思わない。
やらせならば、もっと共感の得やすいお涙頂戴の物語を広告屋さんがプロデュースするだろう。
この一連の報道と、ネトウヨに対する規制(たぶん)から私が想像するのは、以下のストーリーだ。
参院選前に初の女性総理誕生
今のまま安倍政権で参院選に突入し、万が一にも野党がオリーブの木を組んで共闘したときには、自公もかなり厳しい結果が考えられる。
そもそも、同志である極右と、主人である従米の板挟みで、精神的に破綻しかけている安倍晋三は、参院選を戦うことはできないのではないだろうか。
さまざまな状況証拠から4月24日総選挙を唱える人もいるが、(その可能性も否定はしないが)むしろ総辞職して首相をすげ替えてから選挙に臨むのではないか。
そして、その新首相は、女性ではないかと思うのだ。
その人選も、極右と従米で真っ二つだ。
極右はもちろん稲田朋美を推すだろうし、従米派は期間限定で野田聖子を担ぐのではないか。
官僚を主体とする従米派が野田聖子と手打ちできれば、そうなる可能性が高い。
敵にとって一番大事なことは安倍晋三のメンツではなく、「勝つ」ことだからだ。
そんな折りに、話題になったのが「保育園落ちた日本死ね」のブログである。
これは使える、と従米派は直感したのではないか。
政治的にも経済的にも極端な安倍路線を批判し、穏健派として野田聖子が登場し、目玉政策として働くママの支援を大々的に打ち出す。もちろん、保育園の大増設も。(たぶん保育園ではなくこども園だろうが)
そんなストーリーにぴたっとハマる話題のブログ。
かくして、メディアには指令が下り、ネトウヨには規制がかかった。
もちろん、以上は私の想像だ。
かのブログ主を批判するつもりはないどころか、言いたい気持ちはすごく分かる。
しかし、不自然な現象には「何かある」とみるのが、リテラシーとか言うやつじゃないのか、と思うのだ。
■■明月社から完成見学会のお知らせ■■
2016年3月21日(月祝)
大阪府箕面市(阪急箕面線牧落より徒歩15分)
①11:00 ②13:30 ③15:30
杉、土、漆喰、和紙を使った木の家です
ご希望の方は [email protected] 山岸まで
住所・氏名・お電話番号を明記のうえお申込ください
にほんブログ村
応援お願いします
本文は、リンクで本物を見ていただきたい。
ぶち切れ言葉ではあるが、なかなかうまい政権批判にもなっている。
私が気になっているのは、そうした内容や言葉遣いではなく、妙に好意的なマスメディアの報道だ。
政権批判した上に「日本死ね」とくるのだから、これまでのマスメディアであれば、批判的な論調が主になるはずだ。
そもそも、これほど取り上げること自体が異例である。
ネット上でも、それこそネトウヨがよだれを垂らして総攻撃しそうなものだが、元ブログのコメント欄を見ても、訳の分からないコメントは多いけれども、いわゆるネトウヨ総攻撃の様相ではない。
これまた不思議な現象である。
かといって、このブログ主がやらせで書いているとも思わない。
やらせならば、もっと共感の得やすいお涙頂戴の物語を広告屋さんがプロデュースするだろう。
この一連の報道と、ネトウヨに対する規制(たぶん)から私が想像するのは、以下のストーリーだ。
参院選前に初の女性総理誕生
今のまま安倍政権で参院選に突入し、万が一にも野党がオリーブの木を組んで共闘したときには、自公もかなり厳しい結果が考えられる。
そもそも、同志である極右と、主人である従米の板挟みで、精神的に破綻しかけている安倍晋三は、参院選を戦うことはできないのではないだろうか。
さまざまな状況証拠から4月24日総選挙を唱える人もいるが、(その可能性も否定はしないが)むしろ総辞職して首相をすげ替えてから選挙に臨むのではないか。
そして、その新首相は、女性ではないかと思うのだ。
その人選も、極右と従米で真っ二つだ。
極右はもちろん稲田朋美を推すだろうし、従米派は期間限定で野田聖子を担ぐのではないか。
官僚を主体とする従米派が野田聖子と手打ちできれば、そうなる可能性が高い。
敵にとって一番大事なことは安倍晋三のメンツではなく、「勝つ」ことだからだ。
そんな折りに、話題になったのが「保育園落ちた日本死ね」のブログである。
これは使える、と従米派は直感したのではないか。
政治的にも経済的にも極端な安倍路線を批判し、穏健派として野田聖子が登場し、目玉政策として働くママの支援を大々的に打ち出す。もちろん、保育園の大増設も。(たぶん保育園ではなくこども園だろうが)
そんなストーリーにぴたっとハマる話題のブログ。
かくして、メディアには指令が下り、ネトウヨには規制がかかった。
もちろん、以上は私の想像だ。
かのブログ主を批判するつもりはないどころか、言いたい気持ちはすごく分かる。
しかし、不自然な現象には「何かある」とみるのが、リテラシーとか言うやつじゃないのか、と思うのだ。
■■明月社から完成見学会のお知らせ■■
2016年3月21日(月祝)
大阪府箕面市(阪急箕面線牧落より徒歩15分)
①11:00 ②13:30 ③15:30
杉、土、漆喰、和紙を使った木の家です
ご希望の方は [email protected] 山岸まで
住所・氏名・お電話番号を明記のうえお申込ください
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