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2023  2/24 任期中最後の質問に立ちました

 本日、任期中最後となる質問(一問一答質問)に立ちました。傍聴にお越しいただいたみなさん、マーブルテレビやネット中継でご覧いただいたみなさんに御礼を申し上げます。

 また、質問にあたっては、様々な現場の実態をご教示いただきました。心からの御礼を申し上げます。一問一答質問項目表をホームページの「議会の取り組み」にアップしました。質問の様子は、下記の島根県議会ホームページでご覧いただけます。
 島根県議会ホームページ

 私は今回、島根原発にしぼって質問。昨年6月に島根原発2号機の再稼働同意を表明した丸山知事に対して、現行の避難計画は課題が山積し、再稼働への県民合意もないと述べ、「原発ゼロを決断し、省エネ・再エネ推進で新たな産業と雇用を創出すべきだ」と迫りました。

 質問の中で、①党が実施した市民アンケートでは約6割が再稼働に反対していること、②コロナによる医療ひっ迫や大雪による交通障害などを通じ、避難計画に実効性がないことは明白と強調。その上で、現行の避難計画は、入院患者は山陽3県や四国・関西地方までの転院が計画され、命と健康を顧みない冷酷な計画と指摘し、「再稼働強行は県政への信頼を失墜させる」と訴えました。

 丸山知事は「複合災害への対応を含め、避難計画には実効性がある」と強弁。これに対し、私は「実効性を判断するのは、避難する当事者や避難に携わる医療や福祉、学校、保育関係者だ」と反論し、各施設への詳細なる調査を要求。丸山知事は、避難にあたって「ご負担をかけることは申し訳ない。円滑に実施できるよう理解を求めたい」と述べました。

 私は「実効性があるとの認識は、県が安全神話を振りまき、誤ったメッセージを送ることになる。2号機の再稼働同意は撤回すべきだ」と主張しました。また、広島県庄原市議会が昨年3月に「島根原発2号機の再稼働に反対する決議」を採択していることを紹介。「この決議こそ避難計画の実効性を否定するもの」と強調しました。(写真は、庄原市議会の決議)

 来週からは、27、28日と常任委員会(文教厚生委員会)の審査が行われます。3月1日は地方創生・行財政改革調査特別委員会、3月3日に本会議(議案表決)が開催され、2月定例県議会は閉会となります。

 「くらし一番、何よりいのち」の立場で精一杯、論戦したいと思います。

 庄原市議会の決議
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