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テーマ:時代小説がダイスキ(438)
カテゴリ:読んだ本(時代)
待望の
畠中恵の「おまけのこ」を読んだ。それにしても,図書館にリクエストしてから手元に届くまで時間がかかったなあ!!なにしろ,08/25に魔女の隠れ家(たばさ6992さん)の記事を読んで図書館の予約検索をしたが,本そのものがひっかからず,「そのうちに…」と思っていたところ,09/07のお気楽雑記帳(duriduryさん)の記事を読んで,またまた気になってその時点で予約し,11月下旬に入手できた。 若だんなシリーズの4作目(1~3作目の簡単な日記はこちら)。5つの短編で構成されているが,装画・挿画,内容ともあいかわらずよいですね。 こわい 関わると不幸になるといわれ,他の妖たちや仏までも厭うという狐者異(こわい)。 仁吉や佐助や屏風のぞきたちにダメといわれても,「しばらく長崎屋で過ごしたらいい」といってしまう若だんなが何ともいえない。 しかし,栄吉の腕はまだまだなんだね。 ちなみに,狐者異は京極夏彦の「続巷説百物語」(日記は→こちら)の第2話のタイトルにもなっている。 自分のフリーページのメモによると,「この世に未練たっぷりの死人。」となっていた。 畳紙(たとうがみ) 「塗り壁」の孫ともいわれるほど厚化粧のお雛が再登場。 この話では,屏風のぞきが思わぬ一面を披露。最後は若だんなに知恵をつけてもらったみたいだけれど,大活躍。 於りんは鳴家と追いかけっこで遊べる年齢なのだが,表紙絵の於りんは「(鳴家のお尻を覗くなんて,)何やっとんのじゃい!」(笑) 単に脱がしたいだけかしら,於りんの目と口がとてもカワイイ(笑,笑) 動く影 18歳の若だんな一太郎が5歳のときの話。この事件をきっかけに,栄吉と仲よくなり,この事件のあとに,祖父の伊三郎が仁吉と佐助を長崎屋につれてくる。 このころから,影女と雲外鏡(照魔鏡)と栄吉をみつけるという,大人顔負けの推理力と突発的な行動力(終わったら寝込む)をみせていたのだな。 ちなみに,雲外鏡は京極夏彦の「百器徒然袋(風)」(日記は→こちら)の第2話のタイトルにもなっている。 また,「出たのではないか」と大人たちが騒いでいた飛縁魔は,狐者異と同じく「続巷説百物語」(日記は→こちら)の第3話のタイトルで,自分のフリーページのメモによると,「飛んでくる魔縁。人を惑わして障りをなす悪女。」となっていた。 ありんすこく 若だんなが旦那の藤兵衛を助け,吉原の禿を足抜けさせようとする。 猫又のおしろも登場するが,最後は兄や2人が「力技」を発揮。さすが!! おまけのこ 決して「おまけ」ではないよ! という意味の表題。本のタイトルにもなっているし,表紙絵にも大きく扱われているし,なにしろ鳴家がかわいい!! 泣いている声で自分の家の鳴家だとわかる若だんながすごいが,大妖皮衣の孫だからというより「やさしさ」からなのだろう。 出番が少ない兄の松之助(好きなキャラ)が,ここでは11個の大真珠をつけた櫛がどうしても派手になることを教えて活躍。というか,若だんなも2人の手代も世間並みの常識が……!? どれもよかった5つの中で,これがいちばん好き。 仁吉の本体である白沢については,白沢(「百鬼解読」から)で記事にしていますのでごらんください(犬神のイラストへのリンクもあります)。 時代,場所,登場人物などをフリーページの畠中恵メモ(若だんなシリーズ)に簡単にまとめてありますので,ごらんください。 畠中恵の他作品についての日記は,フリーページ 読了本(日本) (畠中恵)からごらんください。 楽天ブックス 記事関連のオススメ日記 yutukiの世界(潮崎柚月さん) mogo☆mogo☆子っこ(ヒロツ0522さん) かえる通信(Pecky みどりさん) はやくかえってねむりたい(しーたろう1072さん) のらり。(青07さん) +RAINY+(あずま384さん) 気まぐれノート(流水Aさん) はざくらの気ままな暮らし(はざくら2005さん) 遊ぼう!食べよう!楽しもう!(だやん♪さん) 九郎判官義経を追え(ちゃめ8899さん) 毎日が読書日和(くりむーぶ389さん) 日々のあぶく(kiyu25さん) 食べたり読んだり笑ったり(とおり・ゆうさん) いがぐりの読んだ本。(いがぐり602さん) ちょっといっぷく(ハレバレさん) いろんなことを忘れないために(dai583さん) ミステリの部屋(samiadoさん) カラスの我楽多(瀧飛 烏さん) 猛読醉書(かつきねえさん) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2007/01/13 11:18:51 PM
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