カテゴリ:選挙にいこう 文句いう前に
先日の京都市長選挙で、「部分的に」実施された電子投票。
現物を見てないので、報道情報しかわからないのだけれど。 「投票をやめる」の選択肢を選ぶと「持ち帰り票」になる という。 「手書き投票」の場合に、「投票の意志」は示して投票所に行くが、実際の投票で「投票したい候補者がない」場合に、「白票」という行動がある。 「電子投票に無効票はありえない」という前提で、「持ち帰り」の扱いになるのかもしれないが、 本来、「投票用紙は持ち帰らない」指示がされてなかっただろうか。 「選択肢」として「持ち帰り」があるのならば、「紙の投票」でも「持ち帰り」が認められている? 「中身の違うもの」を集計しちゃいかんぜ。 【市選管では4年前の前回市長選で、東山区で初めて電子投票を導入し、今回、上京区にも広げた。 モニター画面には候補者の名前のほか、全国共通に「投票しないで終了する」との選択肢も表示される。これを選んだ有権者は、上京区で446人、東山区で180人に上った。 市選管によると、いわゆる白票は無効票としてカウントするが、電子投票では投票行為を途中で中止したものとみなし、「持ち帰り票」とするよう特例法に定められている。 操作をせずに返った人を含む「持ち帰りと思われる票数」は、上京で452、東山で182。手書き投票の他9区で持ち帰り票は計6票しかなく、両区で際だって多くなった。 実際に白票の意志を示したいと思っていた有権者からは「無効投票にならないのはおかしい」との指摘や、「白票と思って投票したのに、投票しないで持ち帰ったと見なされるのは納得できない」といった声もある。 市選管は、手書きでは白票を認めているため、電子投票の結果公表時の分類などを改善することも検討していくという。】(京都新聞電子版) まだ「市長選挙単独」だから、白票は少ないと予想されるが、補欠選挙がかぶったり、 国政選挙で比例と選挙区があったりすると、かなり「持ち帰り」になるのではないか。 しかし、全市「951票差」で市長が決まる中で、人口の少ないほうの2区だけで600票超の「持ち帰り票」って、大きいな…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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