2016-02-22(Mon)
丸山和也の妄言を擁護してみたりする その2
前編がぜんぜん炎上しなかったのでかったので拍子抜けしつつ、続きを書いてみる。
前編を呼んでいない方はこちらから → 【炎上覚悟】丸山和也の妄言を擁護してみたりする
丸山が従米右翼が、決して口に出してはいけないタブーを国会でしゃべくってしまったことで、安倍晋三は真っ青になった。そして、「「日本を米国の51番目の州にしてほしい!!」という従米右翼の理想郷についてこれ以上触れられないために、「奴隷」発言だけを叩き、早いこと丸山を消し去ろうと画策した。
案の定、早速こんなスキャンダルが出てきた。
丸山和也氏に「不倫調査探偵事務所の女性と不倫」疑惑
2016.02.22 Newsポストセブン
もはや丸山は政治家として抹殺される運命にあるようだ。
だったら、最後にテレビカメラの生放送で、言いたい放題言ってからやめてほしいものだ。
丸山の発言は、日本を米国の51番目の州にしたら何か問題ありますか?というものだった。
これに対して、与野党をふくめて、本当に応えられる政治家はいるだろうか?
これを読んでいるあなたはどうだろうか?
この問いに改めて答えようとすると、国粋右翼、従米右翼の本音があらわになるのはもちろん、左翼の多くも本音では従米だったりすることも見えてくるはずだ。
何よりも、右翼でも左翼でもない人々が、「そういえば、何でだろう?」と考え始めることが、安倍晋三にとっては一番恐ろしい。
「独立」ということを国民が意識してしまうことは、左右に関係なく、この国の政治家の絶対のタブーであり、そういうきっかけを作ってしまった政治家は、必ず政治生命を抹殺される。
直接は丸山の発言ではあるが、それをうまく処理せずに、丸山の「51番目の州」発言を国民が「?」と思って考え始めてしまったら、安倍晋三もかならず責任を問われて、またしても突然辞任ということになる。
独立なんて全然していないのに、なんとなく漠然と独立国だと思わせておく。
これが日本にかけられた魔法だ。
対米従属を嘆く左翼勢力ですら、「日本の独立」を決してスローガンに掲げることはしない。
米軍も安保もない9条を堂々と主張できず、安保の傘の下の9条に安住しているからだ。
だから野党も丸山発言を批判するのに、本筋でない黒人差別問題だけを取り上げ、「51番目の州」問題はなかったことにしてしまった。
なぜ「51番目の州」ではいけないのか。今の日本は本当に独立してるのか。正面から議論することから、さっさと逃げてしまった。
それにしても、今回の政治家からメディアから国民から、一連の「丸山発言」への対応で、やっぱり日本は独立国じゃない、ということが証明されたとも言える。
日本以外の国で、国会議員が、自国を他国の州にしろ と発言したらどうなるか。
他人のことなら想像できるだろう。
その想像とは全然違うのが、今の日本だ。
独立なき植民地に民主主義などありえない。
こんな単純明快なことを、右も左も口にしないのが、魔法の国・日本の姿だと言うことが、今回の「丸山発言」でよく分かった。
道は遠いけれども、「反戦・独立」こそが、左右をこえた日本の進むべき方向だ。
■■明月社から完成見学会のお知らせ■■
2016年3月21日(月祝)
大阪府箕面市(阪急箕面線牧落より徒歩15分)
①11:00 ②13:30 ③15:30
杉、土、漆喰、和紙を使った木の家です
ご希望の方は [email protected] 山岸まで
住所・氏名・お電話番号を明記のうえお申込ください
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丸山が従米右翼が、決して口に出してはいけないタブーを国会でしゃべくってしまったことで、安倍晋三は真っ青になった。そして、「「日本を米国の51番目の州にしてほしい!!」という従米右翼の理想郷についてこれ以上触れられないために、「奴隷」発言だけを叩き、早いこと丸山を消し去ろうと画策した。
案の定、早速こんなスキャンダルが出てきた。
丸山和也氏に「不倫調査探偵事務所の女性と不倫」疑惑
2016.02.22 Newsポストセブン
もはや丸山は政治家として抹殺される運命にあるようだ。
だったら、最後にテレビカメラの生放送で、言いたい放題言ってからやめてほしいものだ。
丸山の発言は、日本を米国の51番目の州にしたら何か問題ありますか?というものだった。
これに対して、与野党をふくめて、本当に応えられる政治家はいるだろうか?
これを読んでいるあなたはどうだろうか?
この問いに改めて答えようとすると、国粋右翼、従米右翼の本音があらわになるのはもちろん、左翼の多くも本音では従米だったりすることも見えてくるはずだ。
何よりも、右翼でも左翼でもない人々が、「そういえば、何でだろう?」と考え始めることが、安倍晋三にとっては一番恐ろしい。
「独立」ということを国民が意識してしまうことは、左右に関係なく、この国の政治家の絶対のタブーであり、そういうきっかけを作ってしまった政治家は、必ず政治生命を抹殺される。
直接は丸山の発言ではあるが、それをうまく処理せずに、丸山の「51番目の州」発言を国民が「?」と思って考え始めてしまったら、安倍晋三もかならず責任を問われて、またしても突然辞任ということになる。
独立なんて全然していないのに、なんとなく漠然と独立国だと思わせておく。
これが日本にかけられた魔法だ。
対米従属を嘆く左翼勢力ですら、「日本の独立」を決してスローガンに掲げることはしない。
米軍も安保もない9条を堂々と主張できず、安保の傘の下の9条に安住しているからだ。
だから野党も丸山発言を批判するのに、本筋でない黒人差別問題だけを取り上げ、「51番目の州」問題はなかったことにしてしまった。
なぜ「51番目の州」ではいけないのか。今の日本は本当に独立してるのか。正面から議論することから、さっさと逃げてしまった。
それにしても、今回の政治家からメディアから国民から、一連の「丸山発言」への対応で、やっぱり日本は独立国じゃない、ということが証明されたとも言える。
日本以外の国で、国会議員が、自国を他国の州にしろ と発言したらどうなるか。
他人のことなら想像できるだろう。
その想像とは全然違うのが、今の日本だ。
独立なき植民地に民主主義などありえない。
こんな単純明快なことを、右も左も口にしないのが、魔法の国・日本の姿だと言うことが、今回の「丸山発言」でよく分かった。
道は遠いけれども、「反戦・独立」こそが、左右をこえた日本の進むべき方向だ。
■■明月社から完成見学会のお知らせ■■
2016年3月21日(月祝)
大阪府箕面市(阪急箕面線牧落より徒歩15分)
①11:00 ②13:30 ③15:30
杉、土、漆喰、和紙を使った木の家です
ご希望の方は [email protected] 山岸まで
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