葬儀にまつわる・・・・江戸時代の「村八分」では、一切の協力を断絶するというペナルティの中で、残りの「二分」として、家事と葬式の手伝いは残すコミュニティのきまりでした。 「コミュニティ」中心から「商売」主導になるなかで、業者の有利な「しきたり」が恣意的に広がり、 「マナー本」とよばれるものが「理屈ぬき」で「世間の常識」として大手をふっています。 「友引に葬式をすると、友達を引っ張っていく」 …そもそも、「友引」にはそんな意味はない。三国志の時代、戦争をするのに「占い」で、「決着がつかず、共に兵を引く(共引)」を、語呂あわせしただけのもの。 高齢社会の中で、ハゲタカ産業(こういう動物の例えをすると、ハゲタカやハイエナに失礼だが)がしのぎをけずっています。 「みなさん○○されてます」とか、「○○すると、亡くなった父上も喜ばれます」とか、シロウトを狙ったセールストークで、誘導する「プロ」に従うより、ちゃんとご自身の気持ちを大事にしてください。 |