ロザリオとバンパイア第1話「新生活とバンパイア」感想
一言で言うとパンツ。ひたすら女キャラのパンチラが出てくるおぱんちゅアニメ、ヘタレ主人公のハーレムアニメでした。ジャンプ的なバトル感があったり(いずれシリアス展開になり、主人公もバトルを始めるらしい)、絵・キャラ・音楽・展開など全体にわたってどこか古い印象は受ける(むしろわざと古い作りにしてる?)けど、基本的に深く考えず気楽に見る作品ですね。ご愁傷さま二ノ宮くんみたいに。主人公の月音は今のところ二ノ宮くんと違ってヘタレだけど。
公式サイトのキービジュアルは入魂の画像だったようで、アニメ本編はもっとゆるい感じ。絵は作画崩壊とは言わないもののかなりチープで、第1話にしてすでに統一感に欠けた雑な絵になってるのが少し気になる。
安っぽく見えるのは色が鮮やかすぎるのが一因だと思うけど、もしかすると原作の色づかいに似せて色彩設計しただけかも。藍蘭島とかも昼間のシーンでは妙にぎらついた原色が目立ったけど、原作がそもそもそうなってたし(基本的に南の島だし)。
パンツシーン
この作品、パンツが見えるシーンがすごく多いです。第1話だと大体24回ぐらい見えたんじゃないかと。1分に1回ですね。お金を出す層の要望にこたえた形でしょうか…。
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月音と萌香の出会い
キャプ画像。高校受験に失敗した青野月音(つくね)は、ちょっとしたきっかけで陽海学園に入学する事に。しかしトンネルを抜けた先はどう見ても異世界。
自転車で降りてきた赤夜萌香(あかしやもか)とぶつかる。貧血気味のモカは我慢できなくなり月音の血を吸う事に。実は萌香はバンパイアで、これが初吸血だった。月音と萌香は友だちになる。
学園は、実は妖怪のための学校だった。人間は即刻死んでもらうとの事。萌香はなぜか遅れて到着。
チープなBGMが案外合ってますね。
細かいところを見ると結構ツッコミどころ多いです。新学期早々のはずなのに萌香が黒板に名前書かれたり、生徒たちの容姿の判断基準が人間と全く同じだったり。
ロザリオが外される
月音に寄り添う萌香。砕蔵がちょっかいを出してくるが、やり過ごす。
萌香はロザリオで力を抑えているらしい。
また血を吸われそうになった月音は逃げ出し、学園を出ようとする。萌香に引き止められ、萌香は自分が人間嫌いだと語る。一方、月音は自分は人間だと告白し、走り去る。
なおも追おうとする萌香をオーク化した砕蔵が襲撃。襲われた萌香を助けるべく月音は引き返すが、当然勝てない。しかし、はずみで萌香のロザリオを外した結果、萌香はSクラスのバンパイアと化し、オーク砕蔵をあっさり撃退。学園を出るバスは月1回で、月音は学園に残る事に。
学校を少し離れたとは言え、砕蔵もあっさり自分の正体ばらしてますね。「正体を隠す」ってのはあんま厳しい校則じゃないのかも。月音が第1話から萌香に人間告白したのは、ちょっと意外。何かこの手の作品だとずっと隠し続けそうな雰囲気だったんで。
しかし、この展開が2クール続くかもしれないのか……これは本当、あれこれ深く考えずに流し見した方がよさそう。
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