フランスのLangue SMS
日本では、「あけおめ」とか略すのが伝統芸だが、もちろんメールやSMS上でも略すのは普通のことだ。
しかし、フランス語でも同じようなことがやられていて、SMS利用中しばしばその暗号のような略し方に悩まされる。もちろんフランス人も昔から略すのは大好き国民で、svpなんかその典型例。昔大学の授業を受けていて、友達のノートにtoでおわる単語が頻出していたので聞いたら、-tionとのこと。
それがSMSになれば増殖するのは日本と同様だ。
そんな暗号をまとめたサイトがこちら。Le langage chat et SMS
目についたものをあげてみると、
alpとかaujというのはまあ何となく分かる気がするのだが、a2m1というのは難解だ。mr6も、その種のを見慣れないと分からない。
c'estをCと書くのは、やり始めると癖になる。
しかしgとかgtって書かれても、それが発音の同じj'aiとかj'étaitと嫁というのは難しすぎる。jvも同根だけど、gとかgtに比べるとなんとなく分かりやすい気がする。SMS語だというのが際立つのかもしれない。
ちなみにjvはje vaisだ。j'y vaisではないんだ。
quand とかquiとかquoiというのをkを使ってkan, ki, koiとするのは、フランス人でなくてもやりたくなる。
rendez-vousはrdvだそうだが、手書きでも昔からRDと略していないか?
savaというのは略になっていないが、çを出すのが面倒ということか。
それからTというのがT'esの略だが、すでにT'esの時点で学校で習う正統フランス語からは逸脱したファミリアな言葉であり、教科書でフランス語を勉強した外国人にはハードルが高い。
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