スキーは「直滑降」だ 続実践編。とにかく、緩斜面を直滑降で滑りきろう。 (「スキーは直滑降だ。」続) http://plaza.rakuten.co.jp/akatamago/diary/200801120001/ スキー板はそもそも真っすぐ進むようにできている。 わざわざ「斜め」に滑るのは、高等技術。 漢字の「木」より「板」を先に習ってどうするんだ? …というのが、「ハの字」から始めない理由。 直滑降から始めるメリットは、とにかく「本数」をこなせる。一日券の元を取れ、という貧乏性もあるが、 回数を滑らないと面白くない。 そこそここなしたら、カーブの練習へ。 物理学的に、スキー板は、雪を圧縮するほどよく滑る。 直滑降から「右」に回りたければ、「左」を前に出せばいい。 左足に体重をかけたら自然に右に曲がっていく。 (左手でグーを握って押し出せ、というと自然に左足に力が入ります) 曲がった後は、ほっといても「重力」で「下」に向く。 これだけでも、「初級ゲレンデ」はすいすい。 「ハの字」で苦戦してるスクールのお嬢さん達を尻目に、うちの子達はぶっ飛ばす。 (いや、考えすぎかもしれないけど、)簡単に滑れたらコーチ料が高く思われるから、わざとボーゲンに時間かけてるんじゃないか?と思ってしまう。 いくらでも機会のある雪国育ちと違って、「二泊三日」で帰る者は、翌年までにカンを忘れないために、「その年のこと」はしっかり身につけないと無駄になるんですよ。 楽しさがわかれば、いろんなことに挑戦できる。 (「スキーは直滑降だ」続続) http://plaza.rakuten.co.jp/akatamago/diary/200801140001/ 中級コースになると、斜度がちょっとあるのと、 斜面の凹凸が目立つ。 コブをうまく使ってターンを決めると、カッコイイ。 (ゲレンデスキーなんてのは、ほとんどが「格好つけ」みたいなもん) その前に、小さい凹凸は「膝の屈伸」で越える。 (モーグルの里谷選手をお手本) 初級の直滑降練習で、おもいっきり前傾してたのを、ここで初めて、身体をおこす。 左右の振りも、膝を使えるようになると、ずいぶん自由ができるし、 ちょっと膝を傾けるのを覚えると、パラレルターンの時のエッジの練習に使える。 「ハの字」の欠点は、自転車の補助輪と同じく、 「底面積」を広げてしまうこと。 パラレルがボーゲンと根本的に違うのは「重心を底面の外に出す」こと。 開いた脚の内側に体重を乗せる癖をつけたら、抜けるのに苦労する。 後で抜く癖なら、初めからつけないのが一番。 シュテムターンだといって、曲がるたびに開け、閉じろと言われたら、面倒だわ(コーチ料のために余分に時間かけてるんじゃないか…?) じつは体重の軽い子供の場合、パラレルより、「ウェーデルン」のほうが身につけやすいようにも思います。 「ハの字」は止まるための技、と割り切って、滑りまくるのが「二泊三日」スキーヤーの上達法。 「いくつのワザを身につけたか」が問題ではない。 (「スキーは直滑降だ」続続続) http://plaza.rakuten.co.jp/akatamago/diary/200801210000/ さいきんのカービングスキーは、エッジがカーブしてるので、膝をまげて雪面に「カーブの内側」(だいたいは「谷がわ」)にエッジを引っ掛けたら、自然に曲がれるらしい。 (自分で履いたことがないので「らしい」としか言えない) エッジを鋭角に入れようと思えば、上体は傾けず、膝から下を傾けて、板の底の角度を取ればいい。 (もちろん「前傾」はしたまま) このへんは、スノボの兄ちゃんがボードの両側を交互に使いながら、上体を安定させてるのが参考になりそう。 ボードでは絶対にできないのが「ストック」 右にターンしたいとき、体を前に伸ばして、右前方に狙いをつけて、 ストックを突くのとあわせ、(ストックをコンパスの針にして) 小さく跳び上がるつもりで体をうかせて、そのまま右にむいて着地すると、 かなり「直角」のターンができます。 パラレルで回ったほうが楽なんですが、 ボードの人達の目前で、直角(鋭角)ターンを決めると、ちょっと気持ちよかったりします。 「二泊三日」スキーヤーで、このくらいは充分楽しめます。 (と言っても、最終日は子供たちは半日券で自由に滑ってるのに、オヤジは朝から温泉で骨休め。 子連れで夜行は難しいので、早朝発の「半日+1日」で一日半しか滑れない) あー、久しぶりにスキー行きてぇー…。 ジャンル別一覧
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