日本酒の古酒
デパートに買い物に行ったら、ちょっと変わったお酒が出ていた。
大七 生酛純米古酒「不倒翁」、4合瓶で1,728円(税込)

平成20年に仕込んだ酒を長期保存したという触れ込みの古酒である。
ネットで調べると結構古酒ファンもいるようだ。純米大吟醸とは逆方向のように思うが、大吟醸ほど値段が高くないものが多い。(大吟醸の古酒もあるが)
「純米酒を極める」(上原 浩)によれば、しゃんとした酒(防腐剤無添加の純米酒)は冷暗所(日の当たらない押入れでも可)に置いておけば腐ることはないという。我が家ではそんなに長い間一升瓶に中身が残っていることなどなく、また、わざわざ危険を冒して置いておく勇気もないので、そういわれても試したことはないわけだが、蔵元でちゃんと熟成させたものなので安心して試してみた。

琥珀色をしている(冷の状態なのでグラスが曇ってる)。泡盛の古酒でもそうだが、年代物はどうして琥珀色になるんだろう。
常温ではやや酸味を感じる。
燗にするとやや香りにくせ(フルーティの反対)が出るように思う。酸味は抑えられる。
軽く冷えた状態だと当然だが、香味の揮発も酸味も抑えられる(感じにくい)。
大七の純米生酛は日本酒の標準で、燗をつけてすっきり飲めるくせのなさが気に入っているのだが、古酒になるとそれなりのくせが出てくる。
のど越しは、冷でも燗でも良い。元の酒の素性だろう。
常用するかと言われればNoだけど、ウナギのかば焼きのような濃い料理には良い(実際、ウナギをあてに飲んでました)。
大七 生酛純米古酒「不倒翁」、4合瓶で1,728円(税込)

平成20年に仕込んだ酒を長期保存したという触れ込みの古酒である。
ネットで調べると結構古酒ファンもいるようだ。純米大吟醸とは逆方向のように思うが、大吟醸ほど値段が高くないものが多い。(大吟醸の古酒もあるが)
「純米酒を極める」(上原 浩)によれば、しゃんとした酒(防腐剤無添加の純米酒)は冷暗所(日の当たらない押入れでも可)に置いておけば腐ることはないという。我が家ではそんなに長い間一升瓶に中身が残っていることなどなく、また、わざわざ危険を冒して置いておく勇気もないので、そういわれても試したことはないわけだが、蔵元でちゃんと熟成させたものなので安心して試してみた。

琥珀色をしている(冷の状態なのでグラスが曇ってる)。泡盛の古酒でもそうだが、年代物はどうして琥珀色になるんだろう。
常温ではやや酸味を感じる。
燗にするとやや香りにくせ(フルーティの反対)が出るように思う。酸味は抑えられる。
軽く冷えた状態だと当然だが、香味の揮発も酸味も抑えられる(感じにくい)。
大七の純米生酛は日本酒の標準で、燗をつけてすっきり飲めるくせのなさが気に入っているのだが、古酒になるとそれなりのくせが出てくる。
のど越しは、冷でも燗でも良い。元の酒の素性だろう。
常用するかと言われればNoだけど、ウナギのかば焼きのような濃い料理には良い(実際、ウナギをあてに飲んでました)。