SIMフリー・スマートフォンを購入
前の記事で書いたとおり、とりあえず手元にあるタブレットで開通テストはしている。
回線料金が高いから見直したわけだが、端末については特にこだわりはなかった。
誰かdocomoユーザーで、使わなくなったスマホがあれば回してもらえないかと思ったのだけれど、周りにdocomoユーザーが意外に少なく、使ってない端末というのも、4、5年前とかの機種。あまりに古いとLTEが使えないだろうし、バッテリーも劣化しているから、動作確認ぐらいの役にしかたちそうにない。

ということで、家人が使うものだから、手垢にまみれたものを用意するのも申し訳ないから、思い切って新品を買うことにした。
3万円以下の機種を探して、さんざん迷ったあげく、ASUS ZenFone2 Laser(ZE500KL)という機種を選択した。
何のことはない、BIGLOBE SIMも販売している機種である。これなら、はじめから機器込みで買って、事務手数料の値引きを受けた方が良かったかと思ったが、ネット通販価格は、その値引きを受けた価格より若干安いので、これでもOKであろう。
この機種にした一番の理由は、とにかく安いこと。購入価格は25,750円。
比較的新しいスマホで、値段が2~3万円のものというと、意外に少ない。今回はSIMフリーでなくても、docomo端末でも良いわけで、そこまで拡げても、高級機種はたくさんあるが、3万円以下となると、そうそう選択肢はない。
今回、比較したのは、Huawei P8liteぐらいだが、CPUはHuaweiの方が良さそうだけど、同じデュアルSIMでも、Huaweiは一方のスロットがSDカードと共用という不思議な仕様になっていることと、カメラはASUSの方が良さそう(フォーカスの性能)に思ったから。

カメラも1300万画素で、赤外線式のオートフォーカスが付いている。
詳細な仕様や評価はネットにたくさんあるので、これ以上は書かない。
私が今使っているSoftBank Xperia Z3に比べると多少見劣りはするかもしれないが、この価格にしてはかなり立派なスペックのように思う。
機種選定にあたって、一つのポイントは対応している通信方式・周波数。
海外はともかく、国内でも田舎にいくと電波状況が悪くて、端末によっては電波を拾えないという話がある。この機種はかなり広く対応しているようだ(SIMフリーということで世界中で使えることを重視すればそうなるのかも)。
何といっても、SIMフリーのdual SIM端末である。海外旅行へ行ければ活躍するに違いない。
写真下は、裏ぶたを開けたところ。右寄りに、SIMカードとmicroSDカードを挿入したところ。
ZenFone2 LaserはmicroSIMなので、BIGLOBEのnanoSIMにアダプタを付けている。
これは家人用に購入したものだけれど、来年、今の私のスマホのしばりが解けたら、私もBIGLOBE SIMへ乗り換えようと考えている。今使っているのはXperia Z3で、この端末には不満はない。高速だし画面もきれい、バッテリーのもちも良い。
しかし、SoftBankで、SIMロック解除はできない。
ということで、私の次期端末も買い替えを考えている。
ところが、各キャリアの端末のSIMロック解除が行われるようになっているけれど、以前はお金を払えばしてくれたのが、新しい機種では無料ではあるが、キャリアとの契約がないとしてくれないらしい。
こうなると、いわゆるキャリア端末の白ロムが流通しにくくなる。そして端末の選択の幅が狭くなる。
テレビっ子の私は、フルセグのテレビが付いているのが欲しいのだけれど、SIMフリーの端末は世界を相手にしているせいか、テレビが見られる製品は少ない。国内キャリアの製品には多いのだけれど、前述のとおり、SIMロック解除ができないと魅力が落ちる。海外で使わないのなら、docomo端末で問題はないのだけれど。
【追記】
ネットで情報をあさると、SoftBank Xperia Z3のSIMロック解除の情報を見つけることができる。これもタダというわけではなくて、解除用コード自体は有料販売(3000円~)らしい。さすがに、残債が残る端末を、不適正改造はしにくいけれど。