まあぼの交差点

北森鴻メモ

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蓮丈那智シリーズ

人物
蓮丈那智  東敬大学(東京都狛江市)助教授。
モンゴロイドとはかけ離れた端正な容姿。鳶色がかった瞳で長身。
内藤三國  那智の研究室の助手。
「鬼封会」の3年前に大学を卒業して助手に。「ミクニ」と呼ばれると特殊な反応をする。
教務部の狐目の担当者。  
那智の元同級生。かつて「この学界の重鎮であったさる教授の愛弟子,または後継者と目されていた」。
細谷  狛江署刑事(巡査部長)。
「触身仏」の5年前の卒業生で那智が助手に誘うが警視庁に。
佐江由美子  那智の研究室の助手。
「御蔭講」のときに,近代文学の研究室から移る。
秋月慎一  内藤の同級生。
「憑代忌」の事件の所轄の刑事。学部は違うが同じアパート。

凶笑面  ⇒05/11/15の日記
鬼封会(春休み)
岡山県の山奥。家の秘事として伝わる鬼封会と「修ニ会」との違いと廃仏毀釈運動の関係。
凶笑面(8月)
長野県北佐久郡H村。蔵から出てきた着けることができない凶笑面と蘇民将来伝説の関係。
不帰屋(冬,事件は2年前の3月)
東北地方F村。調査依頼主であるフェミニストの女性が「不浄の間」と呼ぶ離屋の秘密。
双死神(不明)
中国地方T県。製鉄技術をもとにした歴史の再構築に「税所コレクション」がからむ。三軒茶屋のビア・バーも登場。
邪宗仏(年明け後)
山口県**郡波田村。両腕が失われた秘仏とキリスト教伝来の関係。


触身仏(2002)  ⇒05/11/21の日記
秘供養(2月頃)
岩手県(推測)の人里離れた山奥にある,堆積岩に彫られた五百羅漢の謎。事件は東京。
大黒闇(7月)
大学近辺。天照大神→素戔鳴尊→大国主命の変貌とカルト的宗教サークルの変貌。
死満瓊(10月)
埼玉県での研究会。三種の神器,とくに巴紋と曲玉の考察。
触身仏(1月)
奥羽山脈麓の小さな山村。即身仏の2重構造。
御蔭講(不明)
中部地方郡部に伝わる御蔭講伝説ととわらしべ長者伝説の関係。


写楽・考(2005)  ⇒ 06/04/29の日記
憑代忌(よりしろき,10月頃)
どこかの県。「御守り様」と呼ばれる人形→五行の相克→憑代の変換。一方で,学園内で三國が憑代にされる事件も。
湖底祀(みなそこのまつり,?月)
F県火原村。湖底で見つかった鳥居から,鳥居が神社の付属物ではなく,神社が鳥居の付属物であるという主客の転倒。。
棄神祭(きじんさい,夏)
九州S県。保食神(うけもちのかみ)の考察から「喫人対象としてのシャーマンの存在」を導く。
写楽・考(しゃらくこう,1月)
四国。「仮想民俗学序説」の登場と式家に幻のフェルメールがあったことの証明。さらに,カメラ・オブスキュラを利用して絵師になった写楽への考察。

冬狐堂シリーズ

狐罠(1997)  ⇒ 06/10/27の日記

人物
宇佐見陶子  旗師,「冬狐堂」を営む。
横尾硝子  カメラマン。
プロフェッサーD  東都芸術大学教授。陶子の元夫。
潮見  天才的贋作師。
大槻  銘木屋。

畑中雅大  狛江に店を構える。
橘秀曳  銀座で橘薫堂を営む。
戸田幸一郎  国立博物館主任研究員。
細野慎一  元大英博物館ケミカルラボ専門技官。

鄭富健  極東保険調査員。

根岸・四阿  根岸署刑事。犬猿コンビ。


狐闇(2002)  ⇒05/11/18の日記


「双死神」の前年の初夏から1年間。

人物
宇佐見陶子  旗師,「冬狐堂」を営むがこの作品の大部分の期間で免許を取り消されている。
横尾硝子  カメラマン。蓮丈那智の仕事もしている。
ガスパール  陶子の同居猫。茶虎の雄。

越名集治  雅蘭堂(下北沢)を営む
畑中雅大  狛江に店を構える。
芦辺  富貴庵(上野,根岸の中間)を営む。骨董の世界の古狸。

蓮丈那智  東敬大学(東京都狛江市)助教授。
滝隆一郎  古代技術研究家。国立の美術館学芸員。
常岡  大阪市立博物館学芸員

弓削妃神子  弓削家当主。17歳。
その他


緋友禅(2003)  ⇒ 06/12/24の日記

人物
宇佐見陶子(40前)  旗師,「冬狐堂」を営む。
横尾硝子  カメラマン。陶子の親友でほぼ同年齢
越名集治  「雅蘭堂」(下北沢)を営む。
プロフェッサーD  東都芸術大学教授。陶子の元夫。
大槻寛二  銘木屋。
根岸・四阿  根岸署刑事。犬猿コンビ。

弦海礼次郎  陶器の目利き。陶子の「師匠」。
重松徳治  掘り徳。古墳からの出土品を掘り出す。
橋口  浦和署の刑事。
久美廉次郎  糊染めタペストリーの作家。友禅染工房の手伝いを仕事とする。
鈴本元  円空の民間研究者。
高嶋  国立歴史民族博物館(佐倉)の研究者。
北条喜八・樹十(鬼炎)・鬼十  木地師。
糸井榮一  四時庵(京都)を営む。


瑠璃の契り(2005)  ⇒ 07/01/05の日記

人物
宇佐見陶子  旗師,「冬狐堂」を営む。
横尾硝子  カメラマン。陶子の親友でほぼ同年齢
越名集治  「雅蘭堂」(下北沢)を営む。博多の根岸球太と知り合い。
プロフェッサーD  東都芸術大学名誉教授。陶子の元夫。

芦辺 「富貴庵」(上野と根岸の中間あたり)店主。
杉本早苗  陶子の美大時代の同級生。
沼倫太郎  元東都芸術大学講師で,陶子と早苗の油絵・洋画コースを指導。
坂本  「芸術潮流」編集者。
佐貫皓一  人形師。
根岸  博多の屋台店主。
三田村晋也  「輝凛堂」店主。トラブルメーカー。





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