まあぼの交差点

京極夏彦メモ3

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百器徒然袋
「雨」  ⇒ 06/02/10の日記(その1),その2
「風」  ⇒ 05/04/29の日記(その1) ,その2その3

鳴釜   瓶長   山颪
五徳猫   雲外鏡   面霊気

全話共通
京極堂シリーズの「共通人物・年表」も参考にしてください。

時と場所
昭和28年 「雨」は7月~秋,風は「百器徒然袋-風」(京極夏彦)-その2-を参照。

神田神保町(榎木津ビルヂング,薔薇十字探偵社),中野(京極堂)
高田馬場(本島と近藤の文化住宅),青山(待古庵)

語り手周辺
本島俊夫(23)  淀橋(新宿)の電気工事会社の図面描き。榎木津の下僕候補。
近藤有嶽  本島の隣人で,幼馴染み。紙芝居絵師。熊のような風体。

薔薇十字探偵社周辺
榎木津礼二郎  薔薇十字探偵。眉目秀麗,腕力最強。帝大卒の元青年将校。
安和寅吉  探偵社(神田)の秘書兼給仕。通称和寅。父は榎木津家に住み込みで奉公。
益田龍一  探偵助手。元刑事。マスカマ(オロカ)。薔薇十字団員。
榎木津幹磨  礼二郎の父。元子爵,財閥総帥。キリギリスにご執心。

京極堂周辺
中禅寺秋彦  京極堂(古書店,中野)店主,武蔵晴明社神主。憑物落しの拝み屋。
中禅寺千鶴  京極堂夫人。実家は京都。
中禅寺敦子  稀譚月報記者。秋彦の妹。
大河内康治  旧制高校で榎木津の一級後輩。中禅寺,関口と同級。
       進駐軍の通事から今は家業の板金工場を経営し,哲学書を翻訳。

沼上  坊主頭の青年。民話や伝説の蒐集家。
多々良  沼上の師。
今川雅澄  待古庵(骨董屋,自称古道具屋)店主。
鳥口守彦  カストリ紙出身の雑誌記者。薔薇十字団員。
関口巽  作家。
伊佐間一成  榎木津の軍隊時代の部下。実家の旅館の釣り堀の管理人。

警察関係
青木文蔵  捜査一課一係刑事。薔薇十字団員(本人は否定)。
木場修太郎  麻布署刑事。
里村  解剖が好きな監察医。
河原崎松蔵  目黒署から八王子に飛ばされた榎木津のシンパ。


鳴釜 薔薇十字探偵の憂鬱
登場人物
早苗(18)  本島の姪。
櫻井哲哉とその取り巻き  政務次官の息子など。
華仙姑  引退した占い師。後始末を京極堂が引き受けている。
篠村精一郎・美弥子(19)  代議士父娘。
金ちゃん  中年のオカマ。


瓶長 薔薇十字探偵の鬱憤
場所
赤坂(壺屋敷)

登場人物
山田与次郎・スエ  壺の蒐集家と孫娘。
誠志堂,陵雲堂  骨董商。
杉浦美江  女性運動化。スエが仕立物の仕事を請け負う。


山颪 薔薇十字探偵の憤慨
場所
町田(大正山根念寺)

登場人物
常信,鉄信  元箱根山の僧侶。
古井亮沢・亮沢  常信と同期の僧侶とその父。
藤堂公丸  元貴族院議員。元伯爵でヤマアラシの飼い主。


五徳猫 薔薇十字探偵の慨然
場所
豪徳寺(世田谷,招き猫),円山町(渋谷,金池郭,銀信閣)
八王子(美津子の実家),国分寺(美津子の家)

登場人物
奈美木セツ  元織作家家政婦。
その他事件の関係者。
羽田製鐵  銀信閣を後押し。柴田グループ。
コマ  白い老猫。


雲外鏡 薔薇十字探偵の然疑
場所
小川町(本島が連れ込まれたビル)

登場人物
神無月鏡太郎  霊感探偵。加々美太郎。
その他事件の関係者。
加々美興業  関東進出をねらう関西の組織。
蓬莱組  新興暴力団。
羽田隆三  羽田製鐵会長。騒動の黒幕らしい。


面霊気 薔薇十字探偵の疑惑
場所
中目黒(羽田の屋敷),池袋

登場人物
羽田隆三  羽田製鐵会長。
その他事件の関係者。



百鬼夜行-陰-1999-
小袖の手   文車妖妃   目目連   鬼一口   煙々羅   倩兮女   火間虫入道   襟立衣   毛倡妓   川赤子  

小袖の手
     ⇒ 06/09/01の日記(「魍魎の匣」のサイドストーリーとして),06/09/01の日記(「絡新婦の理」のサイドストーリーとして),05/07/29の日記(「百鬼解読」と)

関連本編
魍魎の匣絡新婦の理

1951(昭和26年)春~1952(昭和27)年8月
場所
小金井
登場人物
杉浦隆夫  元小学校の教員。
隆夫の妻
柚木加菜子,加菜子の姉,加菜子の伯父,加菜子の母
上は,魍魎の匣を参照。
杉浦夫妻は,絡新婦の理も参照。


文車妖妃
     ⇒ 06/08/29の日記(「姑獲鳥の夏」サイドストーリーとして),05/07/29の日記(「百鬼解読」と)

関連本編
姑獲鳥の夏

1950(昭和25)年晩秋
場所
雑司ヶ谷久遠寺医院
登場人物
久遠寺涼子(25),涼子の妹,涼子の主治医,涼子の両親,妹の婿,内藤
以上,「姑獲鳥の夏」を参照。


目目連
     ⇒ 07/02/25の日記(「絡新婦の理」のサイドストーリーとして),07/02/25の日記(「鉄鼠の檻」のサイドストーリーとして),07/04/01の日記(「狂骨の夢」のサイドストーリーとして),05/07/31の日記(「百鬼解読」と)

関連本編
絡新婦の理狂骨の夢鉄鼠の檻

1952(昭和27)年5月
場所
信濃町近辺
登場人物
平野祐吉,矢野妙子(19),川島喜市,平野宮
以上,絡新婦の理を参照。
小坂(→鉄鼠の檻
医師(→狂骨の骨降旗参照)


鬼一口
     ⇒ 06/09/01の日記(「魍魎の匣」のサイドストーリーとして),07/04/01の日記(「塗仏の宴」のサイドストーリーとして),05/07/31の日記(「百鬼解読」と)

関連本編
魍魎の匣塗仏の宴

1952(昭和27)年7~9月
場所
小金井
登場人物
鈴木敬太郎  地方新聞の植字工。
薫紫亭の主人  鈴木の将棋仲間。和書専門の古書肆。京極堂の知人。
ビルマの戦線の将校  鈴木に肉を与える。
柿崎国治,貞(芳美の義母),芳美,不幸の蒐集者
上は,魍魎の匣を参照。


煙々羅
     ⇒ 07/03/04の日記(「鉄鼠の檻」のサイドストーリーとして),05/07/31の日記(「百鬼解読」と)

関連本編
鉄鼠の檻

1953(昭和28)年2月
場所
箱根
登場人物
棚橋祐介  箱根消防団底倉分団,入団13年目の古株。38,9歳。
堀越牧蔵(→鉄鼠の檻)  70近く,前年に引退。
和田ハツ  祐介の兄の婚約者。京都出身?


倩兮女
     ⇒ 07/02/25の日記(「絡新婦の理」のサイドストーリーとして),05/08/06の日記(「百鬼解読」と)

関連本編
絡新婦の理

1952(昭和27)年暮
場所

登場人物
山本純子(30)  
神原  敬虔な基督教徒である老教師。
小母さん  純子が子供の頃近所に住んでいたよく笑う女性。
男  純子に結婚を申し込んだ財閥の長(柴田勇二)。
暴漢  平野祐吉


火間虫入道
     ⇒ 07/04/01の日記(「塗仏の宴」のサイドストーリーとして),05/08/06の日記(「百鬼解読」と)

関連本編
塗仏の宴

1953(昭和28年)6月18~19日
場所
東京,伊豆

登場人物
岩川真司 目黒署警部補,刑事課捜査二係長。木場,青木の豊島区の所轄の元同僚。
少年  藍童子。
河原崎松蔵  岩川の部下。
佐野  鷹番町質屋主人殺しの犯人。


襟立衣
     ⇒ 07/03/04の日記(「鉄鼠の檻」のサイドストーリーとして),05/08/08の日記(「百鬼解読」と)

関連本編
鉄鼠の檻

1923(大正11年)秋
場所

登場人物
円覚丹  明治18年生。箱根明慧寺の貫主。
覚丹の祖父  真言宗金剛三密会初代教主。元山伏。明治29年死亡。
覚丹の父  真言宗金剛三密会二代目教主。大正11年死亡。
牧村拓道  覚丹の祖父の一番弟子。のちに秩父の真言宗系寺院の住職。



毛倡妓
     ⇒ 06/09/01の日記(「魍魎の匣」のサイドストーリーとして),05/08/08の日記(「百鬼解読」と)

関連本編
魍魎の匣

1951(昭和26年)春~1952(昭和27)年8月
場所
小金井
登場人物
お熊  元特殊慰安施設の世話役で散娼を束ねるポン引き。
辺見仲蔵(68)  谷中の板金工。
桑原暢子(42)  仲蔵の姪。
幸夫(11),貞次,粂子,井子,留夫  暢子の子。
豊子(18)  暢子の長女。
長門  昭和28年,木下の同僚の刑事。
木下圀治,青木
上は共通登場人物を参照。


川赤子
     ⇒ 06/08/29の日記(「姑獲鳥の夏」のサイドストーリーとして),05/08/08の日記(「百鬼解読」と)

関連本編
姑獲鳥の夏

1952(昭和27)年梅雨明け前
場所
中野(関口の家→京極堂)
登場人物
関口巽,関口の妻,中禅寺淳子,京極堂,鳥口守彦
以上,共通登場人物を参照。


今昔続百鬼-雲(2001)
07/05/06の日記


岸涯小僧…昭和25年初夏(5月か6月)  泥田坊…昭和26年1~2月
手の目…「泥田坊」の続き  古庫裏婆…昭和26年秋

場所
岸涯小僧…山梨県の山奥  泥田坊…長野県の山奥
手の目…群馬県の山中  古庫裏婆…山形県

登場人物
レギュラー
多々良勝五郎  妖怪研究家。
昭和15年に建築から妖怪に研究対象を変更。「一つ目一本足妖怪の起源に就いて」が最初の論文。
沼上蓮次(昭和28年31歳)  伝説蒐集家。
伝説好きの左官で,昭和16年初夏に多々良と出会う。
戦後は闇屋の手伝いから多々良に再会して,多々良の住む印刷所に住み込みで就職。
村木作左衛門  お化け愛好老人。
山梨の山村の大地主で,多々良の研究の後押しをすることに。
村木富美(昭和25年16歳)  作左衛門の養女。

岸涯小僧
雁田(樵),木村(根付職人)
土地売買推進派。
山本(元猟師),中井(下駄屋)
土地売買反対派。
津坂平四郎  作左衛門の古い友人。

泥田坊
田岡吾市  村の老人。
太郎  吾市の息子。
佳恵  別れた吾市の妻。
伊勢隆吉  田岡吾市の悪友。
田尾信三  温泉掘削師。

手の目
中井八兵衛  村の古老。
小針信介  宿屋の亭主。
金平  荒物屋。
滋治  粉屋の若主人。
作造  禿頭の村人。
菰田勘介  按摩富の市。
祟られ屋敷の生き残り,富田市造。

古庫裏婆
笹田冨与巳  「迷ひ家」の最年少同人。真珠。
優門院の巫女の甥。
栗田周次  周海。栗田コウの夫。
笠倉新海  和尚。栗田コウの2番目の夫。
今田相順  3人目の和尚。
栗田コウ  紫雲院の老婆。
浅野六次
要次。栗田コウの息子。
山浦匡太郎  隣村の素封家。蔵書家。
伴内  駐在の巡査。
伊庭  警視庁の刑事。
里村  監察医。
中禅寺  古書肆。拝み屋。





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